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MM逃走中 〜黄金伝説と昆虫の島〜『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 90ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 魔石商編 
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*70*

58:42

メタルメイドウィン
【遺伝子がメチャクチャになってたよ、意思はない、例えるならブルドーザーが操作が利かず暴れてるみたいな】

かばん
「遺伝子がメチャクチャ?おかしいな、わたしはちゃんと無害な遺伝子を埋め込んだはずなのに」

たくっちスノー
「ホントかよ」

かばん
「ほんとほんと」

メタルメイドウィン
【うんうん、で、遺伝子操作に履歴が残ってたから解析してみたら………】


メタルメイドウィン
【島に落ちていた遺伝子ガンと信号が一致して

メタルメイドウィンが言い終える前に通信が切断される


たくっちスノー
「っ!?」

ベルゼルグ
「…………来たか」


茂みから銃を構えた男たちが姿を現す


たくっちスノー
「………あっ!!てめぇら!!」

たくっちスノー
「【ハニー・ゲノム社】!!」

Konakun
「ファッ!?」

ヤード
「銃が埋まっていたという!?」


ゲノム社員
「………ネルスキュラとスカルザウルスが倒されていた時点で嫌な予感はしたが、この島にはアドベント達以外にこんなに居たんだな」

ゲノム社員
「無人島なのに多すぎて正直引く」

ヤード
「何しに気やがった!!」

ゲノム社員
「おっと動かないで、ちゃんとしたビジネスの話だから…………ていうか社長がこんな所いるせいでわざわざ船まで飛ばしてきたんだからね!?」

かばん
「………またその話か、何度も言うようだけど、まだ品種改良動物はまだ数百ものの実験と検証が終わってないんだ、売りに出せる状態じゃないんだよ 」

ゲノム社員
「そこはほら、我々の力で」

かばん
「あのネルスキュラのようなものしか作れない奴らに任せろと?遺伝子操作術ならわたしのほうが上だ、関わらないで」

ゲノム社員
「見た目の割に強情な方だ……ならば力で分からせるしかない」

ゲノム社員
「やはり暴力!暴力は全てを解決する!」


ゲノム社員
「インセク島の昆虫は全て我々が手にする!」


ゲノム社員が銃を向ける前にベルゼルグが銃を切り裂きエムロードウイングを首に突き立てる


ベルゼルグ
「…………アトラル・カの卵をここに撒いたのはお前か」

ゲノム社員
「ぐっ、それを知っているということは、卵を死滅させていたのはお前か!」

ベルゼルグ
「…………取りこぼしがあったようだがな」


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