完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

魔天使マテリアル×妖怪ナビ・ルナカキコ
作者: ルル  (総ページ数: 447ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル 妖界ナビ・ルナ 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~ 230~ 240~ 250~ 260~ 270~ 280~ 290~ 300~ 310~ 320~ 330~ 340~ 350~ 360~ 370~ 380~ 390~ 400~ 410~ 420~ 430~ 440~

*369*

詩織☆、インターネットか、本屋で予約するといいよ!
その本屋になくても取り寄せてくれるハズ!
***
サーヤ達は走り続けた。沢山の下級悪魔を倒しながら。
「草よ、悪しき者の動きを封じろ!」
サーヤの背後から襲おうとしていた下級悪魔の動きを陸が封じる。
「水よ、悪を貫く槍となれ!」
次いで水の力を発動させ、縛り付けた悪魔を消滅させる。
「陸くん、ありがとう!大丈夫?」
「大丈夫だ」   
このように、四十分ほど戦い続けている。
そろそろ上級がでてくる頃ではないか・・・。
サーヤ達が周りに気を配っていると。
ビュッ!
と鋭い音が、サーヤの顔の真横を通り抜けていった。
「!?っ」
サーヤは瞬間的に防御姿勢を取りながら、後ろを振り向いた。
そこに居たのは、悪魔ではなかった。
「妖怪!」
ルナが叫ぶ声がした。
ルナとタイが第三の目を開眼させ、手刀を作り、九字を切ろうとしたそのとき。
ザザ、バサバサ・・・
ルナ達のさらに後ろのほうから、奇妙な音がした。
マテリアル達がその方向に振り向くより早く。
真っ黒な物体・・・、そう、コウモリの群が、マテリアル達の頭上を横切って行った。
これができるのは一人しかいない。

霧亜だ。

368 < 369 > 370