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*61*
かくよー
++++
「臨・兵・闘・者・皆・陣・裂・在・前!」
ルナは瞬時に九字を切った。
「ぐ・・・・うぁあっ!」
ルナと戦っていた一匹の妖怪は、ルナの九字によって苦しみ始めた。
「・・・、あなたを妖怪へ帰します!」
ルナは黙って、ペンダントを取り出した。
「みちびいて むこうがわの世界へ・・・」
ステップを踏む。
「天蓬、天内、天衝、天輔、天禽、天心、天柱、天任、天英・・・」
言い終えると、空にぽっかりと、白い光を発する空間ができていた。
「邪気をはらい清め、あなたを妖界へ返します」
すると、ルナと戦っていた妖怪は、穏やかな表情になり、
すっと、白い穴の中へ消えていった。
ルナが妖怪を返そうとしていたとき、陸は
「草よ、我が身を守れ!」
防戦一方になってきていた。
体力もなくなってきた。
「く・・・・・、ヤバイな・・・・・、
水よ・・・・うわっ!」
陸は攻撃され、とっさに頭をかばった。
「ふ・・・ふふ・・・、マテリアルだかなんだか知らないが、
お前ごときに倒されるわけないだろう」
陸と戦っていた妖怪は、妖怪を妖界に返し終えたルナの元へ向かった。
そのころのタイは
「清龍、白虎、朱雀、玄武、空陳、南斗、北斗、三台、玉女」
こちらも九字を切り、妖怪と戦っていた。
「ぐうう・・・う、うぁああ!!やめてくれっ!やめ・・・」
妖怪はそのまま言葉を発しなくなり、タイの力が強力すぎたのか、
砂になって消えていってしまった。
「・・・・・。あ」
ふとルナのほうを見ると、2匹目の妖怪を妖界に返している途中だった。
「・・・・・、天柱、天任、天英・・・」
サアァッ・・・・・・
妖界の道がふさがったのを見届けると、ルナはひざをついた。
「ふ・・・、さすがに、二回目はつらいかな・・・」
「ルナ!いけるか?陸が・・・」
タイが指差した先には、陸が倒れていた。
「り・・・、陸くんっ!!」
ルナは陸の元へ走った。
「陸くん、陸くん!しっかりして・・・!」
ルナが呼びかける。
「う・・・・、ル、ルナ・・・、タイ・・・?」
陸がうっすらと目を開けて、応答した。
「!よかった、陸くん!」
「ルナ・・・・・えっ」
陸は、驚いて目を見張っていた。
はじめは、ルナもタイも何のことだかわからなかったが、
すぐに自分達の姿のことだということに気がついた。
「あ、ああ、これね。このすがたは、私とタイくんの、本来の姿。
半妖だからね。妖界に戻ったら、銀の尾が生えるんだけど・・・」
「え・・・・、本当に?・・・へぇ・・・」
陸は怖がりもせずに、全ての話を聞いてくれた。
ルナは少し、陸と自分達の仲がよくなった、そう感じた。
++++
微妙。
うん。
アンケート←これ、めちゃめちゃ重要です!
あーち、yumi、アイディアを貸してくれー!m(_ _)m↓
まだ先の話になると思うけど、サーヤの新しいアーティファクトを考えてほしいです!!
ただし、他の小説のパクリはなしです!←
これは・・・・、一週間です、期間!
よろしくお願いしまーす!!><