二次創作小説(新・総合)

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【RFM~ver.ST #01】
日時: 2025/04/15 19:31
名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: XWWipvtL)



【RFM~ver.STory 】
『#01 STart the game!』





【RUnner(22)】
藤田ことね
葛城リーリヤ
園田海未
砂塚あきら
天海春香
古市左京
青柳冬弥
王雪(ワンシュエ)
千寿いろは
千切豹馬
白金燐子
レオリオ
潮田渚
金田一一
ジャムおじさん
ラッコ
ゲッコウガ
望月美琴
氷室一紀
オルフェーブル
レムレス
メタナイト





【AREA】
→〔VIrtual SPace 01〕
 仮想空間エリアとして設計された1つ目のエリアである。今回はハンター及びゲーム進行が問題ないかのテストと共にこれが皆に楽しんでもらえるかのモニター検証を兼ねている。
 エリアの特徴としては美しさがまず挙げられるであろう。楕円形に広がるエリアを今回『VISP01(バイサップゼロワン)』とまた呼ぶことにする。エリア中央にはステンドグラスが特徴的な大聖堂、そして天文時計台が存在。
 エリアの左側へ向かうには大きな橋を渡るのが一番だが、もちろん危険が伴う。が、橋を渡らずに左側に向かうにはエリア中央から大幅に外を回ってくる必要があるので、どちらも危険といえよう。エリア左側には美しく色とりどりな住宅が並ぶ。形容するならかつて地球に存在したチェコのチェスキークロムロフのようだ。一部住居には侵入可能で、住居同士がつながっていたり屋上がひと繋がりになっていることもあるので、そこも当然逃走エリアにすることができる。反対にエリア右側には緑が広がる。エリア右端には古く大きな城が建っていて、ここにも侵入は可能だが、ここに人の気配はまるでない。

 まぁよくわからなかったら、各々調べといてね。君たちが住んでた地球のことなんでしょ? 





【TIME】
120minutes!





【HUNTER】
START:1





 Youyaku! Hajimerareru!

Re: 【RFM~ver.ST #01】 ( No.6 )
日時: 2025/05/17 14:15
名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: F9q9cBer)










【RUnner(逃走者)】残り20人
藤田ことね、葛城リーリヤ、砂塚あきら、天海春香、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、白金燐子、レオリオ、潮田渚、金田一一、ジャムおじさん、ラッコ、ゲッコウガ、望月美琴、オルフェーヴル、レムレス、メタナイト





 前回は園田と氷室が確保されました。ってことで、続きだよ〜。















〔109:20〕





プルルルプルルル!





ゲッコウガ
「……申し訳ない」





 1人の忍、悔いる。





 さて、ミッションは進行中だよ。





〔109:02〕





砂塚あきら
「あっ、大聖堂が見えてきた」





 古城からノンストップで移動し続けた砂塚、ピースがあるという大聖堂露店付近に到着。





砂塚あきら
「……にしても、このピースの形ってアレデスよね? ハンターの形にメンフクロウにシマエナガ……」





 ネットミームの宝庫かな。





砂塚あきら
「……これ、あの『DAISUKE』だ」





 いいよね、DAISUKE。





砂塚あきら
「ピースの形はちゃんとカメラで撮ってるんで、すぐに見つかるハズ」





 ネットミームのカケラたちの中から正解を見つけ出せるか。





〔108:47〕





千切豹馬
「……ここ、だよな」





 ハンターボックスを封印できる鎖の色がわかるという天文時計台に到着した千切。





千切豹馬
「そういえば、あのカタカナの文面ハズレトキドキアタリのことが向かってる途中にずっと気になってたんだけど、今それを考えても仕方ないな……これは中に入ればいいのか?」





 天文時計台には侵入可能だ。





千切豹馬
「……これか?」





------------------------------------------

『ハンターボックスを封印できる鎖について』
 みかではないかのじょはこういったという。
 ?は300色ある、と。

------------------------------------------





クサリビキ

 "鎖を持った両手を身体の前に近づけさせよ。
 利き手を上にするのだ"
と神様はおっしゃいました。

 大きなかぶをおじいさん、おばあさん、むすめ、いぬ、ねこ、ねずみのみんなで引っ張る姿をご覧になった神様は、静かにこのカマエを取り、
この世はChikara is power.と感じられたそうです。





【FUWARI】
『わかる人が限られるネタをぶっ込むなよ』





 いやこの部分を作ったのは過去の現代人だから、僕に責任を問われても。





千切豹馬
「……つまり、黒か」





 なんの迷いもなく、黒が正解だと導き出したそうだけど、ちなみに解説いる〜?





千切豹馬
「とりあえずここを離れて連絡を取るか……」





 まぁ、わからない人は……ネットミームを摂取してきてください。ネットミームは積極的に出したいのでね。





MOCORI
『ナレーション、いつの間に2人体制になったの?』





 いつの間にか、だね。





 ちなみに解説はしないので、今これを読んでる電子機器で調べてこいよ。(過去の現代人より)





千切豹馬
「……無視するからな」





 ドゾドゾー!





〔108:29〕





王雪
「……」





 やはり動く気配のない王雪。





王雪
「そういえば、ここのエリア、ただの街とは思えないくらいに綺麗な景観をしてるんだね」





 誰も触れる余裕がないのは仕方ないが、実はかなり綺麗というか美しいのも特徴。ミッションで触れることは……ないです。





王雪
「じゃあ、紹介料とかくれたりするの?」





 んな訳あるかい、ボケ。





王雪
「なんで!」





 頑張って逃げ切るなり自首するなりしてください、はい!





〔108:17〕※Un みか、って書いたら察してくれる〜?





砂塚あきら
「これが欲しかったパーツデスね……ありふれた形で助かりましたよ」





 念願のピースを見つけた砂塚。





砂塚あきら
「まだ時間はあるとはいえ、何があるかわからないデスし、急いで戻りますか」





 油断は許されない。





砂塚あきら
「あ、そういえば……ちまちまデレステやってるんデスか?」





【過去のグリハラ
「やってるよ。マスプラ楽しい」





砂塚あきら
「でもまだ橘サンのこと引けてないんデスよネ?」





 ……





砂塚あきら
「あれ、拗ねちゃった……?」





 拗ねてないです。





〔107:52〕





古市左京
「……はぁ、はぁ」





古市左京
「レバーだな……」





 ようやくレバーの元に辿り着いた古市。





古市左京
「……これか? トランシーバーで連絡を取るのか? この時代にか?」





 そういうこともあるだろうに。





古市左京
「いやここだけやけに現代らしからぬ、と思ってな……で、俺の声は聞こえているか?」





 もう一方にはオルフェーヴルがいるはずだが……





オルフェーヴル
「……ハンターがこのタイミングで接近するとはな」





 古城付近にハンターが接近していた為、レバーから退散していたようだ。





古市左京
「……まぁ、俺が待たせてこうなってるってことはハンターでも来たとか訳ありだろうからな」





 こちらは割と何とかなりそうか?





〔107:39〕





天海春香
「それで、本当に黒でいいんですか! よりによって、ハンターの色じゃないですか!」





千切豹馬
「……何のために俺が天文時計台まで来たと」





天海春香
「……いや、わかってますよ。冷静じゃなかったのは認めます……とりあえず、引きますからね! いいですね!」





 なんだかんだ、天海さんやってくれるらしいぞ!





天海春香
「……せーのっ!」ジャラッ





ハンターボックス
『……』





天海春香
「……あっ、封印って表示されましたよ! これ、オッケーってことですよね!」





千切豹馬
「よしっ! ありがとうな、天海さんも」





天海春香
「いえいえ! 私はいいとこ取りさせてもらっただけなんで……って、ちょっと待ってください、千切さん!」





千切豹馬
「……その流れのちょっと待ってはかなり怖いんだけど、何?」





天海春香
「……今、黒の鎖を引いたんですけど、鎖の先に鍵がついてるんですよ。なんというか、古そうな鍵が」





千切豹馬
「説明とかどこにも書いてないの?」





天海春香
「そうなんですよ! そもそもハンターボックスにあった説明にも鍵がついてる、なんてなかったじゃないですか!」





千切豹馬
「……もしかしたら今後のゲームで使うのか? だとしたら、とりあえず天海さんが持ってた方がいいと思う。もし必要になりそうだったらこっちから連絡すると思うし」





天海春香
「わかりました! それじゃあ、ありがとうございました! 気をつけて!」ガチャッ





 そして一息つく天海。





天海春香
「……というか、これ他のところ大丈夫なんですかね?」





 うーん、見てくるか〜。





〔107:30〕





レムレス
「……うん、ここのハンターボックスはまだみたいだね」





 アップルパイを食べながらレムレスが到着。





レムレス
「え〜っと、なになに〜? このハンターボックスを封印するにはこの画面にモバイルを当て、10万円分支払う必要がある……ってことは、ボク1人でも封印できちゃうってこと? ならしちゃおっか〜」





→ハンターボックスに10万円チャージ完了!





→ハンターボックス封印!





レムレス
「……まぁ、ハンターが放出されると賞金すら手に入らないかもって考えるとこうするしかないよね」





 かっこよすぎない? 躊躇いもなかったよ?





 さて、問題は。






 天海が心配していたように、住宅街のハンターボックス1個が見つかってすらいない状況である。





〔107:04〕





藤田ことね
「はぁ……」





 それを探しに来た藤田。大丈夫か?





藤田ことね
「……いや、まぁ。ハンターボックスは見つけたよ?」





藤田ことね
「……これを封印するには2人同時にレバーを下さなければならない、って間に合うの?」





 こちらもレバーを2人同時に下さなければならないという。





 間に合うかは……逃走者次第だ!





藤田ことね
「……誰かに連絡して来てもらうなりしないとってことでしょ? 誰なら来てくれるのかな」





藤田ことね
「……いや、とりあえずここから距離を取ってから連絡を取らないとハンターに見つかるからまず隠れないと!」





 自分の身の安全が一番、これ鉄則ね。





〔106:48〕





オルフェーヴル
「……どうだ、いるか?」





古市左京
「あぁ、問題ない。で、下ろすでいいんだな?」





オルフェーヴル
「ハンターが出た方がリスクだろう。それとも、やはり下さないと言うのか?」





古市左京
「いいや、下ろすしか選択肢はないだろう。掛け声はそっちで頼む」





オルフェーヴル
「あぁ、40秒になったら下ろそうか……せーの!」





ガコン!





古市左京
「……よし、封印完了だな」





オルフェーヴル
「そのようだ……デメリットは果たしてどうなるかだが」





古市左京
「祈るしかないな」





 これにて、3箇所のハンターボックスが封印!





 残るは砂塚がピースをはめるだけのハンターボックスと藤田が見つけた2人同時にレバーを下すハンターボックス!





 あと、これは忘れ物だよ。





プルルルプルルル!





ゲッコウガ
「……メール? って、何事ですか!」





 そう、これはゲッコウガのみに送られたメール。あのハンターボックスのデメリットである。





 50%は100%当たりってこと? 





ゲッコウガ
「とあるハンターボックスの封印に成功した為、ランダムで1人の逃走者にデメリットが付随される。対象はゲッコウガに決定した……イヤイヤイヤ!?」





ゲッコウガ
「尚、以下の選択肢からデメリットを選択できる為、残り5分以内に希望のデメリットをこの番号までに申告すること。申告がなかった場合、強制失格となる……」





【デメリット候補一覧】
①ゲッコウガのみを追跡するハンター1体追加
②ゲッコウガのみを追跡する通報部隊が1組追加
③ゲッコウガのみ一部エリアへの侵入を禁ずる(選択時に侵入禁止エリアを通告する)
④逃走成功、自首成功時の賞金が50万減額される(成功時に減額される為、ゲーム内で減額はされない)
⑤エリアにランダムで6体のポケモンが放出される





ゲッコウガ
「いやいやいや、最後のは何ですか! でもデメリットって書き方をしてるということは、某の弱点を突けるポケモンの皆さま……え、ポケモンバトルさせようとしてるんですか⁉︎」





ゲッコウガ
「とはいえ、どれもかなりえぐいですけども⁉︎」





ゲッコウガ
「時間がないとはいえ、後悔ないようにしないとですし……でも、賞金50万円減らされるのは大きすぎないですか⁉︎」





ゲッコウガ
「このエリアに一部侵入できないも、場合によってはミッションに参加できないリスクがある場合詰んでしまうし、ハンターなんて増やされたら困りますぞ!」





ゲッコウガ
「とはいえ、通報部隊を増やされても逃げにくくなることに変わりはないし……これどうするべき?」





 えー、この方はもうミッションに動けそうにないです!





〔106:25〕





葛城リーリヤ
「……動けばよかったって後悔してます」





 後悔する葛城。





葛城リーリヤ
「だから次こういうミッションがあったら絶対に動きます……って、電話⁉︎」





 そのお相手は……





藤田ことね
「リーリヤちゃん、今大丈夫?」





葛城リーリヤ
「あっ、はいっ! 大丈夫です!」





藤田ことね
「住宅街の下の方のハンターボックス、来れる? もう1人いないとハンター封印できなくて!」





葛城リーリヤ
「わかりました! でも、距離があるので間に合うかわからないですけど、向かいます!」ダッ





藤田ことね
「ってか、もう走ってない?」





葛城リーリヤ
「そうでもしないと間に合わないので!」





藤田ことね
「でも駄目そうだったらいいからね、リーリヤちゃん」





葛城リーリヤ
「わかりました!」





 ということで、走り出した葛城。





 間に合うのか?




 あと、今日はここまでだよ!




【RUnner(逃走者)】残り20人
藤田ことね、葛城リーリヤ、砂塚あきら、天海春香、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、白金燐子、レオリオ、潮田渚、金田一一、ジャムおじさん、ラッコ、ゲッコウガ、望月美琴、オルフェーヴル、レムレス、メタナイト

Re: 【RFM~ver.ST #01】 ( No.7 )
日時: 2025/05/20 21:36
名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: F9q9cBer)







 つまり、もうみたらし団3Dが来るってことですよね。早くない?





【RUnner(逃走者)】残り20人
藤田ことね、葛城リーリヤ、砂塚あきら、天海春香、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、白金燐子、レオリオ、潮田渚、金田一一、ジャムおじさん、ラッコ、ゲッコウガ、望月美琴、オルフェーヴル、レムレス、メタナイト






〔106:11〕





金田一一
「……まだ20分も経ってないのマジ?」





 マジ。





金田一一
「いや、言おうとしてることはわかるぞ。でもな、運動音痴が無駄に動いても仕方ないだろ!」





 だそうですが、視聴者の皆様はこんな彼をどう思いますか?





金田一一
「おいおいおいおい!」





金田一一
「とはいえ、もう今から動いても仕方ないだろ」





 ほ〜ん。





金田一一
「……いや、なんだよその反応は」





 ぷえ〜。





金田一一
「ちゃんと話を聞くつもりないだろ!」





 ないよ。





金田一一
「いやあれよ!」





 まぁ、こんな人は置いといて他見ましょうかね。





金田一一
「いや誰がこんな人だよおい!」





〔105:48〕





砂塚あきら
「……ハンターがよりによって行きたい方にいるんデスよね」





 進行方向にハンターを発見した砂塚。





砂塚あきら
「……いやぁ〜、キツイっスね〜」





砂塚あきら
「……まぁ、見つかったら逃げ切れる気はしないので、安全に行きますケド」





 さて、どうなるか。





〔105:32〕





ジャムおじさん
「……」





ジャムおじさん
「……」





ジャムおじさん
「……」





 こんなにも無言なことある? 沈黙した恋人たちよ?





ジャムおじさん
「……」





 テレンスなリーさん?





ジャムおじさん
「……」





 これバラエティーだよね、括りとしては。





ジャムおじさん
「……ん、なんだね? 少しばかり寝てしまったようだよ」





 えぇ……。





〔105:12〕





潮田渚
「……いや、書くことないからってこっちに絡んでこないでよ」





 そんなメタ発言をしないでくれ。





潮田渚
「認めちゃったね」





 アハッ!





潮田渚
「とはいえ、逃走中ってこの何ともいえない緊張感で落ち着かないんだけどね」





潮田渚
「……うん、今は上手く喋れないと思うから他のとこ行けば?」





 ういほーい!





〔104:49〕





ゲッコウガ
「……」





 さて、悩むモノ。





ゲッコウガ
「いやこれ……割と賞金一択か?」





ゲッコウガ
「そもそも逃げきれなければ賞金は得られないのなら、賞金減らされてでも今まで通りにした方がいいのでは?」





 おっと、答えは決まったようだね!





ゲッコウガ
「ハンター1体と比べたら大したことないって言われそうですけど、そんなことないですぞ」





プルルルプルルル!





 まぁ、某世界的運動大会の柔道みたいにならなくてよかったね。





 ◯◯ィッ◯!





ゲッコウガ
「いやそれでわかる人いるのか?」





 せーの、ラヴィット!





ゲッコウガ
「いや、全部言った⁉︎」





※何のことかわからない人は……ラヴィット! と森山さんって名前を入れたらわかるかもしれない!





〔104:35〕





葛城リーリヤ
「……まだ距離はありますが、でもこのまま行けば間に合うと思います! そうだと思うしか……あっ」





 葛城の視線の先には、ハンター。





葛城リーリヤ
「捕まったら元も子もないので……冷静さは欠かないようにしないとですね」





 その冷静さ、か〜な〜り〜大事です。





葛城リーリヤ
「……ハンターの進行方向に行きたいんですけど」





 それは……こっちがどうにかすることはできないよ。





葛城リーリヤ
「間に合わせないと……」





 目がマジだよ、リーリヤさん!





〔104:20〕





プルルルプルルル!





古市左京
「……んぁ、メール? って、マジか……」





 尚、ゲッコウガがこのデメリットを被ったことは全員に知らされる。





古市左京
「……まぁ、本人が選択してそれだったなら何とも言えねぇけど、なんか罪悪感が芽生えるな」





古市左京
「どうしようもなかったにしろ。運がなかった、としか言えないな」





 この世ってそういうものだからね。





古市左京
「……それどういう意味だ? あ?」





 ふ、深い意味はありませぬ〜!





〔104:09〕





藤田ことね
「……いや、リーリヤちゃん大丈夫かなぁ。他の人にも声掛けた方がいいのかな? でも今からじゃ流石に厳しいし……」





 ハンターボックス付近に隠れ、葛城を待つ藤田。





藤田ことね
「……もっと私が早く動いてればよかったのかな?」





 不安はひたすら溢れ続ける。キリがない。





藤田ことね
「……リーリヤちゃん、絶対捕まらないでね」





 その想いの真意とは……?





藤田ことね
「いや、謎に深い意味を持たせようとかするな? 普通に捕まって欲しくないだけだけど?」





 あっ、さーせん。





〔103:48〕





天海春香
「……もうすぐ来ますよね、ミッションクリアのメールが」





 千切と協力し、1体のハンター放出封印に成功させた天海。





天海春香
「いや、不安ですよ……もし他の4つが封印されてなかったら、ハンターが一気に5体になっちゃうんですよ?」





【MOCORI】
『でも、もう1箇所ハンターボックスは封印されてるんじゃない? ゲッコウガがデメリットを食らった時のメールで書いてない?』





天海春香
「……あっ、本当だ。でも、それ以外が阻止された保証はないですよね?」





 常に最悪のケースを考え続けるアイドル。





天海春香
「言い方悪すぎませんか?」





 なら、言い換えてみなよ。バラエティーお得意ならこのくらいねぇ?





天海春香
「いやいや超慎重派とかって言えば良いじゃないですか!」





 おぉ〜。





天海春香
「何なんですか、そのリアクションは!」





 あ、現場からは以上で〜す!





天海春香
「いや、ちょっと待ってk」プツン!





 あら、通信不良かな? あらら〜。





〔103:31〕





ゲッコウガ
「……」





 50万円減額を選択したゲッコウガ。





ゲッコウガ
「これ、捕まったら借金になるとかではないですよね?」





 そんな非道じゃないよ。もし地下帝国にでも行きたかったのなら、教えてね。





ゲッコウガ
「いやペリカ生活は嫌ですぞ! とはいえ、それでも逃走成功したら100万円近くは手に入ると考えると、この選択肢しかなかったのかもしれませぬ……あ、そうだ」





ゲッコウガ
「そういえば、ポケモン6体投入する予定だったんですよね? 誰が来られる予定だったんですか?」





 おっ、聞きたい? こんな感じかな〜?





【参戦予告映像】※事前収録していましたが、バラシになったよ!





 指一本でりゅうせいぐんを耐えたあのお方ぁ〜





パチリス
「……ふっ、散らしてやるぜ! てんしのキッス!」





 パチリス、参戦!





 その指で何を出すのかわからない! 





ピッピ
「……あ、だいばくはつ出ちゃった」





 ピッピ、参戦!





 進化前の方が可愛いと評判のあのポケモン!





デンチュラ
「いやその口上、めっちゃ出にくいんですけど……見る影ないねみたいなのやめてください!」





 デンチュラ、参戦!





 ヒスイの姿で華麗に登場!





ドレディア(ヒスイのすがた)
「……こんな弱点、いいんですかね? 呼ばれた身でこんなことを言ってしまっていいのかわかりませんけれども」





 ドレディア(ヒスイのすがた)、参戦!





 とある人が永遠を誓った相棒!





ダゲキ
「……永遠は誓えないというか、どっちが先に死ぬかわからなくない?」





 ダゲキ(あああああ)、参戦!
※初めてのポケモンのブラックの際にダゲキとずっと旅をしていたのですが、名前は何故か『あああああ』にしていました。正気でしょうか、当時の私よ。





 そして、トリを務めるのは……





鳴き声挿入





ダゲキ
「え……え? 聞き間違いじゃなければ、人選ミス……いや、ポケモンミス?」





デンチュラ
「いや、どっちにしろ何でそいつを選んだん?」





シンボラー
「この見た目で威圧してあげましょう!」





 シンボラー、参戦!
※尚、ゲッコウガはみず・あくタイプポケモンのため、エスパータイプのシンボラーは太刀打ちできないです。





シンボラー
「こらっ! そんなこと言わないんですよ」

 



【映像終了〜】





ゲッコウガ
「シンボラー殿は本当に何故……?」





 見た目だけで選んだよ。





ゲッコウガ
「あと露骨過ぎるくらいにBW民ですね……」





 初めてってそれだけ印象深いのよ。これで見てくれてる人のどれくらいが衝撃を受けてくれるかな、って思ってる。





ゲッコウガ
「これ何のゲームでしたっけ」





 逃走中だね。





ゲッコウガ
「あ、わかってたんだ」





 茶番なんていくらあってもいいからね!





ゲッコウガ
「いや、時間の方は大丈夫なんですか? ミッションとか」





 うい、様子見に行くさ〜!





〔102:31〕





砂塚あきら
「よし、これでここのハンターボックスは封印できましたね」





 砂塚がピースをはめ、封印されていないハンターボックスは1つとなった!





 封印に向かっているのは……





藤田ことね
「……もう3分切ったのか」





 ハンターボックス付近で待機する藤田と、





葛城リーリヤ
「諦めちゃだめなんです……」





 動き続ける葛城。





葛城リーリヤ
「……あぁ、またハンターだ」





 ハンターによる足止めを食らう葛城。本人のやる気に環境は適応してくれないようだ。





 思ったよりも時間はない!





 果たして間に合うのか?





 さぁ、ミッション1も終盤! ハンターボックス4つが封印され、残るは住宅街にあるもう1つのハンターボックス。





藤田ことね
「……」





 ハンターボックスを見つけ、近くで待機する藤田ことね。





葛城リーリヤ
「絶対に間に合わせないと……!」





 住宅街からほぼ正反対の位置から向かう、葛城リーリヤ。





 エリア内には1体のハンターのみだが、油断はならない!





〔102:24〕





青柳冬弥
「……これはまずいのか?」





 ハンターボックスが封印された、という情報はゲッコウガの件を除き、逃走者には届けられていない。





青柳冬弥
「……だとすると、最悪4体増えるということか?」





 ミッションに動いて封印に成功していれば、少なくとも2つは封印されたという情報を得られるが。





青柳冬弥
「……いや、隠れる他ないな。今は」





 動いていない者にそんな情報を得る手段もない。





〔102:11〕





メタナイト
「……そういえば、ゲッコウガ。あいつは不幸だったな」





 先ほどゲッコウガに会っていたメタナイト。





メタナイト
「ハンターボックスを封印したことでデメリットが降り注いだんだろ? まぁ、賞金が減るだけだったら、ゲーム難易度に変更はないんだろう?」





 他人は好きなように言う。





メタナイト
「まぁ、自分の身は自分の身で守れってことだ……あと2分か」





 ハンターは放出されてしまうのか、はたまた。





〔102:00〕





千寿いろは
「……っ、ハンターが走ってるです!」





 隠れていた千寿の視線の先のハンターは走っていた。





 何故か?





ハンター
「……!」ダッダッダッ





 それは誰かを追いかけているから!



























ラッコ
「流石だ……想像以上に早い! だが……っ」ダッダッ





 ハンターとの逃走劇を繰り広げていたのはラッコ。しかし、俊敏な動きで逃げていく。





ラッコ
「……こっち行って、それからこっちだな!」





 曲がり角を駆使して





ハンター
「……」





ラッコ
「……撒いたな」





 ハンターを撒くことに成功した。





ラッコ
「……とはいえ、ハンターから距離は取ろうか。休むのはそれからだ」





 油断のゆの字もない。





〔101:42〕





潮田渚
「いやこれもしかしてやばかったのかな……」





 ハンター放出まで残り2分を切り、焦り始める逃走者たち。





 命運は藤田と葛城に託された……!





葛城リーリヤ
「……なんで、またハンターが」





 こちらは何度もハンターに足止めされて動けない。





藤田ことね
「……リーリヤちゃん、大丈夫かな? このまま待ってていいんだよね?」





 間に合うのか……?





〔101:29〕





レムレス
「……もしかしたらどこかハンターが放出されちゃうのかな」





 考えるレムレス。





レムレス
「……1ヶ所のハンターボックスがどこで封印されたかわからないけど、古城の方には人が動いてるのが見えたんだよね。だとすると、古城寄りにいた方がまだ安全なのかな?」





 中央、または住宅街側からハンターが放出する可能性があると踏み、レムレスは移動する。





レムレス
「勿論、放出されないことが一番だけどね」





 それはそう。◯◯走。





【FUWARI】
『そこまで隠したら、わかるものもわからなくなるんじゃない?』





 なんだかんだ? ◯田ァ⁉︎





【FUWARI】
『あっ、この人駄目かもしれない……』





レムレス
「そんな君には……ほ〜らっ! あまいあまいキャンディーだよ!」





 ……その衣装に仕込んでたの?





レムレス
「砂糖もあるけど、もしかしてそっちの方が良かったりする?」





 そう言って小瓶を取り出す……って、その中の白いのってまさか砂糖……⁉︎





レムレス
「まさかも何も……お砂糖だよ? 」





〔101:07〕





 甘いもの好き〜ズには既に触れていたので、この方。





望月美琴
「……」





 最早お行儀の悪い食事会となっている望月さん。





望月美琴
「いや、こんなところに二郎インスパイア系があると思わないじゃないですか!」





※ちなみにグリハラくんはインスパイア系すらそんなに食べた記憶がないらしいって。





※え、グリハラくんが誰だって? こんな簡単なクイズにも答えられないのなら、このスレの最初から見直してきてください。このスレッドは大奥記RTAの某動画スタイルを反映させていますからね!





望月美琴
「……でもミッションに動かなきゃいけないルールはないんですよね?」





 そうだよ。そういう奴らのお陰でハンターが増えるかもしれないけどね。





望月美琴
「そ、そんな言い方しなくてもいいじゃないですかぁ」





 ということで、頑張ってる人を見に行くよ。





〔100:37〕





藤田ことね
「……リーリヤちゃんに電話しよう」





 残り時間が少ない為、葛城に電話をして状況を確認するようだ……。





葛城リーリヤ
「……なんでまたハンターが!」





 藤田ことねの元に向かう葛城、何故か3度もハンターに足止めを喰らう。





 しかし少し走れば到着できる距離にいるのも事実。





プルルルプルルル!





葛城リーリヤ
「なんでこのタイミングで……あっ、ことねちゃんだけど、今は本当に無理だよ!」





葛城リーリヤ
「……切ってもう向かおう、うん! って、来てる……!」





 覚悟を決めた瞬間に、電話の音に気づいたハンターが葛城を発見する……!





葛城リーリヤ
「ことねちゃん、ごめんね! とりあえずハンターはことねちゃんから離れた方に連れて行かないと……」





 葛城はミッションを諦め、ハンターを少しでも藤田から離すことにしたようだ。





〔100:19〕





藤田ことね
「リーリヤちゃん出ない……もう時間もないから私もここから離れないと」





 こちらももうハンター放出を受け入れ、逃げる選択をしたようだ。





 これで、住宅街のハンターボックスの近くには誰もいなくなってしまった。





千切豹馬
「……何体になるんだ?」





白金燐子
「……ミッションに行かなかった私が責める資格はありません。現実を受け入れます」





ゲッコウガ
「……これハンターとか通報部隊を選ばなくて本当に良かったのでは?」





 それぞれの想いが交差する中、時間は迫る!





〔100:00〕





ハンター
「……!」





 ミッション失敗! 住宅街下部ハンターボックスからハンターが1体放出されてしまった!





プルルルプルルル!





ハンター
「……!」ダッダッダッ





葛城リーリヤ
「もう無理ですっ……!」ポン!





〔99:58〕
葛城リーリヤ確保、残り19人





葛城リーリヤ
「なんで行く先々でハンターがいるんですか……」





 地味に不幸すぎた女、散る。





藤田ことね
「ミッション失敗、ハンターが1体放出された……うん、それはわかってるって……って、リーリヤちゃん確保されてる⁉︎ やっぱりミッションには動いてくれてたんだろうな……」





古市左京
「……1体放出はまだ上々の結果じゃないか? 他のハンターボックスの封印方法がわからないからなんとも言えないが」





 ゲーム開始から20分経過し、ハンターは2体に増加。





 確保されたのはまだ3人。





 賞金は24万円を突破した。





 キリもいいから今日はここまでだよ。





【RUnner(逃走者)】残り19人
藤田ことね、砂塚あきら、天海春香、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、白金燐子、レオリオ、潮田渚、金田一一、ジャムおじさん、ラッコ、ゲッコウガ、望月美琴、オルフェーヴル、レムレス、メタナイト

Re: 【RFM~ver.ST #01】 ( No.8 )
日時: 2025/05/22 21:32
名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: F9q9cBer)








 5月は夏です。6月は真夏です。どうやら6月から企業による熱中症対策がなんだら〜って。だから、6月も危険だし、5月ももう危ないのでね。
 体調には本当に気をつけて。これは……グリハラくんからのコメントだけど。





 ミッション1が終了。エリアにはハンターが2体。とはいえ、一時的な平穏を取り戻したのだった……?





【RUnner(逃走者)】残り19人
藤田ことね、砂塚あきら、天海春香、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、白金燐子、レオリオ、潮田渚、金田一一、ジャムおじさん、ラッコ、ゲッコウガ、望月美琴、オルフェーヴル、レムレス、メタナイト





〔99:46〕





 一時的な平穏にも思えるこの時間も一切油断してはならない。





王雪
「住宅街のハンターボックスからハンターが放出……そうなると、まだこっちには来ないのか」





 王雪が潜伏しているのは中央露店付近。





王雪
「まぁ、ここも目立つからそろそろ移動したいけど……今じゃないな。ハンターも早速居たし」





 ただ、ハンターは隠れる王雪には気づいていないようだ。





王雪
「……まだ24万円か」





【MOCORI】
『まだまだ物足りないみたいだね』





王雪
「お金はあるだけ欲しいからね」





 高校1年生、中国より単身で出稼ぎに来た身だもんね。





王雪
「……うん、だから自首でもなんでも賞金は持ち帰るんだ」





 お金欲しさの理由が他とは違うね!





〔99:31〕





レムレス
「まぁ、仕方ないよね。ハンターが増えちゃったのは」





 自腹を実質的に切って、ハンター放出阻止に貢献したレムレス。





レムレス
「問題はここからどうなるか……だけど、そんなこと考えるなら甘いものを食べたいよね」





 思考停止。糖分チャージ。





レムレス
「マップに飲食店の名前を載せてるそっちにも責任はあるんじゃないの?」





 ほ〜ん、君のような勘のいい……ガキは嫌いだね。





レムレス
「ガキって言うのを躊躇ったね? ねぇ?」





 ア、コノヒトコワイー! ダレカ! オトナノヒトー!





〔99:20〕





オルフェーヴル
「……何時とも油断はならない。あまり邪魔をするな」





 ミッション終了後もこの集中力。流石のウマ娘である。





オルフェーヴル
「まぁ、な。集中力は途切れない。油断さえしなければ、きっと逃げ切れるだろう……が、慢心はしない」





 ゲームはまだ始まったばかり。これから何が起こるのだろう。





〔99:01〕





青柳冬弥
「……ハンターか。2体となると、今までより危険が増したな」





 エリアにはハンターが2体。少なくとも、今までよりは危険である。





青柳冬弥
「……この課金システムも果たして使うべき状況が来るのか?」
 




 そういえば過ぎるけど、そんな要素もあるんですよね。詳細は聞きます?





青柳冬弥
「今は必要ないな……申し訳ない」





 まぁ、そういうこともあるよね。





青柳冬弥
「……説明を悠長に聞いてる余裕がないんだ」





 緊張する場だからね。ハンターは怖いよね。





〔98:49〕





天海春香
「ハンター2体って、多いんですかね? でも、最大6体になってた可能性があると……かなり頑張ったってことですよね?」





 メタな話をすると、本家だと最初の段階で5体放出させようとすることはないらしいからね。君たちは頑張ってるよ。





天海春香
「何様ですか」





 何様でもいいだろうが!





天海春香
「いや、急なキャラ変びっくりするんでやめてください!」





 アイドルがこっちのキャラ変に触れるの、どうかね。





天海春香
「……いや、ツッコミしてるのに文句言うんですか?」





 いや、ツッコミしなくてもいいのよ? アイドル様なら。





天海春香
「ちょ、ちょっと!」





 流石バラドル様や。





天海春香
「誰がバラドルですか! 正統派アイドルじゃないですか!」





 それはどうかな?





天海春香
「どうかな? じゃないですよ! 」





 はいはい、バラドル様はともかく他に観に行きましょうね〜。





天海春香
「ちょっと! 誰がバラドル様ですか! これから私の愛嬌でもm」ブツン!





〔98:34〕





潮田渚
「……1体増えるだけでも、すごい怖いね」





 ハンターという重圧が、逃走者を追い詰める。





潮田渚
「……まぁ、ミッションの内容次第だけど動くつもりだよ。体も程よく動かさないと逃げれるものも逃げられなくなっちゃうからね」





 こちらも万全の体勢だ。





潮田渚
「まぁ、見つからないのが一番なんだけどね」





 しかしハンターはどこから現れるかわからない。見つからない、なんて奇跡はそうそう起きないのだ。





〔98:20〕





レオリオ
「……ハンターって本当にアンドロイドなんだな、気配がまるでない」





 人と違い、アンドロイドであるハンター。気配も殺意もそこにはない。





レオリオ
「……もし人間だったらどうにか察知できて動くことができるんだろうけど。いや、ゴンとかならいけるのか?」





 どうだろうね?





レオリオ
「まぁ、オレは捕まらないように頑張るだけだな」





 学はあるなら、そちらの方面で頑張っていただいてね。





〔98:01〕





園田海未
「あっ、お疲れ様です」





葛城リーリヤ
「ミッションもできずに捕まっちゃいました……」





氷室一紀
「いや僕らはそもそもミッションに挑戦すらしてないから……凄いと思うよ」





 こちらは牢獄である。





園田海未
「ここから徐々に人も増えていくでしょうから、今のうちにどうしてろって話ですけども」





氷室一紀
「……というか、素人が何を話してればいいの?」





葛城リーリヤ
「そうなんですよね……お二人はミッションにも参加されてないのでしたら、何を話されてるんだろうとは思いましたけど」





氷室一紀
「え? 今、凄いこと言われたよね」





園田海未
「馬鹿にされた、ということですよね?」





葛城リーリヤ
「えっ、いやいや! そんなことないですって! お二人のこと馬鹿になんてしてませんよ!」





 そう聞こえちゃうけど、2人とも何もできてないのは事実だからね……言われても仕方ないよね。





葛城リーリヤ
「それ私を擁護してるのは突き放してるのはどっちなんですか!」





 まぁ、負け犬たちの戯言なんて聞いてられないので、生存者たちの様子を見に行くよ。





園田海未
「いや、ちょっと!?」





氷室一紀
「……あのさ、言っていいことと悪いことがあるよ」





葛城リーリヤ
「あぁぁっ……‼︎」





 さ、情けない吠えも聞いたところでね。





〔97:36〕





ラッコ
「……なんか牢獄のある方から叫び声が聞こえた気がするんだが、気のせいか?」





 気のせいなんじゃないのかな。動物でもいるわけじゃないし。





ラッコ
「……俺とかどうなるんだ?」





 まぁ、理性がある動物は良しとしてます。そうじゃなきゃ、まず出さないよ。





ラッコ
「そうか……ただ、中央にいるのも果たしてどうなんだろうと思ってきたんだ」





 それ、牢獄の件は関係ないんだよね?





ラッコ
「おい、さっきのは牢獄から聞こえてきていたのか⁉︎」





 あ、聞かなかったことにして! ね!





〔97:18〕





ジャムおじさん
「……まだ1時間30分もあるのかね」





 思ったより何もない時間が長い。いや、長く感じるのか?





ジャムおじさん
「……体も動かしたい気持ちはあるけどね、正直体力面に不安があるから内容次第としか言えないよ」





 こちらもミッションの内容次第では動くらしいが、本当だろうか?





ジャムおじさん
「そんなに疑ってばかりでいても、仕方ないんじゃないか?」





 そんなことを言わないでくれ⁉︎





ジャムおじさん
「……っ、ハンターだね」ダッ





ハンター
「……」





 このままではハンターに見つかると判断し、距離を取る判断を取ったジャムおじさん。





ジャムおじさん
「……ここならどうだ?」





 軽く息切れしながら距離を取ったジャムおじさん。





ジャムおじさん
「……気配は感じないが、もし追われていたとしてもこれ以上逃げ切れる気はしないからね」





 さて、どうなる?





ハンター
「……」





ジャムおじさん
「……ん?」





















ジャムおじさん
「……なんだ、いや。あれは誰だ? ともかく、誰かをハンターが追い掛けているようだね」





ジャムおじさん
「なら動いて、今のうちに隠れておかな……あっ」





ハンター
「……!」





ジャムおじさん
「油断してたね……」ポン!





〔96:49〕
ジャムおじさん確保、残り18人





 エリアにはハンターが2体。1体が誰かを追いかけたとしても、近くにもう1体がいることはないなんてことはないからね。





ジャムおじさん
「まぁね……運もなかったね」





 そうかもね。





 さて、別地点。





〔96:40〕





ゲッコウガ
「いや、ハンター来ないでくれでござる!」ダッダッダッ





 いや、それは無茶なお願いだ!





ハンター
「……!」ダッダッダッ





 ジャムおじさんが見かけたのは、ゲッコウガだったようだ……というか、遠目とはいえゲッコウガを判断できなかったの、ジャムおじさんは。





ゲッコウガ
「とりあえず曲がって距離を離してを繰り返すしかないですけども!」





 言葉通りスピードは落ちることなく、見つけた角を曲がり、エリアを駆け抜けていく。





ゲッコウガ
「……っ、これでどうだ?」





ハンター
「……」





ゲッコウガ
「……っ、思ったより近くにいたんですけども! とはいえ、振り切れはしたみたいですな」





 ハンターを撒くことには成功。このまま潜伏して、どうにかするつもりらしい。





ゲッコウガ
「そんな不穏な言葉残さなくていいでしょうに」





 まぁ、ハンターもどっかに行ったみたいだね。





ゲッコウガ
「というか、もう二度も追われてるんですけど……」





 このペースだと、あと6回くらい追いかけられる、ってコト⁉︎





ゲッコウガ
「そんなの嫌ですぞ!」





 まぁ、どうなるかは本人次第ですわな。





〔96:28〕





メタナイト
「……何もないでどうすればいいんだろうな」





 ただハンターの重圧に押し潰されるだけの時間である。





メタナイト
「こういう時に他所は茶番だなんだをするんじゃないのか?」





 メタ言わナイト、生きられないの?





メタナイト
「でもそういうのが好きだって誰かが」





 ほーん、なら! チンカラホイ!





メタナイト
「……な、なんか近づいてないか?」





 そうかな〜?





メタナイト
「おい、そんな下手な嘘をつくな! 何が来てるんだ!」





 何ってね……。





ルパン三世
「よっ、オレたちのことを呼んだか?」





松野カラ松
「いや、呼んだに違いないな!」





メタナイト
「……いや、誰かはわかるぞ。接点がなさすぎて、どうツッコめばいいのかわからないんだ……どうしろってんだよ!」





 ルパンちゃんいつものやったげてーん!





ルパン三世
「まぁ、オレ武勇伝はやらねぇよ? 生きてるだけで伝説の男だからな!」





松野カラ松
「ブラボーだぜ!」





メタナイト
「まぁ、お前らがここにいるのはどうでもいい。なんで、急に出てきたんだ?」





松野カラ松
「次の伝説に俺たちがなるからだ!」





 サングラス、太陽の反射でギラギラだし。自分の顔プリントされたスパンコールタンクトップも目に眩しい……緑とかにしてくれない?





松野カラ松
「チョロ松の方が良かったのか⁉︎」





ルパン三世
「まぁ、要するにだな……俺たち、次回作に出るんだよ。だから、下見というか、予行練習というか……邪魔しに来たんだ」





メタナイト
「いや邪魔しに来たのかよ」





 茶番って、普通あんなぽんぽこ生まれませんから。





松野カラ松
「ぽんぽこ? 相方が黄色いピーナッツのことか?」





 それ、ぽこピーね。





ルパン三世
「いやいやだったら、クリスマスが待ち遠しいあの二人組だろ!」





 それは刀ピー(またはピー刀)ね。





メタナイト
「そこ配慮しないと言われるのか」





 した方がいいって、見た。





松野カラ松
「夏になったら美味しいあの緑の野菜のことか?」





 それ、ししとうだね。てか、あれ存在としては何なの。食べたことないからわからないけど。





ルパン三世
「いや、なんか漢字の部首でそんなのあったな。リみたいな形をしたさ」





 それは多分りっとう、かね?(剣→これの右側のやつ)





メタナイト
「これ一生終わらないぞ? 大怪盗様と何考えてるのかよくわからないナルシスト野郎だぞ?」





ルパン三世
「オレとの落差凄すぎないか?」





メタナイト
「ただの事実を言ったまでだ。俺に責任を問うな」





松野カラ松
「まぁ、宣伝だけして帰るか」





ルパン三世
「そうだな……ってことで、次回RFM~#1.5は通報部隊がわんさか出ちゃうとんでもゲームらしいぜ〜!」





松野カラ松
「ルパン三世、オレを含めて、あつまれ!どうぶつの森からはちゃちゃまる、スクールアイドルからはにこちゃんにダイヤちゃん、それに初星学園からは祐芽ちゃんが登場!」





ルパン三世
「他にもホラーマンにツネナリ、ウマ娘からケイエスミラクルちゃんと個性的なメンバーが揃ってるイカれたゲームらしいからとっつぁん絶対に観ろよなぁ〜!」





メタナイト
「……ちゃちゃまるって走れるの?」





松野カラ松
「でもアイツ、筋トレが趣味なんだろ?」





ルパン三世
「それ言ったらウマ娘ちゃんが出るってちょっと容赦なくないか? 走るのがお得意な子だろ?」





メタナイト
「チート野郎のお前にそんなことを言われてもな……」





 ちなみに次回の出演者内容に関しては本当だよ〜。ってことで、本編です。





メタナイト
「いやこれも本編だろうが!」





 うるさいね。今回の更新はここまでにしちゃうかんな!





【RUnner(逃走者)】残り18人
藤田ことね、砂塚あきら、天海春香、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、白金燐子、レオリオ、潮田渚、金田一一、ラッコ、ゲッコウガ、望月美琴、オルフェーヴル、レムレス、メタナイト


























メタナイト
「いや本当にそれで終わらせるのかよ! オチはないのかよ!」





Re: 【RFM~ver.ST #01】 ( No.9 )
日時: 2025/05/25 22:30
名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: F9q9cBer)















 前回はジャムおじさんが確保されましたね。だから、何だと。





 さて、連日更新されてるのは今だけですよ! 今だけ! さぁ、買った買ったぁ〜!





【RUnner(逃走者)】残り18人
藤田ことね、砂塚あきら、天海春香、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、白金燐子、レオリオ、潮田渚、金田一一、ラッコ、ゲッコウガ、望月美琴、オルフェーヴル、レムレス、メタナイト





〔94:23〕





白金燐子
「……もう4人も捕まったんですね」





 確保ペースが遅いのでは? というメタ意見もあるだろうが、初期ハンター1体スタートだからね。ぼちぼちよ。





白金燐子
「正直、ミッションに関してはあまり動きたくはないというか……動いたとしても何もできないんじゃないかって」





 かなり消極的な姿勢だ。





白金燐子
「とりあえず様子を見ようと思います……何が起こるかわからないですし」





 それもそうだね。





〔94:15〕





青柳冬弥
「……そういえば、割と高校生ばっかり出てるんですね」





 そういえばというか、学生という括りなら殆どそうなっちゃうね。





青柳冬弥
「……俺はハンターから逃げ切れるのだろうか」





 逃げ切る、っても、このゲーム的には見つからずに終えた場合も逃げ切るというからね。





青柳冬弥
「そうか……」





青柳冬弥
「とはいえ、今は様子見だな……無駄に動いて見つかるのも良くない」





 場面は選ぶよ、何処までも。





〔93:59〕





千寿いろは
「そういえば、見るって言ってたガールズ&パンツァーは見たのですか?」





 ほら、グリハラくん答えなさい!





千寿いろは
「ワールドダイスター夢のステラリウムとのコラボが楽しみなんですから、勿論見てますよね? いや見てないわけがないですよ〜」





 しゅうまつに見るよ。しゅうまつね。





千寿いろは
「……そのしゅうまつ、変換してもらってもいいですか? できますよね?」





 え、えぇ? い、嫌ですよ〜。別に変換してもぉ〜、しなくてもぉ〜、同じじゃないですかぁ〜。





千寿いろは
「この露骨なまでのキャラ変は疑わしいですね……もしかして週末じゃなくて、終末ではないですか? だから変換しなかったんじゃないですか?」





 ギ、ギクゥ!





千寿いろは
「そもそも1クールとOVAと劇場版と最終章だけじゃないですか! オタクなら秒で観終える量ですよ! オタクのすがたを捨てたのですか!」





 いや、ヒスイのすがたみたく言うなや。





 あと、普通にその量はそこそこ見るのに時間掛かるからね。





千寿いろは
「あと、茶番ができないからって作者いじりとかつまらないからやめた方がいいですよ」





 おいおいおいおい!





千寿いろは
「ひな壇芸人みたいなことしか言えないんですね」





 この子の口が閉じなさそうなので、他所行きますね。





〔93:42〕





古市左京
「……で、俺を映しに来ただと?」





 なんで、全部読まれてるんですかねー?





古市左京
「大人を舐めんじゃねぇぞ」





 で、何かいいモンありますか?





古市左京
「そんな聞き方あるか! とはいえ、率先してネタを取り入れたりボケそうな奴がいなそうだよな、今回」





 割と真面目な人が多い気はするんすわ。





古市左京
「……あ、そうだ。ゲームの方は調子いい感じなのか? 詳しいことはよくわからねぇけど」





 父親の絡み方? とはいえ、最近はリンクラのリズムゲームをちびちびやってますね。





古市左京
「誰が親父だ……。で、リズムゲームか。茅ヶ崎がやらないジャンルとなると、誰が得意なんだろうな」





 若い子とかは得意そうだよね。





古市左京
「それ、俺が若くないみたいな言い草だな」





 でも、グリハラくんとそこそこ離れてるらしいから彼からしたらそうなのかもね。





古市左京
「若造があぁだこうだ言ってたって訳だな? 」





 まぁ、解釈は人にお任せします故に〜。





古市左京
「まぁ、ミッションを警戒して今は休むからな」





 体力がないとやってけないよね。





〔93:26〕





望月美琴
「……どうしてマイクを急に近づけたんですか?」





 いや、◯ヴィット!でやってた【クイズ ザ・ワンバイト】をやりたくなりましてね。





望月美琴
「それ観てる人にしか伝わらないじゃないですか……で、ご飯代は出してくれるんですよね? ならやりますけど」





 胃袋に限界とかないのか? さっきも色々食べてたけど。(アップルパイ、二郎全マシ)





望月美琴
「……え、お金を出してくれるんですよね?」





 問題の形式上、同じ食感のものを用意しないといけないから食べたいものが食べられる保証はないよ?





望月美琴
「嘘はやめてください! 食べさせてくれるなんて嘘つかないでください!」





 ちなみにこの後の本家でほぼジョジョコーナー出てきたので、皆さん5/21の◯ヴィット!前半を観よう!





望月美琴
「これ、結局何の時間なんですか!」





〔93:12〕





                   ゴ

                ゴ

              ゴ

           ゴ
          ゴ
        ゴ
       ゴ





(わかりにくいですが、某漫画でしか見ないあのフォント)





藤田ことね
「……いや、それ私に伝わると思ってるの?」




 そんな時にはですね……ヘブンズドアーを使って知ってる体にすればいいんですよねぇ……!





藤田ことね
「えぇ……」





 あと、エリアに鉄塔を建てましょうかね。






藤田ことね
「いや、ここの世界観に合わなすぎるでしょ……」





 なら、アンジェロ岩でも持ってくる? 





藤田ことね
「絶対私以外に話がわかる人いたでしょ!」





千寿いろは
「私を呼びましたか? わかりますよ!」





藤田ことね
「うわっ! ていうか……こういうの、絶対おじさんとかが出てくると思ったんだけど」





 それ、おじさんへの偏見だよね? よくないよ? よくないよくない。





千寿いろは
「でも、こういうコンテンツが好きって発信すると意外なファン層が見つかることもあると思うので、アニメも漫画も是非どうですか! 確かに胃もたれしそうなくらいカッコよすぎるタッチですけど、沢山見るとこれじゃないと満足できなくなるんですよ! ほら!」ベラベラ





藤田ことね
「……あっ、えーっと、えー」





 さて。





【磁力 オン!】





〔92:36〕





レオリオ
「……別にカメラがあるんだからそれ使わなくても良かったんじゃねぇか? 詳しいことは知らないけどよ」





 詳しいことを知らないから、仕方ないね。





レオリオ
「にしても、ハンターに見つかったら逃げ切れるのかって話だよな」





 そもそも論。





レオリオ
「……まぁ、見つからなければいいって話だけどよ」





 そりゃそう論。





レオリオ
「ハンターってアンドロイドだろ? 壊せないのか? というか、捕まえられたら駄目なんだろ? なら」





 駄目です。そんなんやるな。





レオリオ
「まだ何も言ってねぇだろ!」





 言ったも同然だろ。





 あ、ハンターの破壊行為は普通に永久バンです。じゃあ、今回の更新もおバンです、ってな。






【RUnner(逃走者)】残り18人
藤田ことね、砂塚あきら、天海春香、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、白金燐子、レオリオ、潮田渚、金田一一、ラッコ、ゲッコウガ、望月美琴、オルフェーヴル、レムレス、メタナイト





 

Re: 【RFM~ver.ST #01】 ( No.10 )
日時: 2025/06/03 21:29
名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: lgNgJHs5)






???
「お前は東大に行け!」





 ここで何かしらネタをしようと思ってたら、うまトマハンバーグがレギュラー化すると聞いて、それどころじゃやくなりました。





???
「お前は松屋に行け!」





 ちなみに発売は6/3からだそうです! みんなも感情を取り戻そう!





【RUnner(逃走者)】18人
藤田ことね、砂塚あきら、天海春香、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、白金燐子、レオリオ、潮田渚、金田一一、ラッコ、ゲッコウガ、望月美琴、オルフェーヴル、レムレス、メタナイト






〔92:20〕





砂塚あきら
「……あれって触れていいんデスかね?」





 砂塚が指差す方向には『スクフェスAC』。
※ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルAfterschool ACTIVITYのことであり、かつて存在したラブライブ!シリーズ(無印、サンシャインのみ)のアーケード版のリズムゲームである。





砂塚あきら
「というか、電源ないのにゲーム機がついてるって何事デスか」





 It's a magical!





砂塚あきら
「不思議が偶然を招いてる、ってコト⁉︎」





 わっ、Dancing stars on meってことだよね! きっとそうだよ!





砂塚あきら
「というか、唯一の関係者がなんでもう確保されてるんですか」





 会えたのは 会えたのは 素敵な運命(確保!)





砂塚あきら
「ただの不幸な人ですよ、初手確保は」





 海賊ってそんなもんか。





砂塚あきら
「なんで唐突に海賊なんてワードが出るんデスか?」





【MOCORI】
『ダンスタだと海未さんは海賊の衣装だからだよね』





砂塚あきら
「そうなんだ……そんなに好きなのに一番手確保なんですね」





 好きだから贔屓するなんて、何処ぞのアイドル番組みたいなことはしませんよ。(※某オードリーさんがMCをやっているやーつ)





 さて、別地点。





〔92:02〕





天海春香
「……これはゲーム機ですか?」





 天海が見つけたのはピアノの鍵盤がつけられた機体。





天海春香
「なんだろ……ノスタ◯ジア?」





 ピアノを弾くようにプレイするリズムゲームのようだ。
※尚、グリハラくん近所のゲームセンターからは設置されたかと思ったら、すぐに無くなりました。





天海春香
「……これなんで電源入ってるんですかね?」





 アイマス勢2人して同じような疑問を抱くな!





 と、エリアの各地にリズムゲームの機体が設置されたらしいが、これは一体……?





〔91:38〕





金田一一
「……モバイルの有効活用方法があるなら今のうちに教えてくれ!」





【FUWARI】
『どうしたの、突然』





金田一一
「いや賞金が沢山なのもいいけど、ゼロは嫌だなと思ったから……何がなんでも賞金だけ手に入れようと思って……」





 まぁ、それはかなり人間らしいね。よし。





【FUWARI】
『じゃあ、モバイルを開いてもらってもいいかな? そう、マップのページ』





 さて、ここから少々長くなりそうですので……会話パートを【※省略※】させていただきますね!





①使用時点での他の逃走者の地点がわかる(任意のプレイヤーなのか、最も近いプレイヤーの位置がわかるのかが存在)。
 任意のプレイヤーの位置がわかる→20万円
 最も近いプレイヤーの位置がわかる→10万円

②使用時点でのハンターの位置がわかる
 近いハンターの位置がわかる→20万円
 全ハンターの位置がわかる→30万円

③周りに誰かいるのかわかる(近い地点に誰か、またはハンターがいる場合まとめて表示される)→10万円





 基本としてこの機能が使えるよ。またミッション限定の機能が出ることがあるから、随時チェックだ〜!





金田一一
「……とことん金を搾取するんだな」





 まだ君たちが得られる金と決まってないけどね。





金田一一
「……今は使わなくてよさそうだけど、ありがとな!」

 



 お礼言えて、偉いですね。





金田一一
「おい、子供扱いするんじゃねぇーよ!」





 はいはい、クソ◯キシッシ!





金田一一
「おいお前な!」





 あぁ〜、剣持警部〜! 助けて〜!





金田一一
「いやここで剣持のオッサンは関係ないだろ!」





 これがなんと関係あるんだな。次回、剣持のオッサンも出ます!





金田一一
「え?」





 マジだよ。





金田一一
「え? え、本当に?」





 だって、オッサンいた! オッサンいたもん!





金田一一
「ツッコミしにくいところのボケするな!」





 ふーん。そうじゃなかったら、ツッコミしてくれるんですね。





金田一一
「あ、いやそういうわけじゃn」





 じゃ、今後も頼むね〜!





金田一一
「おい! しないかr」





ブツン!





 死人に口なしだねっ!





〔90:43〕





 さて、エリア内に出現しているリズムゲーム機たち。





 どう考えても、この世界観には合わない。





 ちなみに牢獄付近にも!





葛城リーリヤ
「……本当に電源とかどうしてるんですか?」





園田海未
「で、これは何なんですか?」





氷室一紀
「こっち見られても……そんなにゲームに縁がないからわからないよ」





 ちなみに現在牢獄付近に設置されてるのは……オ◯ゲキです。





ジャムおじさん
「……アンパンマンのゲームはないのかね?」





 リズムゲームはないからね……ポップコーン作ったことないし。





ジャムおじさん
「そうかい」





 ネットでよく見る、でもやったこと見たことないとか結構ザラだよね。





園田海未
「……で、この話の着地点はあるんですか?」





 ラフ◯様誕生日おめでとう!





葛城リーリヤ
「いや、なんでですか!」





 5/25は青柳の誕生日でした! こちらもおめでとう!





氷室一紀
「……てか、その2人誕生日同じだって話してなかった?」





 うん、呟いてたね。





氷室一紀
「……あぁ」





 言いたいことはわかるよ。もっと反応してくれ、そうしないとツッコミができないじゃないか、ってことだろ?





氷室一紀
「いや、わかってるならさっさと」





園田海未
「って……なんか上から音がしますけど⁉︎」





ジャムおじさん
「……ヘリコプターだね、あれは」





 ヘリコプターも出てきたなら、そういうことだね。





氷室一紀
「いや、どういうことだって⁉︎」





 なんで牢獄にツッコミ勢が集まってしまったんですか。





園田海未
「こんなに早く捕まった私たちのことをそんな風に言うんですか!」





 そんなに五月蝿いなら、ミッション出してくるぞ〜!





葛城リーリヤ
「いやもう出すつもりでいましたよね⁉︎」





 うん、そうだよ。



















〔SOltidy司令室〕





 ゲームは特に異常もなく、進んでいるようだった。彼はそれからもずっと静かに、たまにぶつぶつと呟いているようだったが、ゲームの様子を見ているようだった。
 が、急にこちらを振り向いてきた。あぁ、その目で分かってしまった。





「次のミッションを考えてくれ、ってことか?」





「よくわかったじゃん。流石、最高のダチだよ」





 それは誇張表現が過ぎる。彼はニッと口角をあげて、そんなことを言ってのける。どうせ、そんなこと思ったことないだろうに。
 まぁ、今はそんなことをしている余裕はない。ミッションに思考を振らなければならない。ハンターが増えたとはいえ、まだ2体。危険性は低い。ならば、通報を取り入れるべき? でも賞金を上げる、アイテムゲットのタイミングはこのくらいしかないのではないか? 
 そもそもミッションなんて参加するかは自己責任で、全員が動く必要性は基本はない。
 果たして、どうしようかと思ったら……あっ、今日このゲームのイベント日だったのかと端末の通知が視界に入ってきた。
 あっ、と声を溢すと、次の展開を考えていたのだろう。彼は顔を上げて、こちらをじっと見て、





「何か、思いついた? 断片的でもいいから、教えてくれないかな」





 昔から思ったことを文章化することは人並みにできたのだが、思ったことを口にするというのが下手だった。彼はこちらが少しずつ話す言葉を一つずつ拾ってくれた。





「うん、ありがとう。確かに色んな要素を組み合わせる……不安定さを付け加えないと」





 どこか遠くを見て、彼は考えていた。が、少しすると、キーボードにプログラムを高速で打ち付けていた。ただ、打鍵音とゲームの様子だけが音として聞こえてくる。





「お前は覚えてるか?」





 手の動きはそのままに彼が聞いてきた。





「何をだ?」





 何のことだか、一切見当がつかなかった。





「ううん、なんでもないよ。何となく思い出しただけ……」





 何かを懐かしむようににこっと笑った彼は次の瞬間にきりっとした表情になり、





「よし……これでいい。さぁ、次のミッションを始めよう!」





 こうして彼が作り出したミッションが逃走者たちに届けられた……!











〔90:00〕





プルルルプルルル!





メタナイト
「また誰か捕まったのか……? って、ミッションか!」





白金燐子
「エリア6箇所にリズムゲーム機が設置された。逃走者はゲームをクリアすることができれば、個人での賞金が追加される……つまり賞金が欲しい人はやれってことですか?」





オルフェーヴル
「しかしエリア上空には2機のヘリコプターが飛んでおり、誰かがゲームをプレイ中は上空から発見した逃走者の位置情報をハンターに通報する。尚、誰もゲームをプレイしていない間も捜索を続けており、この間にヘリコプターに発見され続けた場合、その合計時間に従って全逃走者の賞金にボーナスとして追加される……ヘリコプターは損でもあり得でもあるということか?」





青柳冬弥
「つまり賞金を個人で増やすかそれとも……と。尚、ゲームクリア内容により、増える賞金は異なるので、気になる逃走者はゲーム機を探してくれ……この内容次第でみんながどう動くかだな」





【MIssion2→賞金を増やせ!】
 エリア6箇所にリズムゲーム機が設置された。逃走者は残り75分までにゲームをクリアすることができれば、個人での賞金が追加される。
 しかしエリア上空には2機のヘリコプターが飛んでおり、誰かがゲームをプレイ中は発見した逃走者の位置情報をハンターに通報する。
 尚、誰もゲームをプレイしていない間も捜索を続けており、この間にヘリコプターに発見され続けた場合、その合計時間に従って全逃走者の賞金にボーナスとして追加される。
合計タイム1分→5万円
     2分→10万円
      ・

10分→50万円





青柳冬弥
「でもこれ誰も動かずにヘリコプターに見つかり続ければ、賞金は増えるんだろう? しかも、2機で見つかった場合、2倍タイムも加算されるのか?」





【FUWARI】
『そうだね。まぁ、誰かがゲーム機に行ったらその人たちは終わっちゃうけど』





青柳冬弥
「……これは積極的に動かない方がいいかもしれないな。内容としては得意だからやりたい気持ちがあるんだが」





 そう、誰かがゲームをしてしまうと他の逃走者は通報されるリスクが問答無用でつくので、何も嬉しくないのだ。





青柳冬弥
「……ゲームしている本人はどうなるんだ? 通報されないのか?」





 されないよ。通報される可能性もあるってなると、リスクが高すぎるからね。

 



青柳冬弥
「……これはどうするべきか」





 そうでもしないと金の亡者たちは動かないじゃないか。





青柳冬弥
「それはそうだが……えぇ」





 えぇじゃないか! えぇじゃないか!





青柳冬弥
「……それに対して何て反応すればいいかわからないんだが」





 えぇじゃないか! えぇじゃないか!





青柳冬弥
「……本当にそれは何だ?」





 わからなかった人は、富士急に行って下さい。





青柳冬弥
「俺は嫌だぞ……!」
↑高所恐怖症





 怖いのが駄目な人は行かなくていいですよ。でも、えぇじゃないか! 人によっては行けないタイプのコースター。





〔89:32〕





藤田ことね
「……ゲーム機だけ探しに行こうかな?」





 賞金に揺れる藤田、





王雪
「やるしかないよ! 探すか!」





 同じくな王雪はもう動き出した。





白金燐子
「……賞金が増えてもそんなに危険なら動きません!」





ラッコ
「賞金の為に通報ヘリを動かすかってことだろ? そんな危険な真似はしたくないな」





 しかし通報ヘリの危険性からか、ミッションに動かない者も多い。





古市左京
「……リズムゲームだぁ? これ難易度によって賞金とかもあるんだよな?」





 そしてそもそもリズムゲームが得意でない者もいる。





古市左京
「うるせぇ! こうなると、ヘリに映りに行くか? いや、誰かがやり始めたら危険でしかないからやらない方がいいのか? でも」





 いつ上空のヘリが通報してくるのかわからない時間の始まりだ!





 ちなみにゲーム機の場所は公開されてないよ。





 さて、先ほどゲーム機を見つけた2人は……





砂塚あきら
「……これ誰かがやる可能性もあるとしたら、隠れておいた方がいいですよね? 隠れて誰かがやろうとしたら止めるなり警戒するなりして……」





天海春香
「いやいやそんな危険な真似するわけないじゃないですか!」





 ちなみに誰かがゲーム機をやっている場合、メールでお知らせはします。





潮田渚
「……とはいえ、下手にヘリに見つかってもよくないだろうけど。仮に賞金を増やすなら今のうちってことだよね?」





 そう、ミッション開始時点であれば既に誰かがゲーム機を見つけていない限り、ヘリコプターに通報されるリスクは低いとも言える。





潮田渚
「にしても、ヘリに見つかってるってのは僕たちからじゃわからないの?」





【FUWARI】
『それはスマホで確認できるよ……ほら、ちょうどキミがヘリに見つかってるから下の秒数が増えてるでしょ?』





潮田渚
「えっ、もう見つかってるの? で、これって通報ヘリに切り替わったらどうなるの?」





【FUWARI】
『実は通報ヘリに変わっても秒数はそのまま加算されるんだよね……だから通報ヘリに見つかったって表示は特別出ないけど……メールが来たら通報ヘリにそのまま見つかってるとも解釈ができるからね』





潮田渚
「……なるほど。とりあえず、ハンターに警戒しつつ、このまま賞金稼げるように動こうかな?」





 まさかの好戦的な姿勢、見つからずに、そして通報されずに済むのか?





〔89:14〕





ゲッコウガ
「……このミッションはやらなくていいですな」





 既に賞金が減らされることが確定しているゲッコウガ、まさかの動かない。





ゲッコウガ
「いやここで動いたら思うツボですぞ! というか、休める時に休まないと……この先がまずいですから」





 計画性のある蛙は、物陰に潜む。




 さて、今日はここまで! お開きだよ!













【RUnner(逃走者)】18人
藤田ことね、砂塚あきら、天海春香、古市左京、青柳冬弥、王雪、千寿いろは、千切豹馬、白金燐子、レオリオ、潮田渚、金田一一、ラッコ、ゲッコウガ、望月美琴、オルフェーヴル、レムレス、メタナイト







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