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魔天使マテリアル×妖怪ナビ・ルナカキコ
作者: ルル  (総ページ数: 447ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル 妖界ナビ・ルナ 
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*59*

ゆのりの文様が消えかけた後。
魔梨が先に帰ってしまったので、解散することになったマテリアル&ルナたち。

「ばいばーい」
「また明日、ウィンドミルに集合ですよね。
徹平さんを迎えにいってから来るので、少し遅くなります。」
「げ、しほっち〜、かんべんして〜」
「あは、徹平さん、がんばってください」
そんな感じでサーヤ達は別れた。

ルナ&タイ〜
「はぁ・・・・。ゆのりちゃんにあんな文様がついてたなんて、思わなかった。」
「ああ。・・・さっき・・・・・、魔梨と、サーヤろレイヤの会話を、
読唇術で読み取った・・・・」
タイがボソっと、話はじめた。
「え?」
「どうやら、ゆのりの手首に刻まれている、意封じの文様。
あれ、サーヤやレイヤの生まれたところ・・・・、魔界にしか存在しないらしいんだ。それが何故、ゆのりの手首に刻まれているか・・・
って話だった。」
間違いなくそうだ、とタイは頷く。
「え・・・・、意封じの文様って、魔界にしかなかったの?」
ルナは驚いたようにそう言った。
「ああ。だから、ゆのりには、まだ謎が隠されているかもしれないな。」
タイがそこまで話終えたとき。
「・・・ルナ、タイ?」
後ろから、自分達の名前を呼ぶ声が聞こえた。
振り返ると、ルナたちから少し離れた場所に、陸が立っていた。
「あ、り、陸くん!」
「・・・・・・・・」
ルナが返事をすると、陸は小走りで近くに寄ってきた。
「お前らも、こっちのほうなんだ・・・」
「え、陸くんもなの?」
「ああ。」
ルナたち2人は、そのまま途中まで陸と帰ることにした。
「ねぇ、陸くん。」
ルナは、今まで一番気になっていたことを質問してみるこのとにした。
「?」
「サーヤちゃんの生い立ちを知ったとき、どう思った?」
「あぁ・・・・、もちろん、驚いた。でも、そのときにはすでにマテリアルには目覚めていたから・・・、サーヤから離れたいとは、思わなかった」
陸は平然として質問に答えてくれた。
「・・・と、言うか・・・、むしろ、サーヤもこういう力の持ち主だったんだってわかって、ほっとしたほうが大きいかな・・・」
微笑を浮かべて、陸は言う。
「そっか。やっぱり、そういう力を持ってるっていうだけで、不安になるのかな」
ルナがつぶやくと、
「ルナ。前」
タイが真剣な声で言ってきた。
ルナと陸が、言われたとおり前を見てみると。
「え・・・・・・、」
「うそ、3・・・・3、3!」
「・・・・妖怪・・・・」
陸にとってははじめての妖怪が、ルナたちの目の前にいたのだ。
『封印解除  第三の目を開眼する』
ルナたちは即座に変化し、戦闘体勢にはいった。
陸は驚きながらも、力を使えるように身構える。
そして。
「悠久の玉は、竜堂ルナ、お前が持っているんだろう。
どうした。わたせ。早く渡せ!」
1匹の妖怪が、叫んできた。
「今は持っていないわ!貴方に渡したとしても、悠久の玉には私達・・・、伝説の子にしか触れられないもの!
ありかだって教えないわ!」
ルナが返答すると、
「うるさい、小娘の癖に!
早くありかを教えろ!!!」
妖怪3匹が、ルナ、タイ、陸のそれぞれに、一斉に襲い掛かってきた。
+++++
ふー。
うん、書いたね。
さてと。説得してくるね。
もし、ルアがオリジナル小説書くことになったら、そっちも応援してあげてね!
でわ〜

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