完結小説図書館
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*25*
彩月
「数とバージョンでごり押すつもりだったんだようけど、さすがに納期に間に合わなかったのかな」
彩月
「600種類のうちカラバリを除くとたったの100種類しかいない」
音牟
「残りの500全部色違いなの!?」
彩月
「そうだよ、伝説枠すらなんかのカラバリいるよ」
マリオ
「ダメだろそれは!!ルギアやホウオウにカラバリいちゃダメだろ!!」
たくっちスノー
「ダークルギア」
マリオ
「あれは専用のゲームあるからセーフ」
『ダークルギア』
「ポケモンXD」に登場した文字通り闇に堕ちたルギア
✝︎闇の旋風✝︎
彩月
「だから一つだけやったけどやっててめちゃくちゃ楽しくないんだ‥‥‥‥」
彩月
「プログラムの割合をカラモンに当てたせいか技なんて20個くらいしかなかったし」
たくっちスノー
「割り振りめちゃくちゃ過ぎるだろ」
彩月
「対戦動画でも〜と考えたけど絵面が面白くなくってやめたんだ」
マリオ
「絵面がって‥‥‥そんなにヤバいのか?例えば最強パーティを紹介するとか、ストーリーを進める上で役に立つカラモンを紹介するとか」
彩月
「あー、それも考えたんだけどね‥‥‥‥」
彩月
「研究していくうちに『ブライドー』っていうカラモンが全カラモンの完全上位互換でこいつ6体並べるだけで大体のやつに勝てるって分かってから萎えた」
たくっちスノー
「ブライドーってやつそんな強いの?ポケモンで例えるとどんな奴?」
彩月
「耐久力がハピナス並で、攻撃力がザシアン並、おまけにヌケニンの特性持ってるやつ」
たくっちスノー
「ぶっ壊れじゃねーか!!」
マリオ
「でもそれ、敵が使ってきたら厄介じゃねーか?」
彩月
「うん、クリア後に1回だけ出てきた時は詰んだかと思ったよ」
彩月
「その時にね‥‥‥‥ブライドー同士で戦わせた時に虚無というものを味わったんだ‥‥‥‥」
彩月
「無とは一体‥‥‥‥うごごご!!」
たくっちスノー
「あれ、もしかして俺騙された?これクソゲーじゃないか?」
マリオ
「今更気付いたか、俺たちは今彩月の買ったクソゲーに付き合わされてるんだ」
たくっちスノー
「俺もう帰っていい?」