複雑・ファジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

さみしいかみさま【完結】
日時: 2018/08/31 10:46
名前: 小夜 鳴子 ◆1zvsspphqY (ID: hd6VT0IS)
参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=776.jpg

 
 
 空も湖もね、偽物なんだよ。
 誰も神様になんて、なれやしないんだ。






 


☆星野 瑞樹ホシノ ミズキ
…美少年。金髪碧眼だが、それを隠して生活している。

○相川 みおアイカワ ミオ
…瑞樹と昼食を食べるようになる。美しいものが好き。弟がいた。

。鈴村 廉造スズムラ レンゾウ
…フリーライター。ナルシスト。『青花会』についての事件を調べる。

◎橋木 研介ハシキ ケンスケ
…医者。拾った少年と共に暮らす。

★少年
…性別不詳。鈴村の前に現れた、『青花会』を知る人物。






 同名の歌がありますが、イメージソングはこちら。
【Green a.live/YUI】
 




2018.08.31

 
 
 

Re: さみしいかみさま【完結】 ( No.21 )
日時: 2018/09/06 08:42
名前: とりけらとぷす (ID: z0poZTP7)


また来てしまいましたとりけらとぷすです(´∀`)

作者のあとがきの後にコメントするのはいかほどかと思われますが、

まずは金賞おめでとうございます‼
好きなお話が素晴らしい賞を取っていて私自身もすごく嬉しいです(*⁰▿⁰*)!

そして、亜咲さんだったのですね気付きませんでした(^^;
もちろん覚えていますよ!(笑)
いえいえ、ご迷惑なんてとんでもないです。あの時は私も私事情で忙しかったので。どうぞお気になさらず…!
でも、鳴子さんの物語は素敵なので、いつかまた機会があれば描かせていただけたらなぁと思っています(願望でしかないですが)

元々女性らしい繊細な物語を書かれてるなぁというイメージがあったのですが、さらに文才に磨きがかかって…

鳴子さんの物語は変わらず綺麗な儚い感じだなぁと思いました。

最初の文章は最後の場面の神様のセリフだったのですね。最初の時点でこの最後の場面が決まっていたのだと思うと鳥肌が立ちました。

青花会はこうするしかなかったのでしょうか…
でもきっとこうするしかなかったのでしょうね。

でも、残酷な、悲しい場面を残すだけでなく、少しの希望を植え付けて物語は終わるので、その点は素敵だなぁと思いました。


確かに、美少女か美少年が出て来たら少々気味の悪い物語でもなんとか美しくなりますよねわかります(笑)

私はそんな物語が大好物です(笑)


さて、どうでも良い私の好みがわかったことで…


本当に、金賞おめでとうございます‼
次回作も楽しみにしています‼(´∀`)
















Re: さみしいかみさま【完結】 ( No.22 )
日時: 2018/09/06 17:36
名前: 小夜 鳴子 ◆1zvsspphqY (ID: leKEh2fV)

とりけらとぷす様




 2度目まして。コメントありがとうございます!
 私自身、金賞をいただいてとても驚いております……


 とりけらとぷすさんには、大変お世話になりました。素敵なイラストをいただいて、更新はやめてロックをかけてしまいましたが、今でもURLを貼っつけてあります。
 私も時々、とりけらとぷすさんのイラストを拝見しております。私の好みど真ん中のイラストなので、またいつか挿絵でもお頼みしたいな、と思うこともあります。笑 機会がありましたら、是非またお願いします。


 私的には、自分の感じたことを感じたままに書き出しているような、半分ストレス発散(笑)のような感じで書いているので、綺麗、や儚い、といった情緒は皆無だなー、なんていつも思っていました。そうですか。ありましたか……
 実はこの作品は、半年くらい前に1度このスレを作って更新して、続かなかったので消した、という過去があります。レス数と参照数が合わないのは、そのせいです。笑 その後は、ほとんど完結させてから、再びこの夏に更新を始めました。なので、最後の台詞と最初の言葉は、ここに投稿する前から決まっていた、という訳です。
 瑞樹くんが生きているのか死んでいるのか、作者的にはどうでもよかったりします。読む人によって、解釈していただければ、と思います。
 美しいものが大好きなので、執筆しながら相川さんそこ代われ、と思ったことが何回もありました。笑



 次回作、一応書き進めてはいるのですが、その前に、ずっと更新していない小説の続きを書かなければ、と考えています。生活が忙しいので、これからどうなっていくかわかりませんが、楽しく過ごしていきたいと思います!
 
 

Re: さみしいかみさま【完結】 ( No.23 )
日時: 2018/09/29 18:39
名前: Garnet (ID: /005aVGb)


 こんにちは、がーねっとです。
 あらためて大会金賞おめでとうございます!
 例のごとく遅くなりましたが、さみしいかみさま、読了しました。
 ブログに載っていたときも少しずつ読んでいたので、完結したと知って嬉しかったです。


 登場人物たちがどうなってしまうのか、はらはらしながら読んでいました。そして良い意味で裏切られたというか……この人とあの人が、こんなふうに繋がっていたのか。あああみおちゃんが! と、びっくりびっくり。わたしは伏線回収とか種明かしとか、下手なので、尊敬します。
 起承転結がはっきりしていて、長すぎず、無駄がなくて読みやすい、素晴らしいお話だと思いました。尊敬します(二回目)。わたしも、怪しい系宗教を絡ませたお話を書いてみたくなっちゃいました。
 個人的に、ほしのさんが好きです。

 青い花畑の場面で、ふと、安房 直子さんの『きつねの窓』を思い出しました。青花会の花はあの作品のようにロマンチックなものじゃないけど、きれいだなあと、浮かんだ景色に見惚れてしまいます。
 キリスト教では、青は神聖な・美しい色とされている、というふうにどこかで聞いたことがあったので、それも連想しました。


 読書感想文などを書くのが苦手なタチなので、うまく感想を伝えられた自信がありません。でも、わたしはこの作品が好きですし、鳴子さんのことを応援してます。それだけでも伝わったら、嬉しいです。
 みおちゃん達のことは残念だけれど、瑞樹くんが、今度は一人の人間として、どこかで穏やかに暮らせていたらいいなと願っています。


*Garnet


 追伸
 実は、半年くらい"小夜"を"さや"だと思い込んでいました。恥ずかしい!
 

Re: さみしいかみさま【完結】 ( No.24 )
日時: 2018/09/29 20:15
名前: 小夜 鳴子 ◆1zvsspphqY (ID: 96/n9kdm)

 
Garnetさん



 いらっしゃいませ、こんばんは!本当に来てくれて嬉しいです。
 あのブログ読んでくれてたのね……誰も読んでないと思っていたので、ちょっと安心しました。


 ほんまですか。なんかけっこうわかりやすい展開だなーーーとか思いながら書いていたので、嬉しいです。あの人とあの人が……という登場人物びっくり繋がりは、とある方に憧れてですね……がねさん、伏線回収がとても上手いので尊敬してます。もうけっこう遠い記憶の彼方なのですが、青なんちゃらで感動した覚えがあります(違う名前やからぼかしました。笑)また読み直したいと思います!ちなみに私は青なんちゃらが1番好きです。
 長すぎない。無駄がない。それは私も読み返していてよく思います……曖昧にぼかしたり、繊細な心の変化を書くのが苦手なので、精進したいところです。がねさん、お話を進めるスピードとかが最適で尊敬してます(2回目)。みおちゃんはほぼ作者目線なんで。美少年大好きなのでな。実際私もあの場にいたらああなってますね。おー!がねさんの新作をお待ちしております。もし執筆し始めたら、コラボとかしたいです。あっ、でも、主人公イナイ……
 完結してからしばらく経って、ほしのって誰それ状態になってました。笑 ハーフ美少女設定なんやけどね。なんとなく、昔懐かしいエルフをイメージしたりしてました。
 残念ながらその作品を存じ上げませんでしたが、ググってみたところ、素敵なお話だなーと思いました。瑞樹くんの能力があんな感じのものだったら、結末が違ったかも、なんて。まあ、過ぎたことですね。笑
 むかーし聖書を読もうとして断念したことを思い出しました。こちらもググってみたところ、高貴な人のイメージだそうです。聖母マリアなど。今思い出したんですけど、この小説は美少年に「嗚呼、マリアさま」と言わせたくて始めたものだったなぁ、と。結局言ってないですが。笑
 
 なんか、色々あって傷心状態だったので、がねさんのコメントに励まされました。すごい小説書く人は感想も上手い、尊敬してます(3回目)。しっかりと伝わりました。ありがとう!!!!
 美少年は数奇な人生を歩む運命なのですよ……もし彼が生きていたとしたら、ひょっこり芸能人なんかになっているかもしれませんね(?)
 コメントありがとうございました!




 読むならさよ、かな、と思っておりました。笑 下の「鳴子」は文芸部で使ってたペンネームです。これもなるこ、とめいこ、で読み方分かれそう。笑 好きなように呼んでください

ブログは続けます ( No.25 )
日時: 2019/03/10 00:54
名前: 小夜 鳴子 ◆1zvsspphqY (ID: 4m8qOgn5)
参照: https://asayorunemuru.hatenablog.com/entry/2019/03/10/005227

 
 ずっとずっと、神さまになりたかったような気がしている。絵本の中の神さまはなんでもできて、みんなを救っていた。そんな美しい生き物になりたかったのだ。青い花は咲き乱れている。友だちだと思っていたあの子はもういない。僕のことをあんなめで見つめていたあの子。どうしてそんなめで僕を見るの。どうして。青い花は咲き乱れている。みんながみんな、僕を見つめている。遠いひとみ。キャラメル色のひとみ。僕のひとみは青い。君のひとみも青かったね。僕はなんとなく、君こそが本物の神さまだったんじゃないかと思うよ。青い花は咲き乱れている。あのお医者さん、君のことを思って毎日泣いているよ。ぽろぽろぽろぽろ。君はずっと神さまになりたいと思っていたようだけど、君はもう神さまだったよ。少なくとも、君は彼らを救った。僕なんかじゃとても救えなかった。ねぇ。君はあの世で元気に神さまをやっているかい。青い花は咲き乱れている。僕も一度くらい、君みたいに誰かの神さまになってみたかったな。もう、誰も僕のことなんて覚えていないんだろうなぁ。あ、でも、最後に出会ったあの子。おんなじ名前をしてた。彼女にだけは、僕という人間が生きていたことを覚えていてほしい。青い花は咲き乱れている。「さよなら」


Page:1 2 3 4 5



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。