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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 67ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 ざくアクZシリーズ ざくざくアクターズ ハカイモノ
*28*
ダークデーリッチ
「なっ‥‥‥‥」
たくっちスノー
「覚えておけ、ラスボスは味方になっても強い」
たくっちスノー
「忘れちゃいねーか?俺はマガイモノの王国、ティーの涙のオリジナルでもあるが」
たくっちスノー
「古今東西あらゆるヒーローの設定が俺の中に眠ってるんだぞ?」
たくっちスノー
「ティーの涙持ちのお前を倒せるかは怪しいところだが………あの程度なら余裕だ」
たくっちスノー
「それに、マガイモノキラーとかいないんだろ?お前んところ」
ダークデーリッチ
「え………えと!私の城にあいつを倒せそうなやつは!?」
ニセテル
「うちの部下じゃ到底無理だな、シノブにも勝てんし」
ダークデーリッチ
「なら時空出身で誰かいないか!」
『…………オレがやろう……………!!』
たくっちスノー
「ん?」
その瞬間、たくっちスノーは牛の形をした型に閉じ込められる
たくっちスノー
【あっちちちちちち!!!いや熱っ!!なんだこれ!!しかも出られねぇ!!】
『ダイヤモンドの500倍硬いゼノメタル製のファラリスの雄牛だ………絶対に壊れない』
ダークデーリッチ
「…………お、おお、なんだあれ?」
外羅
「ふ………ファラリスの雄牛!?人を中に入れて焼いちまうアレ!?」
ニセテル
「なんで牛なの?」
外羅
「えーと、中に空気吸えるパイプみたいなのあって、吸う時の声が外だと牛の鳴き声みたいだからとか…………」
ニセテル
「へー、なかなか悪趣味な処刑器具じゃん」
『なんとでも言うがいい………オレはこの道具に全てをかけた、外道と言われようが………』
『時空断罪者としての道を外されようが………オレはあの男を殺すと決めたのだ………!!』
たくっちスノー
【あっち!!………時空断罪者!?今断罪者って言ったか!?】
『オレはかつて………【闘牛】と呼ばれていた………』
【闘牛】
『ファラリスのけたたましい鳴き声と、燃え盛る炎こそが我が悦び………』
ダークデーリッチ
「……………どういうことだ?」
たくっちスノー
【断罪者ってのは!時空犯罪者を裁くヤツら!そしてアンタ闘牛って言ったな!?】
たくっちスノー
【聞いたことがある!断罪者でありながら犯罪者に堕ちた男、闘牛!!】