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MMオールスター ~時空最速 エグゼ杯編~(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 111ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 ウマ娘 オールスター 多重クロス 
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ブリザード
「そちらのたくっちスノーと会うのは、初めてか……ククク、変わらぬ面をしている」

たくっちスノー
「お前……まさか」


「……………!!!」

ブルーメン
「雪?」

ブリザード
「……なるほど、そこに居るのが例の、お前の兄弟か…………」


「ブリザード……!?何故ここにいるんだ!!というか死んだんじゃなかったのか!!?」

モンブラン博士
「………えーと、彼は?」


「……魔王ブリザード、かつてこの時空に存在した史上最強のネガイモノ、前に私と仲間が倒したはずなのに………!!」

ブリザード
「そう、俺はお前を倒すという願い、そして強くなりたいという願いから生まれた存在」

ブリザード
「この世界で、時空で、強さを願う度俺は蘇るということだ」

ブリザード
「そして俺は強くなり続け、誰にも到達出来ない存在になる」



「…なんのつもり!?邪魔をする気なら全力でやるよ!」

ブリザード
「人間になったお前に何が出来る?それに……俺は戦いに来ただけだ」

ブリザード
「速さこそが強さの全てを表す、そう言っていたな」

ブリザード
「俺は」


ブリザード
「そこの男の裏人格と組むことにした」

たくっちスノー
「なっ!?」

モンブラン博士
「えっ」

ブリザード
「次こそ、俺は勝者になり支配する………」

………

たくっちスノー
「………マジかよあのブリザードまでいやがるのか、雪から話は聞いていたが……やっぱり俺も出れば良かったかな」


「ライスちゃん大丈夫かな………別の意味で不安になってきちゃった………」

藍極
「何、気にするな!!誰が相手だろうと何かあれば俺が守る!!」

たくっちスノー
「こういう時アンタは頼りになるよ………」

たくっちスノー
(突然確認されたモンブラン博士氏のもう1つの人格も気になるが………)


(それが……あのブリザードと組んでいるなんて……)



「何を考えているんだ、ブリザード………!!」
…………

ブリザード
「貴様らがたくっちスノーの新たな狂言回しか」

シンボリルドルフ
「何が言いたい?」

ブリザード
「終わらない物語の世界、時空………存在するのは悪役の俺と主人公のたくっちスノーのみ、それ以外は皆……」

ブリザード
「ただの『引き立て役』だ」







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