完結小説図書館
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 67ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 ざくアクZシリーズ ざくざくアクターズ ハカイモノ
*10*
ホワイトマリー
「‥‥‥‥‥‥」
メニャーニャ
「居ましたよ、白いマリーさん!」
ローズマリー
「よし、アイスで‥‥‥」
ホワイトマリー
「!」
メニャーニャ
「悪いですがこの国の為です、侵略者は消えてもらいますよ!」
ローズマリー
「お前たちヤミヤミ王国はデーリッチを超えて、何がしたいんだ!」
ホワイトマリー
「さあ?」
ローズマリー
「‥‥‥‥‥‥‥」
ローズマリー
「いや、さぁと言われても困るんだよこちらも」
ホワイトマリー
「だから?」
ローズマリー
「‥‥‥‥‥‥‥ダークデーリッチの奴、本当にこれを参謀にする気だったのか?」
メニャーニャ
「この城、余程掃除したかったんでしょうね‥‥‥無駄に広いし部屋多すぎるし」
ローズマリー
「‥‥‥‥じゃあ質問を変える!どうしてお前はここにいる?」
ホワイトマリー
「汚いから」
ローズマリー
「まぁそう言うとは思っていた」
ホワイトマリー
「汚いんだよ、この城」
ホワイトマリー
「城だけじゃない、どんなに綺麗にしても、磨いても、まだ足りない」
ホワイトマリー
「足を踏むだけで跡がついて、手を触れるだけでゴミが着いて、生きているだけで空気が汚れる」
ホワイトマリー
「生き物は、周囲を汚す」
ホワイトマリー
「目に見えるものは見てるだけで‥‥‥‥‥震えが止まらない」
ホワイトマリー
「空気汚れるからあまり喋りたくない」
メニャーニャ
「‥‥‥彼女は話が通じないわけではなく、異常な程の潔癖症のようですね」
ローズマリー
「全く‥‥‥何はともあれこいつは敵だ、私の手で‥‥」
ホワイトマリー
「汚い」ブシュッ
ホワイトマリーは指から水を吹き出す
ローズマリー
「ぐわーーっ!!?これ消毒液!?」
メニャーニャ
「どんな魔法ですか!!」
ローズマリー
「うっ!!今目に入った!!」
メニャーニャ
「ちょっと大丈夫ですか!?普通の水出しますからすぐ洗浄して下さい!」
ホワイトマリー
「えい」ブンッ!!
メニャーニャ
「雑巾投げてくんな!!私らまでゴミ扱いか!!」
ホワイトマリー
「だってそんな色してるし」
メニャーニャ
「汚くねーわ!!こいつしばいてやろうか!!」