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魔天使マテリアル×妖怪ナビ・ルナカキコ
作者: ルル  (総ページ数: 447ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル 妖界ナビ・ルナ 
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*195*

うーん・・・・・・
雪乃&雪成さんの日常 
すたーとーーーーー!!
+++
「んんー・・・・」
朝、6:00ちょうど。
体をゆすられて、雪乃は目を覚ます。
「おい、雪乃」
ちょっとイラついた感じの・・・・ああ、お兄ちゃんか

「なんだよー・・・今日は休みじゃ・・・」
目をこすりながら、雪乃は顔をしかめ雪成を見た。
「・・・・・。ウィンドミル・・・行くんだろ、お前」
少し複雑そうな顔の雪成だったが、雪乃が異常な反応をしたため、苦笑する。
「・・・・ひどいな・・・・なら、お兄ちゃんも来ればいいのに」
「・・・俺は行かない」
「なんで?私圭吾先生に聞いたけど、圭吾先生だって、・・・・力が消えたあと、・・・綾香さんたちのアシストしたって・・・」
雪乃は雪成に説明したが、効果はなかったらしく、
「・・・時間、過ぎるぞ」
そう、一言だけ言って、雪乃の部屋を出て行った。
「お、おにいちゃ・・・」
あわててひきとめ、再び講義しようとしたが、時間が時間なので諦めた。

「・・・眠い」
ウィンドミルへの道を急ぎながら、雪乃は独り言を言った。
「・・・もうちょっと早く起こしてよね、おにいちゃん」
ブツブツと言いながら、ウィンドミルへ到着する。
中では、

「はぁ?お前馬鹿か、ココは・・・・」
「え、あれ!つかなんでオレコイツに!」
「徹平さんがあきれるほど勉強していないからです!」
「自業自得・・・」
「右に同じ」
「レ、レイヤくん、お兄ちゃん・・・」

よそうはできていた。
雪乃はウィンドミルのドアを開け、よそう以上の光景だったことに目を見張る。
「・・・・・・・」
全員、雪乃のほうを向いて、冷や汗をたらしていた。
「ゆ・・・・雪乃さん」
「雪乃・・・・」
「雪乃さん・・・・」
口々に雪乃の名前を呼びながら、びくびくと体を縮こまらせる。
「・・・・勉強ね・・・・主に徹平の」
雪乃が状況をスルーすると、徹平がほっと息をついて。
「そうなんスよ、いつも通りしほっちかと思って横向いたら、こいつでさ」
徹平が指を指したのは、魔梨。
そのとたん。
「ヒッ!!」
魔梨がものすごい勢いで、徹平を睨む。
「・・・・・・・」
無言のオーラを感じ、徹平は必死で謝った。

『て、徹平さん・・・・』
サーヤと志穂が、哀れむような視線を向けていた。


ピロロ・・・・♪


ケータイのメール着信音がなる。
雪乃のケータイだった。
「あ、ゴメン。おにいちゃん」
それだけいうと、雪乃は内容を読み始める。
「・・・はぁ?なんで私が・・・・げ」
文の最後に、脅迫文章が。
渋々、雪乃は雪成の元へ向かった。
+++
きょ、脅迫文章・・・・
ご想像にお任せします(汗)

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