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マリオと彩月の時空クソゲー日和(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 58ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 ゲーム実況シリーズ クソゲー 
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*55*

彩月
「で、なんだかんだでラスボスまで進めてね」

マリオ
「1週間以内に死ぬとかじゃない?」

彩月
「定期的に霊はぶちのめしてたから大丈夫」

マリオ
「俺がいない間にここを曰く付きの物件にするのやめてくれない?お姉さん泣くぞ」

彩月
「泣かしたら殺すから大丈夫」

マリオ
「多分もう死んでるけどな、で、ゲームとしてはどうだった?」

彩月
「やばいクソゲーよりは面白かったかな、意外とシナリオもしっかりしてたし」

彩月
「霊はたくっちスノーさんに頼んで魔封波してもらうし」

マリオ
「たくっちスノーをなんだと思ってやがる」

彩月
「便利キャラ」

マリオ
「元々悪役やぞ」


………………
マリオ
「しっかし、そんな作品がなんで『プレイすると死ぬゲーム』なんて曰く付きの作品になっちまったんだろうな?」

彩月
「だよね、霊からなんか話聞いておけばよかった」

マリオ
「普通は霊なんてボコれないからな?」

彩月
「そういう系の人に見せると時間かかるし…………」

彩月
「とりあえずメーカーから会社を特定しよう」カタカタカタカタ

マリオ
「とりあえずでやることが女の子でも小学生でもゲーマーでもないんだよ」


彩月
「あった…………流石にファイルファンタジアの会社ってオチではなかったか」カチカチ

マリオ
「もしそうだったらお前、ネット界隈で『ファイルファンタジアの人』って言われるところだったな」

彩月
「不名誉だからやめて」

マリオ
「で、どこの霊?ルイージの掃除機(アレ)いる?」

彩月
「えーとね………ああ、なるほど」


彩月
「霊自体はゲームと無関係らしい」

マリオ
「え?」

彩月
「無差別テロみたいな、無関係な霊がたまたまゲーム会社の人を呪い殺して生まれた代物で」

彩月
「会社員がゲームの中に魔封波したらしいんだ」

マリオ
「会社員すげぇな」

彩月
「リアルワールドで出来ないことって大抵の世界で出来るからね」

マリオ
「じゃあお前関係ない幽霊をひたすらいじめ抜いたってこと?」

彩月
「まぁ、多分その人達としては真っ当にゲームして欲しかっただろうしオーライオーライでしょ」

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