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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 67ページ)
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*16*
ニセテル
「オレは魔銃を使いこなすガンマンになりきったつもりで研究をしてたらなぁー」
ニセテル
「魔法を無効化するこの武器を、魔法を吸収して色んな攻撃に起用出来ることを知ったんだよ」
ニセテル
「さっきのグレネードみたいに爆発も出来る、タイミングさえ合えばウン百キロも離れたところを狙撃も出来る、理論上は『魔法同士の合体』だって可能」
ニセテル
「召喚士より出来ることが多いのが魔銃士のいい所なんだぜ?」
デーリッチ
「‥‥‥‥さすがエステルちゃんの上司、凄く強い!」
デーリッチ
「でも!!デーリッチ達の国は誰にも渡さない!!来て、パンドラの門!!」
ニセテル
「召喚か!王様、頼むぞ!!」
ダークデーリッチ
「了解だ!来い!暗黒召喚!!」
デーリッチ
「ニワカマッスル!!」
ダークデーリッチ
「デンジャータウロス!!」
デーリッチの呼び出したニワカマッスルとダークデーリッチのデンジャータウロスがぶつかり合う!!
ニワカマッスル
「なるほど‥‥‥こいつが俺たちの住処を奪う不届き者ってやつか!」
デンジャータウロス
「ダークデーリッチ様の住処は私が守ります」
ニセテル
「オレは似せるプロだ」
ニセテル
「アンタらハグレ王国の『個性』を元に複製(コスプレ)し、ダークデーリッチにそれっぽいものを暗黒召喚で作らせるように教育したんだ」
ニセテル
「もちろんオリジナリティも込でな?」
デーリッチ
「な‥‥‥」
ニセテル
「もちろん、『ローズマリーとたくっちスノーが仕事で留守にしてる時』に喧嘩ふっかけたのもわざとだ」
ニセテル
「マガイモノキラーとメイカーまで現れちゃ、めちゃくちゃにされる可能性もあるからな」
ニセテル
「で、提案なんだが」
ニセテル
「実はオレの店あそこでも問題ないんだわ」
ダークデーリッチ
「はあ!?」
メニャーニャ
「何!?」
ダークデーリッチ
「じゃ、じゃあ!!ここに建てたいって言ったのは!!?」
ニセテル
「外交問題を出さなきゃ、王様なんて出てこないだろと思ってな」
ニセテル
「じゃーなハグレの王様、次はガチでやろうぜ」
そう言ってニセテルは魔銃を打ち込み、煙となって姿を消した
デーリッチ
「あの人、一体‥‥‥‥!?」
END