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MM鬼タイジ 〜逆襲のジルトー&スターアベネス〜(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 107ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 鬼タイジ 先にD-7推奨 
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*100*


「君が大人になったのは1000万年も後になった‥‥‥遅い、遅すぎるよ」

カーレッジ
「‥‥‥‥‥‥」


「あのねカーレッジ、騙してた感じで悪いんだけど」


「私としてはいつでも君のところに転生することは出来た」

カーレッジ
「えっ」

たくっちスノー
「はあ!?」


「‥‥‥‥‥ただ、君が僕を必要としなくなったなら、1人でも大丈夫ならと判断したらだよ」


「プロジェクトなんて続けなければいくらでもチャンスはあったんだよ」

カーレッジ
「‥‥‥‥‥‥‥」


松山
「剣に関してはこれでいいか?」


「うん、私別にカーレッジが嫌いってわけじゃないから、失望はしたけどね」


「大人になったとは言っても、心をなくしたとやらで自分で決心したわけじゃないし本質は変わってない」


「ごめんねカーレッジ、僕は君の【好き】をずっと受け入れることは出来ない」


「結末のこない世界‥‥‥って【永遠に大人にならない世界】というものでもあるんだよ」


「自分の意思を世界丸ごと押し付けられても、僕の意思は変わらないよ」


「それどころか、それだけの為にとても想像だにできない数の存在を不幸にした、魔法を作ってしまった僕以上の数を」


「君も責任を取る時が来たんだ」

カーレッジ
「‥‥‥‥‥‥どうしてそんなことを言うんだ!?」


「どうして‥‥‥そんなの!1000万年も皆の人生を滅茶苦茶にしたのは僕と君のせいだからじゃないか!!」


「柊さんを見てなんとも思わないのか!?」

松山
「それに関しては、俺だってそうだよ」

カーレッジ
「お前が恨んでるのはメイドウィンだろう、俺は取り込んだだけの無関係で‥‥‥‥」



松山
「違うな、そもそもなんであいつが現れたのか‥‥‥お前と同等の力を持つメイドウィンが」

葉月
「‥‥‥‥ちょっと、あの人がなんなのかって‥‥‥‥‥‥」


「葉月さん、メイドウィンさんのことを色々と教えてくれてありがとう」


「彼は‥‥‥その、私が考える辺りだと、悪い人ではなかった、ただ‥‥‥」


「彼もまた、自分の器が能力と見合った者では無かったかもしれない」




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