複雑・ファジー小説

触れられない花。
日時: 2016/11/18 22:27
名前: @メンタル

Character

〈神シン〉
限られた者。
炎・水・大地・雷・闇・無・愛
の7つに分けられた能力を操る。

〈鬼キ〉
神の使い魔。人外。
大抵は、1つ。多くても2つの能力しか使えない。
しかし1鬼だけ7種類の能力を操ることができる。

〈鄙ヒ〉
人類の敵。人外。
神と能力は、変わらない。見分けは、ほぼつかない。
破壊と絶望。そして憎悪を愛する。狂気殺人をする。

〈契チギリ〉
神が鬼と契約するときの事。
契を交わした神は、外れないピアスや体に紋様が刻まれる。
鬼には、自身の決められている名が体に刻まれる。

〈破ハ〉
鬼との契約をなくすこと。
鬼の体に刻まれた名を傷つけると契約は、無くなる。

〈神聖学院付属強化学園〉
神の能力があるもののみが通う学園。
初等部4年中等部3年高等部3年神聖学院3年
があり定期的に行われる実技テストのランクが
ABCDEの中でDとEになると普通科の学校に落とされる。
全寮制。中等部からは、週に一度だけ学園の外に行くことが許されている。







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Re: 触れられない花。 ( No.127 )
日時: 2017/12/17 12:03
名前: @メンタル 

すみません少々メンタルは体調を崩してしまったので投稿を控えさせていただきます。
今週中には出しますので!
少々お待ちください
@メンタル

Re: 触れられない花。 ( No.128 )
日時: 2017/12/21 20:54
名前: @メンタル 

目を覚まして一番最初に見たものは真っ白な花。聞こえたのは聞覚えのある声。カーテンの隙間から差し込む光のまぶしさに手を持ち上げると軽い倦怠感を感じた。
「!よかった…。おはよう調子はどう?臨」
「…ん、少し怠いかな。」
蘭が安心したと言うように微笑みベットの隣にある椅子に座った。
「どのくらい寝てた?」
ずっと意識が無かったせいで曜日感覚が全くと言っていいほどない。今が何時なのかも分からない。
「1週間ぐらいかな、…あ、リリックがね格闘技を習い始めたの。確か、二番隊隊長の人と一緒のはず。気分良くなったら行って見る?行って良いか分からないけど。」
陸の事ではなくリリックの話を出したという事は陸はまだ目を覚ましてはいないのだろう。彼女の優しさが少し暖かい。
「そういえば術の方は順調?使えるようになった人はいる?」
そう質問すると意識を失っている間に分かった情報を詳しく教えてくれた。


短くてすみません!
熱でネタ吹っ飛びました(笑)

Re: 触れられない花。 ( No.129 )
日時: 2017/12/28 23:00
名前: @メンタル 

蘭から教えてもらったリリックの練習場所である戦術室の扉を開け、臨は中を覗いた。見えたのはリリックと同じ背丈ぐらいの青年が己の肉体の身を使い戦っていた。二人とも確実に相手の頭や首、腹などの急所を狙って殴り合い、蹴り合っていた。躊躇は微塵も感じられない様な鋭い青年の蹴りをリリックは左腕で受け止め空いている右手で青年の胸元を殴りにかかる。それ以上は見て居られ無いとでも言うように臨はきつく目を閉じた。案外、術攻撃より肉弾戦の方がグロッキーな気分に成りやすいのかもしれない。
「自分の鬼の成長ぶりはどうだ?」
突然背後から大人しそうな男の声が聞こえて思わず臨は振り返った。後ろに立っていたのは、左眼球の不思議な紋様が特徴的な男性だった。
「あ、びっくりしました」
臨は素直に感想を述べた。リリックの成長ぶりと後ろに立っていた男に対しての。
「俺は未築館淳だ。あいつは俺の鬼。レアン」
「は、はい…あ、太田陸の妹、太田臨です。リリックがお世話になっています。」
慌てた挨拶をしている間に練習の様なものが終わっていたらしく、静かに歩く音と慌ただしく走ってくる音が聞こえた。
「臨っ!目が覚めたの!?………よかったぁ」
緊張感の感じない表情は変わらずに、だがしかし少々大人びているようにも見えた。

教室を後にした臨はイヤホンから聞こえてきた蘭の連絡通りの場所に行くと、何人かを除いたメンバーが集まっていた。
目を覚ましたことへの安堵の言葉を呟いていた全員が落ち着くと宇塚が口を開いた。
「1対1の決闘をしてもらう」

投稿遅れまくってすみません!!
もう一個投稿します!

Re: 触れられない花。 ( No.130 )
日時: 2017/12/30 18:02
名前: @メンタル 

昔話:緒川扇里

今から50年前の戦いは戦争とは呼ばれない様な瞬殺だった。
鄙から来た軍は全員で2人。そう、あの双子だ。笹凪と時雨のぺアが戦った。その結果幽翠の腕は切り落とされた。
俺が言う、前回の戦争はそれの前の本物の戦争の事。馬鹿みたいに神鬼や一般人が死んだ。
俺はその戦争が起きる5年前に生まれてた。
その時の名前は≪笹凪扇里≫。
10歳上の姉が一人いた。笹凪千里。
俺が五歳の時の戦争で家が燃えた。キャンプファイヤーみたいにな。夜中の襲撃だったから俺は家で寝てて、姉さんは学院の寮に居た。
両親が燃えて、次俺の番かなぁって考えてたら、姉さんの声が遠くから聞こえた。『扇里!扇里!』って。愛されてるなって思ったよ。一瞬手が窓から見えたけど壁が崩れて見えなくなった。姉さんの声が聞こえなくなった途端に、真っ黒な着物着た男が目の前に居たんだ。その時だけは熱いじゃなくて異様なくらい寒かったのを今でも覚えてる。
で、その男に言われたんだ『怖くないのか?』ってな。俺は怖くないって答えたよ。自分でも何でか知らないけど全然怖くなかったし、端的に言えば何も考えてなかった。
そしたら男が『面白いガキだな』って言った後に俺の事を持ち上げたんだ。何されんのかなぁって考えて瞬きしてたら、家じゃない別の暗い部屋に居た。多分移動術で鄙であるそいつの部屋に持って行かれたんだと思う。
『気まぐれだ』って男の声が聞こえた後は何も思い出せない。いきなり記憶が途切れて養護施設の前で目が覚めた時に繋がってる。
そのあとに学園に入学したら、びっくりしたよ。だって、姉さんが居たんだ気丈に振舞って。

あと最近はもう一つ驚いたかな。陸の妹だっけ?その子の鬼を俺は見たことがある。正確には鬼の名前と妹の腕に描いてある女神を。着物の男の部屋に唯一ちゃんと光が射す、スポットライトみたいになってるところに小さな石像があった。おかげでプレートまでしっかり読めた。
リリック。俺はお前の秘密を知っているけどまだ言わないでおくよ。
きっとまだタイミングじゃないから。



次回は笹凪の昔話です。

Re: 触れられない花。 ( No.131 )
日時: 2018/01/07 00:58
名前: @メンタル 

明けました!おめでとうございました!(笑)
2018年になりましたね!戌年ですがメンタルは犬が苦手です(・ω・)
どうでもいいですけど猫年作りたいです。
小説初め?したいと思います!

本編

昔話:笹凪千里


何年前だったかな。多分アイツがいま二十歳って言ってたから16年前の春。
その年の入学式典にたまたま私も呼ばれていて、席に座ってぼんやり子供たちを見てた。「この子達も戦場で血を見なければいけないのか」って思いながら。
そうしてたら、入学生の名前を読んでいる時に死んだはずの弟と瓜二つの子が居た。名前は≪緒川扇里≫姓が違うから他人だろうけどひどく動揺した、動揺して同じくらい自分を責めた。
だって、扇里は私が、私が守らなければいけない唯一の家族なのだから。

私の家族は、私が神だと区別されてからおかしくなっていた。自分の娘は神なんだ、カミの様な存在だ。とか何とか言い調子に乗る、奢り高ぶる様な両親でそんな両親が大嫌いで仕方がなかった。
でも十歳の時に弟が生まれた。縁起がいい末広がりの扇に私の名前と揃えた里の字で扇里。五歳になって区別をされるときに扇里は能力が全く無いと、区別された。私は、「この子は戦場で血を見ずに済む子なんだ」って安心してたけれど両親は違ったみたいでその日から急に手のひらを返したように、ただ生かすためだけの最低限の世話だけをされていた。まるで必要ないとでも言うように。その時から両親が嫌い、ではなく鄙に殺されれば良い。と思っていた。その矢先に鄙の襲来が起きた。最初に狙われたのは私の育った小さな村。火術で焼かれていて、家も燃えていた。他人を救おうともしないで、ただ家の中で寝ている弟の名前を読んだ。喉が裂けるくらい。ほんの一瞬だけ目が合って、家が崩れ燃え上がった。守らなければいけないたった一人の家族を私は助ける事が出来なかった。

弟の名前を持った力の強く器用なアイツを私は弟子にすることにした。名前が同じだけで何の関係もない少年だけど、今度こそは守り切るために。
それが、それだけが私にできるあの子への償いだから。




次回は…たぶん時雨の過去だと思いたいです(笑)。

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