二次創作小説(新・総合)

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逃走中 ~月に定められた世界~【完結】
日時: 2021/12/15 20:25
名前: ウィオ (ID: J69v0mbP)

ウィオ版逃走中第29弾!
今回の舞台はゼルダの伝説・ムジュラの仮面の世界「タルミナ」!
そのタルミナの中心にある大きな都市「クロックタウン」では
三日後に行われるカーニバルの準備が行われていた。
町の人たちはその祭りを楽しみにしている。しかしそれを良く思わない人もいた。

――何故ならその三日後には空の月が落ちてきて、タルミナの世界が滅んでしまうから。

逃走者はその3日間をハンターから逃げ惑う。果たして、逃げ切る者は現れるのか?



{逃走者紹介}

カンナ(男)(ファイアーエムブレムif){29}
ソレイユ(ファイアーエムブレムif){8}
翠星石(ローゼンメイデン){28}
金糸雀(ローゼンメイデン){9}
保登 心愛(ご注文はうさぎですか?){8}
奈津 恵(ご注文はうさぎですか?){6}
スラリン(ドラゴンクエスト5){4}
ジュエル(ドラゴンクエスト5){4}
小泉 花陽(ラブライブ){7}
絢瀬 絵里(ラブライブ){6}
桜坂 しずく(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会){3}
朝香 果林(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会){1}
金田 イチエン(超ガッコウ伝 ガット!){23}
カイル・ブロフロフスキー(Southpark){2}
ケニー・マコーミック(Southpark){3}
片瀬 真宵(あっちこっち){5}
春野 姫(あっちこっち){1}
戌井 みいこ(あっちこっち){1}
小倉 ひかり(ライフル・イズ・ビューティフル){2}
バレッタ(ヴァンパイアシリーズ){2}
辻 翔平(ゆうやみ特攻隊){8}
鉄 萌(ゆうやみ特攻隊){6}
チエル(プリンセスコネクトRe:Dive){2}
甘谷 茶々子(尊き夢の世界){5}
ルイス・キャロル(文豪とアルケミスト){1}
三木 露風(文豪とアルケミスト){1}
堀 辰雄(文豪とアルケミスト){1}
星空 みゆき(スマイルプリキュア){1}
佐藤 和真(この素晴らしい世界に祝福を!){1}
ワタル(ポケットモンスター){1}
浅倉 透(アイドルマスターシャイニーカラーズ){1}
樋口 円香(アイドルマスターシャイニーカラーズ){1}
藤沢 柚子 (オンゲキ){1}
キン肉マンビックボディ(キン肉マン){1}
紅 閻魔(Fate/Grand Order){1}
星宮 いちご(アイカツ!){1}
桜木 霊歌(作者組){25}
天竜(作者組){3}
エイジア(作者組){11}
92(作者組){1}
エレキング(作者組){3}
konakun.(作者組){24}
モンブラン博士(作者組){21}
クロノスエボル(作者組){7}
柊(作者組){3}
ゼット(作者組){19}
トッティー(作者組){3}




▽今回の舞台はタルミナ!
▽相変わらず自首狙いの金糸雀!
▽百合っ娘傭兵・ソレイユ
▽バレッタちゃんはやはり恐ろしい!
▽チエルちゃんの破天荒っぷり!
▽果たして、逃げ切る者は現れるのか?

Re: 逃走中 ~月に定められた世界~ ( No.32 )
日時: 2021/11/16 21:44
名前: ウィオ (ID: J69v0mbP)

>桜木霊歌さん

ご指摘すみません! 辰兄の紹介を追記しました!;

もうじきゲームが始まります!
果たして、今回の逃走中はどうなるのか、お楽しみに下さい!(*´▽`*)


では!

Re: 逃走中 ~月に定められた世界~ ( No.33 )
日時: 2021/11/16 22:05
名前: エレキング (ID: 8YX.EuJG)

どうも、エレキングです!
今回は壮絶なゲーム展開になりそうですね…

Re: 逃走中 ~月に定められた世界~ ( No.34 )
日時: 2021/11/16 22:27
名前: ウィオ (ID: J69v0mbP)

>エレキングさん

今回は重要な回ですからね……重い感じのゲームになります。
これからメインストーリーがどんどん進んでいきます!
お楽しみに下さい!


では!

Re: 逃走中 ~月に定められた世界~ ( No.35 )
日時: 2021/11/17 19:43
名前: ウィオ (ID: J69v0mbP)

「最初の朝」


金糸雀「中々ファンタジックな町かしら~!」テクテク




花陽「こういう町とか、初めてだな~……あ、ワンちゃんいる~」キョロキョロ




ひかり「よーし、頑張るぞ~!」




カンナ(男)「ブローチ……」







{ゲームスタートまで}





10







































































{START}


{残りゲーム時間  120:00}


ハンター3体「」バシュウウウン

(スタートと同時に、3体のハンターがクロックタウンの時計塔の前に光と共に出現した)

ハンター3体「……」タッタッタ

(そして走り出す3体――)



-------------------------------------------------------------------------------


カンナ(男)「賑やかな町だな……」


(今回の舞台は、タルミナの中心にある都市「クロックタウン」。
 施設が充実しており、宿屋、射的屋、酒場、雑貨屋、質屋などの施設が存在する。

 個性的な人が多く住んでおり、中には異種の者もこの町に住んでいたり。

 街の外には大きな草原「タルミナ草原」がある。街の外にはモンスターが蔓延っているため、
 子供が街を出ることを禁止している。

 47人の逃走者が、この街の中を3体のハンターから逃げ回る。

 果たして、逃げ切る者は、現れるのか――)


------------------------------------------------------------------------------



{クロックタウン(南)}


ココア「うわ~、なんだか皆忙しそうにしてるな~」




ムトー親方(出典:ゼルダの伝説ムジュラの仮面)「急げ! カーニバルまであと3日だ。それまでにこのやぐらを完成させるんだ!」

(ガタイが良く、厳つい顔をした大工のおっさんのムトーが大工たちに指示を出していた)

大工「お、親方ぁ、本当にカーニバルの準備を続けるつもりですか?」

ムトー「何か問題があるか?」

大工「問題大有りですよ! あの空高くにあるでっけえ月! そろそろ逃げたほうがいいっすよ!」

ムトー「あんなデマを信じてるのか! カーニバル準備の中止はぜってえしねえぞ!」ペッペッ





ココア「月……? ひっ!? すっごい怖い顔……」

(空を見上げてみると、巨大で不気味な顔つきの月が確かにあった)

月「……」

ココア「あの月が何だろ……?;」









金糸雀「さーて、今度こそ自首できるように、あらかじめ場所を把握しておくかしら!」タッタッタ

(このゲームでは自首ができる。自首はクロックタウン南にある時計塔の裏にある魔方陣で行う。
 その魔方陣の中に10秒間入れば、それまでの時点での賞金を獲得できる――)

金糸雀「自首できる場所は何処かしら~?」タッタッタ

(時計塔の裏にあることに気づいていない、金糸雀――)










茶々子「なんだか、ノスタルジックでもあり、ファンタジックでもある街だな。んんー、一言で何て表現したらいいのか分かんないな……;」テクテク

(街を見渡しながら歩いている彼女)

茶々子「なんていうか、不思議な街?」テクテク









イチエン「何の準備をしてるんだ?」

(お金好きな少年・金田イチエンは大工たちの働きを見ていた)

ドンッ

イチエン「あわっ;」フラッ ←後ろから誰かにぶつかられた

トト(出典:ゼルダの伝説ムジュラの仮面)「あ、すまなかったねえ。前がよく見えないもんでね;」

(ずんぐりとした体型の魚人のトトであった)

トト「大丈夫かね?」

イチエン「あ、大丈夫っす、はい;」

トト「それなら良かった……う~む、そろそろ始まるのだな」

イチエン「何かイベントでもあるんですか? なんか大工たちが忙しそうにしてますが」

トト「この街でカーニバルが行われるのだよ。大工たちはその準備をしてるのさ」

ムトー「張り切って行くぞー!!」

トト「おっと、町長のところに行かないと。少年、失礼するよ」テクテク

(トトは東方面の街へと向かっていた)

イチエン「へ~、カーニバルか~……ん?」

(その時、自分の足元に細長い木材が落ちているのに気付いた)

イチエン「おおー、長い木の棒だ! これでバラ組のゾンビみてえな奴らを倒した事を思い出すな~」

※自分のクラスのライバル的存在であるバラ組と戦ったことがあるイチエン

イチエン「おらっ!! それっ!!」ブンッブンッ

イチエン「あー、懐かし~! もうどれくらい前だ、倒したn」

ムトー「おうそこの木の棒振り回してるアンタ! カーニバルの木材で何やってんだ!; 業務妨害罪だぞ!」

イチエン「えっ」






ピーポーピーポー

白井モモ(出典:怪盗ジョーカー)「今日の取調室で何食べたい?」

イチエン「いつも通りカツ丼でお願いします」

黒崎ギンコ(出典:怪盗ジョーカー)「分かった」



《金田 イチエン         逮捕     〔残りゲーム時間〕》
       残り  46人           [117:50]



(これで23回目の逮捕だ――)










{クロックタウン 東}


ケニー「ムフムフフフムフムフフムフムフムフムフフ~ム?」
   (結構賑やかだな~。でも何だろ、なんか不穏な感じが……ん?)

(ケニー・マコーミック、マト当て屋を発見)

ケニー「ムフムフムフム、フフフ?」ガチャッ
   (何だろ、ここ)



------------------------------------------------------------------------------------


{マト当て屋 ハニーとダーリンの店}


ダーリン(出典:ゼルダの伝説ムジュラの仮面)「お客さんのようだよ……ハニ~」ンフフフフフ

ハニー(出典:ゼルダの伝説ムジュラの仮面)「お客さんかしら? ダーリン」ウフゥ~ン

(店の中央にある円型の大きな台の上には、立って抱き合いながらクルクルと回っているカップルの店員・ダーリンとハニーがいた)

ケニー(なんかいかがわしい雰囲気の店だな)

ダーリン「あっ、良かったら遊んでいく?」

ケニー「ムフフムフムフ? ムウフフ?」
   (この店って何? 風俗?)

ダーリン、ハニー「ブフッ!!(;゚Д゚)」

ダーリン「ど、どうしたらそんな店に見えるんだい……ここはマト当て屋だよ;」

ハニー「ここは爆弾を使ってマトに当てていく遊技場なのよ~;」

ケニー「ムフ」
   (へ~)

ハニー「今日はボムチュウ当ての日なのよ。ねっ、ダ~リン」

ダーリン「今日はカーニバルが近いから無料だよ」

ケニー「ムフムムムフムフムフムフ」
   (じゃあ、遊んでいこうかな)

ダーリン「OK! ボクたちが1曲踊っている間に全てのマトにボムチュウを当ててごらん」

ハニー「だけど、この台から落ちちゃダメなのよ。ね、ダ~リン」

ハニー「ボムチュウの使い方は分かるかしら?」

ケニー「ムフムフム?」
   (ぼむちゅう?)

ハニー「設置するとね、あなたの正面に向かって真っすぐ走っていって~」

ダーリン「何かに当たるか、一定時間後に爆発する、新型バクダンなのさ~。尻尾を引っ張れば作動するよ」

ケニー「ムフムフムフムフ」
   (なるほどふむふむ)

ダーリン「じゃあいいかい? ミュージックスタート!」




{マト当て START} {残り時間 1:00}



ケニー「ムムムフムフムムムフフ、フフ」
   (これがボムチュウか……えい)グイッ ←ボムチュウの尻尾引っ張る

ボムチュウ「シュウウウウウウウ」コンッ


ドガアアアアアアアアアアン!!


ケニー「ン゛ン゛フフフウ゛ウ゛フウ゛ウ゛ウ゛フウ゛!!;」ピュウウウン

(ボムチュウがケニーに当たり、爆発した。ボムチュウを自分のほうに向けたまま尻尾を引っ張ったため、ケニーのいる方向に突進していったのだ)



《ケニー・マコーミック         死亡     〔残りゲーム時間〕》
          残り  45人           [116:15]



ハニー「なんてこった! ケニーが殺されちゃった!」

ダーリン「この人でなし!」









ピリリリリ♪


(情報は、メールで知らされる)


ココア「『ケニー・マコーミックが死亡。残り45人』」


翠星石「まーた死んでんですかアイツwww」






---------------------------------------------------------------------------------------




{クロックタウン 北}



スラリン「ここは遊び場かな~?」ポヨンポヨン


(他のエリアと一変して滑り台と大妖精の泉があるだけの物静かなエリアである、北方面のクロックタウン――)


パチン パチン

スラリン「? 何の音だろ?」

ジム(出典:ゼルダの伝説ムジュラの仮面)「」パチン、パチン

(どうやらジムという見た目5歳ほどの少年が、吹き矢を空高く浮いている大きな風船に何度も当てているようだ)

スラリン「? 何やってんだろ……ねえ君、何やってんの~?」ポヨンポヨン

ジム「……何だよ、ちびスケ。オレは今吹き矢の練習で忙しいんだ!」

ジム「風船も割れねえ見た目してる癖して、このジム様の邪魔をすんな! シッシッ!」

スラリン(生意気な子だなぁ;)

スラリン「僕だって風船ぐらい割れるよ」

ジム「手足無いのに?」

スラリン「しゃくねつほのお」ボオオオオオオ!!

風船「」メラメラメラメラメラ!!

(スラリンの吐いた灼熱炎が、風船を包み込み灰にする)

ジム「(;゚Д゚)」

スラリン「ほら、割れたでしょ」

ジム「割ったというより消し炭にしてんじゃねーか!;」






ジム「ま、まあ、お前、スライムの癖に中々やるなぁ~!」

ジム「お前なら、町の外の天文台にあるボンバーズのアジトに行ける秘密の暗号を特別に教えてやってもいいいぜ!」

スラリン「? ぼんばーず?」

ジム「困り事を抱える世の人々を助けるために活動する少年団だ! リーダーはオレ、このジム様だ!」

ジム「んで暗号のほうだが、タダじゃ教えられないな。それなりのテストを受けてもらうからな!」

ジム「覚悟はいいか?」

スラリン「いいよ~」

ジム「よーし、ヤローども、集まれ!」

(その時、バンダナを巻いた4人の少年(全員ジムと同じくらいの年齢)がジムの元に集まった)

ジム「これからオレたち5人が町の中で逃げたり隠れたりするから、全員捕まえてみろ!」

ジム「期限は夜明けまで。それまでに全員捕まえられたら暗号を教えてやる!」

スラリン「夜明けまでテストするの? 親御さん心配すると思うんだけど……;」

ジム「うちらのかーちゃん毎日クソ忙しいからオレたちが今何してるかなんて把握してねー;」

ジム「そんでテストの話に戻すが、小道具を使ったりして捕まえたりすんなよ! いいな? 絶対だぞ!」

スラリン「灼熱炎で捕まえたり、吐きながら追っかけまわすのはOK?」

ジム「町中を焼け野原にする気か!; オレたちの命も無いわ!; 禁止に決まってんだろ!;」

ジム「とにかく、準備はいいか? スタートだ!」

ジムと4人の子供「」パタパタパタパタパタ

(スタートと同時に、パタパタと逃げ出した5人の少年であった)

スラリン「元気だね~」




------------------------------------------------------------------------------------


(その頃、クマはお手製のタブレットでゲームの様子を見ていた)


クマ「ほうほう、スラリンが少年5人と鬼ごっこネ~。これはミッションのネタになるクマ!」

(クマはタブレットを操作して、ミッション①を発動させた――)



-------------------------------------------------------------------------------------




{残りゲーム時間  115:00}




ピリリリリ♪


みゆき「ん? 何かな……あ、『ミッション①』!」



モンブラン博士「『ボンバーズという少年5人組が町の中で鬼ごっこを始めた』」

霊歌「『少年たちはバラバラに行動している。残り100分までに全員捕まえないと』」

ソレイユ「『ハンターが5体追加される。急ぎたまえ』」





≪MISSIONⅠ  ハンター追加を阻止せよ≫

ボンバーズという少年5人組が町の中で鬼ごっこを始めた。
少年たちはバラバラに行動している。残り100分までに全員捕まえないと、
ハンターが5体追加される。





しずく「鬼ごっことは、いかにもお子様って感じですね」



ジュエル「わ~、鬼ごっこって楽しそうだな~!♪」キラキラ



姫「参加しましょう」





(果たして、ボンバーズを捕まえられるか――)




------------------------------------------------------------------------

残り逃走者……カンナ(男)、ソレイユ、翠星石、金糸雀、ココア、メグ、スラリン、ジュエル、
       花陽、絵里、しずく、果林、カイル、真宵、姫、みいこ、ひかり、バレッタ、辻、
       萌、チエル、茶々子、キャロル、露風、辰雄、みゆき、カズマ、ワタル、透、円香、
       柚子、ビックボディ、閻魔、いちご、霊歌、天竜、エイジア、92、エレキング、
       konakun.、モンブラン博士、クロノスエボル、柊、ゼット、トッティーの45人。



続く

Re: 逃走中 ~月に定められた世界~ ( No.36 )
日時: 2021/11/17 20:25
名前: 天竜 (ID: ZQ/BM/dz)

天竜です。

カンナ(男)はブローチを取り返せるといいですね。そしてゲームが始まってケニーが死亡してイチエンは逮捕されましたね。ケニーの死亡もこれからケニーが出て来ると毎回のことになりそうですね。最初のミッションは鬼ごっこですか、ミッションの行く途中で推しキャラの誰かと合流したいですね


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