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作者： ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E （総ページ数： 96ページ）
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「え？あいつ？」
「そう、俺は外部からサポートを受けているんだ」
それを聞いて牢屋の一員達はざわめき出す...ざわめくといっても、現状はたったの二人なのだが
外部からのサポート...普通に考えて『イカサマ』を疑われても無理がない、それに気付いたexeが訂正するように答える
「サポートといっても、『弱くなる』為のサポートだ」
「何？弱くなるだと？」
「いるのか分からないこのシリーズの小説を見ている奴なら知ってるが、俺はティーの元ボディーガードであり、キャラクターを殺すために生まれたキャラクター、下手すれば本物(ソニック)以上の実力をもつ」
「そんな状態でバラエティに出てしまえば作品にならないだろう...そこで俺は新しいパートナーに力を抑えるプログラムを入れてもらったんだ」
「じゃあさっきのは？」
「あいつがよそ見してる間に一瞬だけ音速になった」
「ふーん...お前わざと弱くなってまで逃走中に出たかったのか」
「逃走中参加歴があるだけでも箔になるからな...じゃあ行きは普通に行くから」
「あ、ついでだこれを受け取っておけ...玄武のクーポン券だ、こいつを見せればタダでタイマーも動かず食べることが出来る」
「あいつの店か...感謝する」
exeはクーポン券を握りしめ、牢屋から走り去っていく...その光景を黒影は不思議そうな顔で眺める
「わざと弱くなる人も居るんだなぁ」
「お前もそうじゃないのか黒影」
「えー？」
「お前がオールランク5で済むわけない、exe以上のチートなんだからな」
「何言ってるんだよ、メイドウィンはランク調整なんて余裕で出来るに決まってるだろ？」
「...そうだな、お前はそういうやつだったよ」
ロストメイドウィンがため息を吐きプログラムのコピーをしていると...霊歌、灰龍、タウロス続々と逃走者が集まっていった
「おお来た来た、ここにハンターぶちこんでやりたいね」
「はい皆さんこのゲームのゲームマスターはこういう方です」
「ははは、アナンタ！そんなのここで言わなくなって分かるだろ？...あれ？なぁ、マックタウロスでよかったか？」
「はい」
「怪盗マスカレードとキャプテン・マンドレイクってまだ目立った活躍を見てないけど、マガイモノ繋がりで何か知らない？」
「彼等...？マスカレードはたくっちスノー様と一緒に居るところを確認しております、マンドレイクは行方不明です」
「大方ルールも忘れ独自能力でハンターに襲い掛かってるかと」
「ユキさん、なんでそんな人を採用したの...」
「拷問部屋の準備をしておくか、ガチな方の」