完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~ 230~ 240~ 250~ 260~ 270~ 280~ 290~ 300~ 310~ 320~ 330~ 340~ 350~ 360~ 370~ 380~ 390~ 400~ 410~ 420~ 430~ 440~
*96*
きゃーあぁあああ!
あーちー!
無事かぁ〜〜〜!?おっしゃ、書かなきゃ
+++
「風よ、邪悪を払う旋風となれ!」
「地よ、悪を捕らえる魔手となれ!」
「光よ、魔を貫く鋭き矢となれ!」
「氷よ、悪を凍らす吹雪となれ!」
『炎よ!荒れ狂う獅子となれ!!』
全員で一度に攻撃する。
が、大公、公爵、侯爵は、その5つの攻撃をいとも簡単に避けてしまった。
「!?なっ・・・・、そんな・・・!!簡単によけて・・・!」
徹平、レイヤは驚く。
ルナとタイは、第三の目を開眼した。
『封印解除 第三の目を開眼する!』
「臨・兵・闘・者・皆・陣・裂・在・前!!」
ルナは瞬時に九字を切った。
でも、それも効かなかったらしく、3人の悪魔は余裕の笑みを浮かべていた。
「っ・・・・・、九字も効かないの!?」
ルナは絶句した。
サーヤはいたたまれない気持ちでいっぱいだった。
(・・・・、みんな、がんばってくれてるのに・・・・、
私は何もできないの・・・?)
その時、サーヤは思い出した。
破魔の笛から変形した、破魔の弓矢のことを。
「そういえば・・・、あれなら・・・!」
サーヤは破魔の笛を、ホイッスルほどの大きさから、フルートほどの大きさまで変形させた。
そして、一度しか見ていない、弓矢をイメージする。
弓矢のイメージをしながら、破魔の笛に力をこめた。
すると、破魔の笛は輝きだす。
「あ・・・!」
見れば、笛は小さな弓矢になっていた。
「できた!よし!」
サーヤは弓矢を大きく
して、矢を放とうとした。
その時、声がかかる。
「サーヤ、待て!」
レイヤだった。
「レイヤくん!」
「その弓矢は、僕の光の矢と合わせて撃つことで力が増す。」
「じゃ、じゃあ・・・!」
サーヤは事情を飲み込み、レイヤの元へ駆け寄る。
「光よ、悪を討つ鋭き矢となれ!」
「っ・・・・・・いける・・・!」
「サーヤ。いけるか?」
「うん!」
そして、二つの矢はいっせいに放たれた。
侯爵に向かって飛んでいくうちに、二つの矢は一つになった。
「いけっ・・・・!」
「いって・・・・!」
その矢は、大公の胸に突き刺さった。
「う・・・・っ、うわぁああああああああ!!!!!!!」
絶叫して、そのまま侯爵は霧散していった。
「い・・・、一撃・・・!」
翔と翼は驚きで声も上げられなくなっていた。
「紗綾さん・・・!すごいです・・・!」
「さあやっち、すげー!」
志穂と徹平にほめられて、サーヤは少し恥ずかしくなる。
「で、でも、まだ気は抜けないよ。
侯爵はたおしたけど、まだ公爵と大公は生きているんだもん。」
サーヤの一言に、全員いっせいに身構えた。
+++
やっとサーヤとレイヤの合体技できた〜〜!