二次創作小説(新・総合)

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逃走中-習作、深夜、エリア01、40分間-
日時: 2018/11/17 18:23
名前: 謎の慣性 (ID: qpe9o2of)

逃走中-習作、深夜、エリア01、40分間-

今回のエリアは深夜のエリア01、南国調とアメリカ風が交じる入り組んだ建物内と開けた駐車場に並ぶ巨大トレーラーが特徴的な見た目にも楽しいエリアだ。

今回このエリア01を逃走するのは様々な業界から集められた7人の逃走者。実力者が揃う今回、40分逃げ切り、賞金を獲得するのは誰だ!?


<逃走者>
アイシャ・アージェント(白猫プロジェクトより)
OH!くん(テレビ局マスコットキャラクターより)
キノピオ(マリオシリーズより)
ジュダ(白猫プロジェクトより)
NEKO#ΦωΦ(CyTuSIIより)
野尾育美のおいくみ (オリキャラより)
マリオ(マリオシリーズより)


※募集への勧誘は一切お断りします。

Re: 逃走中-習作、深夜、エリア01、40分間- ( No.28 )
日時: 2026/01/21 21:02
名前: 謎の慣性Ga.c=evo. ◆/3YY/mapGo (ID: g8fOXsqd)

「はぁ……はぁ……はぁ……」


ーーあそこから幾つもの世界を駆けずり回り逃げていた。



モンターニュ
「今度はどこに逃げやがった……!裏切り者めが……」


Ga.
「……!」



先程の余裕そうでおちゃらけた素振りは誤魔化しに過ぎなかった。


Ga.
(頼むからこっちに来ないでくれ……)


先程の儀式を維持、遂行するために持てる限りの魔力を消費したのだ。


モンターニュ
「……」


しかも……


Ga.
「恐らく……"今の状態の"アレと真正面から戦っても絶対に勝てない……」


世界の群れの飼い主である"化け物"、管理者。
彼らは通常、その圧倒的な力の使い道を誤らない為に、基本的に"神の箱庭"と呼ばれる、管理者達の共有世界群において修行し、世界を管理する為の知識や効率化のメソッドを叩き込まれる。

Ga.c=evo.はその一柱ではあるものの、他の管理者達と比べれば体力が全体的に劣っている。反射神経や瞬発力だけが人並みを少し超える程度だ。

そして、魔力面においても複雑な事情がある。
彼は他の管理者と比べ魔力量自体は多いものの水魔法以外ではデバイスと呼ばれる変換装置ありきでしか使えないくらいには燃費が悪い。

そのデバイスと呼ばれる装置でさえもかなり燃費が悪いとくる。かつ彼等が全開の魔力を活かせる状況である本人の世界もしくは神の箱庭では無い。

現状、モンターニュのステータスにはとても及ばない。故に逃げることしか出来ないのだ……



Ga.
「全身が疲れきっている……特に足が今にも棒になりそうな勢いだ。つらい。その上に魔力は緊急避難用のアルキュオネ分しか残ってない……ワープゲートを今使えば音でバレるし……どうする……」


モンターニュ
「ここには……」


Ga.
「……!(ひぇっ!)」



































モンターニュ
「居ないか……クソッ!どこに行きやがった!!!」


Ga.
「…………」









モンターニュ
「絶対に近くにいるはずだが……」


Ga.
「……………………」








モンターニュ
「手間掛けさせやがって!!!」


Ga.
「………………………………」









モンターニュ
「クソッタレがぁ!!!」
ダッ!



遠ざかる罵言と共に天敵は別の場所に探しに出る。


念には念を入れて隠れていた獲物はようやく、おもむろに頭を出した。



Ga.
「やっと行ったか……ふぅ……少しでも気が緩んでたら死んでたわ……」





"…………みてよ"



ふと聞こえた微かなその音。耳をすましてようやく聴こえるほどの音にやっと気がついた。



Ga.
「あれっ、よく見たらここって……」






室内は荒らされ放題だが、全て懐かしく見えた。
ホコリを被った研究器具、安全標語の書かれたボロボロのポスター、非常口シールが貼られた割れた窓ガラス、それでさえも。



Ga.
「・・・。」
ソワソワ……



彼は、いつもの帰り道のように歩みを進める。




Ga.
「いつぶりだったっけか……ここに来るのは……」
ソワソワ……



そして突き当たりにたどり着く。そこには匣河豚ハコフグの絵画。



ハコフグ
「!」
プクプク!



それが彼を見るやいなやひとりでに動き出す。


Ga.
「ああ、久しぶり〜っ!あっ、そういやそうだ合言葉……さぁゲームをしよう……じゃない、"我らは灰にりて成り立つ"。」



ハコフグ
「♪……!」
コクコク。スイスイ〜。




匣河豚が絵の下部にあるほんの少し赤い領域をふっくらしたお腹で押す。


すると絵画は白と赤い画面へと切り替わる。



[ここより先クリアランス:PROJECT/PYRETHROID]
[許可なく侵入したものはアーレット評議会による処罰の対象となります。]


絵画が横にスライドし機械が現れる。
指紋認証、虹彩認証、魔力波長認証だけちょっと時間がかかってしまった。


Ga.
「やっと魔力15%かぁ……これならだいぶ遠くまで行けそうだけどな」


ゴゴゴゴゴゴ……


認証が完了し、一見隙間など無さそうな壁の、機械があった場所だけ前面に押し出される。そして手前に観音開きになる。


彼はいつものようにそこに入った。



Ga.
「あぁ……そのままだ、そのままじゃんか。」





そこには、高度な呪術に関する資料、他の魔法と掛け合わせた呪術、呪術に関する資料以外にも、身体の一部分だけを他の世界に移動する魔術やとある虫に関する資料が雑然と置かれていた。


彼はそのうち1枚を手に取る。



Ga.
「(咽び泣く)」



そこにはピレスロイド計画という計画の詳細、そして彼の名前、そして……




それは10年前からちょっと経ったある時の話。



大呪術師・アンカー
『まさか、管理者やレ・ルーズくんとは盟友とは言えど、の世界の管理者である貴方が全面協力して下さるとは……』


アンカー(演:磯野フネ)


呪術師・ケラヌス
『Ga.様ともかなり親交のあった、この世界の副管理者とも言えるレ・ルーズ様……

""彼が彼の発明の暴走により命を落とした""事は悔やんでも悔やみきれないでしょうね……』


ケラヌス(演・サクラ)


呪術師・リーン
『しかも今は世界の虚ろに居るだけマシだけど、そんな恐ろしいのが未だに野に放たれてる訳だよね……』

リーン(演・坂本美緒)

Ga.
『……実はな、それだけじゃないんだよな。』


一旦唾を飲み込んだ彼。


呪術パンクでのその上位の呪術師達はその覚悟を不思議に思う。


Ga.
『あの、これから言う事は他言無用、というか他のピレスロイド計画に参加している皆さんにも秘密でお願いします。』


呪術師3人
『?……了解しました(です)。』


・・・・・


リーン、ケラヌス
『そんな!?』


Ga.
『……ああ。だからこそ、この計画は完遂しなければならない。スゥ……犠牲は出来るだけ出さないように善処する。』

リーン、ケラヌス
『あ、ありがとうございます!』

アンカー
(ここがレ・ルーズ様の研究室であることから推し量ると……)
『……決意は分かったよ。ただ……

この事の為に管理者である、お前さんの命を無駄にすることは無いよ。』

2人はキョトンとしてしまった。

Ga.
『でも!……はい……自分も含めて、善処します……

はいはい!それじゃ、計画から練っていきましょ!!!そうしましょ!!!』

リーン、ケラヌス
『は、はい!』

アンカー
(分かってるわ……アーレット様やレ・ルーズ様から聞いてはいたけど、予想以上にあの子はとても頑固ね……)


それから研究所に通いっきりの生活が始まった。

Ga.
『う〜ん、これを?こうやって……』

プシュー……

Ga.
『あちゃ〜……;』

その事から副管理者を務めるほどの発明家であるレ・ルーズとの縁が生まれるほどの魔導機械フリークだったGa.、であったが。何故か相性の悪い呪術と機械を組み合わせることは至難の業であった。

リーン
『あ、それならそこをこう……』

Ga.
『なるほどね……あっ、ちゃんと送れたっぽい!』

時には技術的困難に突き当たり、時には口論にもなったりしたが、今から七年前、研究開始から3年が経った頃、幾度のテストを経た後についに実行に移る時が来た。

Ga.
『あー、あー、こちらGa.及び現地班、準備完了です!』

ーーーーー

アンカー
『こちら、本部。準備完了、いつでも決行可能です。』

ーーーーー


Ga.
『了解です!……あとは……』

Ga.はデバイスのマップを見つめる。
悲劇の後、後にモンターニュと名乗った怪物は人間のような形態になり、街角に紛れ込んでいた。幸いこの時一般人の中に食われた人はいない。

Ga.
『あっ、こっちに来てるな……よしっ、作戦開始!!』

ーーーーー

リーン
『了解です!』


ーーーーー

レ・ルーズが遺した研究日誌の知識、その結晶たるバックパックはクリティカルに火を噴き、見事に本能のまま走る敵を誘い込み、件の異空間にぶち込む。


モンターニュ
『!?!?』



その空間は遠い奥まで黒く染められていた。かつての事故の果てにかつてワンダーランドとさえ呼ばれた世界は概形だけ遺された虚無と化した。




彼は背負っていた荷物を曖昧な世界の概形に降ろすと、3機の小型のドローンの様なものが目を覚ます。


上部にはプロペラが付いており、その下にはプロペラから伸びる電線がついた紫色の球体が落ちないように台座の上に着いている。


説明をしている間に、あっという間に空中に展開したドローンはモンターニュの周りを人工衛星の様に周回し始めた。


モンターニュ
『???………!』


驚いた様子を見せるが、直ぐにGa.を追いかけ手を伸ばす……










グワシャッ!


モンターニュ
『!?!?!?』


その瞬間、ドローンには3つのそれを頂点とする紫色をした円形の結界が!モンターニュの腕は結界によって阻まれ、カニの脚を折るかのように、無残にもへし折れた……



モンターニュ
『…………!』


しかし怪物の腕はみるみる復活し、数十秒後にはほぼ元に戻る。



ガン!……ジジジジジジジ!!


結界を壊すことを試みて渾身の力で結界を叩いたが、結果は真逆に。
結界の中心に強烈に引き寄せられてしまう!


モンターニュ
『!、!!!、!!!!!』


そして、ドローンの回転が高速化するにつれ、結界の呪力が強くなる。




と共に……



『(言語化不可能な唸り声)』


ドローンに付いたスピーカーから、別世界にいるリーン、ケラヌス、アンカーの呪文の声が聞こえた直後。


モンターニュ
『!?!?』

メキメキッ!


徐々に怪物の体が圧縮され始める……!





ケラヌス
『徐々に出力解放中……そちらは大丈夫ですね!』

Ga.
『こちらも正常な位置、間隔を保持してます……ただ問題はここから……奴に本気を出させないようにせねば……』



彼らの作戦はこうだった。敵が暴走した場合の対処が不可能と判断、呪力の結界で封印し圧縮。その後安全に破壊するというよっぽどな事が起きない限り、確実な作戦だった。


ドローン同士が密着しあうほどの結界の収縮の度に怪物はどんどん形を無くし、遂には紫色の肉塊にまで成り果てた。


そして、Ga.は彼の得物であるデバイスカードをデバイスマネージャーにおもむろに差す。すると彼の身長程の丈の"光の槍"が浮かぶ。それは溢れるほどのエネルギーに満ち満ちていた。

Ga.
『これで終わりだ!!!デバイスカード『プラグマティズム』!!!!』


ブゥン!!!


力強く全身を使って投げた"光の槍"は怪物目掛け、みるみる内に加速していき……



ドグワァァーン!!!



エネルギーの塊が解放され爆発を起こす!それは残りわずかの空気を爆風にさせ、Ga.まで届かせた。







































爆風は止み、白い硝煙が立ち消えるとそこには、





バチバチ……

"紫色の瘴気の電撃を纏った紫色の人型実体"が立っていた。


Ga.
『!?……本部!?』


リーン
『(泣いている)』


ケラヌス
『たす……け……て……ぜん……ぶ……とられた』


Ga.
『取られた……もしや呪力の……こと?えっ……?アンカーさんは?』


アンカー
『はいはい……』


Ga.
『あっ!アンカーさん!!!何が……』


アンカー
『いやしかし、一本取られたよ……

爆発する寸前に奴はあたしらの放出した魔力を食べ尽くした。そこにあるだけの量じゃまだ足りないのか、ドローンの内部パーツからあたしたちの魔力源を無理矢理抜き出し、吸い付くしたんだ……』


Ga.
『えっ……それじゃあ……』


アンカー
『大丈夫だよ、死にはしないからさ……』


通信用ヘッドホンの奥で崩れ落ちる物音がした。

Ga.
『……サテライト1、応答頼む。……サテライト1……アンカーさん!……応答してくださいよ!!!アンカーさぁぁぁん!!!誰かぁぁぁぁぁ!!!!』



ゴゴゴゴゴ……
返答はなかった、代わりに聞こえるのは徐々に大きくなりつつある音。


ふと振り返る。

Ga.
『えっ……』


ゴオオオオッ……

空気をも食らう黒い波が山のように迫っていた。間違いなく、根源は怪物である……
なす術もなく、四方八方から来る波に呑み込まれてしまう……


Ga.
(……




もう、無理だったんだ。




俺のしょうもない願いなんぞ現実の前じゃどうしようもなく脆かった。




破綻する時が今だった、それだけのことだったんだ。)


ザパーン!!!















暗い海はたちまち、果てさえのない虚無へと化す。



その中で仰向けで横たわる彼はゆっくりと、安らかに眼を閉じた。

























???
『『お……ろ……』』



Ga.
『『……ん?』』












???
『『おい……きろ……だや……』』



Ga.
『『?!』』









???
『『起きろ!まだこっちに来ちゃいけない!』』



Ga.
『『あなたは……!!!』』






彼は勢いよく瞼を開く。


Ga.
(はっ、そうだ、まだだ。まだ解決なんかしちゃいないんだ!そして俺、いや俺たちには、まだ希望があるんだ!




トゥルーエンドにはまだ早い!)



Ga.
『うおおおおっ!!ワープゲートひらけぇっっ!!!』


万が一のために残しておいた力。それを使ってワープゲートを作りなんとか帰還した。





見たところ、あの3人は生きてはいたが意識不明の状況だった。



Ge.
『あ、お兄ちゃん……よかったぁ……』

Ga.
『ほんとみんなごめんな……』

Ge.
『謝らなくてもいいんですよ!ただでさえ分からない相手の行動が予想外でしたし……それよりこの後どうしましょう……敵があんな能力隠し持ってるというか、成長してるとは思わなかったです……それにあのパワー……どうすれば……』

Ga.
『今の状況なら、一つだけ手がある。今の相手はあの世界の大半の呪術エネルギーを得てしまった……





ただ逆に言えば、呪術エネルギーに対抗する力をぶつければ……』

Ge.
『それってもしかして……!』


~~~~~




その後、ある場所を捜索し、今回使った金色の銃を発見したがエネルギーが空になってしまっていた。

人力でも貯められるが満タンにするには永い時間がかかる。


Ga.
『どうしよう……一発で満タンに出来る方法って……ん?どうした』


Ge.
『お兄ちゃん?整理のために逃走中10周年のイベントの術式を調べてたんですよ、そうすると……』


Ga.
『!?……あの人らしいな……先は長いけど、とりあえずその日にアイツをここに誘導出来れば完璧なんだけど……』


Ge.
『そうですね……まさかあの後の調査で知能持ってて、おまけに社会に溶け込んでいるとは思いもしませんでした……とは言え、力を使ってる様子は見えなかったです。ただイライラはしているようでした。力が使えないのが原因っぽそうですけど……』

Ga.
『なるほど、そりゃ厄介だな……どうやって引きずり出すか……!』


タタタタタタッ……


彼のメガネが光ると、パソコンのキーボードで超長文を目にも止まらぬ速さで連打、連打、連打。


その姿はどこぞのガ○レオのようにも見える。それほどのひらめきの衝動が止まらなかった。


ッターンッ!

Ga.
『これなら……!』


Ge.
『お、お兄ちゃん……これは!?』


彼女はどぎまぎした顔で彼を見遣る。

Ge.
『お兄ちゃん、あの。これ……大丈夫ですか!?』


Ga.
『一度失敗してるからな、これくらいやらなくちゃならない……!』


~~~~~


そこから管理者としての上司と詳しく相談をした。この中で色々と援助とサポート、アイデアを受けることが出来た。

Ga.
「ふむ……これが……フードと例の仮面かぁ……」

Ga.
「……よし、ぴったりだ。ありがとう……」


そして、実行に移した。

謎の慣性(Ga.)
「あなたが……モンターニュさんですか……!」

俺は謎の慣性という偽のクリミナルプランナーとして奴に接触。
過去を慰め、実力や能力を誉め殺し(個人としては本気でそう評価している。良い方面でも悪い方面でも。)、
周辺に謝り倒して数を揃えたヴェールの仮面とそれに似せた仮面、それとヴェールは、自分や他のメンバーの代わりに中にアンドロイドが居ても自然なように作った。
それで徹底的に動向を監視し続けた。奴の傾向や弱点を得るために……

・・・

モンターニュ
『おい、またあの、ウマイやつ。くれよ。あの時みたいに一番ウマイやつを……』

謎の慣性
『……仰せの通りに。』

そして、奴の気に入るような味付けのシェイクを作った。隠し味に、呪力を徐々に吸い取る毒を仕掛けて。

それを10年は続けた。少しだけでも脅威を減らすため。











10年というのは管理者にとっては普通は短いが、彼にとってこの10年は一日千秋の思いがしたのだ。

NOW SEQUENCE IS "受け継がれた想い"

Re: 逃走中-習作、深夜、エリア01、40分間- ( No.29 )
日時: 2026/01/21 21:07
名前: 謎の慣性Ga.c=evo. ◆/3YY/mapGo (ID: g8fOXsqd)

Ga.
「待ってろよ……!?」


思えば先程から、少し違和感を感じていた。山芋がお腹の中で脹れるような感覚。


Ga.
「まずい……嫌な予感がする……!」


資料を読み進めて行く、そしてとあるページにたどり着く。

Ga.
「……!これは……」


体長10m、6本の巨大なステレオタイプな恐竜のような脚、今にも火を吹きそうなドラゴンの頭、悪魔のような角、巨大な虫の羽、おどろおどろしい姿の巨大な怪物の資料だった。


どうにもそれがモンターニュの最終形態らしく、彼は無性に武者震いをしている。


Ga.
「……ああ、思い出した……。……あっこれは……まずい!!」




地面にある赤い取っ手、それを急いで両手で引っ張ると地下への入口が開いた、咄嗟に中に入る。



入ると自動的に電源が付いて備え付けのホログラムデバイスが監視カメラを写し出す。周りを見ると壁一面には紋章そして、注意書きが記されたプレート。これが汎用型絶対シェルターだ。

対になるように魔封じの壁2つ、それと奇跡封じの壁と呪い封じの壁がある。


どれも強力な、管理者が箱庭で本気を出さなければ解除不可能なレベルの術式を用いられている、物理面でも堅牢な管理者に関する重要施設の建材に利用されるクラスのシロモノだ。


Ga.
「はぁ……はぁ……はぁ……」


中にはポータルがあり、そこから別の世界のとびきり綺麗な空気を取り入れている。
そんな快適空間なはずだが彼の荒い呼吸は変わらない。


彼は常に警戒していた。奴のポテンシャルを。
あの一瞬で全てを飲み込むような能力を。

ーーーーー

モンターニュ
「こうなったら……その辺一帯焼き尽くすか?お行儀なんか気にしてられっか。」

シュゴーッ……

モンターニュの顔面の前に禍々しいエネルギーの球体が拡大縮小を繰り返しつつ現れた。それはエネルギーの生成と濃縮を繰り返し、徐々に強力なものになりつつあった。

ーーーーー

Ga.
「……む、良からぬ気配、しかも、急速に拡大しつつある……」

エネルギーが濃縮される音が次第に大きくなる。しかし、その中に……ふと聞こえた。


……みんな、本当にごめんなさい。




Ga.
「!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ……!


突如シェルター中を轟音が強襲する。それは徐々に音量を増す。

慌ててホログラムデバイスを覗くと、エラーの文字。2台生きていたのでそれを覗いた。


地獄絵図だ。見覚えのあるエネルギー波、おそらく奴が取り込んだ呪術師達の力だろうか、それが画面全体を覆い尽くしている。


もう1台は空からの映像だが。赤紫色のエネルギー波が消えていくと同時に惨状が伝わってきた。研究所は形もなく、エネルギー波の跡だけが残る、荒野と成り果てた。


Ga.
「ああ……あぁ……」

--どどめ色の光線が俺達の思い出を蹂躙ぬりつぶしていった。



ごめんなさい

ごめんなさい

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……






ー!!!!!

突如響く轟音、相手はこちらに気づいたようで……


ゴゴゴッ……!!!




魔法に関しては無敵の壁を物理の力でこじ開けられる!

Ga.
「ううっ……」

モンターニュ
「よう。お前のその無様な逃げ様には苦笑いを禁じ得ないぜ?」

Ga.
「でも、楽しかっただろ???」


モンターニュ
「この野郎、お前なんざ犬も食わねぇよ!!!くたばれ、クソ管理者。」


鬼気迫る表情、昏き触腕が迫る。


Ga.
(どうする……!)


困り果て、周囲を見渡す。


ふと見上げると""あの時を思い出す世界の門""、しかもそれは特別な……



Ga.
(あっ!!……この状況を脱するには……これしかないっ!!!最後の力を振り絞ってでも……!!!)








ブワッ!!!

彼は背中に水で作った結晶のような翼、そしてそれでくうを飛ぶ能力アルキュオネを発揮した。

その翼は所々、魔力のコントロールが追い付いておらず、欠けている部分があった……


Ga.
「モンターニュ、てめえの逃走中はまだ終わってないぞ!!!」


猛スピードでアルキュオネを羽ばたかせる!



モンターニュ
「しまった!待てっ!!」

慌ててモンターニュも羽根を広げ、追いかけていく。


天空に開いた門目掛け、追走劇が始まる!!



出来る限りのスピードを出し、次元の空を飛ぶGa.、


Ga.
「うおおおおおおお!!!!!!!」


モンターニュ
「待ちやがれえぇぇぇぇぇ!!!!!!!」


その後ろから更なるスピードで猛追してくるモンターニュ!



Ga.
「やばいっ……」

徐々に速度が落ちていく。追い付かれる。

グワシッ!!!

そして奴の爪が彼にかかった!



モンターニュ
「てめぇももう、おしまいだ!!!」

ブンッ!!!

Ga.
「なっ!?」

モンターニュは無情にもGa.を振り落とす……


Ga.
「うわぁぁぁぁッ!!!」




モンターニュ
「10年スパイ紛いのことやってても、出汁の出ない鶏ガラのような手応えもない相手だったな……後で死体だけは拾うが。それよりも……」


さらに速度を早めて、ゲートへと向かうモンターニュ。























急速に落下している中。

Ga.
「ふふっ……」

彼は皮肉げに微笑んでいた。

モンターニュ
「!?何を俺のことを笑って……!」


ブーッブーッブーッ!!!

CAUTION!!!

[警告:次元彗星発生。防衛機能を起動します。]

モンターニュ
「な!?」



その一瞬、モンターニュの視界は真紅に包まれた。


>>NEXT 覇王無礼

Re: 逃走中-習作、深夜、エリア01、40分間- ( No.30 )
日時: 2026/01/25 20:40
名前: 謎の慣性Ga.c=evo. ◆/3YY/mapGo (ID: g8fOXsqd)

~これまでの逃走中~

逃走者達にミッションが発動!


ハンター01KR(D)、02NN(E)、06TT(F)
『・・・・・』


メールだ……!



キノピオ
『ミッション!?』


野尾
『40分でもやるのかオオィ!?』


ミッション①


観覧車のゴンドラ内にハンターを3体配置した。
残り7分になればエリアに放出される。
阻止するためにはエリア内3箇所にある4~5kgの花束を観覧車ビルに献花しなければならない。
花束の場所はエリアのマップに書いてある。
また、エリア内に居る15体の白フード軍団は、花束を見かけると追いかけて強奪する。
3つ全て白フード軍団の物となると即全員強制失格となってしまう。


逃走者達よ、健闘を祈る。


野尾
『あ???????マジか??????やらなきゃマズイじゃん!!!!』

失敗すれば3体のハンターが放出される、更に最悪の場合、全員強制失格、それに加えて通報部隊というとんでもないミッションだった……!

キノピオ
『はぁ……はぁ……』


白フード11,14
『!!!!!』


ピーッ!ピーッ!


キノピオ
『たすけてよぉー!!!!!』
タッタッ


ピーッ!ピーッ!ピーッ!ピーッ!


ハンターB
『!!!!!』
タッタッタッ


真正面から、ハンター……


キノピオ
『うわっ!!!!』



ポンッ!




【18:30】キノピオ確保

残り4人



キノピオ
『ぜぇ……はぁ……あっ!』


白フード11
『♪♪』
スッ!


白フード軍団はキノピオから花束を無理矢理奪っていった……




キノピオ
『みんな……ごめん……うわぁーーん!!』


序盤は白フードに苦しめられ、犠牲まで出してしまった……


ーーーーー

しかし……

OH!くん
『OHっ!OH……』

野尾
『よいしょっと……』

10:11 花束2本献花完了


(2人とも無意識で会釈をする)


野尾
『なんで俺、今会釈したんだろ……』

残った逃走者達の危機感によるコンビネーションが炸裂、一気に2本を届けた。

ーーーーー

そして……

タッタッタッ

警備員B
『確保が終わりましたので来てください!』

野尾
『早っ!?!?』

ーーーーー

OH!くん
『OH〜!!!』


白フード6,7,8,9,10
『!!!!!』
ジタバタジタバタ!!!


警備員A
『少し時間がかかってしまいましたが……役に立てたなら嬉しい』


警備員Aが白フード軍団を確保。捕縛していた!



野尾
『はぁ……はぁ……やっと着いたってもう終わってるし!……やっぱりここの警備員、凄くない?』


警備員A
『いえいえ、たまたま上手くいっただけです……!自分はここで見張って警察を待ちます。』


OH!くん
『ありがとOH!』


最強警備員による白フード10体の拘束により、一気に逃走者側が攻勢をかけ……


アイシャ
『……』
スッ……。

白フード
『……????』
キョロキョロ



アイシャ
『ほら、通報してみたまえ。』
ニヤリィ……



白フード4
『?????(困惑)』

ーーーーー


ジュダ
『観覧車ビルの前にハンターがいるな……」


白フード4が目撃していたアイシャの持っていた花束を、白フードが気づかぬ間にジュダに渡すという好プレーも……!



ジュダ
『……ここだな。』




【7:08】

>MISSION Cleared!



ジュダ
『これでいいんだな……』

こうしてミッションもクリアー!!!(儀式は完遂された。)
しかし、その直後に"""なんや"""""""かんや"""あって……

パロロロロ……


メールだ……


アイシャ
「急に電気が消えたことと関係あるのかね?えーと?」


ミッション②
これよりエリア内の照明はゲーム終了まで全て消灯となる。
逃走者は各々懐中電灯を使いたまえ。
また、エリア内にいる警備員に見つかると懐中電灯で照らされるため気をつけろ。


ジュダ
『ゲームが完結するかしないかも分からないクセに盛り上げやがったか……アイツの戦いは見届けたかったが……今はゲームに集中するしかないか。』


ゲーム難易度もLevel Up!!!

警備員A
『あれ、野尾さんどこに行った?』


警備員B
『あのクソ虫探さなきゃ……』



ゲームはここから佳境を迎える!


ハンター20HT(A),40KH(B),51IN(C)
『『『・・・・・』』』


【4:00】
432,000円





























あれ?ずーっと真っ黒な画面が映ってるけど……放送事故かこれ????









野尾
「てーーれーーれーーれーーーてーーー(ほんとにあった怖い話のBGMの声真似)」

懐中電灯を縦持ちして下から顔面照らして下の方からせり上がってくる(人力)なんて古典芸能しやがって……






野尾
「っということでね」

オイ!


野尾
「もう正直言って、辛抱たまらんよな……



ッどんだけ待たせてるんだよ!もう現実のエリア01の観覧車ビルは無くなった上にまた景色が変わりつつあるぞ!?このクソ作者ェ……!!!」

それに関しては本当に申し訳ない……粗筋は組み立ててちょくちょくは書いてて、特に本家逃走中があった時に筆が進んでました。
それはそうと大筋を書いて途中を追記する形式は自分には合わなすぎて二度とやるかってなった(プロットはもう脳内に置いてるし……)
今回の逃走中(特に開運だるまの方で内容に感動して)でやる気が出てきたので一気に完成しました。

野尾
「やりつつ年1、エイプリルフールでふざけると……」

書いてる途中に過去ログ行ったらどうするんだよ!

野尾
「2年前はふざける余裕も無い感じだったけど」

2年前……あー2年前ね……

(数秒間の沈黙)






くたばれゴキブリg(ry
ーーーーー

BGM:Nature/yopay

【しばらくお待ちください】

(信濃川上流の綺麗な風景が流れる)

ーーーーー

……なんかごめんなさい

野尾
「お、おう……あ、そういえば、それで思い出したが……よくエタらなかったな、別にそれで噛みつく人も居なさそうなんだが」

なんと言うかこのストーリーのメッセージ性でエタると矛盾しちゃう気がする。前述した通り、プロットは脳内に置いてあるからその辺はね……

野尾
「なるほど……ならば見せてやるしかないか……」


???
「な、なんでしょう?」


野尾
「気になるなら話してやるぅ……俺へのスポット照明も完備されてやがるからな……ここでクソ作者が本気でエタった時用に俺の五年間準備してたカオスな企画を展開……」

警備員A
「だから野尾さん!!!!!!探してましたよ!!!」

野尾
「へ???」

警備員に見つかってしまっていた……

ーーーーー

ハンター40KH
「・・・・!」
ダッ!

少し遠くのハンターがそれを目撃!確保へと向かう!

ーーーーー



野尾
「ちょっと待ってくれよ!!!」
ダッ!

慌てて野尾は走り出す!

警備員A
「あ、ちょっと、野尾さ~ん!!!」

ーーーーー

ハンター40KH
「!!!!!」
タッタッタッ!

ーーーーー

野尾
「こっちに逃げれば……!」
タッタッタッ……

持ち味の快足で入り組む構造の場所に逃げ込む!























ハンター40KH
「!・・・?」
キョロキョロ……

距離を取っていたため、ハンターを上手く撒くことに成功した……

野尾
「はぁ……はぁ……心臓に悪いッ……」
タッタッ……

ロン毛対決は野尾に軍配が上がった。
















ハンター20HT
「・・・・・」

しかし、野尾さんが逃げる先に、もう1体……!


ーーーーー

野尾
「これで多分撒けてるハズなんだが……もうちょいと広いとこに行ってさっきの続きを……」
タッタッ……
























ハンター20HT
「・・・・!」
ダッ!!!

角でお見合いだ……!!!

野尾
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
タタッ!

急いで止まろうとするも、一度ついたスピードはなかなか止められず……!



ポンッ

2:10 | 野尾育美確保

残り2人


野尾
「くっそぉぉぉ!!!作者ぁぁぁ!!!謀ったなぁぁぁぁぁ!!!!!」

これは、純然たるTALK MISS……


ーーーーー

【2:00】
456,000円

牢獄DEと~く

NEKO
「確保情報!!!のおさん……でいいんだっけ、確保~!!!」

「「「あ~……」」」

ーーーーー

アイシャ
「『残る逃走者は2人』……見事に帝国人だけが残ったねぇ……」

ーーーーー

ジュダ
「早速警備員か……このエリアで通報は厳しいな。」

BGM:CHAOS CONTROL/Muzronic Trailer Music(Hyun/Mayrain/Kcal)


残る逃走者は2人……この暗黒の難関エリアでハンター3体から逃げ切り、逃走成功する者は現れるか!?

ハンター20HT
「・・・・・」

ハンター40KH
「・・・・・」

ハンター51IN
「・・・・・」


【1:50】
457,000円

残る逃走者はアイシャ・アージェント、ジュダの2人


>> NEXT 各々の選択

Re: 逃走中-習作、深夜、エリア01、40分間- ( No.31 )
日時: 2026/01/25 23:07
名前: 謎の慣性Ga.c=evo. ◆/3YY/mapGo (ID: g8fOXsqd)

【1:50】
457,000円

エリア左手の入り組む地形に居るアイシャ……

アイシャ
「さあて、ここからどうしようかね?……ビーンズで決めようか。」

アイシャは懐からビーンズを取り出すと、垂直に宙に飛ばす。頂点に達し、落下してきたビーンズはまるで吸い込まれるかのようにアイシャの口に入った。

アイシャ
「ふむふむ、この味は……」


タッタッ……

アイシャは急にガレージストアへと歩き始めた。

アイシャ
「この味……"陽動こそ最大の攪乱"という暗示だね……」



ハンター40KH
「・・・・・」

近くにハンターが居た。元の居場所に居たなら今頃アイシャは見つかっていた……

アイシャ
「ハンター……やれやれだね……」

トレーラーに身を隠しつつ外のハンターを見守る。

ーーーーー

ジュダ
「…………」

一方、ジュダは観覧車ビルに潜伏、一歩も動く気が無さそうだ……

ジュダ
「無策に動くのは命取りということはこのゲームを研究して分かっている……そして、このスタイルが俺に合っているとも言える。」



残った2人で完全に逃走スタイルが分かれた……!








ジュダに迫る、

ハンター51IN
「・・・・・」

黒い影……




ジュダ
「む……ハンター……」



ゲーム終了まで残り1分30秒!凌げるか!























ハンター51IN
「・・・・・」




ハンターはジュダに気づいていないようだ……


ジュダ
「……あのハンターに見つかったらこの残り時間でも逃げきれないはずだったな。あのハンターは加速力ではトップクラスだ……」


ーーーーー

牢獄DEと~く

キィーッ……

キノピオ
「野尾さんが帰ってきました~!」

「「「お疲れ様[です]~!!!」」」

野尾
「はぁ~……もうちょいだったのに……前の逃走が不甲斐なかったから活躍できただけマシだったんだけどなぁ~!」

Oh!くん
「Oh……」

マリオ
「ここは残る2人に希望を託そうぜ!」

NEKO
「そうだね!」

「「「うおー!!!」」」

野尾
「そして俺監修のカオス(ry」

ーーーーー

BGM:Method of Mayhem/C.O.N. SEQUENCER

【1:00】
468,000円

ゲーム終了まで1分を切った!

強烈なミッションのあった40分間の逃走劇、8人居た逃走者も残るは2人!

ジュダ/アイシャ
この宿命の二人だ……!

逃げきれば48万円!捕まれば0……


NEXT >> 砂時計が落ちる頃。


Re: 逃走中-習作、深夜、エリア01、40分間- ( No.32 )
日時: 2026/02/03 23:42
名前: 謎の慣性Ga.c=evo. ◆/3YY/mapGo (ID: g8fOXsqd)

逃走中大百科の試し読みの部分で、ハンターの追跡に対する新たな発見と、ちょっと前から思ってたことの答え合わせが出来たのでそれを反映してます。具体的には追跡されている描写を細かくしてます。

ーーーーー

BGM:Method of Mayhem/C.O.N. SEQUENCER

【1:00】
468,000円

ゲーム終了まで1分を切った!

強烈なミッションのあった40分間の逃走劇、8人居た逃走者も残るは2人!

ジュダ/アイシャ
この二人だ……!

逃げきれば48万円!捕まれば0……


アイシャ
「あと1分……む……ハンターだねぇ……」
タッ!

ーーーーー

ハンター20HT
「・・・・・」

アイシャは遠くにハンターを目撃、すぐにその場を離れる!








警備員B
「……虫、違うわ逃走者です!」

警備員に、見つかった……

アイシャ
「これは……まずいねぇ……!!!」
タッ!

急いでその場を立ち去ろうとする!

警備員B
「あれっ、どうして逃げるんですか!?あのクソ虫見かけませんでしたか!?」
タッ!

追いかけてくる……!



ーーーーー

ハンター40KH
「・・・・!」
ダッ!

アイシャから見て左手のハンターに、見つかった……!

アイシャ
「くっ……来たねぇ……!」

そのまま直進し、入り組むゲームセンター周辺を目指す!

【0:30】
474,000円
ゲーム終了まで残り30秒














アイシャ
「おっとぉ!!!」
ズターンッ!

曲がった先の階段に引っ掛かり、こけた……

ハンター40KH
「・・・・・」
スタスタ……

アイシャ
「いや~……これには降参だねぇ……」

これにはアイシャも両手を上げてギブアップだ……

ポンッ。




0:23 | アイシャ・アージェント確保

残り1人



アイシャ
「自分でやった占いを自分で破ってしまったのが運のツキだったねぇ……」


ーーーーー

残るはジュダ、ただ1人!

ハンター51IN
「・・・・・」

ハンターがなかなかジュダの近くを離れない……


ジュダ
「……もうそろそろゲーム終了だな……」

ハンターはジュダの隠れ場所の横を通っていった……!

ジュダ
「残り時間が少しだけならば、ここは……」
スタッ!ダッ!

ジュダは立ち上がり、観覧車ビルの出口に向けて走り出した!
一か八かの賭け/駆けに出た……!!!


ーーーーー

牢獄

NEKO
「もうあと残り10秒だにゃ!!!」


「「「頑張れー!!!」」」

ーーーーー

「10!」


LOCK ON
-◎-
[JUDAH]


ハンター51IN
「・・・・!」
キョロ……ダッ!

周囲を確認していたハンターが、動いたジュダを目撃、確保に向かう!

「9!」

「8!」

「7!」

ジュダ
「はぁ……はぁ……」

ジュダは観覧車ビルを脱出、階段を駆け下りる!!!

「6!」

「5!」

「4!」

ハンター20HT
「・・・・!」
ダッ!

目の前からもう1体……!

「3!」

ジュダは急遽エリア右上方面へと向かう!

「2!」

ハンター51IN
「!!!!!」
タッタッタッ!

「1!」

ジュダ
「フン……」


























「0ッ!!!」

【0:00】
480,000円

BGM:Dies Irae/Libera

ハンター51IN
「!・・・□」

|ゲーム終了/逃走者追跡機能を停止します|

ヴーン……ガシャン。と、サングラスが赤く光り、こうべを垂れる。ハンター機能停止の合図だ。




ジュダ
「……終わったな……」

静かに逃走成功の喜びを噛み締めた……!

逃走成功!

ジュダ | 48万円獲得!



NEKO
「ジュダさん、逃走成功!!!」

「「「うお~!!!」」」

OH!くん
「OH!!!」

野尾
「おお~!!!」

マリオ
「これは本当におおだな……!」





BGM:Sanctus/Libera


牢獄DEと~く

透明なケースが開かれ、その中の48万円を手に取るジュダ。

牢獄から羨望の目線や声を受けている。

「うおー」「いいな~」

NEKO
「ところで賞金は何に使う予定?」

ジュダ
「……最初は友人の為に使おうと思っていたが、その友人から……『逃走成功時の賞金は自分の我儘に使っていいよ』と言われたな……結局のところ、思い当たる知人全員からそう言われた……」

キノピオ
「なるほど……優しい人なんですね……」

野尾
「義理堅いのは有名だからな……」

アイシャ
「ああ、私からも言っておいたよ。賞金は各々の持ち分だから、自由に使おうってね。」

ジュダ
「だから……この金で……



いい骨を買おうかと思っている。」

OH!くん
「OH!!!」

キノピオ
「たぶん、"めっちゃわかる"っていってる」

NEKO
(やっぱりワンちゃんじゃないあの人?)



マリオ
「というわけで……ジュダさん、逃走成功で48万円ゲットです~!!!」

ジュダ
「……フン……」

ジュダは賞金を見せびらかす。

「「「「おめでとう~!!!」」」」

パチパチパチパチ~

ジュダ
「ああ、ありがとう……!!!

ん?この焦げ臭い匂いは……」




ヒューーーンパァン!!!

夜空に緑色の花火が咲いた。


アイシャ
「綺麗だねぇ……」

野尾
「たーまや~!」

マリオ
「今回のゲーム、演出凄かったなぁ……」


逃走中は、ジュダの逃走成功によって幕を閉じた……


ーーーーー

異世界ストリート中心部、クロノス社

| PRIVATE GAME FINISHED |

| DATA SAVING NOW…… |

???
「ふぅ……出来ることはやりました。あとは……お願いします。

Ga.さん、Ge.さん……」



しかし、モンターニュとの決着はまだ着いていない……!!!

次回、ドラマパートもクライマックス編突入!




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