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*173*
アイディアの神、舞い降りてくれぇっ!
魔梨してんでほんの少しだけっ
+++
(っ・・・頭が・・・痛い・・・、私、は、何をしているんだ・・・?
紗綾たちに、攻撃してるんだ・・・・?おかしい、だろ・・・・私が、そんなこと・・・する、わ・・・け・・・・)
「!?」
痛い・・・今までのとは・・・比べ物になるはず、ない・・・ほどの、頭痛が・・・・・
意識が遠のくのがわかる。
このまま気を失って、サーヤ達を傷つけずにすむのなら・・・
魔梨は思い、ふっと、体の力を抜いた。
そのときだった。
《駄目よ・・・マテリアルを・・・破魔の聖女を殺さないと・・・魔梨、あなたは解放できないわ》
低く、滑らかな声が魔梨の脳裏に響く。
「うっ・・・あ・・・・お前・・・メイラ・・・・!」
魔梨は、操られそうになる自分の意識をどうにか支え、反抗する。
「メイラ・・・・お前は・・・紗綾たちを・・・殺す、ために・・・私を利用した・・・・」
搾り出すように。
その瞬間。
《無駄な口答えはいらないわ》
その声とともに、魔梨は意識を手放してしまった。
後には、瞳に何の気力もない、あやつられた魔梨の姿が見えていた。
+++
短くてすみません!
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