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*100*
87話
いきなり、主様が倒れこんで頭を抱えた
「まさか!」
ガープ殿が言っていたことを思い出した
「あ、赤月?!」
空には、赤い赤い月が上っていた。不気味に
「不気味だよなぁ」
「まさか、こいつが呼び寄せてんじゃね」
「気持ちわる」
「大嫌い」
「死んじゃえよ」
「っ!!海軍!!!!!」
一瞬我を忘れ、海軍に掴みかかろうとしたとき、突風に飛ばされかけて
後ろを振り返る、そこには
「ううぅ・・・ひとりはやだよっ!」
小さいときみに泣いている主様の姿だった。金色のきれいな瞳を潤ませ
て・・・行かなきゃ!
「まさか、九つ目の能力?!・・・なっ!!レオ!まて!!いくらお前でも、今の主を
止められへん。多分近づくこともムリや。もし近づけても無傷で帰られ
へん。」
その時、いきなり吹雪になった。確かにこのままじゃ近づけない
『♪〜』
主様?!
「くそっ!おいお前ら!耳ふさげ!!歌聞いたらアカン!!死ぬぞ!!」
「なんで、歌聞いちゃダメなの?!」
「今、主様の能力が暴走してます。多分我を忘れてる。その状態で、人
には、任せられません。僕ら二人で何とかします」
『モウ・・いちど・だ・け・・・』
「早く!!」
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