まめきち・つぶきち物語 作者/ウララ

第4章 ~アイダホさんとくるぶしさん~



 メリヤスさんが行ってしまって5分後・・・
今度は2人やってきた。
アイダホさんとくるぶしさんだ。この2人は
いつも仲良し。デパートに来るときもいっしょだ。

 たぬ「いらっしゃいませだも!」
アイ「オッス!!」
くる「ちわーっす!!」
アイダホさんは今海ブーム。いつもメッセージボトルを買いに来る。
くるぶしさんはというと散歩がブームらしく、
とくにここに来る意味はない。アイダホさんに付き合っているようだ。
アイ「よし!今日もメッセージボトルかうぞ!」
くる「またかよ・・・」
たぬ「あはは・・・だも」
アイダホさんがメッセージボトルを買うと、
くるぶしさんがこう言った。
くる「たまには2階も行くか。」
アイ「そだな。行こうか。」

 まめ「やば!2階来る!!」
つぶ「準備しなきゃ!!」
僕たちは急いでカメラをしまった。

 階段から声が聞こえる。

 アイ「海のようなもんないかなぁ・・」
くる「貝殻おいときゃいいんじゃない?」
アイ「いや、貝殻は家具じゃない。」
くる「そっか。」

 2人が2階に来た。
つぶ・まめ「いらっしゃいませー(ませー)」
くる「おぉ。・・・!アイダホーこれなんかいいんじゃない?」
くるぶしさんは僕たちの横においてあったCDプレーヤを指差した。
アイ「それのどこが海なんだよ?」
くる「これに波の音を流せばいいんだよ。」
アイ「あったまいいなぁ。よし、コレ買う。」

 チャリン♪(お金を出す音)

 まめ「毎度ありがとうございます。(ます)」
アイ「そんじゃ、帰るか。さっそく家にかざるぞ!」
くる「そだな。」

 2人が帰っていった。
次はだれがくるのかな?