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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 111ページ)
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*38*
いた、そこに居た。
あれだけ出遅れたのに。
松山の後ろにライスシャワーは居た。
青いオーラを放ちながら………
松山
「ちっ………おんどれららららら!!!!」
松山とライスシャワーは飛ばしていくが……
ヨウコ
「……なんで松山、人間に戻ったのにライスシャワーと並走してるの?」
大地
「あの人は何かと異常だから………」
AI
「おいおいおい………勢いはいいが全然前に進めないぞ」
ライスシャワーと松山達の前には、既に飛び出した選手達が壁になって通り道を遮っていた
とても通れそうにない………
松山
(邪魔くせーなぁ、いつもだったらライフル銃ぶっぱなしてるところなのに)
ライスシャワー
(このままじゃ………)
どうしようか? この先は直線だ。
松山
(直線なら追い抜けそうだな。よし!)
松山
「どけ!!ぶっ殺してやろうか!!」
松山の威圧感に選手達は怯えて後退りし、
松山は走っている選手達の間をすり抜けるように一気に駆け出した そして…………
松山
「よっしゃあ!!抜けた!!」
そのまま一気にゴールまで突っ切る!
ライスシャワー
「あっ………!!」
ライスシャワーもそれを追おうとするが、もう選手達はゴールに………
雪
「あっ……!!」
……そして、結果
ライスシャワーは6着という、あまりいいとは言えない結果に終わった
ライスシャワー
「…………」
雪
「こ、今回はね、本当に仕方ないんだよ!だって松山だもの!!規則外のモンスターがいたんだよ!」
松山
「俺に対して偏見酷くねーか?一応今はマガイモノじゃなくて人間だぞ」
ヨウコ
「ていうかなんでアンタも普通に選手してるのよ!」
松山
「時空最速の奴らに興味あるから、それと………」
ブルーメン
「気にする事はないライス、奴に対抗できるだけのお兄ちゃんトレーニングを行い、お兄ちゃんエナジーをバリバリ感じるようにすれば」
松山
「アンタ、たくっちスノーの兄貴なんだって?」
ブルーメン
「全生物共通のお兄ちゃんだ」
松山
「ふーん……」
松山
「ま、退屈しのぎにはなったし俺はそろそろ帰るわ」
大地
「え!?もうですか?」
松山
「ああ、俺はもっと他の所を潰してみたくなったし、じゃあな」
そう言って松山は去っていった
そして……ライスシャワーは今の結果に……
後悔していた。