二次創作小説(新・総合)

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That’s Your Choice ~貴方が選ぶ物語~
日時: 2024/01/23 12:00
名前: マーキー・F・ジョーイ ◆Pehab0fcX2 (ID: 4fZ9Hn2K)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13112

これは、貴方の選択が展開を動かす物語…

良き終わりを迎えるか、最悪の終焉を迎えるかは、貴方の選択次第…

さあ、貴方の選択の扉を開きましょう!




この作品は選択肢から展開を決める選択式の物語です。
全選択肢のパターンを含めて書き貯めしているので、一話ごとの更新は結果集計後すぐにできると思います
※ただし仕事やその他事情でブランクが出る場合あり。

※ルール( >>19 にも再掲)※
・基本的な物語の最後に選択肢を用意(字数確認までできていないので場合によっては出ない場合もあり)。
・この選択肢をツ○ッター(現X)のアンケート機能を使って投票してもらう。
・アンケート期間は大体3日を予定し、集計結果で一番得票が多かった選択肢がその物語の展開に反映される。
・1位が同票だった場合、返信またはコメントにおいて理由が述べられているものを優先予定(それも複数・同票だった場合はダイスロールで高かった方を選択)。
・【総票数によっては】エンディングが変化する場合あり
・追加ルールあれば随時更新予定



※注意※
・二次創作(キャラクターがその物語のキャストを務めているドラマという設定)
・オリキャラ、ネタバレキャラあり
・クオリティ低め
・誹謗中傷や荒らし、スレッド内での喧嘩は厳禁
・キャラ崩壊あり
・チャプター内のストーリー更新は早いがチャプター毎の更新は遅め



Chapter1(美術館の悪夢)
キャスト:>>1
ストーリー:>>2-10
エンディングタイトル一覧:>>10

Chapter2(呪術書に願いを)※毎週月曜夜~火曜朝更新予定
キャスト:>>20
ストーリー:>>21 -
エンディングタイトル一覧:>>

Re: That’s Your Choice ~貴方が選ぶ物語~ ( No.9 )
日時: 2023/12/07 08:38
名前: マーキー・F・ジョーイ ◆Pehab0fcX2 (ID: 4fZ9Hn2K)

Your Choice is...
A:>40%<
B:20%
C:>40%<
(票数:5)

【Reason Judge】
未女川や黒今に聞いてもはぐらかされそう…
敢えて藤井の証言を聞いてみるのも良いかもしれない…



Your Choice is 【C:藤井好機】









穴田野「藤井さん、停電を治してくれてありがとうございました」

藤井「え、ええ。気にしないでください。これも仕事ですので」

藤井は少し気まずそうに作り笑顔を見せると、目を伏せながら顔を俯けた。

穴田野「そういえば藤井さんはどうしてこの展示室のブレーカーの位置を知っていたんですか?」

藤井「ええ。私は仕事の都合で【よくこの建物のメンテナンスに来ていた】んですよ。だから位置は把握していました」

穴田野「そうだったんですね。でも、まさかこんなことになっているなんて…」

藤井「本当ですよ…7連勤明けでようやく取れた休みだったのに…ついてませんよ…とほほ…」

穴田野「な、7連勤ですか!?お休みを取れないんですか?」

驚く穴田野に藤井は涙目になりながら乾いた笑いを零しながら続けた。

藤井「そうなんですよ…うちの工場は超絶ブラックでね。休みは週1がデフォですし、残業時間も週20時間は最低ラインなんですよ…でもまあ、【工場で殺人事件が起こってから】はマシになったんですけどね」

穴田野「さ、殺人事件!?」

藤井「シッ!声!声!…これで疑われたらどうするんですか!」

穴田野「あっ…すみません」

藤井は他の客たちの様子をキョロキョロ見まわすと、そのままヒソヒソ声で穴田野に続けた。

藤井「…うちの職場は異動も多いんですよ。ある日1人の有能な社員がいたんです。あの人がいるだけで残業時間も減るくらい仕事のできる人で…ただ、その人だけは常に異動を拒んでいたんです。まあ、90代のお爺ちゃんを嫁さんたちと介護しながら仕事に来てたから、遠方へはいけないってね」

穴田野「なるほど…確かに、遠いところへは行けなくなりますね」

藤井「でしょ?ただね、ある日上司が変なノート持ちだしてから急に心変わりしだして、異動を受けたって言うんですよ」

穴田野「それは不自然ですね…」

藤井「それで、その壮行会をやった後の帰りにその社員が上司を殺してたって話です。残念ながら、その社員も家族と無理心中してしまったみたいなんですけどね…」

穴田野「無理心中ですか…」

藤井「ええ。私はその時もこの美術館で剥がれた塗装を塗りなおしたり、電気のチェックをしたりしてて、現場に戻ったらあのザマですよ…アハハ…」

穴田野「そうだったんですね…あれ?でもメカニックなのに塗装もするんですか?」

藤井「ええ。何故かその面の技術も覚えさせられていますからね…まあ、美術品の鑑賞もなんですけど、DIYも好きなので塗装には慣れていましたけどね」

穴田野「多才なんですね」

藤井は不意に褒められて少し緊張が解けたのか、少し顔を赤らめながら笑った。

藤井「あはは…そんなでもないですよ………ただ困ったことに、【私が忘れていったペンキ缶】が凶器になってしまうだなんて…責任感じちゃいますよ…」

穴田野「えっ!?」

藤井「だから声!」

穴田野「す、すみません…忘れていったペンキ缶って、どういうことですか?」

藤井「ハイネさんを襲ったあのペンキ缶…昨日私がうっかり忘れていったものだったんです…赤・青・黄色・白の4色を持って行ったのに赤と青を忘れて帰ってしまって…」

穴田野「それは不運でしたね…」

藤井「あの時は7連勤の7日目というのもあったので………でもなんでこの特別展示室にあの缶があったのかがわからないんです。あのペンキ缶は【西女子トイレ横の椅子の下】に忘れていった筈でしたが…」

藤井の言う西女子トイレは美術館内だとこの特別展示室とは少し離れている場所だった。
特別展示室は東寄りの位置にあり、何者かが持ちだしたにせよ、入り口に警備員が立っている特別展示室へ持っていくのは難しいともいえる。

穴田野「西女子トイレ…ここからはかなり離れてるところですよね…?」

藤井「そうなんですよ…いったい誰がこんなことを…?」

藤井はそう言うと、1人ブツブツと考え込んでしまい、穴田野がいることを忘れてしまっているようだ…

藤井「…でもな…そういえば、【あの社長令嬢っぽい女性は常に美術館側と揉め事を起こしているらしい】し、もしかしてハイネさんじゃなくて【彼女が標的だった可能性】もあったりするのかな?…いや、でもそれだと作品に赤ペンキをかける辻褄が合わないよなぁ………考え過ぎなのかな…?ああ休みが欲しい………」

穴田野「…(何か考えこんじゃったみたいだし、この場を離れよう)」







穴田野以外の聞き取りは終わり、穴田野の番になった。

黒今「チッ…まだ終わんねえのか…」

未女川「もー!さっさと帰ってカラオケ行きたいんだけどー!」

藤井「ああ…私の貴重な休みが…」

穴田野が刑事の待つ部屋に行く道中も、客たちは難航している捜査に対して明らかにイライラを募らせているようだ…

穴田野が部屋に入ると、刑事は穴田野を椅子に座らせ、停電が起きた時に穴田野が何をしていたかなどを根掘り葉掘り聞いていた。
穴田野は自分が停電中何者かに抱き着かれて動けなかったことや、ペンキ缶が転がる音を聞いたことなどについて話した。隣では警察官が1人その証言を必死にメモしているようだった。

刑事「ご協力ありがとう。…さて、もう一つ聞きたいことがあるんだが、良いかね?」

穴田野「は、はい!」

刑事「そう堅くならなくても良い。キミの話や他の人の話を聞いた限りでは、この事件でキミが万屋さんを襲ったということは無いと見ているからね」

穴田野「そ、そうなんですか?」

刑事「事件に使われたペンキ缶を調べたところ、あの2つのペンキ缶からはキミの指紋はどちらも検出されなかった。それに、キミがぶつかったことや誰かの足を踏んでしまったことも、矛盾はしていないと判断したからね」

穴田野「アハハ…ありがとうございます」

刑事は少し緊張をほぐしたような笑顔でうんうんと頷くと、「さて…」と言いながら穴田野の顔を見つめなおした。

刑事「本題だが………キミは誰を怪しんでいるのかな?」

穴田野「えっ?」

刑事「恐らくだが、私たちはキミが積極的に他者の話を聞いている姿を見て、彼らが我々に話していない情報も聞いている可能性があると見ているんだ。協力してもらえないかね?」

突然の指名に驚く穴田野は、ただただ無言でコクコクと頷くことしかできなかった。

刑事「ありがとう。では改めて問おうか。キミは、この現場の中で誰が万屋さんを襲ったと思うかな?」




【Choice Time!!!】
誰が怪しい…?
A:未女川紅
B:黒今九亜
C:藤井好機
D:警備員


※コメント等OKです。集計期間については土曜日から5連勤の嫌がらせを受けているのと、14日からツ○ッターを見ない事も含めて早めの9日7時頃までにしようと思います。

※場面も大詰めが近づいてまいりました。果たしてグッドエンドを見ることができるでしょうか…?

Re: That’s Your Choice ~貴方が選ぶ物語~ ( No.10 )
日時: 2023/12/11 06:41
名前: マーキー・F・ジョーイ ◆Pehab0fcX2 (ID: 4fZ9Hn2K)

Your Choice is...

A:>50%<
B:0%
C:>50%<
D:0%
(票数:2)

One more Choice

A:>50%<
B:0%
C:>50%<
D:0%
(票数:2)

【Reason Judge】
特に意見なし

【Opinion】
Cもストレートに怪しい位置なので今回は譲って結末を見てみたい(By Aへ投票した人の意見)



Your Choice is 【C:藤井好機】







刑事「藤井…あの落ち込んだ感じの男性かい?」

穴田野「はい」

刑事は穴田野に対して少し掘り下げた質問をしながら、その理由を問うた。
穴田野は確証こそ持っていないが、彼の怪しい点などを淡々と答えていった。

刑事「フム…そうかそうか…わかった。ありがとう。参考にするよ」

刑事は穴田野に一礼すると、穴田野を退出させ、捜査を再開した。



暫くして、刑事が現場の皆を呼び集めた。

刑事「さて、諸君には大変迷惑をかけたね。犯人を見つけたので報告させてもらうよ」

穴田野たちは息を呑んで刑事に注目した。

刑事「犯人だが………藤井好機さん、貴方だね?」

藤井「…え!?わ、私ですか!?」

慌てた様子の藤井に対して、刑事は睨みを利かせながら続けた。

刑事「貴方はブレーカーの位置を知っていた。つまり、暗所でも犯行することができるということになり得るのです」

藤井「なっ…!?」

刑事はギョッとした表情を見せる藤井の肩に手を置いた。

刑事「良いんですよ。無理しなくても」

藤井「いや、私はただブレーカーを治していただけで…」

刑事「ああ。続きは署で聴いてやるからな」

藤井「ま、待ってください!!!私は本当に知らないんです!!!」

抵抗する藤井だったが、刑事は「はいはい。わかったから」と投げやりに返すだけで半ば押されるように特別展示室を退場していった。







事件から1か月後…

穴田野は何事もなかったかのようにテレビの電源をつけた。
もうすっかり美術館での事件については覚えていなかった。

穴田野「やっぱりアルセナルは強いなあ…マスターシティでも追いつけないなんて…」

テレビ『では続いてのニュースです。○○町で夫婦の遺体が見つかりました。遺体は藤井好機さん32歳とその妻の飛知さん22歳で…』

穴田野「藤井って………えっ!!?」

穴田野は驚いた。あの時万屋を襲撃した犯人だと言われていた藤井が亡くなったのだ。
どうやら2人で無理心中したとの報道だった。
また、遺体の近くに遺書らしきものが見つかっており、そこには『あらぬ冤罪をかけられ、会社もクビになり、生活ができなくなってしまった。あの時居た人たちを亡霊になっても許さない』という旨の文言が書いてあったらしい。

穴田野「そ、そんな…僕は…」

ショックを隠し切れない穴田野は震える手でテレビのリモコンを手に取ると、そのままテレビの電源を消した。
しかし、次の瞬間、ガタガタッと大きな音がしたかと思うと、本棚の本が数冊床に落ちていた。
穴田野は不思議そうな本を元の場所に戻したが、何かに引っかかっているのか、上手く本が収納できないでいた。

穴田野「なんでだろう………!?」

穴田野が引っかかっている場所を確認しようと本棚を覗き込んだ瞬間、突然足を何者かに引っ張られるような感覚と同時にバランスを崩して転倒してしまった。

穴田野「いたた…今のっていったい………!?」

痛めた足を擦りながら原因を探そうとしていたが、突然本棚がぐらつき、上から本がまた数冊落ちてきた。
また、運の悪いことに一冊の本の角が穴田野の頭に強くぶつかった。

穴田野「いっ…!!?」

落ちてきた本を見る間もなく、頭を抑えながら上を見ると穴田野の目の前に飛び込んできたのは倒れかかってきている本棚だった。

穴田野「に…逃げ…!!!」

穴田野は逃げようとしたが、転倒した時に足を痛めてしまい、身動きが取れなかった。

穴田野「あ…ああ………」

そしてそのまま本棚の下敷きになると、穴田野は意識を手放してしまった。

本棚に潰れた彼の骸の近くには、角が血で赤くなった『メカニック入門編』の本が彼を嘲笑うかのように転がっていた。

【DEAD END 心中しんじゅう察死さっしいたします】







語り部「おやおや…貴方はどうやらミスリードに乗っかってしまったようですね」
~ストーリーテラー おばけギャルソン(『怪談レストラン』)~

語り部「彼の工場では殺人事件を起こした挙句に無理心中が発生したようですが、まさか自分が無理心中するとは思っていなかったでしょうね」

語り部「ですが全てを失った人、追い込まれ過ぎた人ほど無敵になってしまい、とんでもない行動を起こしてしまうのは割とよくあるのかもしれませんね」

語り部「特に真面目な人間ほど、壊れた時の反動は大きいのです」

語り部「貴方を襲った事故は果たして偶然か、将又彼の復讐か…それは死してもなおわかることは無いでしょう…」

語り部「無論、死んでしまっては考えることすらできなくなるかもしれませんがね…」

語り部「では、またのご視聴、お待ちしております」







【GAME OVER】

~ENDING LIST~
PERFECT END:正しき幸せ者
GOOD END  :トラウマを乗り越えて
BITTER END :紅い濡れ衣
BAD END  :勘違いの代償とオカルトカルト
BAD END  :鈍色の後悔
BAD END  :道徳も捨てた男
DEAD END  :心中お察死いたします ←☆今回の結果☆



☆蛇足なまとめ…?☆
第一章は、惜しくもバッドエンドとなってしまいました…他のエンディングなどについては要望等あればお見せしていこうかなと考えております。
なにせこの話は書き貯めてあるものですから、新章の全パターンの書き貯めが出るまで更新する内容が殆どありませんからね…

ちなみにですが、今回は【条件によってはグッドエンドを越えるパーフェクトエンドのチャンスもありました】。
…まあ、正直に言うとこの票数と票の割れ方から【このデッドエンドよりももっと残酷な千日手エンド】も書こうかと思いましたが、流石に八つ当たりは良くないですからね…
皆様、投票していただき、誠にありがとうございました。

また新章が出来上がれば、更新等していきたいと思いますのでお楽しみに…!

では、That's Your Choice 第一章でした!


※コメント等OKです。

Re: That’s Your Choice ~貴方が選ぶ物語~ ( No.11 )
日時: 2023/12/11 07:58
名前: TTK ◆To/qi7k7Nk (ID: UgN/I8x0)

TTK「どうも、TTKです」

エレノア「パーモットのエレノアです」

ジェマ「こいつが妥協したせいでこうなったと思っているデカヌチャンのジェマよ!!」

ゾスマ「お仕置きとしてまた五大老呼ばわりしてた事と泰葉をヘルメット呼ばわりしてた事をバラ撒いた上に乾から粉悪秘胃こおひいを貰ってコイツに飲ませようと思うオーロンゲのゾスマだ!!」

TTK「おい!!…しかし藤井は犯人じゃなかった…訳か…やはり姫の証言と合わんから…」

エレノア「アンタ、未女川と警備員を怪しんで未女川に入れてたみたいね」

TTK「…こうなりゃマフジーさんに見せたメモ明かしても良いだろう」

★投票時の推理と気になったこと★

・席は左から未女川、黒今、穴田野、姫、藤井で入り口も左。
 →姫の証言的に警備員と未女川、黒今が怪しい

・藤井の証言には矛盾がある
 →藤井は青と赤のペンキを忘れたという。しかし現場には赤2つ。
 →凶器は青いペンキの缶。しかし、赤ペンキ缶で襲ったように見せかけた。

・一見怪しい藤井だが犯人だとしたらわざわざ姫の左に周り込んだことになる。
 →そんなことするくらいなら直接ハイネ襲うはずだが…?

・姫は穴田野に抱きついていて、穴田野は誰かの足を踏んでる
 →順当にいけば踏まれたのは黒今。その場合黒今は動いてないことになる。

・標的は誰か
 →現状はハイネ。姫を襲うには藤井の言うとおり赤ペンキをかける意味がない。特に構造を理解してる藤井が犯人なら2人の位置を間違えたりしないだろう。

・赤ペンキぶちまかれていたのに誰も汚れた人がいないように見える。
 →そういや未女川って赤いワンピースだったよな…ましてや赤いもの好きで赤いものを身に着けている…カモフラージュは容易か…

→怪しいのは未女川か警備員の障害が要らない警備員本人か

ジェマ「ふーん…未女川は赤いワンピースだったからカモフラージュは他の人に比べたら難しくなかったわね…」

TTK「ただ未女川の場合は警備員の障害をどう突破したかが気になるんだよな…ペンキ持ち込んでたら怪しまれるだろ?」

ゾスマ「藤井じゃなきゃ変だしな…警備員は障害が不要だが、ぶちまけたペンキが服に少し付いてても可笑しくない…」

TTK「しかし藤井を指名したらここまで惨いエンドになるとは…冤罪をかけられ人生めちゃくちゃにされた藤井の恨みは相当なものだっただろうな…;ただ未女川選択してもBitter止まりだったのか…?なら誰だ…?こうなりゃ他のエンディングも総じて見たいな…どの選択が正しかったのか、その根拠はどこにあったのかは見ないとスッキリできん」

エレノア「…安易な気持ちで犯人扱いしちゃダメってことね…冤罪を作った代償は大きいわ…」

TTK「正直もっと他の人も投票して欲しかったけどな…譲歩したのは藤井もある程度怪しいと思ったのもそうだが、ずっと未女川と藤井の1vs1の同数票が続いて埒明かんと思ったからでもある。今回は日にちそんなになかったとはいえ…こうなると犯人は警備員か…?ともあれ、他のエンディングも見てみるか!!コメントは、TTKと」

ゾスマ「ゾスマと」

ジェマ「ジェマと」

エレノア「エレノアでした!!」

Re: That’s Your Choice ~貴方が選ぶ物語~ ( No.12 )
日時: 2023/12/17 07:39
名前: マーキー・F・ジョーイ ◆Pehab0fcX2 (ID: 4fZ9Hn2K)

TTKさん>>
コメントありがとうございます!

今回は恐らく想定しているエンディングの中で最も無残なエンディングとなってしまいました…
とはいえ、投票者に罪はありません。政治同様投票しなかった人にh【(あまりに黒い発言のため切られました)】



えー、大変失礼いたしました。

未女川に入れたのですね。
このメモの内容から導いた犯人で予想しましたが、未女川を選択した場合などの結果は果たして…?

2票しか入らないで同票が続くならあとがきで言ったように【最も惨い千日手エンド】も視野に入れていました。
【沈黙は金…否、沈黙は鏖】というタイトルで((((((
※流石に表現がグロテスクすぎることになりえたため流石にストップしました

なお、他のルート等については自分がポケモン休止期間から戻った後、エンディングリストから1タイトル選んでもらう予定で行こうと思います。
※近いうちに戻ってくる予定です(ストーリークリアまであと少しの状態)

では、今後の展開をぜひお楽しみに!




ポケモン休止期間後に行う予定の選択肢を先にこちらへ置いておきます。

以下のエンディングから見たいIFエンディングをお選びください…
…いずれ全部載せる予定ですが、見たい順に選んでください。
1:トラウマを乗り越えて
2:勘違いの代償とオカルトカルト
3:鈍色の後悔
4:道徳も捨てた男
※なお、『PERFECT END』『BITTER END』はロックされています

Re: That’s Your Choice ~貴方が選ぶ物語~ ( No.13 )
日時: 2023/12/25 23:24
名前: マーキー・F・ジョーイ ◆Pehab0fcX2 (ID: 4fZ9Hn2K)

~えー、本来アンケートを取ろうか迷いましたが、多分反応ないと思うのでそのまま書いていこうと思います~







???「こんばんわ」

イフルート「私はイフルート…貴方の選ばなかった【もしも】の道を見せる者です…」

~【if】の精霊 イフルート(役:サーナイト『ポケットモンスター』)~

イフルート「今回の結末は、主人公が命を落としてしまう残念なものとなってしまいましたね…しかし貴方は責められません…この選択もまた【運】なのですから…」

イフルート「ですがもし、このルートを選んでいたら…この終わりが気になる…という一部の要望にお応えして、エンディングの条件と、マス…作者の全選択肢への苦労の供養も兼ねて、【もしものエンディング】をここに置きたいと思います…」
※なお、Wordにて書き貯めた分を原文ママで載せているので、時系列等に差異があった場合はごめんなさい

イフルート「では、貴方も【if】の世界へ………」








IF That ENDING is BAD"1"…

Now Loading…



BAD END-1
【道徳も捨てた男】
条件:拾ったチケットを捨てる



穴田野「………面倒事には関わらない方が良いよね。捨てておこう」

穴田野は少し気だるげに歩き出すと、拾ったチケットをゴミ箱へと捨てた。
あれだけ揉め事を起こしている人間がいる中では、イベントもまともに楽しむことなんかできないだろう。そう考えていた。

他の展示品を鑑賞して周ってからしばらく経ち、入場時間となったので穴田野が特別展示室前へ戻ってくると、女性が涙目になって何かを探していた。
恐らく落としたチケットを探しているのだろう。だが自分にはもうどうでもいい。泣きそうな表情でチケットを探す女性を一瞥して、穴田野は特別展示室へと入って行った。

イベントはほぼ何の問題も無く執り行われた。
途中、特別展示室の外で金切り声のような音がしたが、すぐに遠ざかって消えていった。

自分以外の客と主催者は客が4人しかいないことを多少訝しんでいたが、すぐに忘れてイベントを楽しんだ。

ハイネのイベントが行われた数か月後、テレビニュースで美術館の閉館が報道されていた。
どうやらスポンサーの中核を担っていた大手会社の社長を怒らせてしまったことによる経済制裁を受けてしまい、運営ができなくなってしまったらしい。
聞いた話では、その社長には娘がいたとのことだった。

穴田野「………まさかね」

そのニュースを見て、穴田野は多少心当たりがあったものの、まさかそれが原因では無いだろうとうっすら笑うと、卓上のコーヒーを飲みながらテレビの電源を消したのだった…

【BAD END 道徳も捨てた男】

語り部「いやー…まさか面倒事を避けるためとはいえ随分非道なことをなさったのですね…」
~ストーリーテラー おばけギャルソン(『怪談レストラン』)~

語り部「実際、自分の行動が大事を引き起こすなんてことは、誰も思うことは無いでしょうから仕方ありませんよね」

語り部「ですが、自分の行動には多少の責任を持たないといけませんよ?いざ自分が無責任に引き起こした大事で『こんなつもりじゃなかった』と後悔したり『私は何も知らない』と逃げまわったりしていては、いずれ痛いしっぺ返しを食らうことになりますからね…」

語り部「それも、我が人生を揺るがすくらい取り返しがつかないくらいのね…」

語り部「では、またのご視聴、お待ちしております…」







イフルート「まず1つめのバッドエンド。【道徳も捨てた男】でした。最初の選択肢で【捨てる】を選んだ際に発生する予定でした」

イフルート「流石にここを選ぶ人はいなかったでしょうね。見るからにバッドエンドの予感しかしませんでしたから…」

イフルート「さて…まだ時間もありますし、もう1つ見てみましょう…次はチケットの選択肢で起こりえた2つめのバッドエンドをお送りいたします…どうぞ…」







IF That ENDING is BAD"2"…

Now Loading…



BAD END-2
【鈍色の後悔】
条件:拾ったチケットを警備員に渡す



穴田野「…落とし物として警備員さんに渡そう…すいません」

警備員「はい?どうしました?」

穴田野「実は、さっきの女性がこれを落としたみたいなんですが…」

警備員「おお。これはこれは…ありがとうございます。私がお預かりしましょう。ささ、入場時間まではしばらくありますから、他の展示場でも見て回ってください」

穴田野「はい。お願いします」

警備員「………」

穴田野は警備員に言われるがまま、他の展示場で美術品を楽しんで回った。

しばらくして、穴田野は特別展示室へ戻ってきた。
すると、女性が涙目になりながら何かを探していた。

女性「どこに…どこに行ったんですの…?」

穴田野「あの…どうしました?」

女性「実は…チケットを落としてしまって…」

穴田野「えっ…?(あれ…?警備員さん、この人に渡してないのかな…)』

穴田野は困惑しながら辺りを見回したが、警備員の姿は無い。

女性「大切に持っていたはずなのに…どうして…」

穴田野「………」

警備員を探そうにもこの美術館は広く、探していたらイベントを見られなくなってしまう。
しかし泣きながらチケットを探す彼女を置き去りにしてイベントを楽しむのも心象が悪い。
彼の下した判断は…

穴田野「…もしかして、チケットというのはこれですか?」

自分のチケットを彼女へ渡すことだった。

女性「…!!それ…それですわ!貴方が拾ってくださったのね!?」

穴田野「はい。あの警備員さんと言い合いしていた時に落としていたみたいだったので探していました」

女性「そうだったのですね…感謝いたします。では。ごきげんよう」

穴田野「はい。楽しんできてくださいね」

女性は深々とお辞儀をすると、特別展示室へと入って行った。
穴田野はその姿を見送ると、ゆっくりと特別展示室から遠ざかり、一歩、また一歩と重い足取りで美術館を後にした。

穴田野「………これで、良かったんだよね」

人を助けたという気持ちとイベントが見たかったという気持ちが交錯しながら、今にも雨が降り出しそうな曇り空の下をゆっくりと歩いて帰っていったのだった…

一方、美術館のゴミ箱には、【真っ二つに破られたチケット】が乱雑に捨てられていたのだった…

【BAD END 鈍色の後悔】





語り部「まさか、善意のつもりでやったことがこんなことになるなんて思ってもいなかったでしょうね…」
~ストーリーテラー おばけギャルソン(『怪談レストラン』)~

語り部「確かに、落としたものを他人に預けるというのは倫理的にはある種正解です。しかし渡す相手を間違えばどうなるか…今回の件でお分かりになられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?」

語り部「特に、今回のケースなら、【揉め事を起こした相手】へ渡してしまっていますからね…業務上いけないとはいえ私怨を持っていてもおかしくは無いでしょう」

語り部「まあ、今回は運が悪かったですね。貴方は何も悪いことはしていないんです。善意が相手に悪用されたというだけの話なのですから…」

語り部「『やらぬ善よりやる偽善』なんて言葉も蔓延る世の中ですが、やり方を間違えれば自分が犠牲になるリスクも十分にあり得ますからね…」

語り部「尤も、自身が自己犠牲の精神で溢れている心の持ち主なら、『自分だけが我慢すれば良い』と割り切れるのかもしれませんがね…」

語り部「では、またのご視聴、お待ちしております…」







イフルート「はい。これが2つめのバッドエンド。【鈍色の後悔】でした…まさか警備員に渡すことがバッドエンドにつながるとは思っていなかったのではないでしょうか?」

イフルート「『落し物は警察へ』。これは倫理的には正しい行為ですが、今回の警備員は警察官ではありませんし、ストーリーのとおり、直前にトラブルを起こしていた相手ですから、思わぬ終わりを迎えていた可能性はあったでしょう」

イフルート「…さて、もう一つ…と行きたいところですが、今日のところは時間が来てしまったようです」

イフルート「クリスマスという聖夜でバッドエンドはどうなのかという声もあるかもしれませんが、良い終わりは最後に取っておきたいところでしょうからご勘弁を」

イフルート「では、またお会いしましょう。私を呼ぶ声があれば、次はグッドエンドもお見せいたしますよ。それまでしばし………」


※コメント等OKです。犯人や残ったエンディングの考察等あれば是非!そして残りのエンディングの答え合わせも兼ねてイフルートを呼んであげてください←
※あと30分くらいしかありませんが、メリークリスマス!!!


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