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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 111ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 ウマ娘 オールスター 多重クロス
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*67*
そしてレース当日。
たくっちスノー
「ついにこの時が来たぜ!!」
いよいよエグゼ杯開催発表以来のたくっちスノーの初レースが始まる。
今回のことは今までの結果の確認になる為、関係者も続々と集まっていた
もちろん彼女も
シンボリルドルフ
「…………」
雪
「たくっちスノー、本当に走るんだね……」
灰作
「というかルドルフは出ないんだな」
シンボリルドルフ
「私も出るつもりでいたが、この大会はウマ娘は参加出来ないとあった」
藍極
「たまにあるやつだな!!」
………
そしていよいよレースが始まる
たくっちスノー
(俺は今日、絶対にマガイモノチェンジを使わない)
たくっちスノー
(これまでの数週間の努力と自分の足だけで………走りきってやる)
たくっちスノーはゆっくりとゲートに近づき……
今始まる!!ガコン!!!!(選手達が一斉に飛び出す音)
たくっちスノー
「おりゃあああああ!!!」
たくっちスノーはしっかりスタートダッシュを決め、マイル1200mを飛び出していく
何の小細工も無しに、次々と相手を追い抜かしていく………!!
雪
「す……凄い!!たくっちスノー……!!目に見えて動きがいいし、凄く速くなってる!!」
灰作
「これが本来のあいつってわけね」
藍極
「これがマガイモノの王の力なのか!!」
しかしまだ序盤、このレース最大の山場を迎えることになる……!!
このレース場は建築ミスでカーブ部分が狭く、最後の直線の前に高低差のあるコーナーがあるのだ。
これを上手く曲がらないと大きくロスしてしまうことになり、逆に上手く走れればトップスピードを維持したまま駆け抜けることができるかもしれない。
その難所に差し掛かる頃には最初の2人が先頭争いを始めている展開になっていた。
たくっちスノー
(今からあいつらを超えるのは難しいが………だが!!)
たくっちスノー
(このレース場の仕組みは何回も見てきたんだよ!!!)
最終コーナー、足の動きを整えスピードを落としきらずに直線に突っ込み………ゴールへと入った!!
雪
「やった!!勝った!!」
藍極
「おお!!3着だぞ!!」