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ワンピース<火拳の姉は、九尾って呼ばれてます>
作者: rionn  (総ページ数: 115ページ)
関連タグ: ワンピース エース ロー 
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*100*

87話

いきなり、主様が倒れこんで頭を抱えた

「まさか!」

ガープ殿が言っていたことを思い出した

「あ、赤月?!」

空には、赤い赤い月が上っていた。不気味に

「不気味だよなぁ」

「まさか、こいつが呼び寄せてんじゃね」

「気持ちわる」

「大嫌い」

「死んじゃえよ」

「っ!!海軍!!!!!」

一瞬我を忘れ、海軍に掴みかかろうとしたとき、突風に飛ばされかけて

後ろを振り返る、そこには

「ううぅ・・・ひとりはやだよっ!」

小さいときみに泣いている主様の姿だった。金色のきれいな瞳を潤ませ

て・・・行かなきゃ!

「まさか、九つ目の能力?!・・・なっ!!レオ!まて!!いくらお前でも、今の主を

止められへん。多分近づくこともムリや。もし近づけても無傷で帰られ

へん。」

その時、いきなり吹雪になった。確かにこのままじゃ近づけない



『♪〜』

主様?!

「くそっ!おいお前ら!耳ふさげ!!歌聞いたらアカン!!死ぬぞ!!」

「なんで、歌聞いちゃダメなの?!」

「今、主様の能力が暴走してます。多分我を忘れてる。その状態で、人

には、任せられません。僕ら二人で何とかします」

『モウ・・いちど・だ・け・・・』

「早く!!」

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