ひぐらしのなく頃に 作者/志乃 ◆PhgS5i6Xbk

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どうも。小説初心者の「志乃」ですvv

 違う小説掲示板でかいていた「ひぐらし」の小説を
 引っ越してこっちにきました。
 理由は……まぁ、聞かないで下さい。(ぇ

 この小説を知っている方もいらっしゃると
 思いますが、最後まであたたか―――い目で(ぇ
 見守ってください。(土下座

 ちなみに志乃は、ひぐらしはアニメ・漫画しか知りません。
 それに、志乃はとてつもなく馬.鹿なので、
 ネタバレをする可能性大です。
 ネタバレが嫌な方は、すぐにプラウザバーック!(何
「おかしくね? ってか矛盾しまくりじゃね?」
 というところも、あたたか――い目d(黙れ

 では、まずは小説大移動から始めるので……。(ぇ
 志乃をしっている方も知らない方も、どうぞこの
 矛盾しまくりな「ひぐらし」の世界に堕ちていってくださいvv(怖いよ
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登場人物(オリジナルキャラ)



名前:神宮 紗那(じんぐう さな)
年齢:1×歳
性別:女
性格:学校でも村でもどこでも基本的に喋らない所為か、
   周りの人間には「無口」と
   インプットされている。
   実際「無口」なわけではなく、「口下手」なだけ。
   人とコミュニケーションをとるのが苦手。
  「本当の自分」を晒しだせるのは、
   双子の兄である刹那だけ。
詳細:園崎家、公由家、古手家の御三家に負けないくらいの家柄。園崎家には
劣るが、村での権力・支配力は公由家、古手家を抜かすほど。
   そのためか、村のお祭り「綿流し」のときには、実行委員として働くときも
しばしば。村の「裏」については知らないようだが、「オヤシロ様の祟り」
については何か知っているようだ。

名前:神宮 刹那(じんぐう せつな)
年齢:1×歳
性別:男
性格:コミュニケーションをとるのは苦手ではないが、積極的にするタイプでは
ない。基本的に五月蝿いものを嫌う。ぼーっとしていることが多い。
   それでも紗那ほどではなく、部活のときでも笑顔を見せることがある。
   自分の家が嫌い。物静かだがキレると変わる。
詳細:紗那の双子の兄。神宮家の次期当主(仮)。
   現当主(義理の父親)に嫌われており、当主になる可能性は低い(らしい)。
   紗那は「守らなくちゃいけない存在」だと思っている。
   沙都子に負い目を感じているそうだ(理由は不明)。
   沙都子の兄、北条 悟史とは仲がよく、親友だった。

「鈴鳴し編」では都合上、2人のオリキャラが出てきます。
「鈴鳴し編」が終わり、次の章に移るときは、
 また違ったキャラが出てくると思います。(思うかよ

 今回のオリジナルキャラは、
「神宮 紗那」「神宮 刹那」です。

 双子という設定は魅音&詩音とかぶってしまうんですが、
 女&男なのでまぁいっかなー?という感じで決定。(ぇ
「御三家には入っていないけれど、御三家に似た力を持つ」というような
 ややこしい設定を取り入れたかったので、入れました。

 ちなみに、オリキャラがいるので、
「祟り」の被害者も変わります。
 なので、全然違います。
(ホントは綿流しの日に殺.されるのはあの人とあの人ですが)

 ちょっと主人公(?)らしくない性格なのですが、
 これからもこの2人と「鈴鳴し編」を
 よろしくお願いします。(ぺこり


プロローグ



鈴鳴し編】―すずならしへん―

      私が何をしたのか教えてください。
       貴方に罪は無いのだから。

      私が何をしたのか答えてください。
       貴方は何も無いのだから。

      私が何をしたのか知っていますか?
       貴方がそれを見たのだから。

                          Frederica Bernkastel


 ―――昭和58年、夏。

「はぁ……ッ、はぁ、はぁ……ッ……!!」

 走っても走っても追いついてくる。
 逃げても逃げても追いかけてくる。
 振り返ることなど出来ない。

 そ の 後 ろ に い る も の が な に か 分 か ら な い か ら 。

「ッく……!! っは、」

 立ち止まることなど出来ない。
 後に戻ることなど出来ない。

 も う 後 戻 り は 出 来 な い 。

「……はは……。痛い死.に方、しないといけないのかなぁ……?」

 涙さえもでてこない。
 笑いしかでてこない。

 呆 れ て も う 、 何 も 出 て こ な い 。

「みんな、死.んじゃったのかな……」

 振り返っても生き返らない。
 涙を流しても生き返らない。

 甦 り は し な い 。

「……さぁ、」

 太鼓の音が聞こえる。
 村人たちの息が聞こえる。

 そ れ 以 外 、 静 寂 に は 入 っ て こ な い 。


「―――私を殺.しなさい」