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魔天使マテリアル×妖怪ナビ・ルナカキコ
作者: ルル  (総ページ数: 447ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル 妖界ナビ・ルナ 
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お久し振り〜♪
あのね、タメいいかな??(すでにタメになってるだろ byルア
うん、まぁそうなんだけど・・・・・ね。
でわ、はい、更新しますー
+++
「魔王が動き出した!?」
ここはウィンドミル。
この前の戦いの爪あとは、綺麗に消え去っていた。
そして、今日はオフなのだろう翔と翼が、サーヤの言葉に声を上げていた。
「はい。霧亜ちゃんが、教えてくれたんですけど・・・・」
『霧亜ちゃん?』
サーヤの言葉に、翔たち二人が同時に突っ込む。
「あ、霧亜ちゃんって言うのは、今日転校してきた子で、マテリアルじゃないけど、吸血鬼なんだそうです。」
「吸血鬼!」
「へぇ」
「元は魔界にいたそうなんですけど・・・、魔王たちが動き出したのを、私たちに伝えようと、来てくれたみたいです」
短く事情を説明し終えると、翔と翼は、ふーっと息をついた。
「マテリアルって・・・・いや、怪奇探偵団って、妖怪に吸血鬼まで入っちゃったんだね」
「全くだな。マテリアルが押されてるような気がするぜ。・・・キャラ的に」
「あは・・・・」
二人の言葉に、苦笑いを返していると。
ピリリリリ・・・・・
誰かのケータイの音がなる。
サーヤでも、翼でもない。
つまり。
「あ、俺だ・・・・げっ!」
翔が、ケータイを開くと同時に、イヤーな顔になった。
「?」
「誰だって、翔?」
「・・・・・・・」
翔は、翼の質問には答えず、渋々といった感じで電話にでた。すると。
[コラァアアッ!迎えに来てくれるって言っておいて、なんで置いてくのよ〜!]
電話の向こうから、物凄い声が聞こえ、翔は思わず首を縮める。
「わ、悪かったって!だって、忘れてたんだ・・・・じゃなくて」
[言い訳はいらないッ!
それより、今どこに居るの!?何かおごってもらうからね!?]
「う・・・ウィンドミルだよ・・・・伊吹さんとこ」
[うっそ!ホント!?やったぁ、じゃ、今からそっこーでそこに行くから、せいぜい財布の中身見ながらため息でもついててね!]
電話の主は、自分の言いたいことだけ言うと、即座に電話を切ってしまった。
「うぇ、来るってさ〜」
翔が、マキシマム嫌そうな顔をして言った。
「く、来るって、誰が来るんですか?」
電話の中身が全てまる聞こえだったので、サーヤの質問は最もだった。
「女の子っぽかったですけど・・・彼女ですか?」
「なっ!そんなわけないだろ!」
「ないない、翔に彼女は居ないよ」
「じゃあ、一体、誰なんですか?伊吹さんのことも知ってるみたいですけど・・・・・」
サーヤがさらに問い詰めていると。
カラン・・・・・
音がして、一人の制服姿の美少女が、店内に入ってきた。
カウンターの奥に居た伊吹が、「!」と息をのんでから、懐かしそうな表情をする。
「もしかして、あの人ですか?」
「そう・・・そう、悪夢がきた・・・・」
翔が、震えた声で言った。

入ってきた少女は、さっと店内を見回す。
そして、翔を見つけたのか、駆け寄ってきた。
「翔にい〜!」
突然、翔に飛びつく。
翔と翼を見間違えない女子というのは、なかなか居るものではない。
サーヤでも、時々間違えてしまうほどなのだ。
不思議な人だと、サーヤがその少女を見つめると。
「翔にい、翼にい、この子は?」
その少女が、サーヤのほうに視線をむけ、たずねてきた。
「あ、私は、日守紗綾って言います」
「日守?・・・・あ、もしかして、破魔のマテリアルの子?」
そのセリフに、サーヤは絶句した。
「え・・・・!?ま、マテリアルって、もしかして・・・・・」
サーヤがプチパニック状態になっていると、翔がふーっと息を吐き、言った。
「コイツは・・・・美羽。俺らの妹で、火のマテリアルだ。」



その言葉を理解するのに、たっぷり10秒は必要になったサーヤだった。
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ごちゃごちゃですみませーん!

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