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ざくアクZ3 暗黒王国の逆襲(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 67ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 ざくアクZシリーズ ざくざくアクターズ ハカイモノ 
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*33*


外羅
「なんであいつを超えたいの?」

外羅
「あいつを元に作られたクローン?腹違いの姉妹?」

ダークデーリッチ
「なんでもいいだろ!私はあいつよりも凄いってことを証明して………」

外羅
「いや………なろう系でもそういうのよくあるけどさぁ」

外羅
「ハグレ王国とやら影響あるんでしょ?潰したら面倒じゃない?」

ニセテル
「面倒だよ?」

ダークデーリッチ
「うっ‥‥‥」

ニセテル
「たくさんの人に愛されてるし、オレら協会とも多少なりの縁がある、メニャーニャ士官いるしな」

ニセテル
「准将とはいえオレはアイツらの件には何にも関わってないから発言権もないし」


ニセテル
「多分デーリッチ超えた翌日にデモで死ぬなんてのも有り得そうだな」

ダークデーリッチ
「ぐ、ぐぐ‥‥‥じゃあどうすればいい!?」

ダークデーリッチ
「私は分からない!!私は‥‥‥あいつを超えたくて」


外羅
「そもそも、アンタはなんでデーリッチとやらを超えたいの?」


外羅
「お前はデーリッチの‥‥‥なんなんです?」


ダークデーリッチ
「っ‥‥‥‥‥」

外羅
「‥‥ま、別にいいよそれでも」

ダークデーリッチ
「え?」

外羅
「なにもないなら何も無いで、むしゃくしゃしたからでいいと思うけど」


外羅
「今のあんたは力を持った、言わばなろう系主人公なんだろ?」

外羅
「デモだかクーデターだが知らないけど、それを力で黙らせればいいじゃん」

ダークデーリッチ
「えっ、でもそれってちょっと主人公的にはまずいんじゃ?」

外羅
「いいや」


外羅
「主人公っていうのは善とか悪じゃない」


外羅
「富、名声、力‥‥‥‥」

外羅
「それらを手に入れチート能力で阻む壁を壊す!」

外羅
「邪魔者は消して、自分好みの空間を作れるものこそ主人公なんだよ」

ダークデーリッチ
「‥‥‥‥‥っ!!」

外羅
「まぁ、そういう正義の建前を言えるのは強い奴の特権」

外羅
「ここに来た俺や弱者のような奴は汚い手段でもないと生きていけないよ」

【闘牛】
「‥‥‥‥あまり話したこと無かったが、お前は実力主義者か?」

外羅
「違うよ、俺は単になろう系みたいな自由な男になりたいだけ」

外羅
「そして、自由とは強さの力だ!」

ダークデーリッチ
「‥‥‥」

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