二次創作小説(新・総合)

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葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生
日時: 2024/08/08 08:22
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

女剣士です。
リク依頼・相談スレにて、親切な方が素晴らしいタイトルを浮かべてくれたので…立ち上げました。
勿論、荒らしやアンチ 意味不明なコメントはお断りです。
「応援してます」「無事に会えるといいですね」などの暖かいコメントは、いつでも大歓迎です。


〜あらすじ紹介〜
ダイたちとフリーレン一行はエクスデスとの死闘後、ある場所に集結する。
しかし、ダイの想い人を含む仲間たちがバラバラになってしまった。
その衝撃を受けないマリオたちと共に、ダイは仲間探しを開始する。
いざ、大冒険の物語に出発だ!!


第1章:長兄との再会 >>1-46
最終章:それぞれの旅立ち 前編>>47-59
最終章:それぞれの旅立ち 後編>>60-

37話〜46話>>47-59
47話〜最終話>>60-

47話>>60
48話>>61
49話>>62
50話>>64
51話>>66
52話>>67
53話>>68
54話>>70
55話>>72
56話>>
57話>>
58話>>
59話>>
60話>>
61話>>
62話>>
63話>>
64話>>
65話>>
最終話>>
エピローグ>>



〜来てくれた読者の皆様〜
シュンさん>>32

〜コメント返し〜
シュンさん>>33

今後の展開
リクエスト募集
誕生日企画
次回予告
主な組み合わせ
メイン作品一覧

スレッド誕生日:4月22日

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.49 )
日時: 2024/07/11 08:08
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第38話「若き国王の決意」


・ポップ視点


【パプニカ 玉座の間】


『ドサッ』


「ふぅ〜。こんだけの責務は、新米の王様にも応えるわ!」
レオナ「お疲れ様ポップ君。少し休憩しましょう?」
ポップ「そうだな!」


たまに、故郷のランカークス村に帰っているけど。
親父に毎回のように、ちゃんと役に立っているのかとしつこく聞いてくるんだよな。
アポロさんからも休みたい時に、休めばいいって言ってたからな。
それはそれで、すげー助かってるよ。


-----


「ねえ、ポップ君」
ポップ「何だよ?」
レオナ「あたしは。ティナのように、もっと頑張ってもいいのかしら……」


確かティナは、幻獣と人間との間に生まれた混血だったな。
ダイも同じように、そうして生を受けたんだろう。
逆にマァムは親父さんが戦士で、お袋さんが僧侶だったからな。
だからこそ、マァムを大切に出来るのはダイを置いて他にいないんだ。
初めてマァムにあった時、瀕死のダイに触れて回復していたからな。


-----


「レオナ!」
レオナ「何?」
ポップ「これからもこの国を…、今まで以上な位に安心出来る国にしようぜ!」
レオナ「ええっ。キミなら、そう言うと思っていたわ!」
ポップ「後はバッツとロックが、どう判断するかだろうな!」
レオナ「うん。ティナとエアリスも、これからどうするかをきちんと話し合わなきゃいけないもの!」


相手の為に、少しでも出来る事と。
相手の為を考えて、諦める事。
既にティナたちには、大切な人を選んでいる。
エアリスはロックを、ティナはバッツを迷わずに選んだ。
少しでも2人の負担を軽くする為に、彼女たちはそう決めたんだろうな。
今度はエアリスたちが無理をしないように、ロックたちがしっかり守らなければならない。
その支えもまた、大切だと俺は思うよ。

39話に続きます。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.50 )
日時: 2024/07/12 09:04
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

作者が不在になります。
最新話の更新は、戻り次第か明日になるのでご了承下さい。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.51 )
日時: 2024/07/14 14:29
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第39話「許された時間」


【リックスの村 バッツの家】


・バッツ視点


「バッツ。良かったらこのお花、使って?」
バッツ「……。エアリス……」


苦労して育てた大切な花を、俺の為にエアリスは分けようとしている。
確かに親父たちは喜ぶかも知れないけど、俺は……どうしたらいいんだ。
一晩だけ考えたいと言い返した後、エアリスは先にロックが来るまでトゥールの村にいると伝言を残していった。
あの闘いは本当に、夢のような戦いだったんだな。
リムル様たちがいたから、エクスデスやクレイマンたちを倒す事が出来たんだ。


-----


【モブリズの村】


・ティナ視点


「…………」
「よっ。此処にいたのかい? ティナ」
ティナ「あ、ロック………」


元の世界の記憶は、殆どないけど。
あの洞窟で私はロック、あなたに助けて貰った事がある。
記憶のない私を沢山気にしてくれたり、本部で私を心配してくれたりもしていた。
あの頃の私には、恋が何か分からなかったけど。
今なら、少しずつ分かって来た気がするの。
友人としての『好き』や、普通の好きとは少し違うかも知れないわ。


-----


『ギュッ……』


ロック「今だけだ……」
ティナ「えっ……?」
ロック「今夜だけでいい。せめてこの時だけでいいから、俺を受け止めて欲しい……」
ティナ「……。分かったわ」


こうして2人でいられるのは、最後になる。
今後私はバッツと共に旅を続け、ロックはエアリスと歩み続ける事になるの。
新たな祝福の門出は、明日から始まる……そんな気がするんだ。
フェルンちゃんから前に聞いたけど、フリーレンも私と同じように恋とか知らなかったみたい。
それ以外のことにあの人も鈍感だったなんて、全く知らなかったよ。


-----


【トゥールの村 宿屋】


・エアリス視点


『キィィィン……』


ロック「ただいま、エアリス!」
エアリス「お帰り。どうだった? ティナとの大切な時間、満足出来た?」
ロック「ああ。優しい母さんみたいな人だったよ、ティナは」
エアリス「そっか。もう、迷いはないんだね?」
ロック「ああ。ティナも分かってくれたよ、彼女はバッツと一緒に行くと決めていたからな」
エアリス「うん。バッツならきっと、だいじょぶだよね!」


彼が戻って来た時、すっきりした顔していたんだ。
わたしには見せない珍しい顔だけど、今度はわたしがあなたを守りたい。
私は古代種である前に、セトラの生き残りだから。
これからはロックと一緒に、色んな場所・洞窟を探検したいと思う。
わたしの知らない場所でハントしたり、時には一緒にお花を育てたりもしたいんだ。
そうなると分かっていたから、ロック自身は覚悟を決めたとわたしは思う。


-----

「ピカピ!」
ロック「ああ。これからも宜しくな、ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピッピカチュウ♪」


ふふっ、ピカチュウは可愛い。
わたしにも危害、加えないし。
ロックの事も、すぐに打ち解けてくれた。
結局あのイーブイは、ティナの元に行ってしまった。
やっぱり、寂しかったんだろうなぁ。
ティナならきっと、バッツと一緒にイーブイを育ててくれると……わたしは確信したんだ。

40話に続きます。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.52 )
日時: 2024/07/16 08:25
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第40話「スマブラX大会での予行練習と具体的な状況説明」


【空中スタジアム】


・レオナ視点


「はい。此処でマァムの番よ、ティナとリムル様が囚われてしまい…あなたはどちらの籠を攻撃するの?」
マァム「そっか。その前に悟空さんと悟飯さんが飛ばされているから、私が動かなきゃいけないのね?」
レオナ「ええっ。リムル様は初めての参加だから、かなり緊張しているわ!」


ポップ君から、スマブラX大会を開催するって提案を出して来たのが意外だった。
久々に会う仲間たちや初参加者たちを受け入れて、壮大な冒険が始まろうとしているの。
各スタート地点のルートを見せると、天空界編からはミリムとノヴァが行動を開始する。
その先で悟空さんたちを助けた後、4人で行動を開始する。
雲海編ではマァムは間違いなく、ティナを助ける筈だわ。


-----


リムル「つまり。俺の活躍は、スネークが助けてくれた場所からになる訳だな?」
レオナ「はい。あたしは攻城戦からのスタートになるから、そこでポップ君たちと戦うことになるわ!」
マァム「ふふっ。シュタルクさんの出番はルイージの所ね、動物園のとこは誰が行動開始なの?」
レオナ「炭治郎君ね。最初はアルビナスとポーキーを倒す感じになるけど、炭治郎君を守ってフィギュアになるから…出番は後半になるわ」


アルビナスに話したら、彼女もノリノリで引き受けてくれたの。
炭治郎君のルートでは、ヒュンケルが駆け付けてくれるわ!
そして、最初から手にしているリザードンと共に戦う設定になっている。
つまり、彼らが目指す最深部でゼニガメを倒さなきゃいけないパターンになるわね!
水タイプは草タイプが優勢だけど、ヒュンケルはリザードンを繰り出しそうなんだよなぁ。


-----


ヒム「後は。バッツとピカチュウが森から行動を開始し、最初はマリオをスルーするんだよな?」
レオナ「ええっ。今回は殆どが本人役だからね」
リムル「つまり。ワリオ クッパ ガノン マスターハンド タブーの場面は変わらない…か」
ヒム「そうだな。それはそれで面白いぜ」


ジャングル編の始まりはクロコダインと禰󠄀豆子だけど、クロコダインが彼女を守ってフィギュアになってしまうわ。
そして、湖のとこでレックウザが現れる。
そこはベニマルとソウエイが駆け付け、倒した後は普通に同行開始。
その後の巨大化禰󠄀豆子を倒した後も、禰󠄀豆子がベニマルを説得する。
まるで、ディディーとファルコみたいだわ。


-----


「待て。俺とティファの活躍はあるんだろうな?」
レオナ「ええっ。クラウド君はオリマーの所よ、ティファはゼロサムがいた施設からのスタートになるわ!」
クラウド「そうか。それなら、問題はない」
マァム「ふふっ!」
ティファ「簡単に纏めると。私が活躍する施設に捕まっているのは、恐らくダイね?」
ダイ「そうか。今回の俺、ポジションがピカチュウなんだね」
ノヴァ「ああ。スネークさんがいた場面だと、アイクさん ゼルダ姫が動いているかもな」


そうね、後はアイスクライマーの場面は…かなり悩むのよね〜。
同じ町育ちの彼らかメーア&アクトの親衛隊長組にしか、この役割をこなせない気がするわ!
氷山の頂上でリーニエとリュウが控えているから、そこは雲海で待機しているノヴァを加えた方がいいかも知れないわね。
よしっ、大体はこんな感じかしら。
開催まではまだ先だけど、そろそろバッツたちFF組を送り届けなきゃいけない日が近づいて来たのは言うまでもなさそうよね。

41話に続きます。

Re: 葬送の大冒険~暗黒魔導士エクスデスの甦生 ( No.53 )
日時: 2024/07/19 07:46
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

第41話「かけがえのない時間」

※初のバツティナ要素です、少しドロドロな描写が混ざっているので…ご了承下さい。

【リックスの村 バッツの家】


・ティナ視点


「……。寒いわ、少し風に当たって来なきゃ」


私の判断は、間違っていなかったかも知れない。
バッツと一緒に戦って、更に『愛』と言う感情をもっと知る事が出来たの。
夜風は体に悪いって、村の人たちには言われているけど。
私はどうしても、本来の仲間の事を考えてしまうの。


-----


【ドルガンとステラの墓前】


ティナ「ドルガンさん…。私…、あなたのような強い戦士になれるでしょうか?」
「いや。ティナは十分、立派に『強い戦士』だよ」
ティナ「バッツ!!」
バッツ「全く。俺が目を覚ましたらティナが何処にもいなかったから、心配したんだぞ?」
ティナ「ごめんなさい、眠れなくて」


彼だけには、知られたくないと思ったの。
私は昔、帝国の兵器として幾多の悪い事をしてきた事。
魔導アーマーに乗っている兵士50人を、たったの3分で皆殺しにしたのも…私だから。
いつかこの手で、私はバッツにまで手にかけてしまうかも知れないの。
それが嫌だから、私は夜風に当たりたかったのに。
そんな事を正直に話しても、バッツは私を一切手放さないのも充分に分かっているわ。


-----


『ギュッ』


バッツ「……………」
ティナ「ば、バッツ………?」
バッツ「俺は…。俺が本当に守りたいのはティナ、君だけなんだ!」
ティナ「………。私も…、私もバッツを守りたい!!」


凄く暖かい、私はきっと…この感触を求めていたかも知れないわ。
お互いの本音を伝えあった後、私はバッツの足元に座らせる。
私は自分の物だと、しっかり分からせるために彼なりの行動をとったの。
最初は優しく撫でてくれたのかと思ったら、私の視線をバッツと同じ視線にする。
そして、彼の優しいキスを私は受け入れたの。


-----


バッツ「ティナ……。俺は絶対、君の側を離れないからな!」
ティナ「バッツ……。私も、私もあなたの側を離れないわ!」


少しだけ限界を超えたのか、バッツは私を抱えて家に戻り始める。
すっかり冷えてしまった私の体を温めるように、最初は優しくしてくれるけど。
それからは私を求めるより、更に強いキスをし始めた。
こう言うことを、愛する者たちにしか出来ない行為なんだわ。
今夜だけでいい、私はこのかけがえのない大切な時間をしっかりと彼の腕の中で経験していきたいわ。
目が覚めたらいつものように、バッツが私の隣にいてくれる事を強く信じるみたいに!!

42話に続きます。


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