完結小説図書館
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 96ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 メイドウィン逃走中 逃走中 ラーメン 独自能力有 多重クロス
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
*44*
桜井彩月によって行われたTプログラムのラグによる延長...逃走時間の異様な伸びには彩都以外の逃走者でも気付かないわけがなかった
「ファッ!?」
「え、これ減ってるどころか延びて...ていうかミッション開始前より増えてないかな!?」
「やめろォ!」
「これが人間のやることかよぉぉぉぉぉぉ!!」※ゲームマスターは亡霊です
「え?これラーメンを食べる時間増えたんじゃない?やったー!!」
等とあらゆる発言が至るところから飛び交う中、彩都は...
(80分から86分になった...これは賞金で言えば18万円ほど得をすることになる)
(何が目的で6分も延ばしたのか、桜井彩月の意図は掴めませんが...私的には非常に助かるので感謝しませんとね)
...
プログラムを一足先に手に入れた美奏良とexeは、時間に余裕が出来た為慎重に動いていた
「...よし、これだけの時間があれば間に合う!」
美奏良はふぅふぅと息を吐きながらショーケースへと向かっていく、しかし...6分のラグを得て成長した学習ハンターが、逃走者に牙を剥かんと迫る...
「...えっ、やだ何!?」
今までのハンターとは全く違う雰囲気、違う速さ...逃走者を見たハンターは瞬く間に駆け出す!!
「あっ、えっとえっと...そうだ!!こんな時の為のダウンボム!!」
【ダウンボム】
数秒間ハンターの動きが停止する
美奏良は慌ててボム系を用意し、ハンターに飛ばす...しかし学習型ハンターは、さながらアクション映画の俳優のような滑り込みで爆弾を回避し、技をかけるように美奏良を拘束する
その姿はもはやゲームに動かされる駒ではない...映画の世界に登場する本物の『SP』であった
85:42
美奏良 確保
残り17人
「これ本気出しすきだよ...」
美奏良が呟いたこの発言が感想として記録されながら、ハンターに連行されていく
...
「...美奏良が確保で残り17人、遂にメイドウィンも確保され始めたか」
「ん?」
【なお、美奏良は妨害プログラムを持っていたのでランダムに誰かに配ります】
「おいやめろ、6割以上の容量を配るな死ぬ死ぬ死ぬ」
【今回は桜井彩月が選ばれました】
再びメールが
【容量オーバーで独自能力発動、彩月が拷問部屋送りになりました】
「ほらこういうことになる...」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
『おまけ』二人のマガイモノのレシピ
【怪盗マスカレード】
仮面ライダールパン+マジックマン+キュウビ
【キャプテン・マンドレイク】
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン+マーシャル・D・ティーチ