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更新のネタ来ない〜!でも頑張る!
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『天兵来たりて我を助け符神を作らせよ!万鬼伏蔵せよ!雷光焼殺符! 救々如律令!』
二人の声に反応し、ふわりと浮かび上がった灼く二十枚程の呪符。それらは魔王のほうを向くと、驚くべき早さで飛んでいく。
ルナたちの呪符系の攻撃をあまり見ていないサーヤたちは、呆然とそれを眺めていた。
「まだまだっ!」
ルナがニヤリと笑って言った。
『爆火炎上符! 救々如律令!』
雷を帯びた呪符に続き、さらに炎を帯びた呪符が飛ぶ。
ルナとタイは魔王が見せた一瞬の隙をついた。
「今だ!」
タイの鋭い声が響く。
その声に反応したルナは、実にぴったりと合ったタイミングでタイと魔王との間合いを一気に詰めた。
二人はそれぞれの手に有る霊剣を魔王に振りかざした。
次の瞬間、なにが起こったのか。それは一生理解なんて出来ないだろう。
なぜなら、あたりが真っ黒な闇に包まれたと思った瞬間、ルナたちはひどい怪我を負っていたからだ。
「っぅ・・・」
痛みのあまり声を漏らす。
対して魔王は、少し荒い呼吸を繰り返していた。
やはりダメージはあまり通っていないらしい。
でも今はこれで精一杯。
ルナとタイは、力尽きた
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