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MM鬼タイジ 〜逆襲のジルトー&スターアベネス〜(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 107ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 鬼タイジ 先にD-7推奨 
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*21*

テネ
「いや〜、真面目に刑務はやるもんだな、こうして『時空監獄初の高ランク模範囚人』として出所して、シャバでお前らに会えたんだから」

生ブスカジ
「逆に聞きますが今まで高いランクで出所してきた人いないんですか?」

たくっちスノー
「あそこマジで治安悪い奴らの溜まり場からな………俺も何回脱獄したことか…………」

ベル
「テネはあそこにいる間に力も取り戻して、ほんのちょっとだけ願いを叶えられるようになったんだよ」

たくっちスノー
「さて、もう何レスも使ってんだ、いい加減要件を言ってくれよ」

たくっちスノー
「俺やD-7はともかく、時空ヒーローや他のメイドウィンまで呼び出すなんて、まるで逃走中でもやるみたいな雰囲気じゃないか」

カーレッジ
「‥‥‥‥‥‥」

ジルトー
「‥‥‥まぁ、話は向こうで」


‥‥‥

ジルトーは一同を大きなテーブルのある部屋に連れていき、それぞれ座らせてハンバーガーの乗った皿を用意する

ジルトー
「こんなもので申し訳ないが、まずは味わいながら聞いとくれ」

ベル
「研究所名物の水と空気でハンバーガーを作る装置から作ったんだ、考案はベルさん」

テネ
「言っとくが毒とかは入れてねーし健康に害はねーぞ」

葉月
「時空間の販売機で売られてるやつよりは美味しいですね」


ジルトー
「‥‥‥‥さて、この中でワシとカーレッジの因縁を知らぬものも多いと聞く、改めて説明しよう」

ジルトー
「あれは今から何万年も前のことじゃった、ワシやカーレッジがまだ人間だった頃‥‥‥‥」

テネ
「カーレッジはともかく博士は人間じゃないのか?」

ジルトー
「何万年も生きてる人間がいてたまるか」

ジルトー
「‥‥‥‥たった1人の魔法使い、黒影剣が神を召喚し、その力で世界に【魔法】という文化を広めた」

ジルトー
「そして‥‥‥‥ワシのような科学者は魔法使い共に色んな嫌がらせをされ、迫害された」

カーレッジ
「それで、魔法嫌いなんて呼ばれるようなやつになった訳だ」

ジルトー
「お前のような奴とは違うわバカタレ、憎たらしくは思うが理解はしておる」

ジルトー
「‥‥‥‥魔法なんてものは何も悪くない、時代や、人間の醜さが悪いとな」

ジルトー
「‥‥‥‥あれから、何万年経って、今の時空とやらか」


ジルトー
「ようやく、ワシや彼女が長年望んでいた『魔法』と【科学】が共存している世界を見ることが出来た」


「‥‥‥‥‥‥」

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