二次創作小説(新・総合)
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- 【RFM~ver.ST #01】
- 日時: 2025/04/15 19:31
- 名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: XWWipvtL)
【RFM~ver.STory 】
『#01 STart the game!』
【RUnner(22)】
藤田ことね
葛城リーリヤ
園田海未
砂塚あきら
天海春香
古市左京
青柳冬弥
王雪(ワンシュエ)
千寿いろは
千切豹馬
白金燐子
レオリオ
潮田渚
金田一一
ジャムおじさん
ラッコ
ゲッコウガ
望月美琴
氷室一紀
オルフェーブル
レムレス
メタナイト
【AREA】
→〔VIrtual SPace 01〕
仮想空間エリアとして設計された1つ目のエリアである。今回はハンター及びゲーム進行が問題ないかのテストと共にこれが皆に楽しんでもらえるかのモニター検証を兼ねている。
エリアの特徴としては美しさがまず挙げられるであろう。楕円形に広がるエリアを今回『VISP01(バイサップゼロワン)』とまた呼ぶことにする。エリア中央にはステンドグラスが特徴的な大聖堂、そして天文時計台が存在。
エリアの左側へ向かうには大きな橋を渡るのが一番だが、もちろん危険が伴う。が、橋を渡らずに左側に向かうにはエリア中央から大幅に外を回ってくる必要があるので、どちらも危険といえよう。エリア左側には美しく色とりどりな住宅が並ぶ。形容するならかつて地球に存在したチェコのチェスキークロムロフのようだ。一部住居には侵入可能で、住居同士がつながっていたり屋上がひと繋がりになっていることもあるので、そこも当然逃走エリアにすることができる。反対にエリア右側には緑が広がる。エリア右端には古く大きな城が建っていて、ここにも侵入は可能だが、ここに人の気配はまるでない。
まぁよくわからなかったら、各々調べといてね。君たちが住んでた地球のことなんでしょ?
【TIME】
120minutes!
【HUNTER】
START:1
Youyaku! Hajimerareru!
- Re: 【RFM~ver.ST #01】 ( No.1 )
- 日時: 2025/04/15 19:34
- 名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: XWWipvtL)
【RFM~ver.STory 】
『1. STart the game!』
※やや長めの文章が続きますので、耐性のない方は頑張って読んでください。そう、頑張ってね。
ここは火星〔MArs〕である。人々は今ここを棲家として生活を営んでいる。昔、人類は地球〔EArth〕に住んでいた。が、人類たちは進化し過ぎてしまった。知能は発達し、それに伴って科学技術も大幅に成長を遂げた。しかしその弊害に地球は徐々に綻びを見せていった。工業が発達し、大量の二酸化炭素が排出され、オゾン層がフロンなどによって破壊され、地球温暖化が加速していった。かつての地球人はこう残す。春夏秋冬はどこかに消え去って、最早夏ばかりが年を占めてしまったと。
そうして、当時の地球人たちは地球を切り捨て、新たな場所へ旅立とうと決意する。まずその第一の拠点として選ばれたのが月〔MOon〕であった。地球の衛星であるから、距離はそこまで遠くはなく、ある程度の研究はされている。まず一歩を踏み出すにはそこが最適であったのだろう。
さて、西暦2500年に人類は月に移住をしてそれからのことだ。西暦2900年ごろに当時の巨大企業である「クロノス社」の天才科学者である月村サトシという人物が作り上げたゲームがあった。『逃走中』だ。
時は過ぎ、西暦3200年。天才科学者たちは新たな可能性に目を向け始めていた。それは新たな居住地候補である火星〔MArs〕だ。月も土地は小さいけれど住むには十分であったが、人とは欲望の塊である。今に満足してしまえば、更に欲しがる。そんな生き物だ。どの道、過去いた地球に比べると月は敷地が狭く、人口があの頃と比べてやや減少しているものの、まだうん十億人といることに変わりはない。
さて、西暦3315年。あれから100年と少しが経過すると、一部の人類は火星に先行居住をしていた。つまりは火星も新たな居住地として人類は選択することにしたのだ。と言っても、移住したのはそういう意思を持つ覚悟とお金のある者だったり大量の技術者や科学者などである。まだ未開の地でもある火星。
さて、この世界に降り立った1人の天才科学者がいた。彼の名を『NG』と人々は呼ぶという。それが名前ではないのかって? どうやら彼は所属する会社『FAjo(ファジョー)』の元幹部の親戚とのことで、気付いたらそこに所属していたようで彼は昔からそう名乗っていたのだからそれが名前だろうと皆んな思っていたらしい。彼に実際そのことを聞いてみると、こう答えるのだ。
「まぁ、それが名前だと思われているのならそうなんじゃないかな。本当の名前なんて明かしたところで仕方ないし」
自分が考えるに、恐らく彼の名前はこれではないのだろう。但し、そこまで興味が湧かなかったので、この時点で彼の名前について詮索することはしなかった。
さぁ、そんな彼はある日私に一報を届けてくれた。ここに来て、と示されたのは『FAjo』の中でもよくわからない名前をした場所『SOltidy』だった。受付に聞けばわかる、と彼が言うのだから言葉通りに受付嬢にここはどこだ? と尋ねてみた。見るからに若そうな方に聞くと、首を傾げてしまった。そして隣にいた歴の長そうな方に小さい声で尋ねているようだった。そして尋ねられた方は少し考えるように指を顎先に添わせていたが、あっ、と声を漏らす。そこからは優しく彼女に、ここからは私が対応するから業務に戻って、と声かけると、こちらを見て、
「あの方のお客様ですよね、『NG』様の」
彼の名前が出てきた。様付けなんてされるような立場だったのか? 普段の様子からはとてもそんな風には見えなかったが……。その名前に反応する為だけにこくんと頷くと、彼女はすっと立ち上がって、
「それではここから私が案内しますので、そのまま向かってもよろしいでしょうか? その前にあの方に連絡だけ入れさせてもらいますね」
流石ベテラン。丁寧に対応してくれそうだ。横にいた若い彼女もその様子を見て安心したようで、またきりっと表情を変えて業務に追われ始めたようだった。
さて、彼女が彼に連絡を入れてから2人はエレベーターに向かっていた。
「『NG』様のラボ(LAB:LABORATORY)はとあるフロアを貸切にしているのですが、エレベーターのボタンをただ押すだけでは行けないようになっています。一種の暗証番号のようなものですね……少しの間だけ目を閉じて頂けますか? 今のところ、その番号を教えてしまっていいのかまでは確認していませんでしたので……もしあれでしたら、『NG』様にまた聞いてみて下さい。では、目を閉じていただいて……」
彼女のその言葉に従って目を閉じる。ランダムに何個もボタンが押されるのを暫く聞いていると、いいですよ、と彼女が再度声を掛けてくれた。
「……極秘なんですか、その場所は」
詳しそうな彼女にそう聞いてみた。彼女はこちらを振り向いて見ることもなく、ただ正面を見ながら、
「まぁ、伊達に人生の年数だけ重ねてきたわけではないですが、基本的にあの方がその場所に人を通すことはありませんね。私も場所を今日あの人から伝えられたばかりですから」
その言葉にきっと嘘はないだろう。どのみち、嘘であれば彼に聞けば済むし、そんな嘘ついて何になる。
無言の空間は上昇を始めており、どのくらいの時間が経ったのだろう。気がつけば、機械音が到着を示して、ドアが開いた。
「それでは私はこれにて失礼致します」
深く一礼し、彼女はそのままエレベーターの中に消えていった。彼女しか乗り込んでいないエレベーターを降りると真っ暗であった。いや、それは嘘だ。仄かなライトが地面を僅かに照らしている程度であり、誰かを歓迎するために設けられた空間ではなかった。実際、そうなのだから仕方ないのだが。ほんの僅かな光を頼りにそろりそろりと足を進めていく。すると、まるでステージか。円形のステージが3段重ねられていた。地球の頃に男性アイドル界の覇権を握ったという会社がやりそうなそのステージだけが照らされた空間にお目当ての彼はいた。彼はその1番上に立っていた。何をしているんだ、こいつは。そして一段、また一段と降りて、三段目で彼は止まってポーズをとりながら、
「やぁ、『RO(レオ)』くん。久しぶりだね。どうして僕と会ってくれなかったんだい?」
まるでこっちが悪者みたいな口ぶりだ。そもそも忙しいからとこちらの誘いを断り続けていたのはお前じゃないか。じっと彼のことを睨むと、
「……まぁまぁ、ごめんって。そんな風に僕を睨まないてくれって」
「それで、今日はどういう用事で呼び出したんだ? 」
こちらがそう尋ねると、彼はにこっと笑って、
「見せたいものがあるんだ。先に見せるのは君だけだよ」
そう言うと、目つぶってと言われた。まぁ従わない理由はないからと大人しく目をつむると、
「本当に目つむってる? 実は透視能力があって見えてるとか? って、ごめんって。準備するから待ってて」
こちらが一言声を上げると、彼はドタバタしながら走っていった。何をする気なんだ? と思ったが、もういいよ、と声が掛けられたのは思ったよりもすぐだった。
「本当にいいのか? それじゃ、開けるぞ」
そうして目の前にいたのは真っ黒なスーツ、サングラスをした成人男性。とても圧を感じる。恵まれた体格のようで、身長も自分よりもやや高く、運動神経が良さそうに見える。が、彼と比較すると別に特段差を感じられなかった。とはいえ、あいつは180センチとかそのくらいだとしたら、この圧が生まれるのも仕方ないのだろう。
「……で、これはなんだ? 人なんだよな?」
全身隈なく観察し、このよくわからない男性について尋ねる。
「作ったんだよね、1から。昔はこいつのことを〔HUnter(ハンター)〕って呼んでたみたいだよ」
「ハンター……? で、ハンターというのは一体何者なんですか?」
この会話が繰り広げられて尚、ハンターというのは何も話さないし動くこともしない。本当に何なんだ。
「こいつはアンドロイドだね。今じゃ当たり前すぎる存在、アンドロイドだよ。過去にこいつを使って鬼ごっこをした天才がいるんだってさ。『逃走中』って、かつては呼んでいたらしいね」
「逃走中か……」
「もしかして知ってたりするの?」
「いや、昔の記事で見た記憶がある。関連記事もまとめていたような気はするが……詳細なことまでは今は思い出せないけど」
「ふーん、やっぱり本当に有名なゲームだったんだ。過去にも」
「みたいだ……あぁ、何十回も開催されてきたというから、相当に人気のあるゲームだったことに違いはないだろう」
手元の端末で逃走中と調べると、自分で調べていたデータが多数表示される。どうしてこのゲームについて調べていたのだろうか。まぁ、いいや。
「さて、今日君をここに呼んだのは僕が新たに逃走中を開催するからそれを観戦して欲しい、って話さ」
「えっ、逃走中を……? お前が?」
「そう、この僕が……!」
そして、彼はニッと微笑んで、こう言うのだ。
「さぁ、新世界のゲームの始まりだ……なーんてね」
彼の言葉が終わると、先ほどまで目の前にいたはずのハンターと呼ばれる存在が消えてしまっていた。一体彼は何処へ行ってしまったのだろうか?
- Re: 【RFM~ver.ST #01】 ( No.2 )
- 日時: 2025/04/23 22:13
- 名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: XWWipvtL)
さて、彼が『VISP01(バイサップゼロワン)』と呼んだのは、どうやら今回彼ら、つまりは逃走者が逃げ回ることになるというエリアらしい。あくまで仮想空間であり、バイサップというのはただの略称らしい。ハンター1体がそのエリアに飛ばされ、到着したのは彼ら……通称逃走者たちの目の前だった。
いきなり訳のわからない存在が目の前に現れたのだ。彼らは一瞬静まり、そして間髪入れず叫んだり喚いたり。無理もない。得体の知れない真っ黒な人間のような何か。怖くない訳がないのだ。が、そんな様子を見ても彼はニッと微笑むと、口を開いた。
『ピンポンパンポーン! 今日集まってくれたみんな、この声聞こえているかな? 僕はこのゲームを作った……あーっと、何て言えばいいんだろう。ゲームマスターとか? あぇ……かっこいいから僕のことはゲームマスターと呼ぶように!』
もうちょっと話すことを決めてから話せばよかったのではないか、とも思ったが、ハンターに叫ぶ者たちは消えたようだった。それはハンター以上に変なやつが現れた、からだらうが。
『さて、君たちの目の前にいるのはハンターだ。君たちにはこれからこのハンターから逃げてもらう……つまり、鬼ごっこをするわけだ! まぁ、いつもの鬼ごっこと同じにしてもらっちゃあ困るけどね。まぁ、色々聞きたいことあるだろうから、質問を現段階で受け付けるよ』
説明は雑に行なって、質問の場となってしまった。が、ここで勇敢にも手を挙げたのは1人の少女だった。黒髪ツインテールにおしゃれなスポーツ着、今の若者は物怖じしないのか。
砂塚あきら
「これから始まるのが鬼ごっこだとして、例えばそのハンターがどんな性能をしてるとか、どのくらいの時間逃げればいいとか、しちゃダメなことはあるのか、とか。そういうルールがもうあるんだったら欲しいんデスけど」
彼女の指摘はごもっともだった。
『ハンターの性能からまず見てもらうおうか。今から君たちの視線に映像が映し出されるだろうから、そちらを見てくれ』
この質問に彼は冷静に答え、逃走者それぞれの目の前に小さなスクリーンが表示されると、同時に動画が再生された。それは今彼らの目の前にいるハンターの能力を示したもの。彼らは視界に入った逃走者を追いかけるが、彼らを視界から失うと追跡は終了し、再び捜索を行うこと。彼は無尽蔵なスタミナと圧倒的スピードを誇る到底人間とは思えないスペックをしていること。当然、人間ではなくアンドロイドだから実現可能な存在である。これから彼らはこのハンターを相手に鬼ごっこしなければならない。
『それからルールについてだが、基本的にはハンターに捕まらなければいい。今回ハンターから逃げ切ることができれば、賞金もある。まぁ、細かいことは今君たちに渡してあるそのモバイル装置を確認してくれ』
砂塚あきら
「逃走時間は120分……つまり2時間デスか」
金田一一
「ゲームなんてしてれば2時間なんて一瞬なのにな」
潮田渚
「このモバイルでマップと現在地も確認できるんだ……って、このマップって課金できるんですか?」
かつて月で行われていたゲームにはそんな設定はなかったはずだが、それはどういうことだ?
『あぁ、よくやるだろ? 課金。そのマップに課金すると例えば他の逃走者の位置情報を常時表示できるようにすることができたり……これは高いけど一定時間ハンターの位置情報が表示されたりってな。もちろん、課金システムだからこれを使った場合、その逃走者が逃走成功した場合の賞金からこの分は差し引かれるけどな』
古市左京
「つまり賞金を確実にしようとして課金しまくっても、折角得られる賞金は少なくなってしまうってわけか。悩みどころだな」
『他にも課金機能はあるけど、それはゲームが始まってから各々確認しといてね。スタッフ兼カメラ係として、君たちの周りを【FUWARI】または【MOCORI】が飛び回っているだろうから詳しいことはそいつに聞いてくれ。モバイルにも説明はあるけど』
千寿いろは
「我々のようなオタクにはありがたい設定ですね!」
『あぁ、もう全部細かいことはゲームが始まったら確認してくれ。さぁ、これから60秒後にここからこのハンターが起動し、エリアに放たれる。それまでにこのハンターに見つからない場所に逃げるんだな、それじゃあカウントダウンを開始する!』
彼がそう告げると、エリア上空に60と表示されたかと思えば、59、58と数字が減少され表示されていく。
園田海未
「……もう逃げないと!」
誰かがその場を駆け出すと、それにつられて他の逃走者も慌てて走り出す。数秒もすれば直立するハンターの周りからは人はいなくなってしまった。
残り30秒。
ゲッコウガ
「……どごまで逃げるべきか、いや離れられる限り離れた方がいいんだろうが」
(人語を話すことができるゲッコウガさんに出演してもらっています)
青柳冬弥
「とにかく離れます! 時間がないので」
残り20秒。
藤田ことね
「やばいって……まずは逃げないと」
望月美琴(ドカ食い大好き!もちづきさん)※
「2時間……このエリアって何か食べられるところありますかっ! 二郎とか!」
それはせめてゲーム始まってからとかもっと聞くタイミングあったでしょ。
残り10秒。
ジャムおじさん
「……そろそろ時間だね」
王雪(ワンシュエ)
「絶対に賞金は持ち帰るんだ!」
〔0〕
上空のタイマーが0を示すと、エリア中央に直立していたハンターは起動し、そのまま走り出した。
さぁ、ゲームの始まりだ!
- Re: 【RFM~ver.ST #01】 ( No.3 )
- 日時: 2025/04/25 19:37
- 名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: XWWipvtL)
〔119:58〕
メタナイト
「2時間か……ハンターの強さを見たが、集中力をどれだけ保てるか。それが一番大事に見えるな」
ゲーム時間は120分、つまりは2時間。
望月美琴
「でもこの賞金でペ◯ングがもう何個も買えちゃう……1秒で200円上がるのすごいっ!」
1秒逃げると200円賞金が上がる。120分逃げ切れば、賞金は144万円。たぶん、ペ◯ングとんでもなく食べられる。
王雪
「これが自首電話? いや全額持ち帰りたいから今は……いや、選択肢に入れておくか」
またエリア内2ヶ所(大聖堂前、古城付近)には自首電話が設置。自首電話をし、ゲームからのリタイアを宣言すると、それまで逃げ切った時間分の賞金を獲得することができる!
ただし……
ラッコ
「おっ、あれがハンターか……あれは全速力なのか? そうじゃなかったとしても、とんでもなく速いことに変わりはないな」
エリアには1体のハンター。彼に捕まると失格。賞金はゼロになる。
これが〔Run For Money〕〔逃走中〕だ!
〔119:30〕
いきなりハンターを見かけてしまったラッコ。
ラッコ
「いや……正直、あのハンターから逃げながら2時間というのが体感として長いのか長くないのかも予測がつかないからな。不安な部分はどうしてもあるな」
剣士って冷静じゃないといけないルールでもあるのか?
ラッコ
「まぁ、無闇に剣なんてもの振り回されても困るし、芯を捉えなければ斬れないから……冷静というか、集中力を求められるのは否定できないと思うぞ」
それはそうかも……剣士ってプラスでなんかギャップ付けさせられがちだよね。
ラッコ
「そうか?」
あと、ゲームの方も好調なんですかね? 世間の声はよくわかりませんけど。
ラッコ
「何の話をしているのかよくわからないが、好調だといいな!」
……なんか申し訳なくなったから、あとで甘いもの渡してこよう。
〔119:08〕
青柳冬弥
「……きっと俺はあまり動かない方がベストなのだろうが、ここから逃げる手段は確認しておかないと不安だな」
高校生にしては落ち着きすぎている、青柳。今は隠れるよりも逃げられる場所を探しているようだ。
青柳冬弥
「……モバイルの課金機能も色々あるんだな」
急に話変わったぞ?
青柳冬弥
「……ただ現段階で得る予定の賞金を消費しなければならないのか。前半ではほぼ無力ということか」
ゲーム内で現在逃げている分の賞金しか使えないので前半は課金機能は使えない。
まぁ、だから、そういうことになるのかな?
青柳冬弥
「ひとまず、隠れられる場所を探すか」
とりあえずの目的は決まったようだ。よかったね。
〔118:47〕
葛城リーリヤ
「綺麗な街並みの場所なのにここにハンターがいるんですよね……まだ1体でもこの恐怖感」
エリアのどこかに必ずハンターはいる。どこにいるのかは誰にもわからない。
葛城リーリヤ
「とはいえ、このエリアそこそこに広いですよね? これいずれハンターって増えちゃいません? メタ予想すると増えそうなんですけど」
メタ(ナイト)予想ね。
葛城リーリヤ
「そうなると、安易に動いて体力がなくなることは避けたいので……隠れ場所を探さないと」
考えることは割と皆同じみたい。
〔117:21〕
※親記事にてオルフェーブル、と記載していましたが、正しくはオルフェーヴルになります。この更新を持って該当部分は修正済みとなっています。申し訳ありません。
オルフェーヴル
「ハンター1体と戦うだけなら勝てるだろうが、120分もあって1体だけ、まさかそんなことはないだろう」
お前もメタ発言するんかい。
オルフェーヴル
「囲まれた場合を考えるべきか? エリア的に行き止まりはないとはいえ、余が少しでも捕まる可能性があるのならその可能性は潰すべき」
余念が無かっただけだったわ。
〔117:02〕
アイドル様の逃走が見てみたぁ〜い!
天海春香
「今日は転びませんから! 絶対に!」
それはフラグなのでは……?
【FUWARI】
『……(他世界線ではドンガラガッシャーンと音立てて転ぶのが当たり前となっているのなぁ)』
天海春香
「でも事務所を代表して呼ばれたので、頑張りますよ!」
頑張るのはいいけど、怪我とかしないでね。
〔116:48〕
さて、エリアにぽつんと1人ハンターさん。
ハンター
「……」
基本的にはこのように徒歩で逃走者を捜索する。
そして、視界に逃走者を見つけ次第その逃走者を追跡する。
それから、その逃走者を見失う、または確保するとまた捜索パートに移る。
基本的にはその繰り返しとなる。人間のようにこの逃走者はこう行くだろうからと予測して行動することはないので、逃走者は心理戦せずただ振り切ればいい。
ハンター
「……」
流石にこの段階じゃ問題なさそうだね。よかったよかった。
〔116:30〕
さて、なんとなく説明していなかったが、確保された者たちに関してはエリア中央、つまりハンターが最初に放出された付近ら辺に牢獄を置いてある。これは過去ゲームを参考にしている為、詳しい意図などはない。
牢獄
「……」
一応、こういうのは紹介しておかないとね。
〔116:18〕
氷室一紀
「……なんでこんなゲームなんかに」
多分どこにでもいる普通の男子高校生。
氷室一紀
「なんですか、その言い草。名前のことを言いたいんですか?」
どっかのジョジョの髪型云々みたいな反応されたな。
氷室一紀
「……あー。そういう訳じゃないんだったら、別にいいです。とはいえ、ハンターのあの速さって、スポーツマンでも厳しいんじゃ……いや楓砂先輩ならこれくらい……いや、なんでもないです」
さてさて。
氷室一紀
「せめて何か言えって!」
次に参りましょうか。
〔116:02〕
白金燐子
「……ハンター、もの凄く速かったですよね」
隠れ場所を見つけた様子の白金は動かない。
白金燐子
「ちょっと迂闊に動き回るのは怖いです……リアルでやるゲームはやっぱり怖いかもです」
リアルとゲーム内だとスペック差がまず、ね。
白金燐子
「もうすぐで5万円になりそう……でもやっぱり怖いです」
金の為にひた走るのか、リタイアするのか。どうするかは個人の自由だ。
〔115:51〕
望月美琴
「自首を視野に動くとして……この様子って配信されてたりするんですか?」
【MOCORI】
『今回はリアルタイム配信はないけど、ダイジェスト版に編集し直して配信するって〜。で、それがどうしたの?』
※テストも兼ねてのゲームだからね。とはいえ、この会社大きいから配信したらしたらで沢山の人が見るとは思うけどね。
望月美琴
「自首したら世間に何か言われちゃうよなって……あと、エリアに飲食店とかって」
【MOCORI】
『あるにはあるけど……でもさっきコンビニで買ったラーメンとか色々食べてたよね? ホットスナックもあったけど……もうお腹空いたの?』
望月美琴
「いやあの……で、どこにあるの?」
【MOCORI】
『……近場だとクレープ屋があるね。このエリア、手ぶらでいけるのがそんなにないんだけど』
望月美琴
「二郎とかご飯系はある?」
【MOCORI】
「あるにはあるけど、今回逃走エリアだけど侵入禁止の場所だから行けないよ……テイクアウトがあるかはわからないけど」
望月美琴
「……! ムーバーイーツは?」
【MOCORI】
「でもあなたがそこから動いたらムーバー側が困りません? 追加料金とか捕まってから払えるんですか?」
望月美琴
「え……?」
【MOCORI】
『当然確保された場合、逃走に関係ない出費に関しては自腹ですからね? 当たり前ですよねぇ〜?』
望月美琴
「……ぐっ」
↑食費を気にしているらしい
空腹との戦いも始まった望月、果たして?
〔115:34〕
金田一一
「……普通に考えて、ハンターが1体のままゲームが進みますなんてことはないだろうし、何かしらタイミングで来るんだろうけど」
あの金田一耕助の孫、IQだけやたら高い金田一。
金田一一
「いやそれはもう悪口だろ! ってのはともかく、あんまり動くと俺が逃げられなくなるから極力動きたくないんだよな」
この名探偵高校生は動かないらしい。
金田一一
「いや、今なら動くほうが危険だろ……結局は捕まるか捕まらないかだし」
【MOCORI】
『それはそうだけどねぇ〜。プライドとかそういうの一切ないんだね、って』
金田一一
「めちゃくちゃ言うじゃねぇか、こいつ」
まぁ、そんなふうに言うんなら……
そろそろイベント発生させた方が良さそうだね……前例に倣って……。
〔SOltidy〕
ゲームがスタートしてから彼は浮かび上がったホログラムの画面をひたすら操作して、エリアの様子を確認してはを繰り返していた。彼もまた何も話すことなく、それを続けていたから、こちらも何も言うことはできず、ただゲームを眺める時間が続いた。きっと、初めてのゲームだからと彼も緊張をしているのだろうか? 先ほどまでは頑張って作り出していた姿だったのだろうか。
が、そんな彼が何度も画面を見ては顎先に指を当て、まるで悩んでいた。どうしたのだろう。と思ったが、思い当たる節があった。逃走中というゲームには、盛り上げる為にミッションというのが発動されるのだ。このミッションをクリアすることで逃走者にはメリットがあったり、デメリットを阻止するなどができたりするのだ。ただ人が逃げているだけのゲームなんて面白くはないのだ。
しかし急に彼がこちらに振り向いて、緊張なんかまるでしてないよ。そんな顔で言うのだ。
「ROくんならこのゲームに変化を起こすとしたら、何がしたい?」
そんなことを観戦者に聞くのか? でも、彼の目はガチだった。本気の目だった。そうなると、なんと返すのが正解なのだろうか。少し考えるよ、と彼に告げると、
「うん、待ってるよ。少しだけ」
その言葉だけ投げておいて、また画面だけを見てしまった。が、彼を待たせる必要は無くなってしまった。過去に開催されたと言うゲームの記事が色々出てきたら、ある程度の法則性があるらしかった。そうであるならば、それに倣う他ない。
「ハンターって1体しかいないの?」
「何か思いついたの? そんな訳ないよ。沢山用意してるよ!」
「ゲームの難易度を上げるためにもミッション失敗したらハンターが放出されるものがベタなんじゃないか、って」
「ベタベタなものもいいよねぇ〜。となると、こうしよっかなぁ〜っと!」
目にも止まらぬ速さで何を組み上げているのか、プログラムか。そんな一言で彼の頭の中で一体何ができあがったというのだ。
「ROくん、ありがとうね。てか、イスに座ればいいのに……ほいっ」
「あ、ありがとう……」
そのまま彼はまた画面だけを見続けていた。
<あっ、ミッション出るよ〜!
く見る〜?
- Re: 【RFM~ver.ST #01】 ( No.4 )
- 日時: 2025/05/11 15:15
- 名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: F9q9cBer)
〔115:00〕
プルルルプルルル!
潮田渚
「見ない選択肢はないし、吹き出しの代わりに不等号を使うのはわかるけど、平仮名のくを使うことあるの?」
そういうこともある。あるよね!!
潮田渚
「誰に圧掛けてるのさ……で、ミッションだっ!」
園田海未
「エリア5箇所にハンターを設置した……5箇所……? えっ、5箇所っ⁉︎」
メタナイト
「……尚、ハンター放出を阻止する方法はハンターボックスを確認すればわかる。なるほど」
藤田ことね
「……いや、なんか面倒くさそうだけど、5体も増やされるのは違うって!」
〔MISSION①〕
・ハンター放出を阻止せよ!
残り100分になると、5箇所に設置されたハンターボックスからハンターが放出されてしまう。
これを阻止するには、それぞれハンターボックスに阻止する方法が書かれている。
つまりはクリアしないとやばいよ、ってやつ。
砂塚あきら
「……で、そのうち1箇所がここですか」
たまたま古城付近にいた砂塚はハンターボックスをとりあえず探す!
砂塚あきら
「あっ、ハンターボックスってあれデスかね……?」
ハンターボックスの横には長文の書かれた標識のようなものがあるが……内容は?
砂塚あきら
「……えっと、これどゆことデスか?」
#what's up?
えーっと、どれどれ〜?
【FUWARI】
『ミッションを作った張本人がそのリアクションはどうなの? って、ナレーションがNG様の脳内で考えてることってバラしちゃダメだっけ?』
うん、駄目だね。世界観が崩れるよ。
【FUWARI】
『そういうメタなことも言わないでね?』
うい。
『このハンターボックス(ハズレ)を封印する方法』
このハンターボックスを封印するには、大聖堂付近の露店にて、ハンターボックスに付属しているパーツにピースを当て嵌めなければならない。この形をしているピースを探して、嵌めれば封印できる。
尚、露店はキャッシュレス可能である。
砂塚あきら
「……大聖堂ってあのスタート地点デスよね? そこまで戻って、ピースを買わないとなんだ」
砂塚あきら
「まぁ、極端に遠いワケじゃないので、行くだけ行きますか」
どうやら、向かうらしい。
砂塚あきら
「にしても、ハズレってなんですか? アタリなら何かあるんですか?」
どうなんですかね〜。言わないよ〜。
【FUWARI】
『心の声そのまま具現化するシステム、普通に意味がわからないよ』
言ってろ言ってろ。
〔114:41〕
天海春香
「ハンターボックスの位置はマップに表示されるんですね……今近いのは……こっちだと奥の住宅街にあるみたいですね!」
あ、そんな慌てて走らなくても……
天海春香
「いやっ! 慌ててなんかいませんって! でもやっぱり5体も出るってなると、急ぎたい気持ちもありますし!」
ふん、転けないか。
天海春香
「ちょっと! 私のことをなんだと思ってるんですか!」
転ける人ですよ、そりゃ!
天海春香
「絶対に転ばないですからね! 絶対!」
ノルマ達成なるか。
〔114:27〕
レムレス
「……動くべきだよね。ハンターが増えるなんて困るんだから」
レムレス
「でもさ、街からあま〜い匂いがしてきたからちょっと集中力切れそうなんだよね……とりあえず近いところ見に行った方がいいのかな?」
まだ始まって少しだと言うのに、食欲とか甘いもので集中途切れそうな人なんでいるの?
レムレス
「まぁ、お菓子も持ってきてはいるけど……あま〜い匂いがしたらそこに行きたくなっちゃうよね」
【FUWARI】
『……近場だと焼き菓子店があるみたいだよ』
レムレス
『確かに……! そこから近いところにハンターボックスもあるみたいだし、パイを買いに行こう!』
もう目的パイじゃないか。
〔114:13〕
ハンター5体放出のリスクに怯え、割と行動的な逃走者が多い中……
ジャムおじさん
「……どこも距離があるから正直動きたくはないんだよね」
この方は違うらしい。
ジャムおじさん
「いやいや。近かったらわたしも動いているよ?」
みんなそう言うんだよなぁ〜。
ジャムおじさん
「そもそも歳だからね……おじさんって名前についてるんだよ?」
妖精だったら見た目おじさんでも走れるもんなんじゃないの?
ジャムおじさん
「ともかく、2体くらいなら増えてもなんとかなるだろうと思うから、今は動かないからね」
石パンみたいに固い意志。
〔114:01〕
さて、こちらにも。
古市左京
「……いや、そんなナレーション流しながら俺を映すな」
でも動いてないみたいですけど。
古市左京
「カメラに映ってないところでハンターを見かけてるんだよ!」
だそうですが、ハンターは1体ですぞ。少なくとも、一番動きやすいタイミングでは?
古市左京
「……あぁ〜、うっせぇ! 時計台に行くぞ!」
近場(とも言えない距離)の時計台に向かう決心がついたらしい。
古市左京
「悪評流されたら俺たちの劇団の売り上げにも響くだろうからな」
本心ダダ漏れですよ。
古市左京
「名前広められただけいいだろ、こうなりゃ」
開き直ったよ、この人。
〔113:39〕
千切豹馬
「……」
そういえば、いたね。
千切豹馬
「そんな言い方していいのか」
まぁ、ゲームマスターの権限なんじゃない?
【MOCORI】
『別にそんなことはないと思うよ』
千切豹馬
「で、ハンターボックスは見つけたんだけど……えーっと?」
『このハンターボックス(ハズレトキドキアタリ)を封印する方法』
このハンターボックスを封印するには、ハンターボックスから伸びる10本の色分けされた鎖から1本引かなければならない。尚、10本の鎖のうち、1本だけが封印できる鎖であり、その他の鎖を引いてしまうとハンターがその時点で放出されてしまう。
尚、ハンターを封印できる鎖については、天文時計台に行けば何かわかる。
要するに天文時計台に行け、ってことだね。
千切豹馬
「……慎重に動きすぎると間に合わないな、行くか」
これで発見されたハンターボックスは2つ。
天海春香
「あっ、千切さん!」
千切豹馬
「……天海さん?」
天海春香
「ハンターボックス見ました?」
千切豹馬
「あぁ、ってかこれだな……簡単に言うとハズレの鎖を引くとハンターが放出されるらしい」
天海春香
「つまり迂闊に引けないってことですか!」
千切豹馬
「だからそのヒントをゲットするために今から俺は天文時計台に向かう」
天海春香
「……なら、私はハンターボックスにいるので、引いてもいい鎖がわかったら教えてください!」
それはつまり場合によっては即確保という可能性もあるよ?
千切豹馬
「確保される可能性があるかもしれないんだぞ。それでもいいのか?」
天海春香
「まぁ、それは……とりあえずヒントを見てもらってから考えますよ!」
まぁ、見なきゃ始まらないか。
千切豹馬
「……そうか、まぁ捕まるなよ」
と、駆け出して行きましたね。
天海春香
「……そういえば10色色分けされてますね」
せやね。
天海春香
「もうちょっと言うことなかったんですか?」
なかったね。
天海春香
「そう言われると、こっちも困りますよ……」
まぁ、頑張ってもろて。
〔113:05〕
ゲッコウガ
「ゲッ……?」
メタナイト
「お前か……」
スマブラ組だ。
メタナイト
「いや俺は古参だぞ!」
別にそういう話してないじゃん。
メタナイト
「それはすまなかった……とはいえ今回は何故呼ばれたんだ? 俺が言うのもなんだが、人間じゃないのがちょくちょくいるようだが」
ゲッコウガ
「普通に何となくなんじゃないのか?」
メタな話をすると、後半は悩んで決めたって言ってたよ。
メタナイト
「ともかく、参加できたのは嬉しい限りだが……というか、ミッションはどうするんだ。お前」
ゲッコウガ
「……いや動くつもりというか、向かっていたらメタナイトさんに捕まってるんですけど」
メタナイト
「そうか。それはすまなかった」
ゲッコウガ
「とにかく拙者は行くでござるよ」
メタナイト
「あぁ、行ってこい!」
MOCORI
『というか、これからスイーツを食べに行くんですか』
メタナイト
「何を言ってるんだ、そんなわけないだろ! このクレープもたまたまだ」
普通はハンターに追われてる身で甘いものなんて買わないんだよな。
てか、このクレープがたまたまって何。
メタナイト
「……ゴホン、ともかくミッションにも動くか」
あ、動くのね。カロリー消費しないとね!
〔112:41〕
藤田ことね
「……いや、ミッションは動いた方がいいってのは分かってるんですけど、絶対に捕まりたくないんですよ」
藤田ことね
「もう8万超えてる……逃げ切ったら100万余裕で超えちゃうんでしたっけ?」
【FUWARI】
『最大144万円だねぇ、夢みたいな額だね』
藤田ことね
「魅力的すぎるって……いやでもハンター増えると賞金ゲットしにくいってことだよね?」
藤田ことね
「だとすると、動いた方がいい……? いやでも、う〜ん」
そんな藤田の近くに
ハンター
「……」
ハンターがいる……!
藤田ことね
「……ん、なんか空気が良くない気がする。動いた方がいいのか?」
隠れ場所を飛び出して、動いた藤田。
そこ曲がったら……
藤田ことね
「……ついでだし、ミッションにも動こうかな」
ハンターはいなかったようだ。
ハンター
「……」
ハンターも先ほどまで藤田が隠れていた場所に到着したが、もう彼女の姿はそこにはない。
幸運にも、ハンターに見つからなかったようだ!
藤田ことね
「近いのは……住宅街か? てか、住宅街に2個あるんだ」
住宅街に隠れていた藤田はこの機会に動くようだ。
〔112:28〕
レオリオ
「ハンターが増えたらどれだけキツくなるんだろうな……?」
ミッションには動かず、様子を伺っているレオリオ。
レオリオ
「映像でハンターの映像は見たけどよ、オレでも振り切ることならできるんじゃないか? って思っちゃってな」
まぁ、単純な走力があれば逃げ切れる訳ではないからね。
レオリオ
「よし、様子見だな」
映すの遅くなってごめ〜んね。
レオリオ
「ん、なんだそれ?」
【MOCORI】
『そのネタ、誰かに伝わるの?』
伝わんなくてもい〜んじゃないの?
てな訳ですよ、また来週!(!?)
- Re: 【RFM~ver.ST #01】 ( No.5 )
- 日時: 2025/05/14 19:24
- 名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: F9q9cBer)
いや、今になってそれやるん? をやり始めます。
【RUnner(逃走者)】
藤田ことね、葛城リーリヤ、園田海未、砂塚あきら、天海春香、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、白金燐子、レオリオ、潮田渚、金田一一、ジャムおじさん、ラッコ、ゲッコウガ、望月美琴、氷室一紀、オルフェーヴル、レムレス、メタナイト
〔112:14〕
オルフェーヴル
「……ここか」
人知れず、いや馬知れず……? 天文時計台に辿り着いていたオルフェーヴル。
オルフェーヴル
「アップ代わりだ、この程度で何を言う」
そこに
古市左京
「急いで来たのに……先客がいるのか? って、オルフェーブル? あの、オルフェーヴルか?」
あ、知ってるんだ。
古市左京
「そりゃ……と言っても、当時の俺は競馬に詳しくなかったからテレビで見てた時には何にもわかんなかったけどよ」
オルフェーヴル
「ほう、余のことを知っているのか」
古市左京
「まぁな。って、色々話したい気持ちはあるけど、今はそれどころじゃねぇな」
オルフェーヴル
「そうだな。ハンターボックスはあるようだが、横に何か書いてある」
古市左京
「……そうか」
この2人、封印方法を話す様子がまるでないので出しておくね。
『このハンターボックス(アタリカハズレ)を封印する方法』
このハンターボックスを封印するには、エリア内2ヶ所にあるレバーを同時に下さねばならない。尚、レバーはそれぞれこの位置に存在する。
またこのハンターボックスが封印された場合、50%の確率でランダムで選ばれた逃走者1人に何かしらデメリット(選択式)が付随する。
※レバーは住宅街、古城裏に設置。
オルフェーヴル
「……これはやるべきか? 1人を切り捨てるか?」
ハンターを出さなければ、誰か1人の迎える不幸な運命を救えるらしいね。
古市左京
「……確実にハンターを封印しても、誰か1人がデメリットを被る可能性は50%なんだろ? しかもデメリットは選べるんだとしたら、ハンターを封印したいけどな」
オルフェーヴル
「どのみち、レバーの元に向かわないと始まらないな」
古市左京
「そうだな……あと、オルフェーヴルさんにこんなことを言うのはあれだけどよ、俺よりあんたの方が動けるだろうから遠くのレバーに行ってくれないか?」
オルフェーヴル
「あぁ、この程度の距離なら問題ない。ならば、先に余はレバーに向かうから、到着次第連絡を入れてくれ」ダッ
ということで、オルフェーヴルはレバーの方に向かってしまった。
古市左京
「いや俺だってとっくに三十路越してるんだぞ……?」
何も言ってないって。
〔111:58〕
園田海未
「……今から動いても間に合うのでしょうか」
消極的な動きを見せる園田。
園田海未
「でも動かないのはみっともないですし……だとしたら何処に向かいましょうか」
マップと睨めっこする園田。
ハンター
「……」スタスタ
そんな余裕はないくらいに危険はすぐそばだと言うのに。
園田海未
「近いのは……天文時計台ですかね? そうとなれば善は急げと言いm」
ポン!
園田海未
「……え?」
ハンター
「……」スタスタ
園田海未
「えっ、えっ、嘘ですよね⁉︎」
いや、本当だ。
〔111:47〕
園田海未、確保
残り21人
ゲームが始まって、初の確保者だ。
園田海未
「こんなの嫌ですって! 嫌です!」
嫌だと言われても、これが事実なんですよねぇ〜。
プルルルプルルル!
千寿いろは
「あれっ、園田さんが確保されてます! あの、μ'sの園田さんがですか⁉︎」
〔111:30〕
青柳冬弥
「……ハンターか」
たぶん、先ほど確保された園田の付近にいるであろう青柳。
青柳冬弥
「本来、動くべきなのだろうが……自分の体力がそこまであるわけではないとわかっていると、今は動くべきではないと思ってしまうんだ」
青柳冬弥
「ミッションから逃げていることに違いはないんだが」
【FUWARI】
『で、潜伏する感じ〜?』
青柳冬弥
「そうだな、今回は。どれだけが動くか予想はつかないが、後に戦力がないのも困るだろう……いや、ハンターが増えたら戦力減りやすいだろうけど……」
悩んじゃったよ。
〔111:17〕
天海春香
「……」
ハンターボックス付近で待機することになり、することがない天海。
天海春香
「……住宅街、割と逃げやすいエリアな気はするんです。ハンター1体ならどうとでもなる気がします。なんて言ってたらフラグが立ちそうなので、撤回しますけど」
それはほぼフラグ立ってませんか?
天海春香
「……そういえば今ぼーっとしてて気が付いたんですけど、他にも課金要素があるんですね」
天海春香
「例えば、これ! 30万消費することで、自首電話じゃなくて今持ってるこのスマホから自首することができるみたいで」
金とは偉大、金とは全て。
天海春香
「そのナレーションはまずいんじゃないんですか?」
アイドルさんが夢を売っといてください。
天海春香
「……えぇ、無茶振りすぎませんか? 」
えー、現場からは以上です!
天海春香
「って、おいぃ!」
〔111:02〕
王雪
「ミッションには動かないのか? いや、ここから動くのはリスキーだから動かないよ」
やや時間も経過したことで、今回は動かないと決めた王雪。
王雪
「お金の為だ。仕方ないね」
ちなみに劇団の方が稼げそうだけど?
王雪
「色々こっちも費用が掛かるからね……あと、お金はあるならあった方がいいからな」
本当、単身で中国から出稼ぎに来てるんだもんな……持ち帰れ〜。
あ、贔屓とかではないです。
【MOCORI】
『それ言う必要あったの?』
おひさまは贔屓に厳しいからね。
【MOCORI】
『おひさま? 何の話なの?』
※おひさまとは日向坂46のファンのことです。
【MOCORI】
『……そうなんだね』
AIなら何かしら会話のラリー続けようとしてくれって。
〔110:43〕
葛城リーリヤ
「……あと10分しかないんだ」
そう、あと10分。
葛城リーリヤ
「今から動いて間に合うのかな?」
どうだろうね。
葛城リーリヤ
「でも捕まったら意味がないし……」
それはそう。◯◯そう(走)
葛城リーリヤ
「……? このミッションでハンターがどうなるか、ですよね」
少なくとも今が一番の動き時ではあるよね。
葛城リーリヤ
「だとすると、やっぱり動くべき……? でも下手に動いてハンターに鉢合わせるのは怖いですし」
まぁ、全ての判断は逃走者次第ですからね。
〔110:29〕
望月美琴
「……」
ん、どうしたんだ?
ムーバーイーツ
『あ、望月さまで間違いないでしょうか?』
えっと、なにこれ……?
望月美琴
「はいっ! ありがとうございます!」
ムーバーイーツ
『料金はすでにモバイルから頂いていますので、このままお渡ししますね』
望月美琴
「はい、いただ……ありがとうございます!」
え、今いただきますって言いかけたよね! ね!!
望月美琴
「……サクッサクそうなパイ生地とりんごの甘い匂い……っ!」
望月美琴
「まさかここに二郎があるなんて……全マシ状態で届くなんて、ムーバーイーツさん凄すぎる!」
そして、食没。
フリーダムすぎるって。
漫画読んでると美味しそうとか思う前にこんなんもう食べれねぇでゲソってなる。健康は大事にね。大◯肥満さんとかみたいに健康体ならいいけど。
〔110:08〕
オルフェーヴル
「……あれがレバーか」
ハンターボックス封印の為に2箇所に設置されたうちの片方のレバーを見つけたオルフェーヴル。
オルフェーヴル
「……とりあえず、物陰に身を隠すか」
その鋭い視線の先にはハンター。
オルフェーヴル
「……ん、なんだ?」
視線の先のハンターは突如獲物を見つけたかのように走り出していった。
オルフェーヴル
「……誰が追われているというのか?」
あ、王でも気になりますか?
オルフェーヴル
「そこに王は関係ないだろう。気になるものは気になる、それだけだ」
まぁ、ハンターに追われてるのなら映さない訳はないですよね。
〔別地点〕
ハンター
「……!」
ゲッコウガ
「流石に足が速いでござるな……しかしこちらもそう簡単には負けないですぞ!」
追いかけられていたのは蛙者か〜……とはいえ、流石の素早さ! 走りながらかげぶんしんとかやめてね!
ゲッコウガ
「いやそれしたところで、ハンターに効くんですかその攻撃は」
ハンター
「……!」ダッダッ
いや、効かないと思うよ。
ゲッコウガ
「そういう余計なことを言わないでくだ……あっ、ハンター来てるでござるよ! 逃げてくだされ!」
なんだかしっちゃかめっちゃかだね。
氷室一紀
「いやそう言われてもさ! 巻き込まないでよ!」
そして、巻き込まれた氷室。
ゲッコウガ
「……では、氷室殿は何処か角を曲がってくだされ! 某は真っ直ぐ行きますので!」
氷室一紀
「いやそれじゃそっちが捕まっちゃうかもじゃん!」
ゲッコウガ
「いえ、某は捕まらないですぞ! だからこそです」
氷室一紀
「……わかった。あそこで曲がるからね」
そこ曲がったら、櫻坂?
【FUWARI】
『それ好きすぎません?』
エッホエッホ俺の推しがすごい可愛いって伝えなきゃ!
【FUWARI】
『今それやると、なんかパクリ感否めないよ』
そもそもあれ何がおもろいんってなるよね。
【FUWARI】
『それ全ネットミーム批判になると思うよ』
マジレスあざます。
さて、真っ直ぐ駆け抜けるゲッコウガとその角を曲がった氷室。
さて、どうなる?
ハンター
「……!」
その角を曲がれば
もうそこは
確保の入り口〜!(櫻坂46:夏の近道)
氷室一紀
「いやこっちかよ!」
ハンターはやや後方にいた氷室を追い掛けて角を曲がる。
氷室一紀
「普通にもうキツいって……!」
ポン!
〔109:28〕
氷室一紀、確保
残り20人
氷室一紀
「いや……あの人にも申し訳ないし、こんなに早く捕まるなんて無理すぎる」
運がなかったとしか言えないね。
青いのが捕まりがちなのが、当ゲームの現状になってますね。
ほな、また。