二次創作小説（新・総合）
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- 逃走中マスターライジング〜PrinceMemory〜
- 日時： 2022/04/30 17:25
- 名前： Sビート ◆tm1pVTQmqw （ID: u4ehXYUD）
逃走中マスターライジング Dブロックが開幕！
舞台となるのは「逃走中〜三色王国戦争〜」が行われた「とある王国」。
果たして20人の逃走者の内 本戦に進出するのは誰だ！？
〜Dブロック 逃走者〜
オーロラ（募集参加）
小野田坂道（弱虫ペダル）
各務原なでしこ（ゆるキャン△）
上条当麻（とある魔術の禁書目録）
神崎有希子（暗殺教室）
キラ星シエル（キラキラ☆プリキュアアラモード）
ギロロ伍長（ケロロ軍曹）
狛枝凪斗（スーパーダンガンロンパ2）
坂上あゆみ（プリキュアオールスターズシリーズ）
紫吹蘭（アイカツ！）
島村卯月（アイドルマスターシンデレラガールズ）
迅宗（募集参加）
戦場ヶ原ひたぎ（物語シリーズ）
高海千歌（ラブライブ！サンシャイン！！）
野乃はな（HUGっと！プリキュア）
野原みさえ（クレヨンしんちゃん）
骨眼鏡（募集参加）
松風天馬（イナズマイレブンGO）
松野トド松（おそ松さん）
ルパン三世（ルパン三世）
（50音順・敬称略）
※このスレは元々過去ログで執筆していたもので、
過去ログで執筆不能となり書けなかったものを書くため過去ログより移植&補完したものとなります。
そのため 本来あったコメントなどはこちらでは見ることが出来ません。
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- その20 ( No.22 )
- 日時： 2022/04/30 18:14
- 名前： Sビート ◆tm1pVTQmqw （ID: u4ehXYUD）
【６５：２０】
あゆみ
「誰かと一緒にいることも必要なのかな・・・
私が変わったのも フーちゃんとの出会いがきっかけだったから・・・」
1人の時間が続き 不安が拭えないあゆみ。
あゆみ
「でも 私のことを騙してこようとしてくる人だったらどうしよう・・・
プリキュアにはそういう敵もよく近づくって グレルとエンエンも言ってた・・・」
協力する相手を見極める判断力も 逃走中に必要だ・・・
みさえ
「はぁ〜・・・時々こうしてリフレッシュしないと やってられないわよ・・・」
海を眺めて精神的なダメージを癒そうとする みさえ。
みさえ
「もうすぐ本格的な夏がやって来るわね・・・
♪海小屋借りたの 古びた家なの それでも楽しい 二人だけよ〜」
骨眼鏡
「それ 岩崎宏美さんの『夏に抱かれて』ですよね！？」
みさえ
「え！？ きゃあ！・・・って骨眼鏡君じゃない」
そこへ 骨眼鏡が合流・・・
骨眼鏡
「すみません 懐メロ好きでつい反応してしまって・・・」
みさえ
「い、今のは忘れて頂戴ね？ お、おほ、おほほほほほ・・・」
骨眼鏡
「？？」
骨眼鏡（コピー）
「・・・・・・」
みさえ
「まあ コピーアンドロイド！ 貴方が持ってたのね！」
骨眼鏡
「ミッション 頑張りましたよ」
みさえ
「ねぇ ちょっといい？ 今後どんなミッションがあるか分からないでしょう？」
骨眼鏡
「おっと その手には乗りませんよ！ ミッションがない間は敵同士ですから！」
みさえ
「もう 何言ってるの！（ちっ・・・バレたか）」
アンドロイド目当ての協力の持ちかけは そう簡単には応じない・・・
トド松
「うーん アンドロイドどころか 他の逃走者が見当たらない・・・」
同じく アンドロイドを持つ逃走者を狙うトド松。
トド松
「あっ やっと見つけた！」
神崎
「この辺りは直線が多いから ここで見つかりたくない・・・」
トド松
「うーん 違うか・・・」
ようやく見つけた神崎は アンドロイドを持っていない・・・
トド松
「誰が持ってるんだろう・・・ひたぎちゃんかな？
ただ カースト上位のクールビューティーを説得するのは難易度が高いな・・・」
ひたぎ
「私は基本的に誰かと組むつもりはないわ」
当のひたぎは 協力の意思はないようだ。
ひたぎ
「私が予選を突破できるよう 次は本気で勝ち取りに行くわ・・・」
自分以外は全員が敵というスタンスを貫く・・・
【６４：３０】
シエル
「エリアでも食べ物を売ってるのね・・・これなら少し減らしても大丈夫そうだったわ」モグモグ
持参してきた食べ物を食べてエネルギーを補給するシエル。
シエル
「せっかくだから 何か買って食べましょう！」
そう言って 屋台へ駆け寄る・・・
なでしこ
「あっ ひえるひゃん！（あっ シエルちゃん！）」モガモガ
その屋台には なでしこが先客で来ていた・・・
【なでしこ 屋台カウンター[3]】
シエル
「なでしこ 何食べてるの？」
なでしこ
「ここね ワッフルの店なんだよ！」
シエル
「あら 美味しそう！ 私も買うわ！」
住人
「はい 毎度あり！」
シエル ワッフル購入・・・
なでしこ
「思い出したんだけど シエルちゃんってスイーツの店やってるんだよね？」
シエル
「ウィー！ パリに1店 いちご坂に1店よ！ あとキラパティもやってるわ！」
なでしこ
「私 キラパティに行ってみたいと前から思ってるんだけど 遠くて行けなくて・・・」
シエル
「それなら キラパティの方から来てあげる！ いちかに頼めば きっと大丈夫よ！」
なでしこ
「わあ すごい！ ありがとう シエルちゃん！」
シエル
「いちか達も きっと喜んでくれるわ！」
キラパティに 新しい常連が生まれそうだ・・・
千歌
「善子ちゃんが一番最初にドラマ枠で呼ばれたのは ビックリしたなぁ
しかも 結構名演技だったから・・・」
善子（異空間ツッコミ）
「善子じゃなくて ヨハネよ！・・・あと ありがと！」
千歌
「？ 今 善子ちゃんの声が聞こえたような・・・気のせいかな？」
メンバーの演技力に舌を巻いていた様子の千歌。
千歌
「他のみんなが出られなかった分 しっかりと結果を残さないと・・・」
Aqoursの最初で最後の砦となっただけに 是が非でも逃走成功を果たしたい・・・
オーロラ
「結構誤解されがちだけど 常連でも捕まる度に本気で悔しくなるんだよな
『あー、また捕まったかー』ってあっさりとした感想は出ないからな」
半分以上のSビート版逃走中に出場しているオーロラ。
オーロラ
「だから今回は 7回分の悔しさをこのマスターライジングで果たしてやるんだ！」
ハンターLS
「・・・・・・」
そこへ ハンター・・・
オーロラ
「うおお 言ってるそばから・・・！」
すぐさま 身を隠す・・・
ハンターLS
「・・・・・・」
オーロラ
「やべぇ 来てる・・・」
しかし ハンターもオーロラの隠れ場所へ接近！ しのげるか！？
ハンターLS
「・・・・・・」
オーロラ
「とにかく 気配を消して・・・！」
ハンターLS
「・・・・・・」
オーロラ
「・・・・・・」
ハンターLS
「・・・・・・」
気づかれなかったようだ！
オーロラ
「よし・・・これまでの出場で 感覚は研ぎ澄まされてきたんだよ・・・！」
7回の積み重ねは 全てこの日のためにある・・・
残り時間 ６３：３０
逃走者 残り１６人
オーロラ 小野田坂道 各務原なでしこ 神崎有希子 キラ星シエル
狛枝凪斗 坂上あゆみ 迅宗 戦場ヶ原ひたぎ 高海千歌
野乃はな 野原みさえ 骨眼鏡 松風天馬 松野トド松 ルパン三世
- その21 ( No.23 )
- 日時： 2022/04/30 18:17
- 名前： Sビート ◆tm1pVTQmqw （ID: u4ehXYUD）
【６３：２０】
住人
「聞いたか！？ 隣の国で盗賊団の被害者が出たらしいぞ！」
住人
「その前にも 別の国で宝が盗まれたばかりだよな？」
住人
「まあ 大変ね・・・うちの国に来たりしないかしらね？」
ルパン
「おいおい そんな世界を股にかけている怪盗が 俺達の他にいるってのかよ？」
王国の周辺の国々では 盗賊団の被害が相次いでいるようだ・・・
ルパン
「時代が時代だったら 商売敵になってたかもしれねぇな・・・」
迅宗
「あの待機部屋 カラオケがあってもおかしくなさそうなんですよね・・・」
本戦進出者の待機部屋が気になる迅宗。
中では 予選突破を決めた逃走者が楽しいひと時を過ごしているが・・・
迅宗
「ゼロ・ハンター編の牢獄も ホテル内のカラオケ引っ張り出してきてましたし
次に触れる機会があったらHOUND DOGSの『R★O★C★K★S』を歌いたいと思ってるんですよ」
迅宗
「・・・っ！」サッ！
スタッフ
「どうかしましたか？」
迅宗
「いや 自分で言うのもなんですが 今の発言フラグだったなと思って・・・」
十八番を披露するのは 待機部屋か 牢獄か・・・
はな（コピー）
「・・・・・・」
はな
「いい？ 誰かが来たら手を挙げてね！」
コピーアンドロイドを使い ハンターを見張るはな。
はな（コピー）
「！！」サッ
はな
「えっ！？ ハンター来たの！？」
早速 アンドロイドが誰かを発見した・・・
はな
「誰だろう・・・」
本人が確認に向かう・・・
天馬
「あっ はなちゃん！」
はな
「天馬君だ・・・よかった ハンターじゃなかった・・・」
見つけたのは 天馬だ。
はな（コピー）
「・・・・・・」
天馬
「あぁ！アンドロイド！」
はな
「えへへ 頑張って手に入れたんだ！ もしあれだったら 一緒に行動する？」
天馬
「えっ いいの？」
はな
「うん ライジングを制した天馬君がいてくれると心強いよ！」
天馬
「そっか ありがとう！」
骨眼鏡とは対照的に 積極的に協力者を増やす考えのはな。
より盤石な態勢を作り 予選突破を狙う・・・
坂道
「いる ハンター・・・」
ハンターKR
「・・・・・・」
一方 一人でいる坂道はハンターを目撃。
坂道
「僕の足じゃハンターから逃げ切れないから 目がもっと欲しいな・・・
でも このゲームでそういうのは難しそうだよね・・・どうしよう・・・」
こちらも誰かと協力したいが 今一つ苦戦気味だ・・・
【６２：３０】
トド松
「もう30万円超えてる！ 結構ランクの高い店で合コン出来るし 二次会までいけるね！」
増える賞金に魅力を感じるトド松。賞金の使い道は友人関係のようだ。
トド松
「賞金をゲットするには自首もいいけど やっぱりエスケープタイムを狙っていきたいね！
成功すれば 一気に108万円までいけるし休めるしで一石二鳥だよ！」
予選エスケープタイムには肯定的な意見も見せる。
果たして このブロックで待ち受けるエスケープタイムとは・・・？
骨眼鏡
「あ、お花屋さんだ・・・」
神崎がグラジオラスを買った花の屋台を 今度は骨眼鏡が発見。
骨眼鏡
「僕 元々農業やってましてね・・・こんな感じの花とか玉ねぎとか育ててましたよ・・・」
ちなみに現在は食品工場で働いているという。
骨眼鏡
「逃走中も転職と同じで 時には思い切った決断も必要かもしれませんね・・・」
シエル
「ふぅ・・・ご馳走様！ これで次のミッションが来ても大丈夫ね！」
食事を食べ終え エネルギー満タンのシエル。
妖精に戻る問題は 当分の間心配なしだ・・・
シエル
「それにしても この国の料理ってとってもトレビアンね！ 今後も何個か買っていこうかしら？」
すっかり屋台の食べ物が気に入ったようだ。
シエル
「せっかくだから ピカリオとビブリーにも食べさせたいわ！ お土産屋はどこ？」
スタッフ
「申し訳ないですが 架空の国ですので・・・」
シエル
「そうだったわね 残念・・・」
もはや 完全に旅行の気分になっている・・・
神崎
「あれ 人が集まってきた・・・」
住人
「今年もいよいよ始まるわね！」
住人
「お嬢ちゃん 異国の者かい？ 是非この祭りの楽しさを母国へ伝えておくれ！」
神崎
「は、はぁ・・・」
国王
「ただいまより 三色祭りを開催する！ 皆の者 存分に楽しんでゆくのじゃあああ！」
住人達
「「「ワアアアアアアアアッ！！」」」
千歌
「おぉ ついに始まったんだ！」
狛枝
「・・・あの王様 弐大クンじゃないかな？ 横にいる東条さんは・・・王妃かな？」
三色祭りが開催され エリアはかつてない賑わいを見せる！
残り時間 ６１：４０
逃走者 残り１６人
オーロラ 小野田坂道 各務原なでしこ 神崎有希子 キラ星シエル
狛枝凪斗 坂上あゆみ 迅宗 戦場ヶ原ひたぎ 高海千歌
野乃はな 野原みさえ 骨眼鏡 松風天馬 松野トド松 ルパン三世
- その22 ( No.24 )
- 日時： 2022/04/30 18:19
- 名前： Sビート ◆tm1pVTQmqw （ID: u4ehXYUD）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
一方 その頃・・・
エーミラ
「・・・はっ！？」
グマネル
「あっ 気が付いたよ！」
レケータ
「よかった・・・大丈夫？」
王子達3人は ぶつかって気絶した少女・エーミラを見守っていた。
エーミラ
「ここ どこなのです・・・？ あなた達は・・・？」
ブリアン
「俺はブリアン！ ここは俺達の秘密の隠れ家だ！」
4人がいるのは 王子達が森の中に作った秘密基地・・・
ブリアン
「ごめんな 俺がぶつかっちまったばかりに・・・」
エーミラ
「いえ 全然大丈夫なのです！ 私も前見てませんでしたから！」
レケータ
「とりあえず 怪我がなくて何よりだよ」
グマネル
「ところで どこかへ行くところだったの？」
エーミラ
「ただの買い物なのです 夕食の野菜を買いに来ただけなのです」
レケータ
「え？ 今日はお祭りだからやってないよ？」
エーミラ
「はれっ！？ そうなのですか！？」
グマネル
「もしかして お祭りのこと知らないの？」
エーミラ
「はい・・・隣の国から来たのです」
ブリアン
「それ 遠くないか？ お前の国には店がないのか？」
エーミラ
「いえ・・・今は私はお婆ちゃんのいるこの国に預けられているのです
私の住む国は この国の隣です」
レケータ
「お父さんとお母さんは？」
エーミラ
「それが・・・変な男の人達に連れていかれて・・・」
3人
「「「えっ！！？」」」
エーミラ
「私はお母さんに言われて逃げてきたのですが・・・うぅ お父さんとお母さんに会いたいのです・・・！」
グマネル
「それは大変だねぇ・・・」
ブリアン
「なんか 可哀想になってきたな・・・」
エーミラ
「でもきっと ピンチの時には英雄が現れてくれるに違いないのです！
そう 黒魔導士を倒したあの伝説の3人の王子のように！」
レケータ
「へ、へぇー・・・それは知ってるんだ・・・」
エーミラ
「この国の王子にはその血が流れてるはずなのです！
あぁ どうか私のお父さんとお母さんを助けて欲しいのです！」
3人
「「「えぇ〜・・・」」」
グマネル
「幸い 僕らが王子とは知らないみたいだけど・・・」ヒソヒソ
レケータ
「俺達 ものすごく期待されていることになっちゃうよ・・・」ヒソヒソ
ブリアン
「あんな大人と戦うなんて無理だぞ・・・」ヒソヒソ
エーミラ
「はぁ・・・王子は何処に・・・」
レケータ
「あ、あのさぁ！ せっかくだから お祭り楽しんでいかない？」
エーミラ
「えっ いいのですか？ 私 お金はあまり持ってないのですけれど・・・」
グマネル
「大丈夫 僕らが出すよ！」
ブリアン
「だからさ もっと笑顔になろうぜ！」
エーミラ
「みんな・・・ありがとうなのです！」
ブリアン
「とりあえず あいつを元気づけるのが精いっぱいだな」
レケータ
「うん 流石にほっとくわけにはいかないからね・・・」
グマネル
「王子ということは絶対にバレないようにしなきゃ・・・」
こうして 4人は祭りへと繰り出した・・・
一方 王国の広場では・・・
住人
「いよいよ始まるな！」
住人
「今年は俺達赤陣営が優勝するぜ！」
住人
「何を言う！ 緑陣営が連覇するに決まっているだろう！」
住人
「青陣営のこと 忘れてもらっちゃ困るぞ！」
国王
「それではただいまより 『三色の陣』を始める！
皆の者 それぞれの陣営へ散らばるのじゃああああああ！！」
全員
「「「「「おおおおおおおおおおおお！！」」」」」
王妃
「王子捜索に祭り中の警備・・・今年は例年以上に兵士達が大変ね」
国王
「これも全てあの王子達が原因なのじゃが・・・一体どこに・・・？」
国王達が心配する中 三色祭りのメインイベント「三色の陣」が始まった！
その頃 司令室では・・・
ビート
「では ここであのミッションにいきましょう・・・まずは下準備です！」ピッ！
ゲームマスターが 通達を送った！
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【６１：３０】
プルルル プルルル
はな
「あっ メールだ！」
天馬
「えっと 何だろう・・・」
オーロラ
「『通達①、噴水広場に1体のブラウンクロウが出現した』」
ひたぎ
「『彼を見つければ 次のミッションで有利になる特典が与えられる』それは大きいわね」
坂道
「『ただし先着3名のみだ 急ぎたまえ』噴水広場・・・どっちだ・・・？」
上位3名に与えられる特典 手にするのは誰だ！？
なでしこ
「ちょっ まだ食べ終わってな・・・ゲホッ、ゴホッ！」
【なでしこ 屋台カウンター[4]】
残り時間 ６１：２０
逃走者 残り１６人
オーロラ 小野田坂道 各務原なでしこ 神崎有希子 キラ星シエル
狛枝凪斗 坂上あゆみ 迅宗 戦場ヶ原ひたぎ 高海千歌
野乃はな 野原みさえ 骨眼鏡 松風天馬 松野トド松 ルパン三世
- その23 ( No.25 )
- 日時： 2022/04/30 18:21
- 名前： Sビート ◆tm1pVTQmqw （ID: u4ehXYUD）
噴水広場のブラウンクロウを見つければ 次のミッションに関する特典が得られる！
ただし 先着3名までだ！
シエル
「特典・・・何が貰えるのかしら？」
ルパン
「ただ見つけるだけでいいのか？ 随分甘いご褒美だな」
内容の記されていない特典に 困惑の色を見せる逃走者達・・・
はな
「ミッションで有利になれるって絶対いいものだよ！ 行こう行こう！」
天馬
「そうだね 多分損はしないはず！」
みさえ
「これはもう 取るっきゃないわよね！」
オーロラ
「行くか 噴水広場！」
しかし ミッションで有利になると聞き 多くの逃走者が噴水広場へ向かい出す！
神崎
「こうやって誘って 後で不利になる状況を押し付けるパターンもあるんだよね？」
迅宗
「怖いですよね・・・何かありそうですよ・・・」
一方で 通達の内容を怪しく思い 向かわない者も・・・
「・・・あっ、いた」
そんな中 早くも見つけた人物が・・・
ブラウンクロウ
「・・・・・・」
狛枝
「もしかして ボクが最初？」
偶然噴水広場にいた 狛枝だ・・・
狛枝
「ボクみたいなゴミが一番乗りしちゃって なんだか申し訳ないね・・・」
ブラウンクロウ
「・・・・・・」スッ
狛枝
「ん？ ここで待ってろって？」
ブラウンクロウは その場で待つよう指示・・・
狛枝
「何だろう アイテムじゃないのかな・・・」
【６０：５０】
千歌
「うわぁ いる・・・」
ハンターKR
「・・・・・・」
千歌の行く手に ハンター・・・
千歌
「急いで行かないと取られちゃうのに・・・」
現在残っている逃走者は16人。競争率は非常に高く 僅かなタイムロスさえ致命傷となる・・・
坂道
「駄目だ ここからじゃ絶対間に合わない・・・」
運悪く噴水広場から最も離れた場所にいた坂道・・・
坂道
「この時間を利用して 次のミッションで動けるようにしておこう・・・」
ここで足の調子を整え ハンデをカバーしたい。
シエル
「あら？ あそこ 人が集まってるわね・・・」
こちらも距離が遠く 既に諦めているシエル。
一カ所に集まる住人達を見つけた・・・
シエル
「ボンジュール！ あなた達 こんなところで何をしているの？」
住人
「おう これから『三色の陣』で戦うんだ！ 今はその準備中だ！」
住人
「俺達の熱い戦いぶり 見ててくれよ！」
シエル
「わあ 楽しそうね！ 私も参加してみたいわ！」
逃走者は後に この戦いに巻き込まれることとなる・・・
「・・・いた！」
狛枝
「あっ こっちだよ」
ブラウンクロウ
「・・・・・・」
次にブラウンクロウを見つけたのは・・・
みさえ
「狛枝君がいるってことはきっと2番ね・・・でもやったわ！」
狛枝
「うん 2番で間違いないよ」
みさえだ・・・！
みさえ
「ここで待機していればいいのね？」
狛枝
「ハンターからはブラウンクロウが守ってくれるってさ」
みさえ
「まあ すごいじゃない！ ずっとやってて欲しいわね！」
これで 特典を得られるのはあと1人に！
【６０：１０】
ひたぎ
「もうすぐ 噴水広場よね・・・」
トド松
「何が貰えるかな〜 ハンターに追われない権利かな？」
オーロラ
「あと少しだ・・・ここは取っておきたいな！」
噴水広場に近いのは この3人！
狛枝
「また誰か来たね」
みさえ
「あの中の誰か1人が 私達と同じ権利を手にするのね！」
トド松
「うわぁ オーロラさんも来た・・・」
オーロラ
「あと1人かもしれないからな 絶対負けないぜ！」
ひたぎ
「ここね・・・さあ 行くわよ！」
3人がほぼ同時に広場に到着！
一斉にブラウンクロウを探しに繰り出した！
トド松
「おーい ブラウンクロウさーん？」
オーロラ
「この辺 茶色の服装の人多すぎだろ・・・！」
ひたぎ
「まずは一回遠くから見て・・・」
みさえ
「誰が来るのかしらね・・・」
狛枝
「本当は教えたいけど それじゃあつまらないよね」
？？？
「・・・いた！」
ブラウンクロウの元に辿り着いたのは・・・
ひたぎ
「私で最後かしら？」
ひたぎだ・・・！
トド松
「えっ 終わり！？ 嘘だ！」
オーロラ
「マジか あとちょっとのところで・・・」
みさえ
「運動神経のあるひたぎちゃんが取るとなると ちょっと怖いわね・・・」
ひたぎ
「そうは言っても この後もらえる特典次第よね」
狛枝
「いやあ どんな特典か楽しみだね！」
プルルル プルルル
なでしこ
「『通達② 狛枝凪人、野原みさえ、戦場ヶ原ひたぎが特典を手に入れた』あー！間に合わなかったー！」
あゆみ
「『これよりゲームを一時中断する、逃走者は全員噴水広場に集まりたまえ』」
骨眼鏡
「一体何が始まるんだ・・・？」
3人が特典の権利を得るや否や 即座に中断されたゲーム。
これから逃走者達を待ち受けるものとは・・・？
残り時間 ５９：４０
逃走者 残り１６人
オーロラ 小野田坂道 各務原なでしこ 神崎有希子 キラ星シエル
狛枝凪斗 坂上あゆみ 迅宗 戦場ヶ原ひたぎ 高海千歌
野乃はな 野原みさえ 骨眼鏡 松風天馬 松野トド松 ルパン三世
- その24 ( No.26 )
- 日時： 2022/04/30 18:23
- 名前： Sビート ◆tm1pVTQmqw （ID: u4ehXYUD）
神崎
「14,15,16・・・これで全員かな？」
トド松
「ひとまず 噴水広場に全員集まったのはいいけど・・・」
千歌
「こんなパターン 初めてだよね・・・」
16人の逃走者全員が 噴水広場へと集結した・・・
これより彼らは 新たな戦いに身を投じることとなる！
プルルル プルルル
ルパン
「おっと メールだぜ！」
なでしこ
「読んで読んで！」
天馬
「えっと・・・『ミッション②、これより3チームに分かれての団体戦を行う』！」
全員
「「「おおっ！！」」」
迅宗
「やっぱり・・・王国でチーム戦を外すはずがないですから・・・」
天馬
「『逃走者はバトルボールを投げ 相手チームの逃走者を撃破していかなければならない』」
狛枝
「戦闘中みたいなルールだね」
天馬
「『チームの中で3人撃破された瞬間 そのチームが最下位となり
撃破された3人の中からランダムで1人 発信機が起動する』」
あゆみ
「じゃあ 誰か1人は捕まっちゃうんだ・・・怖いな・・・」
天馬
「『そして 最後に撃破した逃走者がいるチームが優勝となり チーム全員に網鉄砲が渡される』！」
オーロラ
「本家密告中の最終決戦ルールのようなものか・・・にしても全員網鉄砲は大きいぞ・・・！
天馬
「あ、もう1通ある！『通達②、これより予選エスケープタイムDを行う』！」
シエル
「来たわね エスケープタイム・・・！」
天馬
「『エリア内2カ所に「黒バトルボール」を転送した
これを使って相手を撃破すれば 予選免除となる』」
坂道
「あれ 随分簡単そうだけど・・・」
天馬
「『ただし その撃破でミッションの決着がつかなければ無効となる』」
ひたぎ
「それは難しいわね・・・黒でトドメを刺さないといけないんでしょう？」
天馬
「『撃破出来なかった場合は ミッション終了時手に入れた逃走者の発信機も起動する』」
はな
「うぅ やっぱりそういうのもあるんだ・・・」
MISSION② チーム戦に勝利せよ
これより3チームに分かれての団体戦を行う。
逃走者はエリアに隠されたバトルボールを手に入れ、
相手チームの逃走者に当てて 撃破していかなければならない。
撃破された逃走者は失格にはならないが 以降バトルボールを投げることが出来なくなる。
撃破された逃走者が3人になったチームが最下位となり、
3人のうち1人の発信機がランダムで起動し、ハンターに位置情報が伝わってしまう。
そして この時撃破した逃走者がいるチームが1位となり、
その報酬として チーム全員が「網鉄砲」を獲得出来る。
制限時間は残り40分までで、それまでに決着が付かなかった場合は網鉄砲は支給されず、
3チームの撃破された逃走者全員の中から1人の発信機がランダムで起動する。
通達② 予選エスケープタイムD
エリア内に「黒バトルボール」が2つある。
特製の宝箱に入っており、指紋を認証することで契約成立となる。
いずれかのチームが2人撃破された時より使用可能となり、
これを使って相手を撃破し、更にその撃破でミッションの決着が付いた時、
予選を免除し 本戦に進出することが出来る。
また、黒バトルボールの撃破で決着がついた場合、網鉄砲支給は無効となる。
ただし ミッションが終了した際に黒バトルボールで撃破出来てなければ、
契約した逃走者の発信機が起動してしまう。
なお、条件を満たしていない時に黒バトルボールを使っても 撃破することは出来ない。
狛枝
「チームはボクらが決めるのかな？」
みさえ
「ここはかなり重要ね・・・！」
ひたぎ
「ところで 特典ってこれのことかしら？」
ブラウンクロウ
「・・・・・・」フルフル
ひたぎ
「まだ何かあるっていうの・・・？」
チームは ブラウンクロウを見つけた3人が指名する形で決まる・・・
トド松
「やっぱり幸運の狛枝君は味方に欲しいな！」
シエル
「さっきもゲームの状況をよく見てあんなメール送って来たから 頭も切れそうね！」
千歌
「私！ 私狛枝君と一緒にやりたいから 指名してー！」
狛枝
「あはは ボクがこんなに人気者になるとはね・・・」
最初に指名するのは狛枝。誰を選ぶのか？
狛枝
「でもボクはもう決めてるんだ・・・アンドロイドを連れた 骨眼鏡さん！」
骨眼鏡
「1位指名か・・・でも よりによってあいつと・・・」
まず選んだのは コピーアンドロイドを連れた骨眼鏡だ！
狛枝
「君がアンドロイドを手に入れたんだね！ あの戦いを勝ち抜くとは やっぱり君は・・・」
骨眼鏡
「1回黙れ」
神崎
「さっきのミッションの影響か 因縁が生まれてる・・・」
みさえ
「そうね〜 誰が強そうかしら？」
次に指名するのは みさえ・・・
みさえ
「アンドロイドもいいけど・・・ここはもちろん ルパン三世よ！」
ルパン
「おう！ お嬢さん 俺に任せときな！」
みさえ
「やだもう お嬢さんだなんて〜♪」
こちらは実力を重視し ルパンを獲得！
ひたぎ
「こうしてみると 難しいわね・・・」
最後は ひたぎの番・・・
ひたぎ
「まずは人数差を埋めましょう・・・野乃さん 来てくれる？」
はな
「はいっ！ アンドロイドと一緒に頑張りますよー！」
こちらも アンドロイド持ちのはなを手に入れた！
そして その後も指名は続き・・・チームは以下のようになった！
赤チーム
小野田坂道 各務原なでしこ キラ星シエル 狛枝凪人 骨眼鏡 松風天馬
青チーム
オーロラ 坂上あゆみ 高海千歌 野原みさえ ルパン三世
緑チーム
神崎有希子 迅宗 戦場ヶ原ひたぎ 野乃はな 松野トド松
シエル
「コピーアンドロイドもいることだし 人数では一番有利よね？」
坂道
「しかも このチームだけ男子の方が多いね」
なでしこ
「これなら 絶対勝てるよ！」
あゆみ
「こっち 一番人数少ないなぁ・・・」
千歌
「でも 勝てる可能性は十二分にあるよ！ 奇跡だって起こせるはず！」
トド松
「黒バトルボール怖いな・・・抜け駆けはなしだよ？」
迅宗
「そういうあなたこそ やめてくださいね？」
ブラウンクロウ
「・・・・・・」（全員エリアに散らばれのポーズ）
全員
「「「おおっ！！」」」
いよいよ 激動の第2ミッションが始まる！
勝利を掴むのはどのチームだ！？
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