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*104*
よぉーし、書くぞー、おー!!!
+++
「この指輪で・・・・、他の力が使える・・・。」
サーヤは考えた。
たとえば、自分が誰かと同じ力を使って、体力を消耗したら。
(決定的に悪魔を倒せる破魔の力が使えなくなっちゃう・・・!)
「レイヤくん。私は、やっぱり弓矢でけ使うよ。
一緒にやってくれる?」
サーヤはレイヤに言った。
「ああ。ちにみに」
レイヤが続けようとした瞬間。
「私ともできるが。」
魔梨が一言。
「え、魔梨ちゃんとも!」
サーヤは驚いた。
まさか、レイヤだけではなく、闇の力の魔梨とも合体技ができるなんて。
「ああ。普通の人間で、破魔の力をもった奴では、できないことだ。
闇とあわせるなんて。もちろん、日守は光の家計でもあるから、光と合体させることは破魔の聖女であればだれでもできることだけど・・・」
魔梨が説明してくれた。
「そうなんだ・・・。あ、じゃあ、それなら・・・!」
サーヤはレイヤの魔梨に耳打ちした。
「それなら・・・・!紗綾、いいアイディアだ。」
「やってみて損はないだろう」
二人とも同意してくれた。
「うん。じゃあ、いくよ」
3人は身構える。
チャンスは一度。
一度やれば、レイヤの体力も魔梨の体力もほとんど消耗してしまうだろう。
「一度で・・・倒そう!」
サーヤが言った。
徹平たちは、その様子をだまってみていた。
「さあやっち、なにか手があったのか?」
「おそらく、そうでしょう。今は、紗綾さんたちを信じましょう。」
志穂が力強く発言した。
「そうだな。紗綾ちゃんおアーティファクトも増えたんだし。」
「俺たちは援護に回ろう。ってことで、下級悪魔倒しだぜ」
翔がいい、全員が賛成した。
「よっしゃ!火よ、悪を討つ弾丸となれ!」
翔が攻撃を開始する。
続いて、
「火よ、鞭となりて敵を討て!」
「風よ、魔を切り裂く刃となれ!」
翼と志穂も攻撃した。
「草よ、我が身を守れ!」
「水よ、悪を貫く槍となれ!」
陸は守りを植物、攻撃を水のマテリアル、と、二つのマテリアルを駆使していた。
「陸くん、すごいです・・・!」
志穂も歓声をあげた。
「レイヤくん、魔梨ちゃん。いい?」
サーヤは二人に声をかけた。
「ああ。」
「いつでも。」
「いくよ・・・・!」
サーヤの作戦。
それは。
(私の力はレイヤくんとも魔梨ちゃんともあわせることができる・・・!なら、3人でも合わせられるはず!!)
そう、一度に3つの矢をあわせて攻撃することだった。
「光よ、悪を討つ鋭き矢となれ!」
「闇よ、光を切り裂く矢となれ!」
「魔梨ちゃん、レイヤくん!!」
二人の矢と同時に、サーヤの矢も放たれた。
そして。
飛んでいくうちに3つの矢はひとつの太い矢となって。
「ぐぁぁっ!!!!!」
見事大公の胸に突き刺さった。
「やった!!!」
「ぐあああああああああっ!!!!」
大公は、公爵たちと同じように、悲鳴を上げて霧散していった。
「や・・・った・・・・」
レイヤと魔梨はひざをついた。
「レイヤくん、魔梨ちゃん!」
サーヤもしゃがんで、二人のことを気遣う。
「サーヤ、大丈夫だ。君こそ・・・」
レイヤは逆に、サーヤの心配をしてくれていた。
「私は大丈夫だよ、レイヤくん。
魔梨ちゃんは、大丈夫?」
「ああ、私も大丈夫だ。・・・まさか、本当に成功するとはな・・・」
魔梨は笑みを浮かべていた。
すると、
「サーヤ!」
「紗綾ちゃん!」
「紗綾さん!」
皆が走ってきた。
「志穂ちゃん、徹平さん、翔さん、翼さん、雪乃さん、陸くん、ルナちゃん、タイくん!大丈夫?」
「わたし達は大丈夫!
サーヤちゃん、すごかったよ!!」
ルナはにっこりと笑った。
そう。倒したのだ。大公を。
「やったね!!!」
+++
はい、サーヤたちは無事、強敵である大公を倒すことができました。
あー、よかったよかった。
宿題やんないと・・・・←今、8時半・・・・w