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■些細な嘘から始まった ■【遂に完結!】
作者: 碧  (総ページ数: 77ページ)
関連タグ: 殺人 複雑  
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そして、雄一と寿樹と日子は、協力して邪魔者を排除して行った。
しかし、葵が雄一を殺そうとした時、雄一は二人の裏切りに気づいた。雄一も、二人にとっては邪魔者だったのだ。

回想は終わる。このボタンには、辛い過去があったのだ。
紫音は、最初に裏切られ、紫音を最愛の人だと揶揄していた雄一は、紫音を裏切り、そして残った二人に裏切られた。とても、複雑だった。 誰もがわかりにくくなるくらいに。
「もう、押してイイか?」
「そうね。 いいわ」
そして、寿樹がボタンに手をかけた。
ゆっくりと押されて凹んで行く赤いボタン。
そして、その時、寿樹と日子は、ある言葉をつぶやいた。

「This world that began from the trifling lie is finished.」

それは、英語だった。 意味は、<些細な嘘から始まったこの世界は、終わる>。
そう。 雄一が、あの時に首さえ縦に振らなければ、二人はこのボタンを破棄するつもりだった。押すつもりもなかったのだ。しかし、雄一は、縦に振ってしまった。
紫音に嘘をついてしまったのだ。
紫音を殺しながらも、一番愛したのは……寿樹と、日子だったのだ。
こんな、些細な嘘で世界は終わった。
そして、寿樹はのちにある言葉を英訳した。

「I would like to question you.
People .... What by which it comes can people kill easily?
To it, it is happily.
Those who know.
I think that I could kill.
Because I also killed as .
It kills.
Is there any other language of such cruel sound like this?
However, the human being who stops wavering to kill people just because there is this language is needed.
に which does not consider whether which is also heavy as for this thing of killing.
This language must exist in the world.
Suppose \\

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