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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 111ページ)
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*37*
雪とブルーメン、そしてライスシャワーが参加する大会「ブルーローズ杯」が始まろうとしていた
大地
「頑張ってライスー!!」
ヨウコ
「貴方ならやれるわよー!」
一方、ライスシャワーはというと
ライスシャワー
「あ……あ、ああ………」
かなり久しぶりの大レースということもあり、ガッチガチに緊張していた、というか震えていた
雪
「だ、大丈夫なのライス!?」
ライスシャワー
「うん………平気、ライスはちゃんとやれるから」
雪
「無理はしなくてもいいからね、精一杯頑張って!……兄さんも何か言って!」
ブルーメン
「ライス」
ライスシャワー
「お兄さま………」
ブルーメン
「怖がることは無い、俺のお兄ちゃんオーラで必ずお前を勝たせる」
ライスシャワー
「お兄さま……」
ブルーメン
「だから安心して走ってこい。お前の夢は必ず叶う。何せこのお兄ちゃんがいるんだからな」
ライスシャワー
「お兄さま…………ありがとう!」
こうしてライスシャワーは兄の激励を受け、出走ゲートへと入っていった
ブルーメン
「少しは見直したと思わないか?妹よ」
雪
「うん、まぁライスにとって1番の心の助けは貴方ですからね……調子は良くなりましたが」
雪
「問題はどこまでやれるか………1着とはいかずとも、なるべく上位に行って欲しい……」
ーーーーーーーーー
ライスシャワーや他メンバーが集まり、レースが始まろうとしていた……
だが……ヨウコ達は隣にとんでもない人物が待機していたことに気付く
ヨウコ
「ちょっと!?あそこにいるのって!」
AI
「ああっ、あいつは………松山!!」
レースが始まったその瞬間だった
松山
「ビャアアアアアア!!!」
ライスシャワー
「っ!?」
松山は力強く奇声を上げ、ちょうど隣にいたライスシャワーは驚いて足がすくみ……
ライスシャワー
「あっ………!!」
ヨウコ
「まずいわ!!」
雪
「出遅れだ!!」
スタートダッシュに失敗してしまったのだ!
松山
「よっしゃ、これで2着ぐらいなら確定だぜ!!見ろぉおおお!!」
そう叫んだ時、松山は自分の目を疑った
自分の前にいたはずのウマ娘達が消えているではないか
松山
「………あ?」
ブルーメン
「………怪物め、我が妹の『ブルーローズチェイサー』を無礼るなよ」