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魔天使マテリアル×妖怪ナビ・ルナカキコ
作者: ルル  (総ページ数: 447ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル 妖界ナビ・ルナ 
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*121*

根性で書きます!
意味不明になるかもしれません、ご了承ください。
+++
ふわり・・・
一人の男・・・、悪魔が、人間界へ降り立った。
そしてぼそりと、何かをつぶやく。
「破魔の聖女・・・?そんなもの、私がつぶしてさしあげますよ・・・。
あの方の命令なのだから・・・」
一言言うと、その悪魔は一瞬で姿を消した。

;;;
「・・・!っい・・・」
サーヤが首筋を押さえ、顔を歪める。
今は会議中。
サーヤの破魔の力が目覚めつつある。
そおで、いつ悪魔が現れてもいいよう、作戦を考えていたのだ。
「サーヤ!」
一番早くレイヤが反応し、しゃがみこむサーヤに声をかけた。
「サーヤ、大丈夫?・・・まさか、作戦中にくるなんて・・・
いい度胸してるじゃない・・・・凍らせて殺すわ・・・・」
雪乃が恐ろしいことを言う。
火・・・改め、炎のマテリアルである翔と翼は、同時に、
(反対のちからっツーこともあるけど、あの人に凍らされたらひとたまりもねぇー!・・・・今度凍堂先輩(雪成先輩)になだめ方おしえてもらおーっと・・・・)
と。
が、今そんなことを考えている暇がないことを思い出す。
「紗綾ちゃん、悪魔の気配、どこにあるかわかる?」
翼が訊く。
その質問に、サーヤは痛そうにしながらも、答えた。
「・・・っ、たぶん・・・・、川・・・、羽衣川・・・の、ほう・・・」
サーヤが言い切ったところで、全員の表情が曇った。
「羽衣川・・・・か」
そう、あそこには、たくさんの嫌な思い出がある。
レイヤの体を乗っ取って、マテリアルたちを殺し、サーヤを己の目的のために利用しようとした、ユウヤとの闘い。
サーヤをだまし、最初にレイヤの体を奪い去り、最後にはユウヤに殺された、ディエリとの戦い。
そこでまた、死闘が繰広げられるのか。
サーヤがこれだけ痛そうにしているということは、相当の強さの悪魔が近づいていると考えていいだろう。
「・・・、行くぞ。」
レイヤが力強く言った。
その言葉に、サーヤも立ち上がる。
「うん・・・、行こう・・・!」
そしてマテリアルたちと、ルナ、タイ、ゆのりは、羽衣川へと走った。

「へぇ、もう気づいたの。早いねー、・・・さすが、破魔のマテリアル」
悪魔は怪しげに笑った。
サーヤたちは、肩で息をしながら、その悪魔をにらんだ。
「っ、この、羽衣川で、何をしようとしている・・・!?」
レイヤが悪魔に向かって質問をした。
「王子か・・・・。面倒だな・・・、あなたの強さ、そして名前は、魔界でも有名ですからね・・・」
「・・・今は関係ないだろう」
レイヤは冷たく言い放った。
「ふふ・・・王女の弱点は、破魔の力の”痛み”に耐えられないことですね・・・、あの方の言ったとおりだ」
余裕な態度で、その悪魔は話す。
その状況にしびれをきらしたのか、翔と翼が攻撃にでた。
「火よ、悪を討つ礫となれ!」
「火よ、悪を討つ鞭となれ!」
二人の攻撃は、目立つがために、悪魔には簡単に避けられてしまう。
翔たちが攻撃したことで、スイッチが入ったのか。
雪乃までが攻撃にでた。
「氷よ、悪を貫く剣となれ!」
これは雪成直伝の技。
サーヤはその技をみて、まだ雪成が自分達に心を開いていなかったときのことを思い出した。
(だめだめ、今は戦いに集中しなきゃ・・・!)
そう思いなおし、前を向く。
そして、レイヤと目と目で合図を取り、サーヤは弓矢を構えた。
「光よ、魔を討つ鋭き矢となれ!」
レイヤが言い終えるのと同時に、サーヤの矢も放たれる。
いつもどおり、矢はひとつになって、悪魔を突き刺す・・・、はずだった。
『!?』
サーヤとレイヤは驚いた。
なぜなら、悪魔がその矢を片手でつかんだから。
「こんな攻撃で、私が倒せると?
・・・、王子も、ここまで来れば私より弱いものですね」
悪魔は鼻で笑った。
「・・・・、サーヤ・・・・、僕は・・・、こいつの言っている、
”あの方”が誰だか、わかった・・・・・」
レイヤが怒りをこめた声で、そういった。
「・・・私も、なんとなくわかる気がするよ、レイヤくん・・・」
         そう、”あの方”だ・・・・・。
+++
わかる、皆。
”あの方”あえて”あの方”だけど、”あの方”の正体は
”あの方”自身が語ってくれるでしょu((あの方あの方うるさいな!!byルア
はーい たぶんこの後に続く。
(つまりすぐに更新する・・・かも)

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