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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 111ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 ウマ娘 オールスター 多重クロス
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*42*
月詠
「しかしあの時貴方は……」
たくっちスノー
「リトルココンの差し勝負から……逃げたわけだな、けど今度は逃げない」
たくっちスノー
「必ずどんなウマ娘にも負けないルドルフさんにして、そして俺が勝ってやる」
と、休んでいると近くに理子が通りかかる
たくっちスノー
「あ、理事長代理!」
理子
「……たくっちスノーさん、今は休憩でもしているのですか?」
たくっちスノー
「ええ、そちらも?」
理子
「そんな所です」
月詠
「この人が……今の理事長代理でリトルココンのトレーナー……」
たくっちスノー
「昨日の差しは負けましたよ、何がなんでも対策してやりますから」
理子
「貴方もしっかりスケジュールに沿った生活をするようになったようですね」
たくっちスノー
「おかげさまで」
たくっちスノー
「…………でもまぁ、貴方みたいに堂々とした人にはなれないです、ルドルフさんになかなか追いつけなくて」
理子
「そんな事口にしてはなりません」
理子
「トレーナーたるもの、常にウマ娘と対等で無ければなりません」
理子
「トレーナーが彼女達を一流に仕上げるために心構えること、それは」
理子
「思い通りに酷使することなく、担当に見下されることなく………」
理子
「常に、同じ目線で管理することが必然です」
たくっちスノー
「………」
理子
「では、そろそろ時間なので失礼します」
たくっちスノー
「お疲れ様っす」
挨拶の後、理子はまたトレセン学園の中に入っていった
月詠
「………」
たくっちスノー
「どうした?」
月詠
「いえ、管理教育主義者と聞いていたのですごく厳しい人なのかと思ってましたが………」
たくっちスノー
「俺はそう思わないぜ?確かに厳しくはあるだろうし、トレーナーとして当たり前のことだって言うのかもしれない」
たくっちスノー
「でも……安心したよ、管理とは言うけど………アイツらとは違う、真っ当な人だ」
たくっちスノー
「だからリトルココンやビターグラッセも強いんだろうな………」
たくっちスノー
「後はライスシャワーも気になるが、兄貴は何してるの?」
月詠
「………」
たくっちスノー
「なんで黙っちゃうの!?」