完結小説図書館
<< 小説一覧に戻る
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
*52*
「おやおや。随分とお疲れのようで。ロロノア・ゾロ。」
「…?」
声がした方に耳を澄ます。すると、だてメガネをかけた男が見えた。
「テメェはっ…!」
サンジが言った。
「君らにはまだ名のっておりませんでしたか?俺の名前はオメガ・エクスターン。今は賞金稼ぎ扱いされている者。」
オメガと名乗る男は、メガネをくいっと上げながら言った。
「何故…私たちを捕まえたの?」
ナミが聞くと、オメガはにやりと笑った。
「…最初は君らを巻き込むつもりはなかった。だが…。どうしても巻き込まなくちゃいけなくなってな。キミ…特にロロノア・ゾロは、捕らえなきゃ、‘‘俺の計画‘‘が進まない。」
「「「‘‘俺の計画‘‘…?」」」
「安心しろ。俺が捕まえたのは君たちだけじゃない。…リューク。」
オメガはそういうと手招きをした。すると、この屋上の入り口のドアから、スーツを着た男が、ルフィたちを台車に乗せて運んできた。
「注文の品です。」
「…よくやった。」
「・・・・ルフィ!!!」
PR