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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 67ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 ざくアクZシリーズ ざくざくアクターズ ハカイモノ
*49*
ニセテル
「それはそうと、なんかここにいるとヤバそうだから暫くそっちの国に居させてくんない?」
外羅
「‥‥‥‥‥また城かなんか作ればいいんじゃないの?」
ダークデーリッチ
「今はそんな気分になれん‥‥‥‥」
‥‥‥‥‥‥
ダークデーリッチ
「おい‥‥‥マガイモノの王」
ダークデーリッチはティーの涙を渡す
たくっちスノー
「いいのか?」
ダークデーリッチ
「私には扱いきれないものだったようだ‥‥‥‥だから、返すだけだ」
ダークデーリッチ
「この石はお前たちの仲間の悲鳴や悲しみから生まれたんだろう?怒りや憎しみで生まれたハカイモノのように」
ダークデーリッチ
「この成分から生まれた彼らの苦痛は想像だにできない‥‥‥‥あるべき場所に供養するんだ」
たくっちスノー
「‥‥‥フェイス准将の言う通り、優しいやつだねアンタは」
たくっちスノー
「アンタはきっと、ティーの涙がなくても強くなれるよ」
雪
「‥‥‥‥‥ね、これからどうしよう?」
デーリッチ
「どうしようと言われても‥‥‥‥」
たくっちスノー
「多分、あいつもマガイモノやネガイモノみたいに死への耐性があるはずだ」
たくっちスノー
「あんだけ攻撃したのに全然苦しんでそうになかったしよ」
ニセテル
「というか本体が虫とか気持ち悪いな」
ローズマリー
「寄生虫‥‥‥と言っていたが寄生している姿は見ていない」
ダークデーリッチ
「ウチの城を寄生して乗っ取ったぐらいか」
デーリッチ
「まぁ考えるまでもなく寄生されたらやばいよねって感じはするけど‥‥‥‥」
雪
「問題はそんなヤバいやつが【他の世界に向かってしまった】という最悪の状況だよ」
ニセテル
「今ん所ハカイモノの詳細を知ってるのはオレらの世界だけ、もし他所に出回ったら何も知らずに粉々って訳か」
雪
「ハカイモノのことを広めようにも全部の世界に行き届くにはかなりの時間を要する‥‥‥‥」
たくっちスノー
「‥‥‥‥‥‥っち」
たくっちスノー
(不本意だが‥‥‥‥【あいつ】の手を借りることになりそーだな‥‥‥‥あー、くそったれわ)