二次創作小説(新・総合)

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【RFM~ver.ST #01】
日時: 2025/04/15 19:31
名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: XWWipvtL)



【RFM~ver.STory 】
『#01 STart the game!』





【RUnner(22)】
藤田ことね
葛城リーリヤ
園田海未
砂塚あきら
天海春香
古市左京
青柳冬弥
王雪(ワンシュエ)
千寿いろは
千切豹馬
白金燐子
レオリオ
潮田渚
金田一一
ジャムおじさん
ラッコ
ゲッコウガ
望月美琴
氷室一紀
オルフェーブル
レムレス
メタナイト





【AREA】
→〔VIrtual SPace 01〕
 仮想空間エリアとして設計された1つ目のエリアである。今回はハンター及びゲーム進行が問題ないかのテストと共にこれが皆に楽しんでもらえるかのモニター検証を兼ねている。
 エリアの特徴としては美しさがまず挙げられるであろう。楕円形に広がるエリアを今回『VISP01(バイサップゼロワン)』とまた呼ぶことにする。エリア中央にはステンドグラスが特徴的な大聖堂、そして天文時計台が存在。
 エリアの左側へ向かうには大きな橋を渡るのが一番だが、もちろん危険が伴う。が、橋を渡らずに左側に向かうにはエリア中央から大幅に外を回ってくる必要があるので、どちらも危険といえよう。エリア左側には美しく色とりどりな住宅が並ぶ。形容するならかつて地球に存在したチェコのチェスキークロムロフのようだ。一部住居には侵入可能で、住居同士がつながっていたり屋上がひと繋がりになっていることもあるので、そこも当然逃走エリアにすることができる。反対にエリア右側には緑が広がる。エリア右端には古く大きな城が建っていて、ここにも侵入は可能だが、ここに人の気配はまるでない。

 まぁよくわからなかったら、各々調べといてね。君たちが住んでた地球のことなんでしょ? 





【TIME】
120minutes!





【HUNTER】
START:1





 Youyaku! Hajimerareru!

Re: 【RFM~ver.ST #01】 ( No.21 )
日時: 2025/08/09 18:06
名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: O6cwSsTX)







 8月になりましたね。どんな場所であれ、室内であれ、熱中症になる恐れがありますから、本当に気をつけて。十分な睡眠、栄養、水分を摂りましょう。
 またエリアですが、地球と違ってエアコンのように気候を操ることができますので、比較的快適な環境で開催しています! ご安心を!








【RUnner(逃走者)】11人
藤田ことね、砂塚あきら、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、金田一一、ラッコ、ゲッコウガ、オルフェーヴル、メタナイト






〔47:13〕





古市左京
「……もう半分しかいねぇのか」





 ゲーム時間は半分以上経過したが、逃走者はまだ11人もいる。





古市左京
「やっぱりミッションだな……これもどうなるかわからねぇし」





 目先のミッションもあと僅かで決着が付いてしまう。





古市左京
「にしても、10体はやりすぎじゃねぇのか? あ?」





 ヤクザが出ちゃってるよ。





古市左京
「銀泉会をそんな悪行しかしてないヤクザと同じにするな、うちは善良な組だからな」





 ヤクザって時点で結構怖いからね。ちなみに。





古市左京
「なんだ……まだ言うのなら、俺があんたの無駄遣いを全部確認して節約させてもいいんだぞ?」
※所属する劇団内では会計を担当。徹底的な節約をさせているので、銭ゲバオヤジなどと呼ばれている。






 あ、いえ……結構です!ダッダッダッ





▲ナレーションは にげだした!






〔46:47〕





青柳冬弥
「……この近くだとこのハンターボックスだな」





王雪
「もう一個は間に合うのか怪しいな……」





青柳冬弥
「だとすると、これに望みを賭けるしかないな」





 この2人も共に行動し、一つのハンターボックスに狙いを定める。





 残り時間はもうまもなく1分を切る。





 そして、カードキーを持つのは彼らだけではない。






ラッコ
「この先にあると信じるしかないな……!」





千切豹馬
「ハンターは問題ないから行こう!」





 この俊足コンビもハンターボックスを探し出す。





〔46:21〕






砂塚あきら
「……問題はどこのハンターボックスが封印されてるのか、デスね」





 現状、封印されたのは6つ。このままだと、4箇所からハンターが放出され、合計は6体となる。





砂塚あきら
「少しでもハンターボックスが封印されることを願うしかないですネ……」





 多くの逃走者が動き回ったこのミッション、もうどうなるかは祈るしかない。





砂塚あきら
「……少なくとも今より動きにくくなることはわかってマス。覚悟してマスから」





 もう覚悟は決まったようだ。





〔46:04〕





ゲッコウガ
「……もう疲れましたぞ」





 カードキーを探し人にカードキーを探すように命じられハンターボックスも封印し、走り回り尽くしたゲッコウガ。





ゲッコウガ
「ハンター10体ってふざけすぎでしょうに……もう暫く休みますからね!」





 梃子でも動かんらしい。





〔45:58〕





メタナイト
「……もう1分を切ったのか」





メタナイト
「今の地点は……どのハンターボックスとも距離があるな」





 現在地を確認し、安堵する。






メタナイト
「ハンターが何体増えるのか……予想がつかないな」





 しかしここまでメールが来ないのなら、1体以上の放出が予想されるのが現在。





メタナイト
「緊迫しすぎて牢獄パートも入れていないんだろ?」





 今、牢獄映しても仕方ないからね。





メタナイト
「それもそうだな」





のヮの?
「ちょっと! 誰のせいで捕まったと思ってるんですか!」





 ん、今何か聞こえてきたような……?





メタナイト
「あんな顔文字派生ありまくる奴の戯言なんて聞こえてないぞ」





 めちゃくちゃ聞こえてるやないか。





〔45:41〕





 さて、こんなことをしている間にカードキーを持つ2人組片割れがハンターボックスを見つけたようだ!
























王雪
「おっ、あれハンターボックスだな!」





青柳冬弥
「封印もされてないな……このまま封印しよう!」





 ってことで、住宅街に向かう方面ハンターボックスは封印された!





 これで封印されたハンターボックスは7つ。






王雪
「よし、私たちができることももうないし、分かれよう!」





青柳冬弥
「あぁ。お互い頑張ろうな」





 ご武運を祈って。





 まずはこのミッションがどうなるだか。





王雪
「なんでそんなことを言うんだよ」





青柳冬弥
「水を差されたな」





 ……sorry men.






〔45:27〕






 残り30秒を切り、ハンターボックス封印に向かうのは





ラッコ
「この先に封印されてないハンターボックスがあるのか?」





千切豹馬
「確認ができてねぇから、なんとも言えないんだよな」





 この2人。





ラッコ
「いやこの近くにあるはずだよな……?」





千切豹馬
「そうだなって……ハンターだ」





 しかし、やや遠くにハンターを発見。





ラッコ
「……この近くのハンターボックスとなると、ここか」





千切豹馬
「……あと、20秒もない中、ハンターに捕まるリスクを負って封印しに行くのは無茶だな」





ラッコ
「あぁ……あれは」





 見つけたハンターボックスは……
























千切豹馬
「封印されてるな……よし、逃げよう!」





 もう間に合わないと踏んだ。






ラッコ
「ここからとにかく離れよう」





千切豹馬
「そうだなっ……」





 そして、タイムリミットだ!






〔45:03〕






〔45:02〕






〔45:01〕





〔45:00〕





ハンター×3
『……!』






 ハンター3体が放出され、合計〔2〕→〔5〕体に。倍以上に増えてしまった。






〔44:56〕





プルルルプルルル!






藤田ことね
「……ミッション3結果」





青柳冬弥
「ミッション3失敗。7箇所のハンターボックスは封印されたが、3箇所の封印に失敗し、3体のハンターが放出された……か」





オルフェーヴル
「ふん」





ゲッコウガ
「いや、まだ何とかなると思いたいですけど……」





 反応は三者三様とはいえ、どうリアクションしてもハンターが減ることはない。





 ミッション3終了時点で、ハンターは5体。対して、残る逃走者は11人。





 ちなみにここで終わると見せかけて、まだ続きあります。





メタナイト
「つっても、次復活ミッションとかだろ?」





 そんな風に言わないでよ。





メタナイト
「いや、そうだろ。どうせな」





 メタ発言しかしないメタナイトなんていらないやい。ここはメタとメタナイトのメタを括弧で括って……





メタ(◯+ナイト)
「……メタと括って何の意味があるんだよ!」





 それはともかく、エリア内を5体のハンターが捜索中。





 これまでよりゲームの難易度は大幅に上昇した!






〔44:31〕






千寿いろは
「……いやぁ、思ったより増えましたね」





 結果として、ミッションに動けなかった千寿。






千寿いろは
「正直、ここまで残るとも思ってなかったんですよ?」






 それはフラグですか?





千寿いろは
「でもフラグって折るためにあるじゃないですか」





 ゲームのメタを忘れたのか?





千寿いろは
「それでも僕はそんなフラグへし折ってやりますから!」





 ここだけ聞いたら、誤解が生まれそう。






〔44:12〕






 さて、折角だし、牢獄パートを挟んでやるよ。






園田海未
「随分と高圧的ですね……さて、現状、ミッション3の結果ハンターが5体にまで増えましたが」






金田一一
「……いや、この牢獄もなんか狭くねぇか?」





レムレス
「もう全体の半分が捕まってるからね、そりゃそうだよ」





天海春香
「もう少し逃げたかったんですが……」






レオリオ
「……そういやアイマス勢もまだ2人残ってるのか」





葛城リーリヤ
「そんな言い方しないでくださいよ! 捕まることだってありますって!」





レオリオ
「いや俺はあんたを責めてねぇよ?」





潮田渚
「とはいえ、確かにもうすぐ復活ゲームがあってもおかしくはない時間帯なのか……」





 どこでもメタが止まらない逃走者たち。





ジャムおじさん
「作者本人がそういう節があるから仕方ないよね」





 そうだね、私がメタの権化メタグロスってか! メタでMTになられても困るわ!





氷室一紀
「メタの権化ってメタグロスなの……?」





 知らんよ。抜きポケだとTierSなのは聞いたことあるよ。





望月美琴
「……抜きポケ?」





白金燐子
「……(そもそもこの人オートマ免許しか取ってないんじゃ?)」





 それぞれがそれぞれに注目しているところで。





 ちなみに復活ゲーム、どんなのがやりたい?





葛城リーリヤ
「復活できればなんでもいいです!」





氷室一紀
「なんでもいい、は良くないでしょ……」





園田海未
「運ゲーは嫌ですね……実力で掴み取りたいです」





レムレス
「……人数制限があるとちょっと大変かもね」





潮田渚
「というか、復活ゲーム案を僕達に募るってどうしたの?」





天海春香
「そんな温情があるなら、さっきまでのミッションどうかしてるって思いませんか?」





 いや、どうやら過去には他所でこのようなことが行われていたみたいだよ。ハードなやつ。





 だから、この程度ね。





天海春香
「そうやって、どんどんインフレしていったら良くないんですって!」





 恋はインフレーションって言うじゃない。





葛城リーリヤ
「あ、音楽番組で聞いたことあります! それ」





天海春香
「……次、行きましょう」





 天海さん、もしかしてダメージ負ってない?





〔43:43〕





古市左京
「……しみしみ大根か」





 冷えたおでんも美味しいのかな。





古市左京
「あぁ、美味いだろうな。で、冷やしたおでんの出汁をご飯にかけてねぎをぱらっとかけてな」





 そんで、七味とか一味をかけてピリッとさせてね。





古市左京
「……冷や汁もいいな、だしとか」





 本格的にメシの話でもする? 付き合うよ?





古市左京
「お、乗ってくるのか? 野菜も高いし米も高いけどよ……この暑さには抗えないからな。体が資本だからな、俺たちは」





 人間、体が資本なのはそうだね。





古市左京
「だからここで賞金を獲得して少しでも寮の足しにしたいんだ……物価高だしまだどいつもこいつもよく食べるし」





※古市が住むMANKAIカンパニー劇団寮は管理人と監督と亀吉インコの他に劇団員(24人)がいます。
※尚、古市は最年長。年齢非公開の最年長枠っぽい方もいらっしゃいますがね?





古市左京
「酒もなぁ……そう考えると、手堅く賞金も手に入れたいんだが、そうなると劇団のイメージがな……俺なら問題ないのか?」





 金とイメージの間で悩む。





〔43:18〕





千切豹馬
「……とりあえず暫くは休みたいな」





 先ほどのミッションで動きっぱなしの千切。





 兎にも角にも休みたい。





千切豹馬
「残り43分か……ここからが長いだろうからな」





 43分って、小学生の授業1回分くらいだからね。全然、長いんだよね。





千切豹馬
「ハンターも増えたから……慎重に動かないとだな」





 ハンター5体がいる中、どう動いても見つかるリスクは十分にある。





千切豹馬
「……よし、体は休めよう」





 物陰に身を隠すものの、集中は途切れていないようだ。





〔42:56〕





ゲッコウガ
「いや、まだミッション3終わったばっかですよね⁉︎」





 こちらも千切同様、動き続けていたゲッコウガ。





ゲッコウガ
「いや金田一さんを結果として犠牲にしてしまったのは申し訳ないですよ……氷室さんもそうですけど」





 スマブラ組が順調に巻き込み事故の犠牲者を増やしている。





ゲッコウガ
「いや事故ですから……本当に。てか、メタナイトさんも誰か犠牲にしてたんですか⁉︎」





 まぁ、そういうことになるねぇ。





ゲッコウガ
「いや、まずいですって……いやでも仕方ないです……とりあえずミッション動けそうなら動いて汚名返上して」





 ほぉ。





ゲッコウガ
「……そうするしかないみたいですし」





 まぁ、気負い過ぎないようにね。





ゲッコウガ
「だったら、あんなこと言わないでくださいよ」





〔42:31〕






青柳冬弥
「……残り40分あまりか」





 ゲーム時間はいよいよ2/3も終わる頃合い。





 着実に終盤が近付いている。





青柳冬弥
「正直、ここまで残るとは思わなかったが……ミッションにはあまり動けてないからな。次、動けそうであれば動きたいとは思っているが……何が出るのだろうか?」





 こちらはミッションに向かう意志だけはあるらしい。





青柳冬弥
「問題はこの後がどうなるか、だ。もちろん、捕まらないように気は張り続けるが」





 気が抜けたその一瞬で、何が起こるかわからない。





青柳冬弥
「……あぁ、ハンターに見つかったら振り切れる自信はないからな。油断ならないな」





 油断大敵。





 ちなみにこれを英語で探したら、表現が色々あるらしくて、英語でカッコつけるのはやめたよ。





青柳冬弥
「……勉強するか?」





 ……お願いします。





〔42:03〕





王雪
「……もうすぐで100万か」





 既に賞金は90万円を突破、あと2分逃げれば96万円となる。





王雪
「……この後もミッションが続くんだとしたら、自首を考えてもいいんだよな。本当に」





 賞金を獲得する、という軸はぶれないままここまで来た王雪。





 さて、どうする?





王雪
「いや一旦疲れたから休むよ……またそこから考えるよ」





 まぁ、捕まったら元も子もないからね。





王雪
「あぁ! だから、問題はこの先の展開なんだよなぁ……」





 何が起こる? この先のゲームは。





〔41:47〕





ラッコ
「……」





 こちらはミッションには比較的積極的に動いていたものの、あまり振るわなかったラッコ。





ラッコ
「……束の間の安息、と思いたいがな」





 安息なのか、油断なのか。





 一つ運命を間違えてしまえば、その先は奈落。確保へ一直線だ。





ラッコ
「にしても、頑張った方だよな?」





 割と誰もミッション結果にがっつりと触れていないので、触れておこう。内容と時間を鑑みて、これは頑張ってる!





ラッコ
「制限時間25分、10個のハンターボックスを封印するにはそれぞれカードキーが必要でそれも数珠繋ぎに探してたんだろ?」





 ハンターボックス7つ封印は上々すぎる。





ラッコ
「……まぁ、結局どれだけ頑張っても捕まるか逃げ切るかだな」





 1番の栄誉『逃走成功』。これを掴めなければ、どれだけ活躍しても好感度が上がるだけだ。





 さて、一方ゲームを動かすGMは何を考えているのか?






 次回、覗いてみよう。











【RUnner(逃走者)】11人
藤田ことね、砂塚あきら、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、ラッコ、ゲッコウガ、オルフェーヴル、メタナイト


Re: 【RFM~ver.ST #01】 ( No.22 )
日時: 2025/08/13 21:47
名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: O6cwSsTX)







 ミッション3が終了。3つのハンターボックスの封印に失敗し、ハンターは合計5体となった。






 どうせ復活ゲームやるから無駄な前振りはいいって? うっせぇ!






【RUnner(逃走者)】11人
藤田ことね、砂塚あきら、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、ラッコ、ゲッコウガ、オルフェーヴル、メタナイト




























『SOltidy』





 ここは火星である。





 さらに付け加えるならば、ここはNGのいる会社『FAjo(ファジョー)』の中でも名称だけ存在し、何のためなのかは分類されていない『SOltidy』という空間である。





NG
「さて、復活ゲームという単語がやたらと出てくるけど……元々はそのようなものも行われていたのか?」





RO
「……そのようだ。既に確保された逃走者たちに難易度の高いゲームを課し、ゲームの勝者は逃走中に復活できるというシステムか」





 数々のゲームにおける逃走中における復活ゲームのデータを見ていると、それをNGが覗き込んでくる。
 何も言わず、それをただじっと見ていたが、やはり何も言わずに見るのをやめて、顎先に指を当て考え込むようだった。





RO
「どうなんだ?」





 変わらず、NGは考え込んでいる。そもそも、NGはそこまで逃走中というのに詳しくはないのだ。悩んでしまうのも仕方がない。





RO
「……?」





 NGはまだ考え込んでいるようだったが、すぐにプログラムの作成に移っていた。きっと、何か思いついたのだろう。
 だとしたら、こちらとしては何も言うことはない。ゲームの様子を眺めていることにしよう。





NG
「……ちょっとさっきのミッション、やりすぎたかな?」





 漏れたのは独り言だった。そんなことを言われても、どう答えればいいのだ。やりすぎたかの判断をするのはこちらではない。逃走者だ。





RO
「それはともかく、次は復活ゲームとやらをやるってことなのか?」





 これ以上長引くとゲームの進行に関わるかもしれないと思い、思ったことをそのまま口にする。





NG
「……そうだな。時間的にもその方がいいだろうね。今回は突貫だから、こんな形式でもやっぱりいいと思うんだ」





RO
「……?」





 彼の吐いた言葉の意味が当初はよくわからなかったが、ミッションを見た時に理解した。彼なりの優しさというのを。





 本人的にやり過ぎたと思ったらしい。





NG
「……逃走者のみんなには申し訳ないけど、次はこれでやらせてもらうよ」





 そうして、次のメールが届けられた!





〔40:00〕





プルルルプルルル!





メタナイト
「ぁ? メールだと?」




 圧かければどうにかなる世界じゃないよ、メタナイト。





藤田ことね
「……牢獄の者たちに復活のチャンスを与える?」





千寿いろは
「今現在タイマーは〔40:00〕で停止、ハンターも一時的に機能を停止させているので、安心してメールを読んで欲しい……好感度上げに来てます?」





 全てを疑ってかかるタイプ?





〔牢獄〕




園田海未
「制限時間40:00から30:00までの間に牢獄の者たちはエリアにいる逃走者を発見し、2ショットを撮影しろ……?」





氷室一紀
「2ショット撮影に成功すればその時点でゲームに復活することができる……つまり、誰かを探さないといけないのか」





天海春香
「また2ショット相手になった逃走者は特別ボーナスとして30万円を獲得できる。尚、このボーナスは確保されても失われることはない……え? 絶対にもらえちゃうってことですか⁉︎」





望月美琴
「尚、既に自首した逃走者は復活ゲームの対象外であり、復活ゲーム中に復活した逃走者と2ショット撮影をすることはできない……つまり、私は暇ってことですか?」





 そうなるね。





 さて、一部抜けてる部分も含めてまとめるよ。





〔復活ゲーム&ミッション4〕
 牢獄の者たちに復活のチャンスを与える!
 今現在タイマーは〔40:00〕で停止、ハンターも一時的に機能を停止させているので、安心してメールを読んで欲しい。
 制限時間40:00から30:00までの間に牢獄の者たちはエリアにいる逃走者を発見し、2ショットを撮影しろ。
2ショット撮影に成功すればその時点でゲームに復活することができる。が、ゲーム時間残り30分を迎え2ショット撮影ができなければ、ゲームに復活することはできない。
 また2ショット相手になった逃走者は特別ボーナスとして30万円を獲得できる。尚、このボーナスは確保されても失われることはない。が、2ショットが撮影できるのは1度までだ。
尚、既に自首した逃走者は復活ゲームの対象外であり、復活ゲーム中に復活した逃走者と2ショット撮影をすることはできない。
 また牢獄の者たちはこの時間内モバイル使用禁止であり、ハンターは牢獄の者たちも逃走者も捜索していることに注意せよ。





 もう暫くすると、エリアに鐘の音が鳴り響くだろう。ゲーム再開はそのタイミングからになる。





藤田ことね
「マジかよ……確実に30万円はやばいって!」





王雪
「……誰かと会えば30万円か。この位置ならありだな」





千切豹馬
「……つまり俺たちはもし撮影しに来てもらえれば、金ももらえるし逃走者も増えるってメリットしかないよな?」





 これがゲームマスターのほんの優しさ、らしい。





オルフェーヴル
「……関係ないな」




 まぁ、賞金に興味のない逃走者にとってはただミッションがない時間にもなるね。




 さて、復活ゲームの始まりだ!(と言いつつ、ゲーム時間も進行してますが……)





 ガランガランガラン!





 さぁ、敗北者たちよ! ゲームに復活したいのならば、走り回るが良い!














〔39:59〕
〔牢獄〕





園田海未
「さぁ、皆さん復活しましょう!」





 ロウゴクガシャーン!





ジャムおじさん
「ってことは……うん、動き出したね」





 ゲーム時間も進行。





 停止していたハンターも動き出す。





葛城リーリヤ
「って、ハンターがもう来てるじゃないですか!」





ハンター
『……!』





ハンター
『……!』





潮田渚
「それも2体って正気じゃないって!」





 エリアには5体のハンター。





 ただ復活するのも楽ではない!





ハンター
『……!』ダッダッダッ





 そしてハンターの標的になったのは……!






















レオリオ
「いやこっちかよ⁉︎ こんなすぐ捕まるわけにはいかねぇって!」





 しかしハンター試験合格者はこんなもんで廃れない。




レオリオ
「うぉぉぉぉぉぉ〜!!!」ダッダッダッ





 圧倒的なスピードで距離を離す!




















ハンター
『……』





 そして、ハンターを撒いてしまった!





レオリオ
「まずは復活しないとだからな……自力で探さないといけないんだろ?」





 エリアにいる逃走者が全員金にくらんで動くとは限らない。





 ハンターのように、逃走者を探さねばならない。





〔39:31〕





王雪
「制限時間は10分か……ハンターも増えたから、迂闊には動けないんだよな。金は欲しいけど」





 賞金目的で逃げ続けている王雪。





王雪
「……結局捕まったら意味がないんだよな。ってなると、隠れておくのが一番なのか?」





 2ショット撮影に成功しなければ、確実に30万円を得られない。





王雪
「……まだ動かない。動かないぞ」





 10分の間に果たして2ショット撮影できるのか?





〔39:20〕





園田海未
「絶対に復活してみせます! 流石に一番手確保で終われません!」





 流石にこのままでは終われない園田。





園田海未
「体力はあり余ってますから……どうにか復活したいですが、ハンターが多いですね」





 最初は1体からスタートしたゲームも、今では5体。





園田海未
「絶対に復活してみせますから!」





 それフラグにならないか?





〔39:01〕





青柳冬弥
「正直、このミッションで動こうというつもりはないんだ……動き回る余裕もない」





 消極的な姿勢を見せる青柳。





青柳冬弥
「近くにいればやるだろうが……こっちから動いてハンターに見つかっても困るからな」





 逃走者は今確保されても復活のタイミングがない。





 賞金目当てでなければ、動く理由は殆どない。





青柳冬弥
「復活させるべき、というのはわかる。だが、身を挺してまでは……厳しいな」





 こんな状況下で誰かが復活できるのか?





〔38:47〕





ハンター
『……!』ダッダッダッ





 ここでハンターが誰かを発見したようだ。






















金田一一
「おい、急に来るなって……!」ダッダッダッ




 金田一だ!





王雪
「……あれは金田一か? 牢獄の人が走ってるってことはハンターか」





 逃げる金田一を見て、王雪は隠れる。





ハンター
『……!』ダッダッダッ










金田一一
「中途半端に終わりたくn」





ポン!





→金田一一、確保





 牢獄の者たちはハンターに確保されても当然復活の権利を失う。





金田一一
「……微妙すぎるだろ!」





 しかし、これがゲームというものだ。





 復活の権利を持つのは残り9人。





 時間は容赦しない。





〔38:31〕





藤田ことね
「……でも、結局1度しか撮影ができないんだとしたら、動くメリット無くないですか?」




 こちらも賞金至上主義の藤田。





藤田ことね
「……確実な30万も捨て難いけど、ハンターが5体だと撮影する前に捕まりかねないしなぁ」





 結局、どの逃走者も動いてまで復活させに行く必要はないのでは? となっている。





 こんな状況で誰が復活できるのか。





〔38:09〕





白金燐子
「……(ハンターがいて動けないよ)」





 今までよりハンターを見つけることが多くなったエリア。





 怯えていては、動けない。





白金燐子
「……でも捕まったら復活が」





 しかし、そんなことを言っていては時間切れが先だ。





〔37:46〕





砂塚あきら
「……ハンターっスネ。隠れましょう。隠れてますケド」





 逃走者も当然ハンターに警戒が必要だ。





 復活ゲームもしてるのに、ゲームも進行しているというこれは優しさなのか? と思い始めたよ。





砂塚あきら
「復活者が出るのは嬉しいですよ。でも、牢獄の人たちが動けるなら、自分で頑張って欲しいですよね」





 結論としては、そうなるのだ。





〔37:21〕






ゲッコウガ
「……金田一さんもう確保されtッ」





 サッと身を隠したゲッコウガ。その視線の先には……





ハンター
『……!』ダッダッダッ





 走り出すハンター。





ゲッコウガ
「牢獄の方達ならいいのですが……」





 あのハンターの標的は誰だ……?












ハンター
『……!』ダッダッダッ





レムレス
「まだ始まったばかりだよね⁉︎」





 レムレスだ……!





ハンター
『……!』ダッダッダッ





レムレス
「……どうしようか、こっちに曲がったらまた曲がる場所があったはずだけd」





ハンター
『……!』ヤァ!





 逃げた先にもハンターだ。











レムレス
「これは……無理だね」





 ポン!






→レムレス確保、復活対象者は残り8人





ゲッコウガ
「……まだよかったとしか言えないでござろう。というか、この時間牢獄の人たちが動いてくれるから、私たちにヘイトあまり向かないのでは?」





 実はそうなんだよね。捜索対象が増えたから。





〔37:11〕





ジャムおじさん
「……実際、怖いんだよね」





 エリアを慎重に動くジャムおじさん。





ジャムおじさん
「いやわかってるよ。みんな動くわけないから、私たちが積極的に動かないと復活できないってことはね」





ジャムおじさん
「それでも怖いものは怖いからね」





ジャムおじさん
「そんなに無茶はできないね……」





 10分という制限時間の中、逃走者を見つけることはできるのか?





〔36:47〕





天海春香
「絶対に復活したいんですけど、逃走者の皆さんがわざわざこのミッションに動き回る必要がないんですよね」





 冷静なバラドル天海。





天海春香
「誰がバラドルですか! とはいえ、色んな番組に出演させていただけるのは嬉しいことですけどね」





 天狗になってないようで良かった。





天海春香
「……とはいえ、遠くのエリアに行って探すのもどうって感じですけど、住宅街は行く価値ありそうですね」





 自身が隠れていたエリアなら誰かいるかもしれないと踏んで、住宅街へ向かう。





 果たして、この判断が正しいのか?





天海春香
「電話もできないから本当にどうしようって話ですけど」





 逃走者を見つける、または見つけてもらわないと復活はできない。





 残り時間もどんどん減っていく中、どうするのか。





〔36:25〕






千寿いろは
「……油断ならないですよ、この時間も」





 牢獄の者たちが解き放たれているとはいえ、ハンターは誰もかも追いかける。





千寿いろは
「そういえば、こちらのスレッドを立てられた方がユメステのアニメを観られたと聞きましたよ!」





【OBE】
『うん。本当に良かった。何とも思ってなかった曲たちがアニメを観ることで神曲に昇華したからね。最後にいろみとを観れてめっちゃ嬉しかったよ』





【FUWARI】
『いや、ぬるっと出てきたヨ!』





【MOCORI】
『私タチも2人で出るのは久しぶりダネ!』





 キャラ変を繰り返しているフワリモコリたち。





千寿いろは
「……とにかく隠れますよ、自分は」





千寿いろは
「こんな時に捕まるのはごめんです!」





 まぁ、その全ては逃走者とハンター次第だけどね。





〔36:00〕





氷室一紀
「……あと6分か」





 復活ゲームは残り30分まで。





 それまでにハンターに捕まっても、逃走者と2ショット撮影が撮れなくても、失格となる。





 そのまま、牢獄に逆戻りだ。





氷室一紀
「見つからない……地道に人がいそうな場所を探すしかないな」





〔35:39〕





ハンター
『……!』ダッダッダッ





千切豹馬
「くそっ、見つかったか……!」ダッダッダッ





 千切がハンターに見つかった!





千切豹馬
「……おい、ハンター来てるぞ!」ダッダッダッ





 しかし、誰かを前方に見つけたようだ……。





葛城リーリヤ
「えっ、ちょっと⁉︎ ハンター来てるじゃないですか⁉︎」





 巻き込まれた葛城!





白金燐子
「……っ!(離れないと)」





 近くにいた白金もこのハンターから離れる。





青柳冬弥
「……こんなに人いたのか?」





 この場だけでハンター1体、逃走者2人、牢獄の者が2人という人口密度ね。





千切豹馬
「とりあえず曲がって距離を離すか!」ダッダッダッ




 圧倒的スピード、そして角を曲がっていく選択でハンターの視界から消えた千切。





ハンター
『……!』ダッダッダッ





葛城リーリヤ
「ちょっと! 本当に待ってくださいって!」





 ハンターの標的が葛城になってしまった!





葛城リーリヤ
「あぁっ、もうっ!」ポン!





→葛城リーリヤ確保、復活対象者は残り7人





葛城リーリヤ
「……何もできなかったですよ!」





 嘆いても、どうにもならない。





 が、まだ終わりではない。





白金燐子
「……って!」ダッ





 この流れを見て、隠れ場所から逃げ出した白金もハンターに見つかった!





ハンター
『……!』ダッダッダッ





 その圧倒的なスピードに誰もが目を奪われ、そして叶うことはない!





ポン!





→白金燐子確保、復活対象者は残り6人





白金燐子
「誰にも……会えなかったです……」





 ハンターには出会えたね!





 さて、こちらの都合上今回はここまででお開きとするよ。





【RUnner(逃走者)】11人
藤田ことね、砂塚あきら、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、ラッコ、ゲッコウガ、オルフェーヴル、メタナイト


〔復活対象者(順不同)〕
園田海未、天海春香、レオリオ
潮田渚、ジャムおじさん、氷室一紀、







7387






 復活ゲームがスタート! とはいえ、牢獄の者たちがどんどん捕まり始め、やはりハンター5体が猛威を奮う。





 逃走者もメリットは殆ど無いと踏み、動く様子が見られない中、復活する者は現れるのか?





 てか、本来こういうことを書く場面だったよね。ここって。






【RUnner(逃走者)】11人
藤田ことね、砂塚あきら、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、ラッコ、ゲッコウガ、オルフェーヴル、メタナイト


〔復活対象者(順不同)〕
園田海未、天海春香、レオリオ、潮田渚、ジャムおじさん、氷室一紀



Re: 【RFM~ver.ST #01】 ( No.23 )
日時: 2025/08/15 20:09
名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: O6cwSsTX)








 復活ゲームの流れがいいからこのまま突き進むよ。どうせまた確保者が出るから説明は省くよ。






〔34:54〕





 復活ゲームも残り5分を切ったが、捕まるばかりで復活者は現れない。





潮田渚
「……いや、本当に誰も見つからないよ。ハンターは嫌というほど見かけるのに」





 肝心の逃走者が見つけられない潮田。





潮田渚
「まずいけど……焦ってハンターに見つかる方が良くないからね」





 ハンターに確保されればその時点で復活の権利を失う。





 やたら焦るのもよくない。





潮田渚
「……って、待って!」





 潮田が何かを見つけたようだ!






















王雪
「……うるさいぞ」





 王雪だ。





潮田渚
「2ショット撮影お願いしてもいいですか?」





王雪
「あぁ、いいぞ……ほら来い!」





 そうして潮田を引き寄せる王雪。





潮田渚
「いやちょっと距離が近いって⁉︎」





パシャッ!





王雪
「んで、これを送信すればいいのか?」





【FUWARI】
『そうすれば賞金ボーナスもゲットだヨ〜!』





王雪
「へぇ〜、ありがとう。あんたもありがとな」




潮田渚
「い、いえこちらこそ……!」





 するっと復活だ!





〔34:28〕





プルルルプルルル!





藤田ことね
「……ん? 潮田渚が王雪との2ショット撮影に成功し、ゲームへと復活した……?」





藤田ことね
「ってことは、王雪ちゃん賞金ボーナスゲットしたの⁉︎ いいなぁ〜、ずるいっすよ!」





 別にずるくはない。





藤田ことね
「てか、今どのくらいの人が逃げてるんだろ……探し回るのは危険だと思うから辞めておくけど」





 復活の権利を持つのは、残り5人。





藤田ことね
「……てか、ハンターも近くにいるから息潜めないと」





 住宅街に隠れる藤田、ハンターの接近に身動きが取れない。





 さて、そんな住宅街なのだが。





天海春香
「どうしましょうか……」





 天海が逃走者を探しに来ていた。





天海春香
「やっぱりこっち方面に隠れてるんじゃないのかって思いまして」





ハンター
「……」





 ハンターも隠れている。





藤田ことね
「……いや、マジで怖いって」





天海春香
「人の気配が本当にないですね……?」





 いや、いる。






ハンター
「……」





天海春香
「きゃあっ⁉︎」





ハンター
「……!」





ポン!





→天海春香、確保。復活対象者残り4人





 逃げる間もなく、撃沈。





天海春香
「嘘ですよね⁉︎」





 いや、本当だ。





藤田ことね
「……マジか」





ハンター
「……」





 プルルルプルルル!





藤田ことね
「あっ、メールの音っ!」ダッ





 メールの音で





ハンター
「……!」ダッダッダッ





 ハンターに気づかれた!





藤田ことね
「いや、この距離はまずいって!」ダッダッ





 至近距離で見つかれば、





ハンター
「……!」ダッダッダッ





 振り切ることは容易くない。





ポン!





〔33:09〕
藤田ことね確保、残り11人





藤田ことね
「いやこれ絶対メールのせいじゃないですか! あっ、しかもさっき捕まったの天海春香さんだし!」





ハンター
「……」






 どんな時間であろうと、油断大敵。





 まぁ、どうにもならない時もあるが。





〔32:56〕





古市左京
「ミッション終了まであと3分か……」





 復活ゲームも残り3分で終了。





潮田渚
「……せめてこの時間までは捕まりたくないよね」





 潮田渚が復活し、ゲームに復帰。





王雪
「いやぁ〜、賞金ボーナスももらったしもう動かないぞ」





 王雪が賞金ボーナスを獲得。





 この時間で誰かが復活するのか?





〔32:37〕





千切豹馬
「……あと2分くらいか」





 復活ゲームは残り2分30秒あまりで終了。





 時間はもう、ない。





ジャムおじさん
「……ハンターは見かけるのに、ね」





 しかし、逃走者たちの多くは賞金にそこまでの興味はない模様。





 中々、見つからない。





〔32:12〕





砂塚あきら
「結構人数多いと思ってたんデスけど、ここで復活ゲームをさせるなんて……」





 深い意味はないよ。





砂塚あきら
「まぁ、復活者がどれだけ出るかですよネ」




 #ハッシュターグ!





砂塚あきら
「それエ◯フ◯川さんじゃないですか」





 いいよね、ギャル。





砂塚あきら
「……そういう趣味でしたっけ?」





 ……。





〔31:53〕





園田海未
「……これ、まずいですよ」





 もう、本当に時間はない。






園田海未
「もう少し住宅街に寄ってた方が良かったんじゃ……」





 そこに近づく、1つの人影。





園田海未
「……誰かいる?」





 それは求め続けた逃走者なのか?





 それとも、ハンターか……?





園田海未
「……ここは思い切って誰なのか確かめましょうか」





 誰がいる?





 誰がいた?







































ハンター
「……!」





園田海未
「あっ、いやちょっt」ポン!





 ハンターだったようだ。






→園田海未、確保。復活対象者は残り3人





〔牢獄〕





葛城リーリヤ
「……結局、園田さん復活できなかったんですね」





藤田ことね
「……てか、もう誰か復活したの?」





 また、30分になったらね。





〔31:22〕





氷室一紀
「もう1分30秒もないって……!」





レオリオ
「ハンターばっかり見かけるぞ、おい!」





 エリアに5体のハンターがいる中、復活を目指して逃走者を探し出す牢獄の者たち!





ジャムおじさん
「はぁ……またハンターだよ」





 残り時間は1分30秒を切ってしまった!





メタナイト
「……どこにいるのかわからねぇのに、探し出せって。そんなリスク負う訳がないだろ」





千寿いろは
「体力に余裕があったり、近くに誰かがいれば動いてたと思いますよ? ハンター増えてしまってるので、それどころじゃないですけど」






 エリアの変化で賞金や善意から動こうとする者はいない!



















 しかし、そんな中……





ゲッコウガ
「……⁉︎ あれは」





 ゲッコウガが誰かを見つけて、動き出す!























ゲッコウガ
「氷室殿〜! 写真を……!」





 氷室一紀だ。





氷室一紀
「あっ、僕を囮にした……」





(ゲッコウガは一度氷室を巻き込んで逃走したが、氷室が後ろにいた為、確保されている)





ゲッコウガ
「いやそれは事実だから何も言い返せないですけど……ともかく、写真を撮りましょう!」





 罪滅ぼし、だ。





パシャッ!





ゲッコウガ
「これで送信して……よし!」





氷室一紀
「ありがとう……ございます……」





 これで、氷室一紀も復活だ!











 そして、そのまま無情に時間は過ぎていき、





プルルルプルルル!





レオリオ
「……時間か」





ジャムおじさん
「牢獄にまた戻らないとか……」






 復活ゲームは終了!






 復活者は潮田渚、氷室一紀の2人。また、2ショット撮影をした王雪、ゲッコウガにはそれぞれ30万円が追加(確実に持ち帰れる)





〔30:00〕





〔29:59〕





〔29:58〕





プルルルプルルル!






王雪
「あれからもう1人復活したのか……」





青柳冬弥
「12人か……これなら逃走成功も出るんじゃないか?」





 淡い期待を胸に時間は進んでいく。





 とりあえず、キリもいいからこの辺りにしようか?





【RUnner(逃走者)】12人
砂塚あきら、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、潮田渚、ラッコ、ゲッコウガ、氷室一紀、オルフェーヴル、メタナイト



2700





Re: 【RFM~ver.ST #01】 ( No.24 )
日時: 2025/08/21 17:57
名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: C0FcWjM6)







 復活ゲームが終了し、潮田渚、氷室一紀が復活! 計12人で残り30分を逃げ回る!





【RUnner(逃走者)】12人
砂塚あきら、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、潮田渚、ラッコ、ゲッコウガ、氷室一紀、オルフェーヴル、メタナイト





〔29:37〕





オルフェーヴル
「……」





 地図を読み込んでいるオルフェーヴル。





オルフェーヴル
「……挟み撃ちが容易に考えられる。ルートをしっかり考えねば、落ちぶれてしまうからな」





 現在エリアには5体のハンター。





 どれだけ足が速かろうと道を誤れば、確保のリスクはうんと高まる。





オルフェーヴル
「油断ならないな」





 つまりは、そういうことになる。





〔29:18〕





潮田渚
「もう108万円超えてるよ……」





 見事、復活を果たした潮田。





 ここからどこまで逃げ延びるのか?





潮田渚
「折角王雪さんにも復活させてもらったし……頑張りたいね」





 そして、復活者はもう1人。





〔28:56〕





氷室一紀
「正直、まさか復活できるとは思わなかったな」





 こちらは驚きの方に大きいようだ。





氷室一紀
「折角復活させてもらったし、ミッションには動くよ」





 問題はここからどのようなミッションが出てくるのか、だ。





氷室一紀
「それはそっちの匙加減でしょ……?」





 それは……否定できないけど。





氷室一紀
「でもこの人数を残したってことは相当なことをするつもりなんだよね?」





 運営に対する冒涜は許さんぞ!





氷室一紀
「それはとんだ言いがかりだって」





 まぁ、今は何もない時間を楽しもうじゃないか!





〔28:34〕





王雪
「……もう自首していい気がしてきたぞ」





 賞金が絡むミッションには全部参加し、ハンターボックスも封印している王雪。





 その体力は限界に近い。





王雪
「多分これからミッションも来るんだろうけど……自首に向けて動き出してもいい気がしてきたな」





 王雪は自首に向け、動き出すようだ。





王雪
「とりあえずもう少し休んでから……距離もあるし」





 住宅街寄りにいる王雪、まだ近いのは大聖堂側。





 さて、どうなる?





〔28:13〕





ゲッコウガ
「……残り30分ですか」





 王雪同様に先ほどの復活ミッションで活躍したゲッコウガ。





ゲッコウガ
「……まぁ、賞金が本来よりマイナス20万だけに済んだのは偶然にしても有難い話ですね」





 ミッション1のハンターボックス封印のとんだとばっちりを受けていたゲッコウガもめちゃくちゃ走り回っている。





ゲッコウガ
「……折角だから逃げ切りたいですし、ここは体を休めておかないと」





 こちらは逃走成功への熱を燃やす。





ゲッコウガ
「……てか、書くことなくて困ってますよね?」





 メタとメタの狭間に生かされてるからね。





ゲッコウガ
「えぇ……」





 暇なら、ポケモンバトルとかする?





ゲッコウガ
「私手持ちなんていませんぞ⁉︎」





メタナイト
「それなら、スマブラからモンスターボールとマスターボール借りパクしてきたから、モンスターボールの方やるぞ」





ゲッコウガ
「あなたはあなたで何してるんですか……借りパクしないで下さいよ、まず」





メタナイト
「トサキントは嫌だ、トサキントは嫌だ……!」





ゲッコウガ
「スリザリンは嫌だみたいに言わないでくださいよ、てかツッコミ全部やらせる気ですか⁉︎」





 そういえば俺も不倫して消えた男の方を名前を呼んではいけないあの人の名前で呼んでたわ……。名前すら見たくないわ。





ゲッコウガ
「てか、ハリー・ホ◯ッターふわっとしか見てない人がそんな頻繁にハリホ◯タネタ出さないでくださいよ」





 チッ、バレたか……。





メタナイト
「てか、今一番ツッコむべきはトサキントへの扱いだろ⁉︎」





ゲッコウガ
「なんであなたがキレるんですか⁉︎」





 しかし、こんなに騒いでいたら……





ハンター
『……!』ダッダッダッ





 ハンターも来た……!





ゲッコウガ
「あぁ、もうっ……!」ダッダッダッダッ





メタナイト
「おいマジかよ……!」ダッダッダッ





 ほぼ同時にハンターに気づいたが、初速はゲッコウガの方が速い!





メタナイト
「おわっ……いやこっちか!」





 それを直ぐ様判断し、メタナイトは曲がる!






ゲッコウガ
「……あそこを曲がりましょうか」





 ゲッコウガも次の角を曲がる……!





 しかしハンターが追いかけたのは……












メタナイト
「いや、俺かよ⁉︎」





 ふざけ倒していたメタナイトだ。





メタナイト
「そもそも本来の俺はあんなキャラじゃないだろ!」





ハンター
『……!』ダッダッダッ





 などと、容疑者は供述しておりますが、





メタナイト
「まだ犯罪犯してないぞ! てか、このままだと捕まるぞ……いや捕まらなければいいんだよな?」





 あ、多分駄目ですよー。





メタナイト
「おいおい、んな訳ないだろ? 捕まらなければいい、つまりは技をかけてもいいってことだろ? こっちが触れる分には問題はn」





ポン!






 そもそも、こんなこと話してる余裕なんてなかったでしょ。





 あと、技かけるのもちゃんとアウトだからね。ハンターを傷つけたら修理費用請求するから逃走成功しても賞金パァになって場合によっては借金になるからね。





メタナイト
「……ってか、捕まったのか?」





〔26:43〕
メタナイト確保、残り11人





メタナイト
「……俺、何かしたか?」





 何もしてないから捕まったんだよ。





〔26:38〕





青柳冬弥
「……そうか、メタナイトさんが捕まってしまったか」





 さん付けって、逆に珍しくない?





青柳冬弥
「そうだろうか? とはいえ、まだ11人か……相場がわからないが、残り26分で11人って相当な数だと思うのだが」





 そうだね。何でだと思う?





青柳冬弥
「え、意味があるのか?」





 こういう子たちを俺たちは守らなきゃいけないんだよ。何がメタだよ。





【FUWARI】
『何言ってるんですカ〜?』





〔26:09〕





 さて、賞金は110万円を突破。もう、大台突破したら、10万程度は誤差に見える。





古市左京
「あぁ? 何が誤差だ? 1万で米10キロ買えるんだぞ?」





 主婦か。





古市左京
「物価高で何でも高くなってるんだ。水も電気もだ。少しでも節約してうんぬんかんぬん」





 多分、節制ぶりは主婦以上。





古市左京
「……だからこそ自首という選択も悩ましいのが現状だが、自ら危険な場所に出てハンターに見つかるリスクを負う必要があることを考えると……大人しく逃げ切った方がいいんじゃないかって思うんだ」

 



 要するにどっちも危険に思えて動けない、と。





古市左京
「……まぁ、今後の展開次第だな」






 あぁ言えば、こう言う。これが大人。





〔25:47〕





 さて、ここいらで。





『SOltidy』





 確かに一部の逃走者の指摘の通り、元行われていたゲームではこの時間でこんなにも人数が残るなんてことは殆どなかった。むしろ逆、人数がかなり少ないケースなら存在していたのだが。
 兎にも角にも、逃走者が十分以上に健闘していた、と結論づける他ない。





RO
「……どうするんだ、最後は」





NG
「やっぱり、まずいね……どうするか、どどんとやっちゃうか」





RO
「……どとんと?」





NG
「どとんと」





NG
「……そういえば、色々と見てたよ。ROがくれた資料を」





NG
「それでやってみたいことができたからそれをやってみるよ」





 いつの間にか構築されていたプログラムのファイルを開き、起動する。殆ど待つことなく、いつでもその仕掛けを出すことができる。





RO
「何をするつもりなんだ?」





NG
「最後の試練だね。こんだけいるんだから、誰かしらはクリアできると思うよ」





 この人は思ったより何も考えていないのかもしれない。





 それでも、ミッションは逃走者に届けられた!






















 さて、エリアの3つの区間には変化が起きていた。それはエリアを隔てるバリケード。そして門番。





 何が起こるのだろうか?






〔25:00〕





プルルルプルルル!





砂塚あきら
「……ミッション5、デスカ」





 待ちに待ってた? ミッション5だよ!





ラッコ
「……残り20分になるとエリアが住宅街エリア、大聖堂エリア、古城エリアに分断される?」






千寿いろは
「また残り20分以降より各エリアの環境が変化するので、以下に条件を記すので、エリアを選択しろって言われても……」





千切豹馬
「また誰かが獲得している古い鍵は大聖堂裏にある宝箱の鍵であり、宝箱の中には逃走成功が有利になるアイテムが入っている、早い者勝ちだ……って、鍵って天海さんが持ってたやつか? 急ぐか」





【ミッション5】
 残り20分になるとエリアが住宅街エリア、大聖堂エリア、古城エリアに分断される。
 また残り20分以降より各エリアの環境が変化するので、以下に条件を記すので、逃げるエリアを選択しろ。
 また誰かが獲得している古い鍵は大聖堂裏にある宝箱の鍵であり、宝箱の中には逃走成功が有利になるアイテムが入っている、早い者勝ちだ。


 また、各エリアの条件は以下のようになっている。
〔住宅街エリア〕
・縦長なエリア。建物が多く、隠れやすいがその分死角も多い。1つ大きな通りがあるが、それ以外は建物の間とか裏とかなんか色々隠れられる。ハンター2体、自首電話なし。

〔大聖堂エリア〕
・天文時計台、大聖堂があるエリア。大きな建物があり、身を隠せるが、一部は露店などが立ち並ぶだけで拓けている。大聖堂前に自首電話あり。ハンター2体、自首電話あり。

〔古城エリア〕
・古城がエリアの奥にある。主な建物は古城のみであり、他はほのかに木々がある程度で、あまり隠れられる場所はない。ハンター1体、自首電話あり。






 さて、どうする?





王雪
「……ここは大聖堂エリアか。って、あっちにあるのが、バリケードか……早いうちに自首もありか?」





 自首を視野に入れている王雪はそもそも自首に動き出すのか?





王雪
「……もう十分いい金額なんだよな」





 さて、どうする?





 尚、時間がないので、みんなの決断を見ていくよ。





〔29:43〕





青柳冬弥
「……つまり、自首をするつもりがないのなら住宅街エリアに向かえばいいんだな?」





 青柳は悩むことなく住宅街エリアへ向かう。





青柳冬弥
「あれがバリケードか? ハンターに注意しながら進もうか」





 躊躇が本当にないな。






〔29:24〕





潮田渚
「いや、復活した身だし……自首は選択肢に入れてないよ。でも、隠れつつ逃げたいから住宅街だね、このまま」





 住宅街エリアにそのままいることにした潮田。






潮田渚
「問題はここからハンターとか増えたら困るんだよね」





 それはまだわからない。





潮田渚
「それってあるって意味じゃ」





 勘のいいガキは嫌いだよ。





〔29:11〕





オルフェーヴル
「……自首は選択肢にない。が、同じような敷地の広さであるならば、古城も魅力的か」






オルフェーヴル
「古城エリアとなると、ひたすら逃げるしかなくなるが……考えるか」





 こちらはまだ悩み中。





〔29:01〕





氷室一紀
「正直、古城は選択肢にはないんだけど……ハンター2体ってどうなんだろう」





氷室一紀
「他の逃走者がどうするか次第なんだよなぁ……」





 こちらもハンターの数を気にして、悩んでいる様子。





氷室一紀
「沢山人がいれば、こっちが見つかる可能性は低くなる筈だし……」





 ハンターの数と逃走者の数。





 それが命運を分かるかもしれない。





〔28:38〕





砂塚あきら
「……早急に移動しましょうか」





 こちらは大聖堂エリアにいる砂塚。






砂塚あきら
「足で勝てるとは思わないので、少しでも隠れられる場所に行きマス。自首はするツモリないので」





 逃走成功の為、住宅街エリアに急ぐ。





砂塚あきら
「……ハンターがいましたネ」





 急ぎすぎても、よくはない。





〔28:22〕





千切豹馬
「……ここで逃げるしかないな」





 大聖堂エリアに移動してきた千切。





千切豹馬
「牢獄に寄れば天海さんから鍵をもらえるだろうし……どうにかなると思いたいな」





 楽観的思考は危険だゾ!





千切豹馬
「何言ってるんだ、こいつは」





 正論を蹴り込まれたので、どんどん見に行くよ。





〔28:03〕






 さて、牢獄を見に行ってやるよ。





葛城リーリヤ
「誰が囚人ですか!」





園田海未
「囚人だったんですか⁉︎」





ジャムおじさん
「……みんなに任せたよ」





レムレス
「……僕もスイーツ食べてのんびりしてるね」





金田一一
「いや秩序が崩壊したのかよ、ここは」





メタナイト
「この程度で崩壊したって言うなら、何してもいいんだな?」





白金燐子
「……え?」





天海春香
「みなさん自由すぎますって!」





藤田ことね
「てか、ミッションのことなんで話さないんだよ」





レオリオ
「……そう言われてもなぁ、実際ハンター2体いたら挟まれる気もするし古城も視界が拓けすぎてるんだよな」





望月美琴
「あっ、ちゃんとミッションのこと話してる……」





金田一一
「そういえば、エリアを三分割するだけのミッションってことか?」





園田海未
「……確かにただ三分割しただけですね、このままだと」





葛城リーリヤ
「あとは王雪さんがどう動くかは気になりますね」





レムレス
「そっか、2回の賞金獲得チャンスに参加してたんだよね?」





藤田ことね
「そうですよ! 私だって頑張ってゲットしたのに!」





天海春香
「いやことねさんたちのせいで通報ヘリが来て、大変だったんですよ!」





望月美琴
「……よし、◯下◯品のラーメンを注文しよう」





レムレス
「伏字の位置、おかしいよね?」





※店で食べたことないんだけど、すごく美味しいよね。





※僕は下品派。





ジャムおじさん
「邪道だね」





望月美琴
「というか、まずこの世界でも天◯一◯のラーメンを食べられることにツッコんだ方がいいですよ」





白金燐子
「……」コクコク





金田一一
「……てか、天海さんって鍵持ってるの?」





天海春香
「あっ、そうですよ! これ使う前に捕まっちゃったんですから!」





※今更のように出してくるな、って言われそうだね。





 さて、バリケードが閉まる頃合いも近づいたね。






 さァ、運命の刻ガ来る前ニ一度休息ヲ取ろうカ?(5700)






【RUnner(逃走者)】11人
砂塚あきら、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、潮田渚、ラッコ、ゲッコウガ、氷室一紀、オルフェーヴル


Re: 【RFM~ver.ST #01】 ( No.25 )
日時: 2025/08/25 20:28
名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: O6cwSsTX)











 前回はミッション5が発令されたよ。細かいことは前スレを見てね。





【FUWARI】
『そういえバ、ツアマス最近やったんだよネ?』





【MOCORI】
『1曲2クレジットにキレてたヨ!』





 ちなみにやってたタイミングでカードが無くなっちゃって、店員さんにカード補充してもらったらその後にSRのカード出て喜んでたよ。学マスは誰も出なかったけど。





【FUWARI】
『いつもの作者語りだネ!』





 今後の展望に期待だね。






【RUnner(逃走者)】11人
砂塚あきら、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、潮田渚、ラッコ、ゲッコウガ、氷室一紀、オルフェーヴル





〔26:12〕






ゲッコウガ
「……いや、賞金もいいなぁ」





 他の逃走者に比べると、賞金がやや少なくなっているゲッコウガ(ミッションでハンターボックス封印のデメリットの被害を受けた為)





ゲッコウガ
「とはいえ、古城エリアは絶対選ばないですけどね! あんなところで逃げ切る体力がもう……」





 となると、住宅街エリアか大聖堂エリアになるが……?





ゲッコウガ
「……残り25分か。どうしましょうか」





 まだ悩むゲッコウガ。





 もう、時間はない。





〔25:59〕





千寿いろは
「……どうしましょうかね、自首って選択肢はかなり魅力的なんですよ」





 残り1分でエリアが分断。





 そうなれば、エリア移動はできなくなる。





千寿いろは
「でもオタクは資金に恋しいですからね……大聖堂エリアにこのままいることにします!」





 オタクは動かない。





〔25:23〕





王雪
「……もうエリア封鎖されるんだな」





 もう、エリア移動はできなくなる。





王雪
「……とりあえず稼げるまでは稼ぐぞ。何かあったら自首するんだ!」






 もう、自首はすぐそばの選択肢だ!





王雪
「……うん、もう封鎖されるな」





〔25:03〕





青柳冬弥
「時間だな……」





 そして……






















〔25:00〕





 エリア3箇所にバリケードが張られ、





 住宅街エリア、大聖堂エリア、古城エリアに分断された!





 さて、各エリアにいる逃走者は以下の通りだ。





〔住宅街エリア〕
砂塚あきら、青柳冬弥、潮田渚、ゲッコウガ、氷室一紀





〔大聖堂エリア〕
古市左京、王雪、千寿いろは、千切豹馬





〔古城エリア〕
ラッコ、オルフェーヴル





 住宅街エリアにはハンター2体。隠れやすいが、自首電話は設置しておらず、賞金を獲得するには逃走成功しかない。





 大聖堂エリアはメイン通りと大聖堂、天文時計台が存在。露店などで身を隠すこともでき、大聖堂前に自首電話があり。しかひ、ハンターは2体。





 古城エリアは奥に古城が聳え、道中に木々と緑がある程度と拓けたエリア。古城前に自首電話はあり。ハンターは1体。





 残り25分を各エリアで逃走者が逃げ惑う。





〔24:47〕





ラッコ
「この体ならこのエリアでも勝機があると思ってな」




 体格を生かして古城を選んだラッコ。





ラッコ
「自首はするつもりはないが……ハンターの数は少ない方がいいからな」





 ハンターの脅威から少しでも遠ざかりたい。





 それが海獺の性。





ラッコ
「そういえば、たぬきくじを引いていないのだな?」





 ちいかわショップではたぬきの装いをしたちいかわたちのくじが登場だなも!





ラッコ
「いや、その狸ではないが」





 ちなみにラッコさんが当たる確率を考えたら、引かないという選択をするしかなかったですね。





ラッコ
「まぁ……堅実にな」





 皆さんも堅実にね……。





〔24:31〕





 さて、古城エリアにはもう1人。





 いや、どっちも人換算して良いのかは疑問だが。





オルフェーヴル
「……うるさい」





 あっ、すみません。





オルフェーヴル
「……だが、ハンターが1体であればアイツから逃げ続ければいいというのは安心だな」





 ハンターに挟まれることは確実にないのが、このエリア。





オルフェーヴル
「問題はこのままエリアを分断しただけで終わるのか、だが」





 推測ゲームじゃないからね、これ。






〔24:18〕






 さて、大聖堂エリアには4人。





王雪
「……」





 自首のタイミングを図っているのか、はたまた。





王雪
「これ以上ゲームが難しくならないなら、様子を見て。難しくなるようなら、問答無用で自首するよ」





 あ、わかりやすく答えてくれた〜!





王雪
「絶対に賞金は持ち帰るぞ。絶対にだ」





 ここまで金に燃えてるタイプもなかなかいない気もするが。





〔24:01〕





古市左京
「……ハンターが2体だから、油断ならないな」





 節約家でもある古市。





古市左京
「いざとなれば賞金を持ち帰る予定だ。年もあるから、逃げ切る自信はなくてな」





 こちらも自首の可能性が大いにあり。





古市左京
「……残り24分か。長いな」





 思ったよりも時間は長いのだ。





古市左京
「カップラーメンが8個できるぞ」





 なんで一個ずつ作った場合で計算してるのだ……?





 なんでなのだ?





古市左京
「なんか喋り方が鼻に付くな」





 ず◯だもんなのだ!





古市左京
「……だからか」





ずんだもん
「おい、それはどういうことなのだ!」





古市左京
「え、はぁ? あ、本物のずん◯もん……は?」





ずんだもん
「というか、ずっとエリアに居させられたのに話すの厳禁ってとんでもないことをやらされていたのだ」





 僕たちを悪者にしたいのかな?





 バイト代カットするよ?





ずんだもん
「あっ、それはだめなのだ! 今月の家賃払えなくなっちゃうのだ!」





古市左京
「生活困窮してるのかよ……もうちょっと夢ある設定にしてくれって」





 ずんだもんにどんな夢を抱いてるんだ?





〔23:32〕





千切豹馬
「……ハンターか」





 天海がいる牢獄へ向かう千切。






 ハンターを発見し、動けない。





 そこへ





千寿いろは
「……っ、ハンターですか」





 移動しようとしていた千寿。





ハンター
『……』





 ハンターはまだ2人の存在に気付いていない。





千切豹馬
「……アイテムを取りに行くことを考えると、早めに動きたいが」





 早くアイテム回収に向かいたい千切。





千寿いろは
「とはいえ、もう少しエリアの端に行きたいですし……」





 動きたい千寿。





 そのどちらかをハンターが捉えた……!





ハンター
『……!』ダッダッダッ





 ハンターが走り出す……!























千寿いろは
「えっ、なんかハンターが走ってますよ……! えい、この隙に隠れ場所を探しますよ!」





 千寿は逃げ出した!





千切豹馬
「マジかよ……!」ダッダッダッ





 ハンターに見つかった千切。





 早速、トップスピードに乗りハンターとの距離を取る。





千切豹馬
「……どうだ?」





ハンター
『……』





 あっという間にハンターを撒いてしまった。





 が、エリアにはハンターがもう1体。






ハンター
『……!』ダッダッダッ






 別のハンターにも、見つかった……!






千切豹馬
「……これアイテムさっさと回収しに行きたいから、他から回ってみるか?」





 しかし、アイテムに夢中な千切は気付いていない!





ハンター
『……!』ダッダッダッ





千切豹馬
「おいっ、近いじゃねぇかっ……! (ポン!)  マジか?」





 優勝候補、まさかの脱落だ。





〔22:52〕
千切豹馬確保、残り10人
 




千切豹馬
「もう1体来てたのかよ……だっせぇな」






 気づかなければ、逃げ切れるものもどうにもならない。





プルルルプルルル!





砂塚あきら
「千切さんが確保っスカ……ちょっと意外ですね」





 さて、こちらは住宅街エリア。





 自首することはできないが、建物たちが多く隠れるのにもってこいの場所である。





 ハンターは2体だが、大聖堂エリアに比べると隠れる場所が多いので、まだ快適か?





潮田渚
「そんなことはないけどね……広くないエリアに2体は窮屈だよ」





 文句を言うのなら、もっと酷いことしてやろうか?





潮田渚
「それはもう悪魔の所業だよ……」





〔22:41〕





ゲッコウガ
「……」





 いよいよ、何も話さなくなった蛙。





ゲッコウガ
「……別にいいでしょう、ガチなんですから」





 キャラ的にガチより本気マジの方が似合うのでは?





ゲッコウガ
「何言ったっていいでしょう……メタナイトさん見ました?」





 名前によく合う様子だったね。





ゲッコウガ
「うちはうち、よそはよそですから」





 急におかんみたいなこと言い出すやん。





ゲッコウガ
「そんなこと言ってる余裕ないですよ、ほらハンターですよ」





 ハンターはゲッコウガに気付いていないようだ。





ゲッコウガ
「……本当に落ち着かないですよ」






〔22:18〕






氷室一紀
「……問題はそこまでこのエリアに精通していないってことだね」





 早めの段階で捕まった氷室、エリアの理解度が浅い。





氷室一紀
「それで復活したらすぐにエリアを選べって言われて閉じ込められてさ」





 閉じ込めてはいないけどね。





氷室一紀
「……だから本当に動けないよ」





 まぁ、それは好きにしてもらってね。





氷室一紀
「……冷たいなぁ」





 そういうものだよ、本来。





氷室一紀
「どういう本来、だよ」





 まぁ……人間界って実際そんなものらしいじゃん?





氷室一紀
「急にダークになるな」





〔21:48〕





ラッコ
「……ハンターだな」





 早くも隠れ場所にハンターが近づいているラッコ。





ラッコ
「……ここからだと、こう行くべきか」





 ルートを考えているが、その間にもハンターはラッコが隠れている木々に近づいている。





オルフェーヴル
「……」






 遠くからそれを見つめるオルフェーヴル。





 ハンター1体の環境下、見えていれば安心感は半端ない。





ラッコ
「……行くぞ!」ダッ





 そうして、木々の隙間をすり抜け飛び出していく。





ハンター
『……!』





 ハンターも飛び出したラッコの姿を捉え、方向転換。





 すぐに追いかける。





ラッコ
「……一度、古城を回るか」





 やや距離がある古城まで走り抜けるつもりのようだ。





ラッコ
「まだ平気だ……距離も問題なさそうだな」





 終盤になってもまだ衰えぬスピードで、ハンターとの距離は殆ど縮まらないまま古城へ。





ラッコ
「……古城を回って、様子を見ようか」





 古城の裏手まで回ったところで、ジョギング程度のスピードまで落とす。





ハンター
『……』





ハンター
『……?』





 ハンターは既にラッコの姿を見失ったようだ。





オルフェーヴル
「……」





 それをみて、オルフェーヴルも身を隠すに至ったようだ。





 古城エリアはハンター1体だが、見通しが良い。





 油断すれば、すぐに見つかってしまう。





〔21:14〕





王雪
「……」





 ハンターを見つけ、動けない王雪。





王雪
「今までに比べると、格段にハンターを見つけているような気がするんだ」





 エリアが狭くなり、ハンターは2体。巡回するスピードは上がっている。





王雪
「……これ以上何か起こったらもう耐えられないぞ?」





 しかし、疲れとハンターへの不安からか、不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。後輩をかばいすべての責任を負った三浦に対し、車の主、暴力団員谷岡が言い渡した示談の条件とは……





王雪
「……本当に何を言ってるんだ? この場をこれ以上混乱させるな!」





 いうて、私もこのネタに対して造詣は深くないのだけど。





〔20:38〕





青柳冬弥
「……ハンターの位置が分かったとしても、この状況だと」





 折角のモバイル課金をしていた青柳、この場面には流石に悩む。





青柳冬弥
「……移動は無闇にできないだろうが、ハンターがどこにいるのかわからないとなると……いや、本当にどうすべきだ?」





青柳冬弥
「……様子を見るか、とも言ってられないが、考えれば考えるだけ無駄な気もするな」





 というと?





青柳冬弥
「結局見つかるか、見つからないか。確保されるか、されないか。それだけだからな」





 極論に行き着いた。





〔20:12〕





 ちなみにエリア分断されただけで終わると思ってた?





 終わらないんだな、これが。





 ということで、ほなもういっちょ行きますで〜!





潮田渚
「この為にわざわざカメラ切り替えたの?」




 いよいよ色んな人を映しすぎて、仕方ないからね。





 まぁ、今回はここまでだけどね。





潮田渚
「本当に何の為にカメラを切り替えたのさ」





 それは言わないお約束だよ。

 




【RUnner(逃走者)】10人
砂塚あきら、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、潮田渚、ラッコ、ゲッコウガ、氷室一紀、オルフェーヴル

〔住宅街エリア〕
砂塚あきら、青柳冬弥、潮田渚、ゲッコウガ、氷室一紀

〔大聖堂エリア〕
古市左京、王雪、千寿いろは

〔古城エリア〕
ラッコ、オルフェーヴル







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