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魔天使マテリアル×妖怪ナビ・ルナカキコ
作者: ルル  (総ページ数: 447ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル 妖界ナビ・ルナ 
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え、思いつきすぎのほうがいいよぉーー
だってユウヤの呪文思いつかない=話すすまねぇ=爆発
がんばろうと思います↓へ
+++
「闇よ、光を消し去れ!」
ユウヤが右手をジディムにかざし、攻撃を仕掛けた。
「っ!・・・さすが、ユウヤ様ですね・・・・」
ジディムは冷や汗をたらしながらも、必死にユウヤの連続攻撃をよけていく。
「夕夜、援護する」
魔梨が夕夜の横につく。
『闇よ、ひとつとなり、漆黒となれ!』
二人が叫ぶと、言葉通り、いつもより深い闇、漆黒が出現した。
『漆黒よ!光を切り裂き我に勝利を!』
すると、闇からできた漆黒は、まるでブラックホールのように大きさを増し、ジディムを吸い込もうとする。
「く・・・・!ここまで・・・・か・・・!?」
ジディムは歯噛みし、最後に、
「使えし悪魔たちよ、存分にやれ!」
そう、言い残すと、ユウヤと魔梨のよって作り出された闇に、あっけなく吸い込まれていった。
「すごい・・・、魔梨ちゃん、お兄ちゃん・・・」
サーヤが歓声を上げる。一方、レイヤは面白くなさそうな顔をしていた。
「サーヤ、弓矢」
レイヤが合図を出すと、サーヤは頷き、笛を弓矢へと変形させた。
「光よ、悪を討つ鋭き矢となれ!」
瞬間、サーヤの破魔の弓矢も放たれる。
途中で二つの矢は一つになり、威力を増した。
その矢は、ルナとタイが戦っている、レティに向かっていた。
「!?」
レティはハッとしたように、矢のほうを向くが、遅かった。
ザッ・・・・
矢はレティの胴を突き刺した。
「今だ、ルナ」
タイがルナに合図をだす。
ルナはペンダントを取り出すと、レティを妖界へと返し始めた。
「・・・・天柱、天任、天英・・・・」
唱え終わると、真っ白な光がさし、レティは悔しそうにしながら、その光へと吸い込まれていった。

「・・・・・・終わった・・・・・・?」
ルナが呟く。
タイは頷いた。
サーヤたちが駆け寄ってきた。
「ルナちゃん、タイくん!」
「サーヤちゃん!ありがとう!」
「今回は礼を言う・・・」
「えらそうな・・・・」
しばらくはそんな風にやり取りが続き、ウィンドミルへと戻った。
「ただいま、です・・・」
全員の疲れた様子を察した伊吹は、すぐに料理ができるように用意した。
すると、すぐに徹平の手があがり、
「伊吹さーん、なんか作ってくださーい」
何を作れば・・・という、伊吹の冷たい視線にひるむ事は無く、徹平はニコニコ笑っていた。
志穂はあきれたように見ていたが、フッと、やさしく笑う。 
(やっぱり、志穂ちゃんと徹平さんは、お似合いだよねー)
サーヤは心の中でそう思い、にっこりと笑う。
「サーヤ?何かあったの?」
ユウヤがサーヤの顔をのぞきこんで来る。
「ううん、なんでもないよ、お兄ちゃん」
サーヤは笑みを浮かべ、そう返事をした。
+++
いや、あっけなくやられたね、あいつら。
そろそろヤバイの送らないと話死ぬかもw

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