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*266*
うん、私、日曜日以外はほぼ毎日くるよ〜(パソコン依存症っていう)
あと、まいs、タメ&呼び捨ていいかな??
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「〜〜ということで、今年の学芸会の劇を決めるぞー!」
耕平の、元気(うるさいとも言う)な声が、そう告げた。
「えー??」
クラス全員、ブーイング。
(劇かぁ・・・面白そうだな)
サーヤは心の中で、思った。
一方のレイヤは。
(・・・劇・・・・?・・・・・・)
早々に嫌な予感がしていた。
「あ、あたし、○○○○っていう劇が好きなんですけど、どうですか_?」
クラスの女子の一人が、張り切ってその物語の内容を語り始めた。
「・・・・と、言う話です!!」
話し終わると。
「いい話ー」
「もう決まりじゃない?」
「不覚にも泣きそうに・・・!」
男子も女子も、この話に感動したようだった。
「じゃ、この劇でいいか?」
耕平が全員に聞く。
「OKです!!」
「いいですよ!!」
みんなは即刻意見一致で、次いで配役を決めることになった。
「えー、配役は〜」
ちなみに、その配役はこうだ。
_____________
スィリー(女子一人)
トア (男子一人)
メアリ (女子一人)
フェル (男子一人)
ソルティア (女子二人 途中交代)
・
・
・
・(以下略)
・_____________
だ。
ちなみいん、スィリー、トアは双子、メアリ、フェルも双子という設定になっている。
そして、トア役は女子のなかで強制的に決まっていた。
レイヤだと。
「ほら、黎夜、皆に頼まれてるよー」
小声で、イタズラっぽく、サーヤは言った。
「う、うるさい・・・・それからやりたくない」
「もったいないよ、レイヤくんー」
周りの女子から説得され、結局レイヤがトア役。
「トアがレイヤなぁ・・・・」
耕平が、つぶやきながら黒板に記入。
「じゃ、スィリーは?」
男子の一人が、言った。
「そりゃあもう、気まってんじゃん!」
女子が言った。
そう。サーヤである。
「わ、私!?そんな、劇なんてやったこと無いし・・・!」
必死に拒否・否定するサーヤだったが。
強制的にスィリー役に。(つまり推薦)
「のこるはメアリとフェル役だけど・・・出来れば、双子がよかったね」
女子が残念そうに言った。
(ん・・・?双子?)
サーヤは、ある考えにたどり着く。
「あの、それって、双子ならこのクラス・・・学校の子じゃなくてもいいんですか?」
サーヤは、耕平に向かっていった。
「んー、いいじゃね?」
軽い答えが返ってくる。
「じゃあ、私、明日その二人連れてきますね!」
サーヤは元気よく、全員に向かって言った。
その二人は、もう決まっている。
ルナとタイだった。
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