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MMオールスター ~時空最速 エグゼ杯編~(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 111ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 ウマ娘 オールスター 多重クロス 
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※アロンが主役のお話はメイドウィンwikiにあります(大人向けの作品なので注意)

たくっちスノー
「まさか俺の兄の話を聞いてここに?」

理子
「いえ、時空で流行ってる店を探したらここに行き着いただけです」

アロン
「俺も自分が人間じゃないことや兄弟達を知ったのはつい最近だからな……ま、せっかく会えたんだ、好きに飲んで食うといい」

たくっちスノー
「いや流石にそりゃ悪いよ………」

シンボリルドルフ
「いいじゃないか、兄さんがそうやって言うなら好意に乗ってあげても」

たくっちスノー
「まぁルドルフさんが言うなら……メニューはやっぱミルクなの?変な名前してるけど」

アロン
「ミルクスープも対応してるぞ」

たくっちスノー
「じゃあ兄貴のオススメで」

アロン
「了解」

………

たくっちスノー
「で、本題聞きたいんですけどどうして俺を?」

理子
「先に言いますと、これは単純な興味であって仕事とは何ら関係ありませんので気軽に答えてください」

理子
「貴方は何故、私と同じ管理というやり方を選んだのですか?」

たくっちスノー
「………ああ、そういうことですか」

シンボリルドルフ
「ああ、それは私も気になっていたところだ」

たくっちスノー
「………もう、だいぶ昔のことになります」

たくっちスノー
「俺にとって、管理といえば『時空監理局』でした」

理子
「時空監理局?」

たくっちスノー
「かつて俺や雪が所属していた、時空で1番規模が大きかった組織です」

たくっちスノー
「俺は下っ端で、雪は局長代理をしていた」

たくっちスノー
「すげぇ組織だったんですよ?何十、何百という部署があって、その一つ一つが世界のあらゆる物を管理して……しかも皆それぞれ好きな事をやっているんだ」

たくっちスノー
「ま、俺はほぼ下っ端なので雑用しかしてなかったけど……」

たくっちスノー
「後始末とか、始末書とか、大事な書類書くのとか、それらはぜーんぶ雪の仕事だった」

たくっちスノー
「……………ま、今思えばどうかしてる所だったかもな」

理子
「ええ、聞いている限りでは管理どころかかなり歪な構成をしているようにしか思えません」


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