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*12*
x 話 <六兆年一夜物語>
日が暮れて、夜が明けて・・・
化け物はこんなに、楽しかったかとは、無いと言います
遊んで、遊んで・・・・・・そしてとうとう
捕まってしまいました
「化け物!!」
「お前も同罪だ!!」
化け物は、自分が傷つくことには慣れていました
でも
「村には手を出すなと言っただろう?!!」
その少年も、化け物と一緒に暴力を受けました
「に、逃げてっ!!」
化け物は、これ以上に無いという位に頭に血が上りました
そのとき化け物は、自分に銃口が向いてるのに気がつきませんでした
「危ない!!」
少年はかばって、打たれてしまいました
化け物はたとえ、当たったとしてすぐに、治るので
大丈夫だと、考えたのでしょう
しかしそんなことを知らない少年は
化け物を、かばいます
「ハァハァ・・・大丈夫?」
その、少年の姿を見て化け物は頭の血が、一気に冷めるのが分かりました
両目から水が出ているのが分かります
「泣かないで・・・ほら、笑って?」
「ご・・・・ごめんなさい。ごめんなさい」
「もう、サヨナラだけど、空さ・・・僕が言ったとうり・・・・広かっでしょ?」
そのとたん少年は息を引き取りました
化け物は、目をこすりながら、ふらふらと力なく立ち上がり
「絶対に・・・許さない!!」
化け物は、赤い赤い、左目と、青い青い右目をしてそういいました
そのとたん、村の家々から火の手が上がり
洪水が起こり、村は大混乱におちいりました
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