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MM逃走中 〜黄金伝説と昆虫の島〜『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 90ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 魔石商編 
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10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~

*30*

100:00

インセク島の上空、バリアフリー・ポーチ社の3機のヘリコプターが現れ、2機のヘリコプターが上空に向けてコンテナを落とす

コンテナは空中分解し自首用電話と確保者用の檻を放出させ、島に突き刺さって落ちていった

残りのヘリコプターからハンターがスカイダイビングで落ちていき、パラシュート部隊のようにハンターがゆっくりと空中から降りてくる

今、逃走中が始まった

100:00

ローズマリー
「‥‥‥何かが落ちてくる音がしたな」

‥‥‥

たくっちスノー
「いよいよ始まったか‥‥‥」

‥‥‥

英雄
「‥‥‥‥さて、どこから来るか‥‥‥」

‥‥‥

SP1
『レディ、我ラト似タヨウナ風貌ノ存在ヲ確認』

アリス
「‥‥‥‥始まったのね、ゲームが終わるまで緊急時以外は出てこないように、して」

SP4
『了解』

‥‥‥‥

99:43

インセク島の周りは蛍、てんとう虫、蝉‥‥‥数多くの種類、数多くの数の虫が飛び回り、中々圧巻の光景が止まらない
逃走者の目の前には昆虫図鑑を読んでいる暇がないほど見たことない昆虫が現れていく

仗助
「こいつぁいい眺めだ、ガキの時に昆虫採集の為に山に行った時を思い出す」

億泰
「カメラとか持ってくりゃよかったなァ〜」

仗助
「今更取りに帰る事も出来ねーだろ、楽しんで行こうぜ」

億泰
「オウ!」

‥‥‥‥

ローズマリー
「しかし、本当に虫だらけだな‥‥‥植物も見たことない物ばかりだし」

たくっちスノー
「独自の進化してんでしょうね」

ローズマリー
「ああ‥‥‥これが自然の神秘というやつだな」

たくっちスノー
「あー神秘神秘、それはそうと蒸し暑い」


ローズマリー
(だが、なんだろうこの胸騒ぎは‥‥‥マガイモノキラーとしての勘ってやつか?嫌な予感が起きる気がする)


ローズマリー
「!!!!?あっ、あれはーーーーーー!!!」


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晴香
「本や映像でしか見たことがない虫がこんなに‥‥‥」

ベルゼルグ
「‥‥‥‥‥」

晴香
「ベルゼルグ、何かありました?」

ベルゼルグ
「‥‥‥‥‥下」

晴香
「下?えっ、まさか私虫を踏んで‥‥‥」

晴香はとっさに足をどけると‥‥‥‥土に隠れているが、小さくて白いものが‥‥‥見える


晴香
「‥‥‥‥‥こ、これ、まさか‥‥‥‥‥‥」

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