完結小説図書館
<< 小説一覧に戻る
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~ 230~ 240~ 250~ 260~ 270~ 280~ 290~ 300~ 310~ 320~ 330~ 340~ 350~ 360~ 370~ 380~ 390~ 400~ 410~ 420~ 430~ 440~
*399*
そうなの?あれ、誰だったっけ・・・?
+++
「魔王・・・!」
マテリアルの誰かが、怒りを込めてその名を呟いた。
「みなさん・・・今から城に入ります。魔王の部屋は一番上階の奥。
見つかってしまわないように、気をつけてください」
いくらマテリアルと妖怪、吸血鬼が塊になって魔王にかかって行こうと、戦力が劣っているのは目に見えている。
ただし相手が反攻してきた。黙っているサーヤたちでは無い。
「・・・行くぞ」
いつもより一際険しいレイヤの声。
その声に、ルナたちはうなずいた。
____
「ほぅ・・・。ここまで来たか。なかなかのものだ。
だが・・・たかがマテリアルごときに、私が倒される訳が無い。勿論、妖怪にもな・・・」
魔王は、一人部屋で佇んでいた。 冷笑を浮かべながら。
____
「大丈夫です!来てください!」
サーヤができる限り小さ目の声でルナたちに呼びかける。
「ok!」
封印を解いたルナが、何度見ても驚く素早いジャンプでサーヤ、レイヤ、魔梨、ユウヤのところまでくる。
続いて、タイ、ゆのり、霧亜、志穂、陸、徹平、鳴神、美羽、雪乃、翔、翼の順で飛び出していく。
最後の戦いが今、幕を開ける。
PR