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MM逃走中 〜黄金伝説と昆虫の島〜『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 90ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 魔石商編 
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おそ松
「はぁ!?賄賂とかないの!?」

たくっちスノー
「まず賄賂ってなんだよ!!」

時空列車は逃走者を乗せてインセク島を出た。
列車はゆっくりと時空間をゆく

ローズマリー
「お前、イカサマなんてやってるのか?」

たくっちスノー
「やってねぇよ!!いつ確信したんなこと!」

おそ松
「ほら、逃走中始まる前に今回もどうのこうの言ってたろ」

たくっちスノー
「……………あーー!!あれか!」

たくっちスノー
「心配すんな、賄賂でもイカサマでもなんでもねぇ」

仗助
「ほんとか?」

たくっちスノー
「ほんとほんと、俺は【後始末】を任されてるんだよ」

たくっちスノー
「いや、後始末って言い方は趣味悪いか」

アントマン
「まだ何かあるのか?俺、そろそろ休みたいんだが」

Konakun
「湿布貼って湿布」

ウィオ
「自分で貼ってくださいよそれくらい」

Konakun
「もー無理、瓦礫走り抜いたから足やられた」

たくっちスノー
「心配すんな、たーっぷり休ませてやるかよ!!」


ドーラ
「当列車は本日最後の目的地に到着しまーす、忘れ物ないようにー」

………

時空列車が最後に到着した場所は………


ピッフィー
「こ、これって…………」



「あ、えっと………お、きゃく、さま」


引き戸が開き、背が少女並みに小さいが大人な部分が目立つ女性が覗く

たくっちスノー
「ルミナ様!今日も来たぜ!!」

おそ松
「温泉旅館!!?」

かばん
「わたしが頼んで全員分部屋を予約しておいた、今日はここで今回の疲れを取ろう」

Konakun
「………えっ、マジで!?」

ウィオ
「こんな大きいところで!?」

ヤード
「1泊!?」

かばん
「部屋代と食事代はバリアフリー・ポーチ社が払う、存分にゆっくりしてほしい」


おそ松
「よっしゃー!!」

逃走者達は一斉に温泉旅館に入っていく……
ローズマリーが横からたくっちスノーに話しかける

ローズマリー
「何故わざわざここを?」

たくっちスノー
「…………へん!空いてる部屋がここしかなかっただけだ!」


たくっちスノー
「クロノス社がさぁ、企業は逃走中を使って宣伝を行って利益が出るし、視聴者が喜ぶ」

たくっちスノー
「だから逃走者をもっと敬ってもいいかもしれないって発表があってさ、逃走中が終わったあとに旅館で1泊させることに………」ブツブツ


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