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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 57ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 前日譚 バッドエンド クロスオーバー
*32*
【第7話】
「暗滅」
それから、七夜と生き残ったオールスターの面々は………あてもなく任天堂作品の世界をさまよった………
いつ元の世界に帰れるのか、分からないまま……
希望も目標もない毎日から、狂ってしまう者も現れるようになったが、置いていくことしか出来なかった………
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ジョンソン
「hahhahhahha!!!I came back to Japan!!!」
七夜
「そんな………遂にジョンソンさんまで………」
四柳
「無理もない………元々アイツは精神が強いやつじゃなかったからな……」
璃音
「………あの時までは数十人は居たのに、もう我々含め8人しかいなくなったであります」
四柳
「………ここまで来てるのに何の成果もないんだ、無理もない」
七夜
「…………食料を一部置いとこう、あと人混みの少ないところに………」
……………
「………俺たち、いつまでこんなことするんだろうな」
七夜
「荒金(あらがね)………確かに、手がかりとかは何もねぇけど、いずれ………」
荒金
「いずれじゃねーよ馬鹿野郎!!ゲームでもここまで当てずっぽうで進むか!?」
荒金
「ファミコン時代のドラクエだってもーちょっとヒントはあったぞ!!」
七夜
「それは知らねぇけど!けど、なんか…………」
荒金
「でもよ!!俺たちだって日本に帰りたいけど具体的にどーすればいいのよ!?」
荒金
「大体能力を与えた奴って何なんだ!変なもん与えやがって!何が悲しくて【くるくるくるりん】の任天堂戦士なんだ俺は!」
七夜
「………イライラ棒って任天堂で発売してたんだなぁ」
荒金
「良いよなスマブラは………こちとら原作がスマブラにも認知されてないドマイナーやぞ………」
七夜
「………………そうは言われても」
璃音
「でも確かに……デマばかりで確かな情報はないであります」
四柳
「まず、帰還者の話を聞かないからな………」
「あの………」
七夜達が休んでいると、1人の男が近付いてくる
七夜
「ん?」
「いえ、何やら珍しい話をなさってましたので、いいですか?」
七夜
「え、ああ…」